真剣で嘘つきを騙してみろ   作:棚上げ侍

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今回長いです。

その分いつもより駄文な感じが……(-_-;)

皆様よいお年を



これは約50分間の出来事である

 

 

 

まず俺は窓から外に逃げた。俺の部屋の中で暴れられたら部屋がめちゃくちゃになるからな。大事なもんたくさんあるし。

着地した後すぐに一階に住んでいる控のジジイ部屋の窓に近づいた。

 

「おい控のジジイ、ちょいとばかし暴れる。相手も半端なく強い。用心頼む」

「なんじゃ真、このおいぼれを働かせるつもりかのう」

「500年生きた人間はおいぼれとは言わねえ。妖怪という」

 

事実と意見をはっきり伝え、そのまま後ろに振り向く。目の前には今にも「待ちくたびれたぞ赤子よ。謝罪の言葉を言うのならば今のうちだぞ」って言いだしそうなヒュームっつーオッサンが一人立っていた。

 

「待ちくたびれたぞ赤子よ。謝罪の言葉を言うのならば今のうちだぞ」

「一言一句間違えずそのままいうか」

 

まあとりあえず観察だな。

戦法は蹴り主体、だがそれはあくまで主体なわけであってその他手業、身体能力、状況判断や状況把握能力etcetc……も超一流だな。ここまで強い奴を見るのはこのオッサンで4人目だ。

さて、ここまで分析して一言。

 

バケモンだ。

 

イヤーこの一言に尽きるな、ホントまいったまいった。少なくとも今まともに戦り合えば勝てる確率は0パーセントだなこれは。いやもしかしたら個々のアパートに住んでる奴らと共闘したとしても勝てねぇかも知んねぇ。あ~くそ、こんな時アイツが居たら便利だったのになー。

 

「策は練ることができたか?」

「出来ませんっした」

「ではお仕置きタイムと逝くぞ。歯を食いしばっていた方がいいと忠告しておいてやろう」

 

…忠告するくらいならお仕置きタイムに逝かないでほしいだが……まあ何とかお仕置きタイムだけは回避したい。人間として……いや、生物としての本能が俺に「おいこれマジでやべえっておい、今すぐ全力で逃げろ!それか土下座で謝っとけ!!」って真剣な方の声で叫んでる。

だが逆に俺のプライドと意地が「今すぐ謝った方がいいって、な?死ぬよりゃましだろ?」と勇ましい言葉を……ってううおおおおぉぉおおいいいいいぃぃぃ!!!!!俺のプライドと意地ぃ!降参すんの速すぎだろおおおぉぉおおいいいぃぃ!!!!もっと頑張れよ!せめて20秒間くらいは保てよ俺のプライドと意地ぃ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果

目をつぶって歯を食いしばった。

そんでもってヒュームのオッサンのげんこつは俺の頭に直撃した。

 

感想

ヒュームのオッサンのげんこつはとてつもなく痛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いっつつ……」

「すまぬ。頭は痛むか天邪狐真」

「謝るくらいならげんこつすんの止めろよ」

 

今は俺の部屋に九鬼紋白、ヒュームのオッサン。んで俺がいる。(部屋の外には相変わらずそこそこ年とってる誰かが居る。ホント誰だろ)

 

「まあ最初に話を戻すが…改めて答える。断るぜ俺は、九鬼紋白」

「改めて問おう。なぜ断る、天邪狐真」

「簡単なことだ。お前が俺以外の誰かを雇っているからだ」

「!?な、なぜそのことを…一言も言っていないはず……」

「………………ふっ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………えっ!?マジでほかに雇ってんの!?ラッキィミラクルキターーーーー!」

「へっ!?ま、まさかハッタリであったのか?」

 

突然俺が嬉しがったら九鬼紋白がびっくりした。つか驚いた。それを見ているヒュームのオッサン。むっちゃ怖えぇ……睨みを効かせてるっつーよりもなんか後ろに化身が出てるような凄みがあるというかスー〇ーサイ〇人になりかけてるように見えるというか…(元々金髪なんだけどな)

 

「まあハッタリというより確認といった方がいいな。俺とお前がこうやって会うのは初めてだ。が、お前は俺を見た時、まるで俺のことを観察していなかった。普通初めて生で見る奴…ましてやこんな依頼をよこすならどんなやつか観察するだろ」

 

話についてきていることを確認するために一度区切る。眼で合図をすると九鬼紋白は答えるように見つめ返した。

 

「なのにすぐ『お前は天邪狐真だな?』って発言に入った。ということは事前に俺のことを調べてきたんじゃねえか、と思った。事実、その後お前は『こちらの方でも調べはついているのだ』と発言した。が」

 

俺はヒュームのオッサンの方を向き、人差し指で指………そうとしたら睨まれたからすぐにやめた。

 

「ヒュームのオッサンは俺に『貴様、紋様に向かってそのような口の使い方。今すぐやめろ』と言った。俺は今までに依頼人に敬意を払った言葉使いはほとんどしたことがない。そりゃあもう罵倒の言葉を言ったくらいだ。だがヒュームのオッサンは俺がタメ口を使ったらかなり不機嫌そうな顔をした。どころかその後俺に襲い掛かってきた。俺のためタメ口を知らなかった。そうだろ?」

 

俺のその問いに答える声はなく、沈黙が数秒続いた。が、俺の口は止まらない。

 

「ここで一つ疑問。なんで俺がいつもタメ口なのを『知らなかったか』もしくは、なぜろくに調べてきてもいないのに調べはついているという曖昧または紛らわしい『発言をしたか』答えは……結果は俺のカンも少し入っているが…………最悪俺を雇えなくてもよい。または、雇えなくても大丈夫だから。じゃねえからだ俺はと思ったんだ」

 

九鬼紋白は表情にこそほとんど出してはいないが、心うちでは驚いてるだろうな。目が見開いている。ヒュームのオッサンの方は口角が少しだけ吊り上がっている(超怖えぇ)

 

「ここでさらに疑問。ズバリ言うとその理由なんだが、これに一番当てはまる回答が『他にも誰か雇っている』だったってわけだ。QED証明終了……………理解出来たか?九鬼紋白、ヒュームのオッサン、部屋の外にいる誰かさん」

「……フフ………フハハハハハ!見事なり、天邪狐真!」

「どうもありがとうございやす」

「改めて聞くぞ天邪狐真。《現》武神 川神百代の討伐。この依頼を受けてくれぬか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「丁重にお断りさせてもらうぜ。九鬼紋白さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…その後、「てめえうるさいんだよ!」と、アパートの住人にむちゃくちゃ怒られたことは余談というものだろうな。ちとやんちゃしすぎちまったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




推理シーンに矛盾等がもしあったならばお知らせくださいませ。
修正はできないかもしれ魔性が自分の経験とさせていただきます。
勢いで書いてしまったということをお詫び申し上げます。
誤字脱字の連絡もお願いいたします。
最後に一言……





2014年、さようなら!
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