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魔力。恐らく人類に最も浸透している力。魔とは、怪奇現象を指す。凡その原生生物はこの力を用いる。ソレは人類にも適用される。ことクトゥルフ神話において魔力とはMPである。詠唱や魔法陣によって───魔術にも至らぬ身で魔法陣とは笑わせるが───MPと正気度を捧げて効果を出す。魔術とは正気度を捧げずに効果を出す【人類が最初に編み出した侵略者に対する殲滅方法】である。古くは古代ウルクから存在しているこの力は数多く分岐しており、様々な学説が存在しているが、ここでは【二十二属性】についての説明とさせていただこう。四大属性とか元素理論とかもあるが・・・あれは弱小サークルが故に。
ではまず二十二属性の一覧・・・の前に。まずは【階位】の説明をしよう。【階位】とは属性のランクを示すモノだ。この階位が高いほど扱いは厳しいものになるが、扱えるのならば強大なメリットにもなるだろう。
基礎→派生→真理の三段階で表される。
基礎属性とはその名の通り、誰にでも扱える(ルールはあるが、そのルールさえ守れるなら、と言う条件はあるが。)属性である。基礎の名の通り基本的な事に長けている。まずはここを極めるべきであろう。まぁ?派生属性を先に手に入れる事で全体の感覚を掴みに行く感覚派の魔術師もたまにいるが。
派生属性とは基礎属性から派生された属性である。所謂応用とはまた違うものであり、それぞれ【派生に至った理由】が存在する。また、亜種の派生も存在しており、それらは大抵科学によって発見される。何故なら魔術は科学によって結果の再現が可能だからである。魔術とは、その結果の過程を独自の方向に持って行く為の技術なのだから。
真理属性とは所謂【答え】である。基礎属性の極点のその先の世界であり、全魔術師が目指している根源に到達する為の前座である。例えば【物を燃やす】属性の場合【燃えない筈の物を燃やす】事が出来るのもまた真理属性のみである。所謂【絶対的な不燃属性】に対しその絶対性を貫通出来るかどうか、を問われる。コレまで辿り着けた魔術師は数少なく、その全員が覆すことの出来ない新しい法則を編み出している。ソレらは魔法と呼ばれるまた別の世界だが・・・ここでは語れない。
それでは属性一覧をまずは教えようではないか。
基礎属性は
【火】・【水】・【風】・【土】・【白】・【黒】・【無】
である。
派生属性は
【炎】・【氷】・【雷】・【岩】・【聖】・【魔】・【空間】
である───空間属性を時属性と言う事もあるが、ここでは空間のみとさせてもらう。詳しくは後述。
真理属性は
である。
さて、ではどこが二十二なのか?という疑問が出てくるだろう。これは時派閥と空間派閥に分かれた結果の二十二なのである。では・・・そうだな、それぞれの属性の特性、またその取得方法について説明していこう。
しかしその前にそれぞれの属性に共通している条件についてだ。
・1個目の基礎属性に(ステータス的な)取得制限はない。取得しなければならない技能及び技能値はある。
・2個目以降の基礎属性にはPOWの下限が設定されている。その下限とは以下である。
二属性→19以上
三属性→37以上
四属性→55以上
五属性→73以上
六属性→91以上
七属性→109以上
・白属性及び黒属性にのみ以下のルールが存在している。
1.初めに取得する場合、取得属性から進化する属性を除き、無属性以外習得不可となる。この時の無属性は派生させる事が可能である
2.追加で取得する場合、炎属性・氷属性・岩属性・雷属性の内二つの属性技能値60を超えている必要がある
・派生属性はその属性の基礎属性の技能値を80取得しておく必要がある。
・基礎属性の初期値は1であるが、派生属性の初期値は〈基礎属性の技能値-POW×5〉となり、真理属性の初期値は〈派生属性の技能値-POW×5〉となる。
それでは各属性の説明をしていこう。
