情報屋に憧れて   作:作猫

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フラッシュ…バン!目がぁ目がぁ!!!!…おっと何クロではないのを忘れていました。
本編は下です。今回は半分がフラッシュバンではなくフラッシュバック回みたいなものです。


ごめん

 

両腕を切断され、このまま放っておいてもいずれ死ぬ状態のリリル。

 

「リリル!」

 

人混みから聞こえるアルゴ姉さんの声。

そんな風景をみたアグネス。

 

時は少しサカノボル

 

ーー

 

中学二年生一学期始業式後。

 

「新担任の花紗音です、よろしく!」

 

学校内では男女ともに大人気の高身長美人花紗音先生。後のミルである。

 

「そして転校生!」

「小野 紬です。」

 

緊張しながら自己紹介をする紬。

 

「聞いて驚け!紬は男だー!」

 

いじる花紗音先生

 

「漫画みたいなことってあるんだな!」

 

クラスでは一時期人気になった。

だがまぁ、流行りと同じように次第に影は薄れていった。

紬自身人見知りだったりとかではないのだが、、まぁすでに完成しているグループに紛れ込むなんて神業でしかないだろう。

 

「ツム、お前ゲームできるか?」

「ツム?あ、僕?まぁ」

 

暇だった光瑠は一人暇にしていた紬を誘いゲームセンターへ行く。

それを見たクラスメイト達は紬を心配する。

なぜなら光瑠と遊びに行くと大体罰ゲームとかを仕掛けてくるから。

別に光瑠は嫌われているわけではない。

 

 

「なんかやりたいゲームあっか?」

「なんでもいいよ」

「じゃぁこれにすっか、罰ゲームどーする?」

「罰ゲーム?そうだなーじゃぁ僕が勝ったらオレンジジュース買って。」

 

紬が「え?どういうこと?」などそんなことは言わずに了承したことに内心驚きながら光瑠も罰ゲーム内容を考える。

 

「じゃぁ俺が勝ったらツム、女性ヘアスタイルにしろ」

「おっけー」

「そこは否定から入るっしょ…」

「いいじゃん、面白そうなんだし」

 

彼の好奇心の異常さを感じた光瑠。

 

「ツム、俺と似てるな」

「え、怖いなぁ」

 

その後の格闘ゲームは無事に光瑠が勝利した。

ここまでは紬視点からでも見れる学校での光瑠ことアグネスである。

 

ーー

 

光瑠の家庭はいたって平凡、親が妹に全財産つぎ込んでいることを除き。

 

「ただいま」

 

紬とゲーセンで遊んで帰っては自身の部屋に直行する。

頑丈な鍵がついている狭い部屋。

荷物を閉まってはリビングに行き自分の分の料理を作る。

 

「光瑠、お前の部屋、桜に譲ってくれないか?」

「…」

 

睨み付けるだけで十分。

殴っては来ない。

 

「パパ!このダンス踊ってタックデックに投稿したいから手伝って!」

 

小学6年生である光瑠の妹のサクラ。

自慢話では登録者数十万人いるんだと。

 

そんなことはどうでもよく、自分の部屋に入ったらカギを閉める。

 

「βテスト落ちたかぁ…まぁいっか、どうせ正式サービスの時にはやるし」

 

 

ーー

 

「ほうほう、両親は妹にデッレデレで君はもう影なしと。」

「はい」

「うーん、先生じゃなかったら今からぶん殴りに行こうかな」

「やめてくださいよ」

「まー、問題ないんじゃない?いつかすっきりする日が来るよ。」

 

学校相談室から花紗音先生と一緒に出てくる光瑠

今日もいつも通り紬とゲームセンターへ

と思っていたら

 

「お客様!やめてください!」

 

サクラが迷惑行為をしていた。

 

「止めに入るわ、だから今日の罰ゲームで提示するやつ軽くして」

「…了解」

 

バレないように物陰へ隠れた光瑠

 

「お嬢ちゃん、そんなゲーム機殴らないで」

「あ?誰にいって…」

 

ほぼヤンキー面のサクラは紬を見たとたん言葉を失う。

それを物陰から見ていた光瑠はいやな予感を感じていた。

しかもその予想は的中、

 

「この人光瑠のクラスメイトでしょ?話しなさい。さもなくは」

「彼転校生だからようわからん!すまん」

 

「そっか、それのしてもこの人かわいーなー、私の彼氏にしてあげよう!絶対死なないでね」

 

 

そしてSAOの正式サービスが開始され光瑠は巻き込まれた。

その事件で光瑠…アグネスはリリルへ全損PVPを仕掛けることを決意する。

勝てばサクラを絶望させることができる。

負ければ現実から逃げることができる。

 

そんな夢のような機能。

 

 

ーーー

 

それを実行し現在、アグネスが勝とうとしている。

 

「リリル!もう諦めてくれヨ!」

 

リリルはアグネスを見ては笑っている

 

「どーしたー?」

 

 

今気づいた。ここでリリルを殺したらほんとにサクラへの復讐の一歩になるのか。

 

「そっか、復讐になるわけないか…」

「アーグネースさーん」

 

「リタイア」

 

 

「へ?」

 

PVPはアグネスの試合破棄でリリルの勝ち。

すぐアルゴはリリルのもとへ駆け寄り、回復ポーションを渡す。

 

「おい、試合破棄ってどういうことですかアグネスさ…え?」

 

アグネスは涙が出ていた。

 

「リリル、ごめん。」

「は?どういうこと?」

 

「妹への復讐のためにこのPVPを持ち込んだんだ…」

 

アグネスは全部話した。

 

「なぜ今まで教えてくれなかったんだいアグネス、」

 

「ごめんほん…と…

 

その時、アグネスはスキンそして声がとても乱れ、そしてアグネスは苦しみながら小さな破片状となり消えていった。

 

「え?」

 

突然だった。

アグネスは死んだのである。

 

 

ーー後日

 

「死因は外部からの強制切断が原因の可能性が高いそうダ」

「両親が…?!

「そりゃ―オイラたちはこのアインクラッドに閉じ込められてるんダ。」

「外の情報は一切、、」

 

ゲームクリアしなくては原因はわからない。

そのためこのもやもやはずっと残るだろう…

 

「あとなリリル」

「何?アルゴ姉さん」

 

「もうあんな危険なことするなヨ?」

「なんで?」

「そ、それはナ…」

 

何かを期待してニヤニヤしているリリル

 

「オイラが困るからダ」

 

ちょっと恥ずかしそうな表情をするアルゴ姉さん。

その表情を見たリリルはすっかり元気になった。

 

 




病室に勝手に侵入してプラグを切断したみたいな事件あってもおかしくないと思うな僕は。
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