真剣で嘘つきを騙してみろ   作:棚上げ侍

4 / 43
犬のキャラはこれでいいのか迷っています。

後半になりますが…ダメすか?

では駄文どうぞ。


犬と一人の嘘つき 参

 

 

 

 

 

pipipipi pipipipi pipipipi pipipipカチッ

 

「ん…ふぁ~あぁ」

 

…もうこんな時間か。まだ寝ててえんだけど仕方ねえ、自分の意志で学校通ってるしちゃんといかねえとせっかく払ってやってる金がもったいねえしな。ッとうわ?そういや昨日のあれで真っ赤になってたんだったな制服。予備のがあったな…お、これだこれだ。血で染まった制服なんて着て行ったら目立って仕方ねえからな。んなことしたら警察と救急車が同時にすっ飛んだ来る。

 

「さて、朝から後始末をしねえとな。あ~メンド」

 

何かやった後は必ず後片付けがある。幼稚園児のクソガキでも知ってる常識だ。

ただちょっと内容がR-ホニャララだけどな。

 

 

 

 

―――――――――――――――――

 

 

 

 

今の時間は朝四時。いつも遅刻ギリギリで登校している俺にとっては早いなんてものじゃない時間だ。なぜこんな時間に外に出ているか、理由は簡単、後処理しかねえだろ。昨日のことで俺の血痕がそこらじゅうに残ってる。雨が降ってたようだけど念には念をってことで血の処理のため早起きしたってわけだ………っとぉ、やっぱ橋のところに所々血が付着しちまってんな、ちゃんと拭いとかねえと後でかなりやばいことになるからな。証拠を残すなんてヘマ俺が犯すわけねえだろ。よし、この調子でほかのとこも証拠隠滅だぁ!

道のとこは土だから足で踏んでぐりぐりっとすればなくなる、草に付着してるのは摘んどいてっと。よし順調順調。後は問題の廃ビルだな。

 

「あじゃましまーすっとさて血痕はと……」

 

……ちょいとおかしいな、血痕があまり残ってねえ。全く無いってことではないんだが予想していた数よりも数があまりにも少なすぎるなこれは。さらに言えば血がついていたのはモノの裏や隅の方とかの見落としがちな場所ばっかりだ、ってことから推測されるに…

 

[誰かが]俺の血を拭き取っていったってことになる。

いったい誰が……って推理小説だったらなるんだろうが、俺のこの状況じゃもうある一人の人物しか浮かばない。99.9999%そいつだ。

 

 

「川神…一子……」

 

昨日廃ビルで鉢合わせてしまった同級生だ。まあ向こうは俺と接触したことが全くないから昨日会った時点で俺のこと誰?って感じだったしいいか。

そういや川神一子は風間ファミリーとかいうグループに所属してたっけな。それと機能あんな時間に廃ビルに来た理由みたいのがあるのか?いやまてよ、リーダーは名前からわかるが風間翔一だ。アイツのガキさからしてここの廃ビルは風間ファミリーの秘密基地だったりするのか?それならあいつが血を拭いた理由も推測できる。

が、問題はそこじゃねえ。一番気になっている部分は川神一子がこのことを他の奴に伝えているかどうかだ。もしかしたらメンバーの誰かにもう伝えているかもしれないな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最悪の場合、川神一子を消さねえといけなくなるな…」

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

「ふっふ、はっは、ふっふ、はっは」

 

いた…こいつの家は川神院という世界的に有名な武術の総本山だから毎朝ランニングをしていると踏んだが、どんぴしゃりだな。あいつは見たところ武術の才能が全くないからな、ほかの奴等よりも練習しているみたいだ。……あんな無駄な努力ご苦労なこった。つーかタイヤ引きながらランニングマラソンなんてどんな時代の修行方法だっての、やっぱブザマだな。

 

さてと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい、ちょっといいか?」

「へ?…あ、………昨日の……人ですよね……」

 

少し戸惑った表情を見せたか、この様子だと誰にも言ってない可能性が高いな。

 

「単刀直入に聞く。お前は昨日のことを誰かに話したり伝えたりしたか?」

「え、えっと……誰にも話してないわよ…それで、あなたは誰なの?」

「…質問の後に答えてやる。血を拭いたのはお前か?」

「そ、そうよ」

「そうか。」

「…………」

「…………」

 

しばらくそのまま沈黙が続いた。川神一子は何かを話そうとしているようだが言葉にできないのか顔を上げたりうつむいたりをしている。

 

「…これは命令だ。昨日のことは誰にも話すな。お前が所属している風間ファミリーとかいう奴らにも絶対話すな。わかったな」

「え、えぇ⁉…ま、まああなたにも事情はありそうだし…いいわよ。でも身体が…」

「平気だ」

 

と一瞥し、そのまま去ろうとする。と突然腕をつかまれた。つかんだのは当然川神一子だ。

 

「ちょっとまって、私の質問に答えてないわ。あなたは誰?川神学園の制服着てるけど何年何組?」

 

いや今の質問に俺は「ちょっと待って」だぞオイ。同じクラスなんだぜ俺とお前。そりゃあ人付き合いを全くしてない俺を知ってるやつはかなり絞られるかもしんねえけどよ、同じクラスなんだぜオイ。

俺は深めの溜息を一つしてから答えた

 

「…2ーFの天邪狐 真だ」

「へ、ええ⁉同じクラスだったの⁉ご、ゴメン!」

「いやいいんだよ別に。元々人付き合いってのが苦手だから友達っつーのもわかんねぇしいねぇんだよ。気にすんな、ってかむしろわかったら逆に怖いって感じだ」

「そうなの⁉じゃあ………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私と友達になりましょ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………どうしてそうなったんだよ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アイディア募集中です!(特にウソ方面で)
どんどんください!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。