真剣で嘘つきを騙してみろ   作:棚上げ侍

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駄文です。短いです。スミマセン。



それでもどうかお読みください。


犬と一人の嘘つき 弐

 

 

 

ふう、着いた着いた。まったく、今日した宿題を忘れるなんて私何やってるのかしら、早く家に帰らないとおじいちゃんもお姉さまも心配するわ。

とにかく急がないと…

 

 

 

 

 

あれ?

このぼろきれなんか変っていうかなんだろう人の気配がする気が…ううん気配が間違いなくする。ぱっと見ただけじゃわかんないかもしれないけどなんか凸凹感も変。いったい誰が…見てみましょう。

 

えいっ!

 

 

 

そこに居たのは…

 

 

狐みたいに薄い目をした顔の赤い男の人が寝ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………誰?

 

あれ?どこかで見たことあるんだけど…どこで見たっけ、う~~~~~~~~~~~~ん、思い出せないわ。結構身近なところで見かけた気がするんだけど。

とにかく、起してみましょう。

 

 

「もしもーし、起きてますかー」

「…………………………………寝てる」

「そっか―寝てるのねー…ってなるわけないでしょう!返事したってことは起きてるじゃない」

「なんだよお前人ん家に勝手に入ってきて…」

 

へ?人ん家?ここいつもの廃ビルよね、この人のビルってことじゃないわよね。

 

「……………あれ?ここ俺ん家じゃねえ?」

「へ?わ、わかってるけど…」

「しまった、川神水呑みすぎて酔っちまって別ンとこ来ちまったのか、やっべーやっべーって俺服着てねーーーーーーーーー!!!」

 

あ、ホントだ服着てない、ってえええええぇぇぇぇぇええええ!!!!!?????

 

「わ、悪い!俺もよくわかんねぇけど服着るから向こうの方向いててくれ!」

「え?あ…は、はい!」

 

くるっと後ろに回れ右をして狐みたいな顔の人を見ないようにする。えっと…え?何?なにが起こってるの?ただ忘れ物の宿題取りに来ただけなのに変なことになっちゃった…なんであの人裸なの?どうしてこんなところで寝てるの?あの人は誰で何者?うううぅぅ……わかんないよう~~~~。いったい何がどうなったらこうなるの?

 

「あのっ!あなたは誰ですか?」

 

 

 

 

 

 

 

あれっ?

返事がない。それどころか物音ひとつ聞こえてこない。

おそるおそる振り返ってみると………………そこには!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰も居なかった。

 

 

 

へ?あれいつの間にって、え?な、なんでいないの?どういうこと?頭の中でいろいろ考えてたけど私が振り返ってから数秒くらいしかたってないのに物音ひとつたてずにここから逃げたの?何がどうなってるのよ~~~~~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふう、危ねえ危ねえ。やっぱ突然何かが起きると人の思考はうまく働かなくなるな、ウソが見破られにくい。が、とっさとはいえあんなウソを発した時は我ながら程度の低い嘘だと思ったな。服も持ってきたしこんなもんか。

よしまあここまで来たら大丈夫だな、川神山のふもとまでくれば流石についてこれねえだろうな。それに普通の奴ならまずここには来ねえ、いい場所だ。それに体力もある程度回復した。

この状態なら……

 

 

 

 

「これより、拳銃の弾丸の摘出および傷口の抱合を始める」

 

 

 

 

「眼」の発動  六十眼《むじゅうがん》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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