情報屋に憧れて   作:作猫

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クラインって曲刀を使っているのか、それとも頑張ってカタナスキルを解放させたのか…アニメ勢である僕にはわかりません。


風林火山

 

 

 

「君がクライン?」

「そう言ってくるってことはお前さんがリリルか、ほんまに女にしか見えんな」

 

五十階層にて、リリルは階層ボス攻略明けのクラインと出会った。

侍のような格好をしているこの中年男性…とでも言ったらいいのだろうか。

一応、風林火山というギルドリーダーで攻略組の一人。アルゴからの情報によればキリトとは第一階層からのお知り合いであるそうで

 

「キリト君とは知り合いってアルゴ姉さんから聞いたけど仲いいの?」

「それがよキリトが避けてってしまうんだよ。第一階層のとき俺をおいていったのを・・・」

 

軽く雑談をするのちにクラインとはすぐ仲良くなれた。

そこで本題

 

「クラインって<抜刀術>ってスキル持ってる?」

「なんだそれ?」

「刀関連のスキルらしくて」

 

クラインは抜刀術を持っていない。

隠しているかもしれないが反応が本当に知らない感じだった。

 

「その<抜刀術>ってどうやったら手に入るのかリリルは知っているのか?」

「それが名前だけしかわからないんだ」

 

あっさり聞きたいことがなくなってしまい、どうしようと悩んでいたら

 

「良かったら軽く買い物とかするか?」

「いいのか?僕男だけど」

「グ…言わないでくれせっかく今お前さんが男だということを忘れて楽しく女の子と買い物デートって思っていたのによ」

 

 

ーー

 

ということで第一階層にやってきたクラインとリリル。

どうして第一階層なのかというとどうやら会いたい人がいるらしい。

 

「やぁ!クライン君また来てくれた…ってリリル!?」

「あらまぁミルじゃん」

 

やってきたのはミルが経営している託児所のような場所

 

「なんだ?お前たち知り合いだったのか?」

「ま、あリアルでも」

 

リリルの発言を聞いた途端クラインはリリルの腕を掴み一度路地裏へ。

そしていろいろ質問された

どうやらクライン、ミルと連絡を交換したいようだがなかなかうまく言えないんだとか。

 

「ミルー!クラインがさ」

「それはだめだ!」

 

直接はダメらしい。クラインらしくないなと思った。

 

「安心しろ、ミルなら連絡ぐらい交換してくれるさ」

「そうか?」

 

というわけで直接連絡の交換をお願いしようとするクライン

 

「あ、あのー、もしよろしければー」

「そうだ、連絡交換しない?私攻略組の状況について教えてほしくてさぁ」

 

まさかの展開。これにはクラインも大喜び。

 

「ありがとよリリル。」

 

リリルの肩を揺さぶりながら喜ぶクライン。

その後ろではミルがリリルを見ながらウィンクしてくる。

 

「まぁミルはショ」

 

肩をガシッと掴まれるリリル

 

「ちょっとリリル話があるからねー、クラインさんは先行ってて大丈夫よー」

「じ、じゃぁリリル、最前階層の転移門前で待ってるからな」

「ちょクライン見捨てたな!クラインー!!」

 

リリルはミルに路地裏まで引っ張られていった。

そののちの悲鳴は誰にも聞こえなかった。

 

ーーー

 

HPがレッドゲージになった気分のリリルとミルと連絡交換できて嬉しいクラインは最前階層のフィールドでレベリングをしようということになった。

 

「カタナスキルってどうやったら手に入るの?」

 

知ってはいるが、頑張って入手した人から聞いた場合大変さがよくわかる

 

「それがよぉ…」

 

すべてを話し終えたクライン

 

「兄貴…!」

「は?俺そんなすごいこといってないぞ」

 

なぜか感動したリリルである。

そののち、他の風林火山のメンバーが偶然クラインとリリルを見ては「クライン!先抜けしやがって!」と勘違いして突っ込んできて、本当のことを言ったら全員見事にずっこけた。

 

そんな時、

 

「お、いた。少年!」

 

なんとリルルがいたのである。

それを見た風林火山、立ち上がったと思ったら実質リリルのドッペルゲンガーにびっくりして腰を抜かしてしまった

 

「リリルが二人?」

「あぁこの人NPC」

 

NPCにしてはあまりにも自由気まますぎてそうとは思えない。

クライン達はなんどもリリルとリルルを交互に見る

 

「胸の大きさで判断できるな、ほらリルルのほうがこう、大きいじゃないか」

「確かに」

「それにしても羨ましいなお前、周りに美人さんがたくさんいるじゃないか」

 

小声で会話をするリリルとクライン

 

「聞こえてるよ…」

 

ーーー

風林火山の皆さんと別れ、フィールドで二人っきりになったリリルとリルル

 

「んで、何の用?」

「それがね、泊めてほしいんだ」

「・・・へ?」

 

どうやらクエストが進行したおかげで自由に動くことができるようになったのだが、お金がないし戦えもしないので実質詰み状態だったらしい。

 

「つまり、パーティー組んでこれからお世話になるってことか?」

「その通り!話が早くて助かるよ少年」

 

まぁ貴重な情報をいくつか持っていそうなので今度アルゴに会わせて情報を提供させてもらおう。

 

「いいよ」

「ありがとう少年」

 

となるといちいち二人分の宿をとるのがめんどくさくなる

 

「家を買おう」

 

今はコルがたくさんある。これでどこかいい家が買えればなと思ったリリル。

けれど家とかについての情報は全く持っていなかった。

 

「こんな時こそアルゴ姉さんの出番!」

「おぉー…」

 

ちょっとリルルのテンションが落ちた気がしたが、気のせいだろう。

 




あと四話ぐらいでアインクラッド編終わりにしてさっさとオリジナル展開に入りたい気分
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