何だこれは。
そう言いながら、連なっている名前を見て困惑した。
MG42、BAR、FN Mle 1930、FN SCAR-H、M82A1、
SIG MCX-SPEAR、Lmg 25、RFB、M7、M14、UZI、AR-10 AR-15、AKM、SVD、AKS74U、AK-12、AK-15
……あまりにも様々な銃たちが連なっていた。まだまだこれらは少ない方で、数十行に渡って続く名前にスケッチと弾頭やリム厚を記載し、みちみちに紙面を満たしている。
後半になるほどFNやH&Kという文字が頭につく銃があまりに多い。
何かのコードネームなのだろうか。それに、型番管理なのだろうが4桁で1900より後のやつばかりだ。乱数ではなさそうだし、何の規則性があるのか見出すことができない。
それに、M7という名前の銃が括弧書きで同一の銃と判明とSIG MCX-SPEARの後ろに書かれている。
30行ほど銃器の名前が綴られているが、これはメイプルに入っている産業スパイから仕入れた情報だ。合計して約1億人も流入したのならスパイが入る余地はいくらでもある。
というか弾薬が統一されて無さすぎる。一体どんな補給の形成をしているんだ?
7.62mmを中心に構成されているが、その他にも大量の違う弾薬がある。魔導列車もないのにどうやって種類の違う弾薬を運んでいたのだろうか?
M82A1は、12.7 x 99mm(.50 BMG)と書かれていて、帝国が重機関銃で使っているのと同じ弾だ。唯一の共通点だが薬莢の長さが微妙に違う…。
MG42は7.92 x 57mmと書かれていて完全独自規格なのだろうが他のどの銃とも互換性がない。帝国はとてつもなく強い銃という印象で生産をしていたが、互換性がないために生産が停止されたほどだ。銃器本来の性能は良いだけに無念だ。
SIG MCX-SPEAR (M7)は6.8 x 51mm で、(.277 Fury)と書かれている。だが鹵獲されて研究が進んだ結果 削り出し製法のバレルが極めて精密で、それ故に高圧すぎてライフリングが甘い銃で撃つと爆発する危険があると報告されている。
AR-10 / M14 / SCAR-H / RFBたちは7.62 x 51mmで、(7.62mmNATO)と書かれている。このリストの中では唯一の『多数派』だが、マガジンはバラバラ。マガジンに互換性がないのは正気とは思えない。
BAR / FN Mle 1930 (7.62 x 63mm)と書かれたこれは、(.30-06)と記載されているが……同じNATOと書かれている弾より薬莢が微妙に長く、互換性がないし撃ったら詰まる。欠陥品だ。
Lmg 25 7.5 x 55mmはあまりにも独自規格を突っ走っている。専用のラインが必要なレベルで、弾を作った分の資源を浪費したとまで言われた。
UZI 9 x 19mmは(9mmパラベラム)と書かれていて、これが様々な銃に使われているがあまりに威力が低い。拳銃の弾という印象が強いが、高速の発射速度は評価したい。独立戦争期に作られたとは思えない伸縮ストックという挑戦的構造が採用されており、現在の帝国の銃に採用されている折り畳みストックの元祖になった。
大量生産されているがめちゃくちゃ便利だ。あらゆる場面で使える。本当に凄い。
折り畳みストックという発想は帝国のほとんど全ての銃器に採用されているが……その他の銃はカスタマイズできるストックが大半を占めている。
チークパッドを上げられるようになったのは革命だった。拠点から鹵獲したAWMから発見したものだったが本当に素晴らしい。スパイが盗んできた図面によると薬莢排出方向が様々なのが惜しいが、それ以外はほとんど100点だ。
天才が設計したとしか思えない。恐らく、NATOという弾薬の設計チームがいるのだろう。いくら探っても分からないから非常に高度な隠蔽が為されているに違いない。
それに、FNやH&Kという技術者チームが絶対に存在する。だがFNは内部が一体全体、内部がどうなっているのか知らないがアサルトライフルと書かれているのにバトルライフルの欄にもFN FALという物が存在している。
