前橋ウィザーズ   作:ヘッズ

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第5話 こいつの為に歌いたくない

「いらっしゃいませ」

 

 入口のベルが鳴ると同時に客が入店する。殺島もスマホをしまいユイナ達もスマホから来た客に視線を向ける。

 客は茶髪ロングヘア―の10代の女性、容姿は整っており体型も一般的に言われるモデル体型、服は赤黒のダメージボーダーニット、プリッツミニスカートに赤黒のボーダーレッグウォーマーを履いている。その服装は垢ぬけて洗練されている印象を抱かせる。

 

「ようこそドリーミードリーミーフラワーへ」

 

 キョウカが代表して客に声をかける頭を下げ出迎えの挨拶をする。それに遅れて他の5人もキョウカに倣って頭を下げて挨拶する。

 

「ここが願いを叶えてくれる魔法の花屋?」

「はい、当店では可能な限りお客様の願いを叶えさせていただきます」

「マジであるんだ。スタポスのタイムラインでこの店を知って、どうせネタだろうって思っていたら、なんかシャッターが光って開けてみたらここに着いてビックリ」

 

 女性は興奮気味にキョウカに語り掛ける。スタポスで知ったということはフォロワーの投稿でも見たのだろう。以前訪れたプライスサイズモデルの凛子にも宣伝してくれて頼み、自身のアカウントで店に訪れたという投稿をしてもらった。早速SNSを使った宣伝の効果が表れている。

 

「お客様は叶えたい願いがございますか?」

「ちょっと待って、そういうつもりじゃんかったから考えてなくて」

「あの!興梠ここあさんですか!?ポップティーンでモデルやってる!?」

 

 キョウカと女性の会話にユイナが割って入る。声がいつもより高く大きく、息遣いも興奮しているかいつもより荒い。ユイナの行動にキョウカとチョコと殺島は何事かと訝しみ、アズとマイはある程度予想していたと納得の表情を見せる。

 

「まあ、そうだけど」

「うわ!本物だ!スタポスフォローしてますし、ファッションとかもめっちゃ参考にさせていただいてます!」

「ありがと、その制服カワイイね、似合ってるよ」

 

 ユイナの興奮気味なせいで押しの強い言葉に、ここあは特に動じることなく笑みを浮かべながら慣れた態度で応対する。

 

「ありがとうございます!やった!ウチあのここあさんに褒められちゃった!」

「その人は有名な人?」

「今女子高校生の中で人気ナンバーワンファッション系インフルエンサーの興梠ここあさんだよ!」

「あっやっぱり!もしかしたらって思ったけど!キョウカリオン知らない?興梠ここあ」

「自分はそういうのには疎くて」

「マイティンやアズアズは知ってるよね?」

「うん、知っていたけど本人だとは思わなくて」

「知ってる。有名人だし」

 

 殺島は当然のごとくスルーされたことについて何も言わずスマホで名前を検索する。女子高校生に人気のファッション系インフルエンサーを30代の男性が知っている可能性は限りなく低いのでチョコの反応は妥当である。画面にはユイナが言った情報が出て姿も目の前に居る本人と同じだ。軽く調べた限りでも人気なのが分かる。

殺島は改めて目の前に居るここあを見る。ファッションモデルをしているのに納得がいくビジュアルだ。多くの人の目をひくだろう。だがビジュアルとは関係ない要素で気になる。

何が気になるのか知りたく見つめるが、これ以上は相手が不快になる可能性があるのでやめておく。逆ナンされたならじっくりと見るのだが今は客商売中だ。相手もそのつもりはないので不快だと思われ最悪店を出てしまう可能性もある。

 

「来店の記念にどうぞ、美しい少女(ガール)

 

 殺島は魔法で白薔薇を一輪作り出し渡す。客が来たからには自分がやりたい花屋らしいサービスをする。以前SNSのアイコンを作る際に思い描いたイラストを作る時は疲れたが、バラ一輪であれば疲労は軽微だ。

 白薔薇を出したのは花言葉から選んだ等の明確な理由はない。モデルだから派手な花というイメージで薔薇、赤黒のボーダーを着ているので白が映えそうだというざっくりとしたイメージで出したにすぎない。

 

「活けて装飾(インテリア)にするもよし、御洒落(ファッション)のワンポイントにするもよし、ってモデルに対して素人(トーシロ)が口を出すなんて愚弄(なめて)るか、謝罪(さーせん)

「いえいえ。ありがとうございます」

 

 ここあは殺島のくだけた態度と言葉にクスリと微笑を浮かべながら薔薇を受け取る。

 

「もし活けるなら参考に」

 