その名の通り火の属性である。蝋燭の火とか、マッチの火とかのそういう【燃える】だけの属性ではある。勿論極めていけば強い属性ではあるが・・・いや、そもそも基礎属性なんて派生や真理から見れば基礎に長けているだけで戦闘火力的には期待出来ない属性である。まぁ【燃え広がらない火】などを作る事も可能なので
取得条件:〈植物学〉及び〈サバイバル:火山〉70以上
水属性である。バイオライダーとかである。・・・アレはアレで違う扱いなのだが。とにかく水を操ることが出来る。この水、純度を変える事は出来ても内部組成を組み替えるにはまた別の属性が必要なのである。逆に言えば、ソレが可能となった瞬間にこの属性は化けるのだが・・・なにせ黒属性や魔属性の習得はとても厳しい。
取得条件:〈水泳〉及び〈サバイバル:海〉70以上
風属性である。風を操るだけである。天叢雲剣の下位互換である。STR25相当の風も作れるがコストが重くなる・・・空気に関与できる、という理由から空気内の元素配分を変える事も可能だが、そんなんやるくらいなら殴った方が速い。修羅世界の魔術師は魔術だけではないのだ。まぁ彼らが競う時は魔術一辺倒だが。魔術を扱う力と武力は違うのだ。
取得条件:〈天文学〉及び〈サバイバル:高山〉70以上
土属性である。錬金術とかはこの属性である。型月で言うと置換魔術とか宝石魔術とか投影魔術とか大体この属性である。なんなんだ・・・なお水銀使ってたあの魔術は水×土だからやっぱりあの人優秀なんだよね。属性としては防御方面に使われがち。土で殴るくらいなら自前の武器で殴る。そんな人たちだから。
取得条件:〈博物学〉及び〈サバイバル:砂漠〉70以上
白属性である。回復とか、バフとか。そんな方向の属性だが・・・所謂ホイミ程度であるバフも倍率低いし。浄化も出来ないし。色々と弱い。聖職者に選ばれる最低条件だったりするこの属性だが、ソレ故にどれだけ極めてるかで比べ合うから「お前らの方が人間臭いだろ」とよく言われる。言われてるぞ西欧聖教会さん。
取得条件:〈医学〉及び〈サバイバル:墓地〉70以上
黒属性である。デバフとか。そんな方向だが・・・白属性同様バイ率低いし。よくレジストされるし。POT低いし。弱い。なんなら派生属性の話になるが、魔属性が絶対視される職業は表向きな職業じゃないし。アウトロー専門なんだよ・・・何が有利なの・・・?まぁ水属性とか、風属性と相性いいからそっち方面で活かすだけである。
取得条件:〈薬学〉及び〈サバイバル:荒野〉70以上
無属性である。成り上がり系の小説だとちょくちょくハズレ属性扱いされるこの属性だが、修羅世界では最も使いやすい属性扱いされてるから二属性目に悩んだらコレを取る魔術師も多い。肉体的なバフがメインになるからより白属性によるバフが影になっていく・・・それほどに無属性は強い属性である。おぬぬめ。
取得条件:〈人類学〉及び〈サバイバル:森林〉70以上
火属性の派生。燃える。よく燃える。萌えはしない。暑苦しい。本当に暑苦しい。近付くな。燃やす他には加速とか。擬似的な《炎の外套》とかもできる。でも炎属性って皆暑苦しいから単純なんだよな・・・火力が増しただけってなんだよ。加速出来るのもお前みたいな扱いしやがって。速度×重さ=破壊力なのに・・・
取得条件:〈火属性〉及び〈拳〉又は〈キック〉又は〈組みつき〉80以上
水属性の派生。氷を扱う。ヒロアカで言うところの【氷叢】*1はこっちに近い。凍属性には辿り着けない。あっちはもっと恐ろしい属性だから・・・バフされる属性は特にはないが、DEXに対するデバフや発狂の治療が可能である。何気に強いよなこの属性。なおよく言われる炎>氷の相性関係だが修羅世界では「使い慣れてる方が勝つ」です。そりゃ同じ熟練度なら炎が勝ちますが、氷の方が熟練度高いなら【ある程度ならどんな高温にも溶けない氷】すら可能ですらからね。夏になったら一家に1人氷属性。
取得条件:〈水属性〉及び〈回避〉又は〈精神分析〉又は〈心理学〉80以上