7.62mmに執心なようだが、独自規格たちの部隊で完結させて分隊で統一が図られているから厄介だ。
LMG25は歩兵戦闘車の中から突き出て、歩兵を薙ぎ倒した。車両の中から撃ってくる分にはとてつもなく強い。それに撃破したとて独自規格のせいで銃弾が使えない。まさに資源の無駄だがこれが強みにもなっている厄介さ。
歩兵戦闘車をいくら撃破しても撃破しても敵を倒して補給ができないから魔導列車に補給面をどうしても依存せざるを得なくなる。
資源の浪費や無駄と言われてこそいるがそれは強みも含めた評価だ。むしろ褒め言葉でもある。
あえて共通規格にしないのだろう。敵に捕まってしまったとしても敵の残弾を増やさないという覚悟の現れ。
というか虜囚の辱めを死しても受けずとか喧伝している時点でちょっと覚悟がキマリすぎている。
死を恐れない分隊がいるだけでどんなに恐ろしいか。
KrissVectorというサブマシンガンを大量に携行した歩兵が装甲車の中から撃ちまくり、あらゆる悪路を走破して縦深防御を貫通してくる。
対車両兵器もなんのその、M2機関銃で撃っても貫通しないほどの装甲を持っている。それが走って中に乗組員を、載せて詰めてくるのだから最悪だ。
最前線の歩兵戦闘車にはLMG25やMG42が満載されていて全員が車両から撃ってくるのもこの一環だろう。ゲリラ戦術でもあるのだろうが、帝国がそのまま銃をコピーすることは出来るがそれをできないように互換性のない弾薬を使い、自分だけが使える武器にしている。
M249やPKMといった物も、携行している者がたまにいるが車載されている方が脅威になる。
分隊支援火器と車載機関銃の両立は恐ろしい。どんな設計の上手さなのか唸らざるを得ない。
スパイは手に入れたばかりのリストを凝視し、小さく毒づいた。 彼は帝国から送り込まれた熟練の諜報員……の受け子の受け子だ。図面を受け取って帝国に届ける、ただそれだけ。スパイと言われているような諜報ではなく資金の不自然ない工面、つまりバイトをしている。
今日もバイト終わりにホテルを転々とし、キャリーバッグ片手にチェックインをした。
銃器の知識には自信があったが、この型番の羅列は彼の知る軍事常識を根底から破壊していた。
(M7、SIG MCX-SPEAR……同じ銃だと? 命名規則が二重化されているのか? それとも、追跡を逃れるための偽装か。)
指先が震える。 普通、一国の軍隊がこれほどバラバラな弾薬を扱うのは、補給が崩壊している証拠だ。連合国もボルトアクションライフルの弾を共通化することでツァウスト帝国に侵攻する時に優位性を発揮したのだが、メイプルの戦線は優位性がなく崩壊するどころか、帝国の魔導列車のレールに障害物を設置して脱線させている。
(魔導列車を使わずに、どうやってこの規格外の弾薬を前線に届けてやがる。.277 Fury……帝国のバレルの設計では耐えられない高圧弾だ。バレル全体を削り出しているのか?交換を最初からできるように設計していないのかもしれない。
そして、弾の素材に書かれたstainlessとやらは合金で、名前が違うだけだったがこんなものを平然と撃ち出す技術が、あんな国にあるわけがない。stainlessと既存の合金の名前を変更して翻弄しようとしているのだろうが、お見通しだ。)
彼はリストの端に書かれたNATOやFNという文字を目で辿った。NATO弾、NATO弾、NATO弾、NATO弾……いたるところの弾薬でこのNATOという文字が出てきている。
(……恐らく、これは組織の名前だ。メイプルの中枢にいる、兵器設計局のようなものだ。それの弾薬部門か何かなのだろう。我々の想像を絶する『上位の設計思想』を指すコードネームだ。これらをコソ泥のように盗み出し、帝国の設計にも組み込んでいるが誇らしい。良い設計は帝国に積極的に取り入れるべきだ)
(FN FAL、SCAR-H……。共通点は7.62mmだが、マガジンが違う。マガジンまで違くする必要性なんてあるのか?)