 殺島は疲労感を覚えながら魔法で作った紙を手渡す。そこには長持ちする花の活け方が記載されていた。

 花の勉強をするにあたって真っ先に覚えたのがこれだった。読んでいくと母親が働いている時に客にアドバイスを書いた手作りの紙を渡していたのを思い出す。花が少しでも長く咲き大切に扱ってもらいたい。優しかった母親らしい気遣いだ。

 手渡した後に面倒くさいと捨てられたらどうしようもないが、やれることはやっておくのが母親の息子として花屋らしい活動をするものとしての務めだ。

 

「それで願いについてですが、億万長者になりたい等の願いは叶えられませんのでご了承ください」

 

 キョウカが気を取り直して説明を加える。実際にはやったことはないので分からないが恐らく無理だろう。その手の願いを持っている者は居る筈で出来るのであれば店に客が溢れかえっている。それを分かっているのか他の者も特に何も言わない。

 

「そんなウマい話はないか流石に、となると何にするかな。ちょっと待ってもらってもいい?」

「もちろんかまいません」

 

 ここあはカウンターに肘をつき顎に手を乗せながら考え込む。どんな願いを言ってくるのだろうか。それは叶えられるのだろうかと不安を覚えながら見守る。数分程経過し、ここあはうんうんと唸りながら叶えたい願いを言わずにいる。

 

「ここあ、良かったらあっちで話傾聴(きく)ぜ。話せば案外思い浮かぶかもしれねえ」

 

 殺島は親指で天井にぶらさがっているソファを指差す。この店内はカウンターエリア以外にもソファがあるソファエリア、花が飾られているディスプレイエリア、足湯がある足湯エリアなど複数に別れている。

 さらにソファエリアやディスプレイエリアはカウンターエリアから見るとぶら下がっているように見えるなど騙し絵的な空間になっている。

 殺島が立ち会っていない最初の客はケロッペから情報を得て、前回の客も同じく情報を得た。だがこれからは自分達で客の悩みを聞きださなければならない。相手が明確な叶えたい願いを持っていなければ引き出す必要があるので、話を聞くのは1つの手である。

 もしこのやり方で失敗したとしたら別のやり方を考えればいい。それに話を聞いて深く知れば何故この客が気になるのか分かるかもしれない。

 

「確かに」

「じゃあ行くか」

 

 殺島とここあは階段を上り、ソファエリアへと向かう。天井からぶら下がっているかのような奇妙な空間――そこから見下ろすと、カウンターにいる五人が逆さまに揺らめいて見えた。

 

「すご……どういう仕組みでこうなるの?」

 

 ここあは目を丸くし、まるで遊園地のアトラクションでも体験しているかのように興味津々で尋ねた。

 

「魔法の花屋だからな」

 

 答えになっていない回答に、ここあは一瞬きょとんとしたが、すぐに「まあ、いっか」と納得したように笑った。この店が持つ不思議な空気のせいだろうか。普通なら突っ込むはずの違和感すら、自然に飲み込まれていく。

 

「とりあえず思いつく限り言ってみっか」

 

 殺島はいつもの女遊びしている時のような軽い口調で話しかける。最初は客商売らしく丁寧語にしようか迷ったが、結局やめた。

 そもそも極道相手でも敬語とは呼べない絶妙な口調で通しているし、誰からも文句を言われたことはない。ならば客に対しても、いつも通りで接した方がいい。

 

 

「まずは消したい不安とか存在(ある)か?」

「えっと、次のテストがヤバイから何とかしたいとか、」

「OK、そういう些細(チャチ)なもんでもかまわねえ。どんどん言っていけ」

「ちょっと太った。肌荒れがある」

「それはモデルには重大(やべえ)な。他には?」

「次に仕事するモデルとバチバチなんだよね。しかも先輩だから気を使わなきゃいけないし、だるい」

「人間関係か、高頻度(ベタ)だがあるあるだ」

 

 ここあは不思議と殺島のテンポにハマったのか、友人の前で話すような気安さで、悩み、不満、欲しいものまでぽんぽんと口にしていく。下らない願いや悩みもあったが殺島は親身になって相槌を打ちながら耳を傾ける。

 

「いいなヒロキ君、ここあさんと楽しそうにお喋りして」

「どうかな、あれはヒヤリングの一種で親し気に話しかけることで相手の緊張を解いて叶えたい願いを引き出そうとしているのだと思う。決して楽しむだけにやっているわけではない、たぶん」

 

 キョウカは自信なさげに言う。同じ立場で願いを聞きださなければならないと分かっているから殺島の狙いを読めるが、そうでなければお喋りを楽しんでいる友達にしか見えない。

 しかし別の場所に移動してヒヤリングするのは有効な手段の1つかもしれない。いま思えば皆で願いを言うのを待つのは良くなかった。あれでは催促しているようで客に圧を与え思考を妨げていたかもしれない。

 