風属性の派生。雷を扱う。派生された経緯も「雷落ちる時って基本風強くない?」だから目も当てられない。よく派生させたよね当時の魔術師。魔術的には相手を麻痺させたりこちらもまたDEXのバフになったり。アメコミだとなんか最強の扱いされてたりするイメージあるけどこっちだと最強ではない。何故なら氷からプラズマが発生するせいで「別に風属性要らなくね?」となってしまってるからである。ただの手札の一つ扱いは少しばかり可哀想だが・・・いや、アメリカは騒がしいから別にいいか。
取得条件:〈水属性〉又は〈風属性〉及び〈化学〉又は〈電気修理〉又は〈重機械操作〉80以上
土属性の派生。岩を扱う。どう使うのだろう?それは本人達にも謎である。装甲代わりになったりはするしその場に固定できるから風系統には強いけど。地面生やして空中にも行けるけど。それだけである。バフ内容はCONとかSIZとか。ゴーレム作ったりも出来る。玄人向けの属性。最近は別の使い道も模索されてるらしい。*2
取得条件:〈土属性〉及び〈地質学〉又は〈登攀〉又は〈考古学〉80以上
白属性の派生。こっちが本題。回復、デバフの解除、無属性とは別ベクトルのバフ、浄化など。白属性で満足してる人はいない。リジェネとかはこっちだし。【第七】の光武とか、神聖儀式とか、全部この属性である。この属性に辿り着いたらそりゃ強い。本当に強い。そもそも顔パスで使える事の重要性よ。聖属性も光属性も魔属性も闇属性もそれぞれ余りにも語れる事が多いが・・・聖属性には以下の二つが存在する。
・儀式を用いて
・顔パスによって自由に扱うもの
大体の聖属性使いは前者だが、一部の偉い人とか本当に凄い人、もしくはガチ目の直談判に成功した人などは顔パスが可能となっている。まぁ、【西欧聖教会】の教皇のみが顔パスで、その教皇が認めたから顔パスで使える、というのが大体である為、教皇が変わったらその教皇に認められてた人達は皆顔パスで使えなくなる。システムって不便だよね。だからこそシステム側に直々に認められると本当に優秀だと分かるんだよね。なお天の威光とは言ったが実際は天の威光なんてものは存在しない。その事を知ってる人も少ないが・・・?
取得条件:【職業:聖職者】かつ〈白属性〉及び〈医学〉又は〈人類学〉及び〈信用〉80以上
黒属性の派生。こっちが本題その2。死体をゾンビやスケルトンなどのアンデット化したりデバフ付与したり。なお【魔属性魔術】を略してオカン術とか呼んだら怒られる。彼らには魔属性のみで呼んであげましょう。デバフなら大体コレで済む。何故って?本来闇属性の範囲のはずの即死などもこっちで済ませてしまった程度にはだーれも真理に到達しない。到達しないなら範囲を広げるしかないじゃないか。まぁ皆最終的に発狂するんだけど。この手のSAN値チェック案件は呪文の方が詳しいんだよね。
取得条件:【職業:魔術使い】かつ〈黒属性〉及び〈オカルト〉又は〈数学〉80以上かつ〈クトゥルフ神話〉50以上
無属性の派生。今回は空間。空間と時で派閥が分かれた理由として「時空間属性なんだからどっちから経由してもいいじゃないか」である。ソレはそう。で解決してるがどっちがメジャーなのかで彼らは争っている。結局両方覚える羽目になるんだから彼らの議題は「どっちの属性がより真理に辿り着きやすいか」である。なお時空間属性を発見した人は《窓の創造》によって真理に辿り着いたからどっち、と言うわけではない。両方覚えてたしね。なに?窓は禁止?それはそう。というかシステムが禁止にしてきた。だから禁止ルールってアレあくまで【現代ではコレが禁止だよ】である。だってクトゥルフ神話って最近の話だし。ソレより古い時代だと当然禁止されてないものが殆どです。天叢雲剣も雨乃麻之弓も使える。空間属性の説明に戻るが、転移とかがメイン。それだけ。実につまらない。なお転移出来る対象は【そこに在る事】が条件だからクソ強い。
取得条件:〈無属性〉及び〈聞き耳〉及び〈目星〉80以上
なお派生属性にはそれぞれ【奥義】と呼ばれる物がある。所謂
みたいな立場であり、技能として明確に〈派生属性奥義〉が必要になる。初期値は【0-〈派生属性技能〉×[POW×5]】となっている。重いって?そりゃあそうだよ。真理の端っこに触れてるんだから。
真理属性についての説明は次回。