スパイとしての直感……否、ただの勘が告げていた。 これは補給のミスではない。徹底した分断だ。 万が一、帝国軍が彼らの歩兵戦闘車を一台鹵獲したところで、その中にある予備弾薬を使い切れば、その強い銃はただの鉄屑に変わる。他の歩兵戦闘車を捕まえてもその中にある弾薬は一発も適合しない。
(敵に利用されるコストを、最初から設計段階で排除している……。なんて冷酷な計算だ。これは戦争の形を根本から変えようとしている者の仕業だ。)
さらに、彼はリストの中のスナイパーライフルの欄に記載されていたAWMの項目に目を留めた。
(チークパッドに伸縮バイポッド付きハンドストック……こんな細部まで『人間』に合わせて作り込まれている。帝国の銃は兵士を銃に合わせるものだが、メイプルの銃は、『銃が兵士に合わせる』のか。)
SKSというマークスマンライフルに帝国は苦戦した。どこからとも無く撃ち抜いてくるスナイパーライフルとアサルトライフルの中間のような銃。
取り回しがよく、大量にいて観測手を不要にした自分1人で完結するスナイパー。
マークスマン、アサルト、エンジニア、ドライバー……この4つが分隊に搭載されている。これがどれほど恐ろしいことか。ドライバーは歩兵を轢き飛ばし、マークスマンは遠く離れた標的を、アサルトは頭を出さず車の中から100連マガジンを使って制圧してくる。Minimiと言う銃はあまりに脅威だった。
(この『Minimi』という銃は249という型番も振られているが、5.56x45mm。中間弾薬だ。非人道的な弾薬として抗議し、使わせないように中間弾薬というものを廃止させようと条約に盛り込んだがまだ生き残っている。
7.62mmより一回り小さいが、それが脅威だ。100連、あるいは200連のボックスを抱えて車上からバラ撒いてくる。 帝国の重機関銃のような破壊力はないが、その非人道的の暴力が歩兵の足を完全に止める。弾丸一発の重さではなく、負傷者で埋め尽くすという思想……。積載量に任せた帝国の面の制圧を、奴らはこの小さな銃一挺で、しかも点の単位で実現している。)
彼はキャリーバッグの持ち手を強く握りしめた。 手元のリストには他にも、M240、PKM、RPK……分隊支援火器」と括られた怪物たちが並んでいる。
(おまけに、この『エンジニア』という役割だ。彼らが持つのはカービン――短縮された銃。車両の狭い内部でも取り回しが利き、それでいて威力はアサルトライフルにも劣らない。アサルトライフル禁止条約を回避する為だろうが、なんとも嫌らしい。弾薬ごと規制してほしかった。)
シルバーポイントのペンで描かれた図面に簡素な説明、バレルや構造の三面図……この情報がどれほど大切か。
受け子のスパイはそう思い、祖国のためにコインロッカーへと図面を入れた。同じように託され、誰かが受け取っていく。これがツァウスト帝国が築いた諜報網。鍵は別のコインロッカーに入れ、最終の鍵は小瓶に入れて隠す。知らなければ分からない場所に。
『A4h9』右端の8列目。コインロッカーも数が多いのでこのような管理方法が成されている。
ホテル街や銀行街、遊園地などが急速に拡大した関係上、コインロッカーが多くなった。Aは最初のコインロッカーなので場所が少し違う。
現在はZZ番目を超えているがゆえにAは特別なのだ。コインロッカーのA棟はa〜zが10も並び、壮観だ。
少しZZ番台というのは少ないように思えるが、これは更新の仕方があるので実はとても多い。
A棟の次はA2、A2の次はA3……これが300まで続く。301にならずにB棟となる。そして、A4はセキュリティが強化された番台である。信頼性が上がっているのでこれが使われているのだ。A3以下は回収処分になっているので国内にA4以上しかないというのもあるが。
5000万台以上も設置されているコインロッカーはそのどれもに刻印があるので誰でもわかる。
スパイの宝庫たるコインロッカーは警察が見ているものの、買収済。警察官の給与は高いが、お金を渡せば黙る。
この地域の警察署長を買収済みなので、現地の購買にツァウスト帝国の貨幣ではない円を簡単に使える。警察組織は国からお金が出続けるのでツァウスト帝国に横流しして貰える。これを利用しているが……
(円とガリスの交換為替がひどい。
帝国の独自貨幣なのにメイプルの信頼性が高いし債権を投資家が買うからどんどん差が開いていっている。だから国外に資金を動かされたりするのだ。)
1円:2.54〜3.21ガリス = 1:1となっている。交換レートが非常にひどい。
連合国は共通貨幣化の動きを見せ、1円:3.66〜3.87ベット = 1:1となっている。
(資金流入がどれほどひどいかを表すのにピッタリだ。購買力におよそ3から4倍の差を付けられていることのなんと冷酷なことか。)
(帝国のガリス換算法を用いて、当時の執政官が経済整理に用いていた数値と当時の物価や国際為替、さらに変動を加味すると、去年のメイプルの年間基金は2,339,433,888ガリスとなり、現在の数値は公表されていないがもうじきの総決算で公表され、桁は3桁ほど上がっているだろう。
だが、それより前に経済数値の関連者を買収しているので帝国が情報を手に入れる。)
(というかよく考えたらメイプルの人口はツァウストからの世帯ごとの大移動によって1億の労働者とその家族によってかさ増しされているので去年と今年では全く数値が違う。独立した時期は1600万や1800万、1900万人といった数値付近であることは間違いなく、現在2億人なことを考えるとツァウスト帝国の属国から独立しているとは言い難い。)