「ヤジリンはそこまで考えてないんじゃない。ただ若い女の子と喋りたいだけかも。だったらユイナッチョリンも混ざってお喋りしてもいいんじゃない」

「う~ん、キョウカちゃんの言う事が本当なら仕事として喋って、ウチらの為にためにやってるんだからウチがお喋りしたいからって邪魔しちゃダメだと思う」

「大人だねユイナッチョリン、えらい」

 

 チョコは子供を褒めるようにユイナの頭を撫で、ユイナも満更でもない表情を見せている。

 

「ユイナはここあが本当に好きなんだね」

「うん、だってオシャだし可愛いしカッコイイし」

 

 ユイナの声は弾み、瞳は星のように輝いていた。一目で推しの存在が分かるほどの熱量だ。皆がその光景を微笑ましく見守る中、一人、アズだけがここあと殺島がいるソファエリアを見上げていた。

 

「ねえ、アズアズは興梠ここあ好きじゃないの?」

 

 チョコはアズに問いかける。チョコにとってユイナはオシャレだ、そしてユイナのファッションをペラペラと強烈な文句を言うアズ、値段によって素材も変わるので質が悪いのは仕方がないのは分かる。しかしユイナが気にしなかったトータルコディネートを意識している等アズはユイナよりオシャレなのかもしれない。

 であればティーン雑誌でモデルをやっているここあはオシャレであり、実際に今着ている服もオシャレだと思う。アズほどのオシャレ上級者であればユイナには分からないオシャレさが理解でき好意を向けると思っていた。だがアズの反応はいまいち薄い。

 

「は?なんでそう思ったの?」

「いや、あれだけのオシャレさんならアズアズは好きなのかなって思ったんだけど、そんな感じはしなくて」

「それウチも思った。アズちゃんほどのオシャガールならウチには分からないオシャレが分ると思うしリスペクト光線バリバリ出すのかなって!」

「なんでアズがこいつみたいに騒がなきゃいけないの?それだったらあの子だって知ってるけどいつも通りでしょ」

「マイティンはクールキャラだから」

「アズはバカ枠って言いたいわけ?」

「いや私だってあの人は知ってるし本物に会ったって思ってるよ。でも現実感ないというかスマホ越しに見ているのと変わらないというか」

 

 マイは心境を淡々に語る。知っているし綺麗だし凄いと思うが憧れや心は動かされない。その感情を抱くのは1人しかいない。マイが話したことで注目は自然とアズに向かう。

 

「ファッションセンスは認めているし参考にしているところもある。でも何か気に入らない」

 

 アズは少しの沈黙のあと、ぽつりと言った。。自分にはないファッションセンスを持っていて、好きな分野で上の人に向ける憧れや尊敬のようなものが無いわけでもない。だがそれ以上に気に入らないという感情が勝る。これは相手が美人で成功しているからという嫉妬ではない。ただ理由の分からない違和感が胸を支配している。

 

「だからアズはあの人と関わらないから、接客はアンタたちでやってね。気に入らない人間と関わって気を悪くして帰られたら困るし」

「分かった。でも前みたいなのはナシだからね」

「分かってる。その人が気に入らないから歌わないとかはしない。でも気に入らない願い願いを叶えるとかは無理だから」

 

 アズも凛子の件は反省している。客の願いは叶えるし多少は我慢する。だがあくまでも多少であり本当に気に入らない願いは叶えるつもりはない。そこは決して譲れない

 その言葉にマイはため息をつきつつも、同意もしていた。自分も「嫌いな人が死んでほしい」という願いを言ってきたら流石に断るので案外アズと変わらない。すると殺島とここあがソファエリアから降り、殺島たちはカウンター席に立ち、ここあは椅子に座り願いを告げる。

 

「私はファッションデザイナーになりたい。それが叶えたい願い」

 

 これは初めて来た栄子と同じタイプの願いだ。だとしたら同じように魔法で願いを叶えるのではなく、願いを叶えるために行動する一押しをするべきだろうか。

 

「大丈夫ですよ。あれだけオシャなんだからなれますよ!」

 

 ユイナは声を弾ませる。励ましや世辞ではなく純粋にファッションデザイナーになれると思っている。その断定口調にここは思わず苦笑する。

 

「ありがとう。それだけ元気よく言われると少し自信が出るよ」

「もっと自信が出るように、ウチ達がここあさんの心の花を咲かせます」

 

 ユイナがウィッチマイクを抜くと同時に制服がほどけ、光の粒となり、魔法衣装が姿を現す。続いて他のメンバーもマイクを抜き、衣装が舞い上がるように変化した。

 前のようにケロッペの情報はないので確証はないが本人の口から出たのであればこれが願い。あとは歌によって願いを叶えるために後押しする。

 

 店内が揺らぎ、現実の構造がほどけていく。ネオンライトが雨のように降り注ぎ、フロアは変身舞台へ。さらに視界が歪み、景色が反転する。

 

