情報屋に憧れて   作:作猫

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どーしよーと悩み続けた結果どうにでもなーれになってしまった。


攻略組

 

後日

宿の一室

 

「クエスト進行したんだナ。」

「うん、厄介なボスだったよ」

 

クエスト内容をアルゴに話すリリル。

月詠の夜桜外套。オーバーコートを装備してみたリリル

 

「似合ってるじゃないカ」

「ありがとう」

 

赤がメインの短剣に青がメインのオーバーコート。

 

「そうそう、そのイツカノマボロシを戦っている途中、二刀流を見たんだよね」

「二刀流?」

「二連撃の一番最初に習得できるやつだと思うんだけど。」

「さっきリリルが言っていたことから、オイラたちの身近に二刀流スキルを持った存在がいるって言いたいんだよナ?」

 

沈黙の間が流れる

どちらも真剣な表情である。

 

「キリト、でしょ。てか姉さんもう知っているでしょ」

「まぁナ。とりあえず正解とだけ言っておくヨ」

 

二刀流スキル。

アルゴの情報にもないということはまだ習得条件がわかない実質ユニークスキル。

まだ表に出ていないだけなのかもしれない。

 

「オイラもそんな詳しくはまだ知らないからこの件については話せることはなイ。」

 

「わかった。」

 

 

ーーー

 

しばらく経って

第五十六階層

 

「攻略組の勢いが凄まじいねぇ…なんでここにいるんだろ…」

「そりゃだって、ゲートダッシュしてるんだからさ?」

 

久々に出会っては強制的にエリアボス戦の会議に参加させられたリリル。

 

「女の子を脅して連れてくるなんてどんな悪趣味なんだい?」

 

エリアボスに挑みたくないので女の子だと嘘をついてでも逃げようとする。

 

「…それは悪かった」

 

だがしかし開放してくれず会議は始まった。

逃げようにも手足を縛られているリリル。

そんなことする必要があるほど重要なものなのか?と思いながらも会議を聞いていた。途中、キリトとアスナが喧嘩しては…まぁ長い付き合いだ。喧嘩するほど仲がいいのだろう。

会議はあっけなく終わった。すると一人のプレイヤーが拘束を解いてくれた

 

「ありがとう、えっと…あ、僕はリリル」

「俺の名前はエギルだ。…個性的な装備をつけているな」

「そうそう思い出した!商人だっけか?話で聞いたことある!」

 

装備の話を軽くスルーしてはひとまずフィールドに向かうことにした。

 

「けどレベル上げしてる攻略組たっくさんいるはずだしなぁ…まぁいいか」

 

フィールドへ向かう。以外とフィールドのほうへ向かっている攻略組は少ない。

いい天気で思わずあくびが出る。

 

「ん?あれは確か…風林火山か?」

 

目的の場所に到着したリリル。しかし風林火山が先に来ていた。

 

「そこのお嬢さんもしかしてここで狩りする予定だった?」

 

風林火山の一人がこちらに気づいては声をかけてくれた。リーダーだろうか。それにしてもお嬢さんとは…独身なんだろうか。

 

「まぁはい!良ければご一緒させてください」

「もちろん、俺はクライン、風林火山のリーダーをしている」

「リリルです!見習情報屋です!あと男です!」

 

クラインが固まった。

嘘だろ?と表情をしているので「胸触ります?」とでもいってやろうと思ったがやめた。

 

「リリルその姿で男なのか?」

 

再確認。だがしかし本当である。

 

「あ、キリトやアスナには内緒ですよ?」

 

バレたらボス攻略超最前線に立たされそうなので

そこからというもののちょっと残念な顔をしていた風林火山のメンバーと仲良くなった。

男のロマンみたいな装備をしているクラインたち。とてもかっこいい

 

「リリルよ、男なのはいいとして、なんで長髪なんだ?」

「昔罰ゲームで。」

 

デスゲームが始まる前のことを話しているうちにクラインたちはリリルのことを少しだけ危険だと感じたのだろう。引いている…

 

「リリル、第一階層で子供たちの世話しているあの美人なお姉さんと知り合いなのか!?」

「まぁ、リアルでも」

「頼む!今度紹介してくれ!」

「聞いてみるよ」

 

ミル。どうやら攻略組の…特に風林火山の中では時々話題になってるらしい…

なぜだろうか。

 

ーーー

クラインたちと別れ、宿へ戻ることにした。

帰る途中、キリトを発見した

 

「こんにちはキリト君」

「リリルか、帰りか?」

「まぁ、そんなキリト君は…アスナさんの見張り?」

 

キリトの後ろでは木の下でぐっすりと眠るアスナの姿があった。

状況を見るにキリトが先に寝ていてそれにつられてアスナが寝てた的な状況だろうか。

アスナが一人でこんな感じで寝ていてそれを見かけてキリトが見張ってたーなんて…絶対ない。

 

「そんなところだな、」

「じゃぁ私は早くこの場を去らないとね。じゃあねキリト君」

「お、おい!どういうことだよ!」

「さぁ?どうだろうね」

 

リリルはニヤニヤしながら軽く手を振りその場を去った。

キリトは困惑していた。

 

「何なんだろうリリルってプレイヤーは」

 

ーーー

 

宿。

ドアを閉めてはベッドへダイブ。

 

「うぐぅ、、精神的疲労がでかい…」

 

横になりながらインベントリを整理する。

スクロールし続けていると身に覚えのないアイテムが目に留まった

 

「本?」

 

取り出してみると手帳ぐらいの大きさの本。

タイトルも書かれているようだが…読み取れない。

中身も暗号だらけで見ていると吐き気がする。

 

「ハハ…解読しろってことか。」

 

リリルは今日はひとまず休むとして明日、解読作業をすることにした。

これが地獄の始まりだと知らずに…

 

 




次回は謎解き回をやろー
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