独立戦争期はメイプルの人々が持っていた所得が133ガリスほどだったことを考慮すると、1800万人という数値が最も近いだろう。ここから先は協定を結んだサザンクロス帝国から大量の外貨流入で跳ね上がった国民の所得やら何やらで参考にできなくなるのでここからしか実質的に参考にできるポイントがないというところが問題点だ。
(12×12ガリムで1ガリス。そして基本的に使うのはガリムの方だが……あまりにも円高。ふざけないでほしい。)
133ガリスといえば属国の植民地経済なら、あるある程度の所得だったのに……円という独自通貨を発行し、本来は信用なんてされないはずのものがサザンクロス帝国との取引に使用され急激に信用付加がなされ投機的価値が爆発。
円の保有者が大富豪になる奇跡が起きた。
サザンクロス帝国が関わると貿易が自由貿易の都合上、関税自主権が独立当時なかったメイプル側と組み合わさってとてつもない拡大を発生させた。
紡績工場を建てまくり、茶葉を売りさばくサザンクロス帝国の資本家はメイプルの土地を買い占めていく。
安価な労働力をほとんど奴隷に近い待遇するような契約が跋扈する悪辣なものだったが、サザンクロス帝国はウハウハの好景気になった。
茶葉を文化として根付かせ、ツァウスト帝国の販売していた酒類や紅茶を間接的に阻害する。
(こうなればあとはいつものパターン。
産業が空洞化して実効支配、サザンクロス帝国の傀儡国家……とはならなかった。むしろサザンクロス帝国の経済支援を受け、武装を受け取った瞬間に裏切り独立戦争後に関係性を悪化させた。)
一見、暴挙に見えるこの行動も国を憂いての事だったのだろうか、それとも何か他の真意があったのかは分からないがその後の関係は資金援助だけに留まるようになった。
サザンクロス帝国をビビらせたのである。
その後に通商条約が結ばれ、関税自主権を獲得し国家承認まで至ったメイプルはとてつもなく強くなった。
ステンガンという粗悪品極まりない落としただけで暴発するような危険な作動方式の銃の設計図を属国にばら撒き、ツァウスト帝国を大いに困らせた。
ついでになぜか真似しようとしたサザンクロス帝国が自爆して内乱が悪化した。
こうして新興の、急造の国としてはありえないほどの強さを獲得したメイプルはツァウスト帝国との戦争でも活躍した。連合国とサザンクロスで三国同盟を結び、サザンクロスの資金援助で連合国に1度メイプルを通してから円に変換し、その後に連合国に流す。
そして武器を作った連合国が、注文主のサザンクロス帝国とメイプル宗教国に送り届ける。外注することで禁止条約を潜り抜けてアサルトライフルの製造の言い訳ができるからだ。
カービンライフルをアサルトライフルと認めず、バトルライフルをアサルトライフルと認めていないのはこれが原因だ。連合国とサザンクロス帝国からして不都合があるのでバトルライフルはアサルトライフルではなく、カービンライフルもアサルトライフルではないと言うことによりほとんどアサルトライフルの性能のままアサルトライフルではない武器が完成する。
なので名目上はメイプルが製造した歩兵戦闘車の中に、連合国が製造したカービンライフルがある事になり武装の国籍を二重にできる。これをサザンクロス帝国に持っていく、もしくは三国同盟間でこれと同じことをすればどこも軍需産業が均等に育ちどの国も損をしない最高の条約となる。
連合国の民間企業に貸付された武装なので軍需品(アサルトライフル)を作っていないのにアサルトライフル(のようなもの)が存在するという奇跡の政治的な関係性による利害の奇跡的な一致ッ!─────
停戦条約がメイプル、サザンクロス帝国、連合国の順番でそれぞれの国に軍縮条約が結ばれた。そして、非人道的兵器の禁止条約も結ばれた……焼夷弾など無差別殺傷が出来てしまう兵器を含めたのはいいが中間弾薬を使用する銃器に規制がかかった。
アサルトライフル禁止と言っているのと等しいので、これには大批評の嵐。だがツァウスト帝国はこの1点だけは譲らず、押し通した。
これのせいでアサルトライフルの定義に引っかかるもの全般がアサルトライフルと認定され、中間弾薬が撃てなくなった。
兵士に痛みを積極的に与える非人道的な弾薬であると言われたらそうだと頷かざるを得ないがそれでもかなりキツイ。焼夷弾に関してはメイプルだけが反対していた。
やはり、味方とはいえメイプルのナパームは恐ろしいと間近で見せつけられた連合国の6カ国は焼夷弾反対に全会一致だった。サザンクロス帝国は議会制ゆえ、この焼夷弾廃止に関する議論はかなり長時間成されたが同意した。
部分的合意、完全合意、完全合意の協定で世界は回ることになった。メイプルの腹の中に渦巻くものは別として……
行軍ビラ……住宅に入っている紙。内容としては名誉ある軍に志願して一緒に戦おう!というもの。
これを持って入隊しに行くと家の表札に『行軍中』と書かれた特別なものが使えるようになる。
表札にこれがあると敬われ、戦死しても国のために行軍したので遺族と戦没者には特別な勲章が与えられる……
親族は喜んだそうだ。国のために死ぬことがどれほど幸福か!と。
文章の1話辺りの量について(調整)
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10000文字ほしい←現在の基準
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3500以上ならいいよ
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5000文字くらいほしい
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6000以上ならいいよ