 ――ウィッチバース

 

 客の悩みや心情によって、無限の姿へと変わる魔法空間。ここで歌い踊り客の願いを叶える

 

「待って」

 

 その一言で、再構築されつつあった空間がぴたりと止まった。全員の視線が声のした方へ向く。そこにはアズ、制服のまま魔法衣装に変わっていない。嫌な予感が5人の脳裏を掠める。凛子の一件が、ほとんど反射的に蘇った。

 

「ねえ、デザイナーになってどんな服を作りたいの?」

 

 あれだけ関わらないと言ったはずなのにどうしたのだろう。何の意図があっての質問か読み取れない。ただタメ語で丁寧でも優しくもない。むしろ刺々しく、遠慮がない。5人は不安そうに様子を見守る。

 

「それは私が着ているような服、デザイナーになれば私の想像を100%近く再現した服を作れるし」

「なんで?」

「好きだから、文句ある?」

 

 ここあの声が鋭くなる。アズの無遠慮な態度に、さっきまでユイナや殺島に見せていた柔らかさが霧散し、はっきりした敵意が浮かんだ。

 

「まさか、また歌いたくないとか言わないでよ」

 

 マイがうんざりした声で呟く。その瞬間に頭に浮かんだ最悪の未来が――数秒後、現実になる。

 

「そう、こいつの為に歌いたくない」

 

ここあは怒りで、5人は驚きと困惑で眉が上がる。魔女になりたいはずなのにまた歌わないという選択をする。本当に、この子は感情で動く。

 

「君は魔女になる気はあるの?個人的な感情で歌わないのを続けていたらいつまで経ってもポイントは貯まらない。それに皆にも迷惑がかかる」

 

 キョウカの言葉は無意識に強くなる。またしても個人的な感情で和を乱し集団に不利益を与える。自己中心的なその姿勢に、苛立ちが蓄積していく。

 

「こいつの願いはデザイナーになることじゃないし、そのために歌って体力奪われるとか無理」

 

 アズの予想外の言葉に5人は一斉にここあを見る。。本人が口にしたのに違うのか?嘘をつくメリットがあるのかまるで分からない。

 

「なんでそう思う?」

 

 ここあは表情はいつも通り戻る。その声色には苛立ちと動揺と少しばかりの好奇が帯びている。

 

「だって今着ている服や雑誌で着た服とかSNSに上げている服とか全部好きじゃないでしょ。好きでもない服を作るためにデザイナーになりたいなんて思うわけない」

 

 アズの言葉に5人には困惑、ここあには驚きが与えられる。

 スタポスで着ている服をあげている時から気に入らなかった。ユイナにファッションを褒められている時、作りたい服を聞かれた時の答え。そこで理由が分かった。ここあの言葉や態度には苛立ちや悲しみや不自由さがあった。

 それはアズが知る感情だった。アズも今は魔法によってスリムになっているが現実ではプラスサイズモデルの凛子と同じように肥満だった。

 この体型のせいで着たい服を着られない。そしてここあも何かしらの理由で着たい服を着られず、今の服装も望んで着ていない。

 嫌いな服を作るためにファッションデザイナーになる人なんて居るわけがない。これは嘘だ。それを漠然と感じたアズは無意識に魔法衣装を着なかった。そして今確信に変わった。

 

「流石にアズの勘違いでしょう。ファッションモデルなんて着たくない服を着てトップに立てるほど甘くないと思うけど」

 

 マイはため息をつきながら否定する。業界について詳しくないが自分が好きだと思う服を着るからこそ周りの目を惹きつけ業界人やファンに評価されるはずだ。

 

「オレもアズと同じ意見だ。これは叶えたい願いじゃねえんじゃねえか?」

 

 殺島の言葉に思わずマイは視線を向ける。その服装はアズと同じで魔法衣装ではなく制服のままだった。殺島もアズと同じように何かを察していたということだ。

 殺島は見ていた。ファッションデザイナーになりたいと喋った時の目、そこには淀みがあった。あれは困難に打ち負けた者、何かを諦めた者の目だ。本当になりたい職業であれば目がギラついている。その目を見て無意識に魔法の衣装に着替えなかった

 

「ヤジさんもアズ側?どうするのこれ?」

 

 マイは不安そうにユイナ達に視線を送る。アズだけであれば勘違いで済んだがもう1人反対派が増えるとなると自信がなくなる。そもそも心を1つにしなければ願いを叶える魔法を使えないのに反対派がいるだけで無理だ。

 

「すごいね、半分合ってる」

 

 場に漂う不安をかき消すようにここあはアズに向けて拍手をする。先程出ていたアズへの嫌悪感や苛立ちはすっと薄れ好感すら抱いているようだった。

 

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