真剣で嘘つきを騙してみろ   作:棚上げ侍

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展開速すぎないかという問題。

サブタイトルの 肆 は古い四というのがややこしい問題。

駄文問題はもはや当たり前状態。

ではよろしくお願いします。


犬と一人の嘘つき 肆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ!一緒にお昼ごはん食べましょ!」

 

…何なんだこの状況は…

俺はただ口止めのために朝こいつ…川神一子に話しかけただけだ。もし了承しなかったらその場で記憶操作か最悪抹殺だってするつもりだった。その相手がこのことを知らないとはいえ昼休みに一緒に飯食わないかと誘ってくるかフツー。

 

「断る」

「え~何でよー」

「理由がない」

「友達だから」

「覚えがない」

 

とかいうやり取りをしているんだが…非常に、非常にたいへん困ることが四点もある。

 

一、今の状況。これはまあいいとしよう(あんまよくねえけど)

 

 

二、風間ファミリーらの視線をめちゃくちゃ感じる。

 

「おい、ワン子の奴どうしちまったんだ。昨日までは俺様と宿題に苦しめられていたのに今は俺たちが知らない男と話してるぞ」

「昨日まで変わった様子は何にもなかったのに……何があったんだろう…」

「アイツ確か名前は天邪狐 真だったな。ワン子どころかほかの奴らともつながりはほとんどないはずなんだが…」

「しかもお弁当のお誘い。大和…私は大和のお弁当を作ってあげたいの…」

「命に関わるから断る」

「犬はいったいどうしたのたというのだ」

「zzzz~~~~~~(風間翔一が爆睡中)

 

まあこれもまだいいだろう(全然よくねえけどな)

 

問題は次の三と四だ。

 

三、源忠勝の視線がとてつもないほどやばい。

四、九鬼英雄の視線もとてつもないほどやばい。

 

「…………チッ……」

「己ぇ……どうやって一子殿にぃぃ……」

 

解説

 

源忠勝

代行業をしている父(川神学園の人間学教諭、宇佐美巨人)の手伝いをしているからそこそこ強い。そのうえ面倒見がよく、川神一子と何かの関係があるのか、はたから見ると兄妹な感じがする。

 

九鬼英雄

九鬼財閥の長男で川神一子に行為を抱いている奴だ。川神一子がこいつに何かお願いをすれば…内容にもよるだろうが…おそらくすぐに叶えようとするだろう。

 

解説終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれコレやばくね?

 

 

 

 

 

 

「ねえ、聞いてるの?」

「聞くわけねえだろ。食うんなら俺とじゃなく、風間ファミリーとかいう奴らと食えよ」

「でも……」

「いいか、俺とお前がこんな風に話してる時点でもうイレギュラーなんだよ。そのうえ昼飯まで一緒に食おうだと?周りの視線が痛々しいわ。結論、この状況は俺にとって迷惑なんだよ。わかったな」

「じゃあ昨日の[コト]先生や皆にばらすわよ」ボソッ

 

このくそアマ…やっぱ記憶操作しちまった方がいいのか?この前みてーにちょっと別のとこに視線移させてこう、ポカンっとやっちまったらいいのか?いやだがここは学校だしな、万人の目を逃れて行うのは流石の俺もほぼ不可能だな。

それにこいつの姉は確か《現》武神 川神百代だ。下手に手を出そうとしたら俺の命が危ない…………いや別に変な意味じゃねえぞ。

とにかく今は耐える。その後隙を見て記憶操作だ。

 

「…チッ……じゃあいくぞ。屋上だ。さっさと終わらせる」

「わーい」

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ、なんで何も持ってきてないの?」

「もともと俺は昼飯を食わねえんだ。昼休みは睡眠時間だ」

 

今俺は川神一子と飯を食っている。というかどちらかというと俺が川神一子が弁当を食っている姿を見ている。俺は学校にいる間の半分ほどの時間は寝て過ごしている。いつも夜はちょっと色々していて寝るのが遅いからだ。昼休みなんて寝るの一択だ。誰が好き好んでお友達とくだらないテレビの話やらどうでもいい漫画の話やら魍魎の宴の正体やらの話をしなきゃなんねえんだよ無様な阿保共って感じだ。

 

「しょうがないわねえ……特別に私特製の唐揚げを一個あげましょう」

「…あんがとよ」

 

もらえるものはもらっておく。我が家の家訓だ。(家には俺一人だけだが)

…美味いなこの唐揚げ。肉は醤油だれを朝にじゃなく前日の夜につけているみたいだな。醤油の味がしっかりと染み込んでいる。

 

「どう?」

「ふつうだ」

 

美味いとは言わない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい」

「何?」

「なんで俺と友達になれっつったんだよ」

 

そうだそこが気がかりだ。こいつ川神一子は友人は居ないわけではない。むしろ風間ファミリーを中心に多くの人脈を持っている。なぜ俺と友達になれなんて事を言い出したのかがどんなに考えてもわからなかった。

 

「え?ダメ?」

「ダメっつーか血出しながらの出会いでどうやってどう考えたらそうなった。ということだ」

「うーん………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたのこと知りたかったから。かしら」

 

 

 

 

 

[まなは~天邪狐さんはどんな人か知りたいです~天邪狐さんはどんな人ですか~]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………………クッ…」

「?」

「クックックック……ハハハハハ!」

「??」

「ハッハッハッハハハハハハ!!!」

「???」

 

アイツと同じこという奴がいるとは驚きだな。こんなセリフ、ドラマの中でしかもう聞けねえと思ってたが、世の中意外と捨てたもんじゃねえな。

 

「おい、一子」

「へ⁉あ、っと…なに?」

「お前のこと気に入った。ホントの友達になってくれ」

 

やっぱせっかく学校来てんだ。楽しまなきゃ損だろ。

 

 

 

 

 

 

 




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