脳内スパロボ風クロスオーバー妄想垂れ流しシリーズ   作:櫻庭遮那

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スパロボ風クロス脳内垂れ流しシリーズ、第7話前編です。
色々と話が複雑になってきていますが、上手くさばけるでしょうか。
今回、戦国無双のキャラにFGOのサーヴァントとしての特性を付けています。
そう言うのが受け付けられない方は回れ右でお願いします。
また、ハーメルン版限定の参戦作品「龍の国」のキャラが一人登場します。
割り込ませ方がけっこう不自然だと思いますが、よろしくお願いします。


第7話連邦ルート「剣と異邦者」前編

前話からしばらくして 

 

 夜の連邦の荒野

 

(トッドがビアレスを降りて夜風に当たっている)

 

トッド

「……………」

(俺も、そしてショウ達も生きている…あの日から50年経った地球に…)

(…そんなことはいい。生きているのなら、また這い上がってやればいい)

(問題は奴だ…なんだ、あの体たらくは…?それでも俺を一度は倒した男かよ…!?

 幻滅させやがって…!俺と同じように、

 オーラバトラーと一緒にここに呼ばれたんだろうが…!だったら…!)

 

(…だが、奴の様子…何か変だった…。まるで生気が感じられなかった…)

(もしかしたらあいつ、まだ状況が呑み込めてねえってのか…?

 夢でも見てんのか、自分を死人か何かだと思ってんじゃ…)

(…それはそれで情けねえが、それを考えないで突っかかった俺も大人げねえか…)

(……いったん戻って、お互い事情を話すべきかもしれねえな。

 ショウの事は、それからだ…)

 

タッタッタッ…

(その時、忍び装束を着た男がトッドの前に現れる)

 

忍び装束の男

「よお、良い夜だな兄ちゃん。月も綺麗だし風もちょうどいい、最高だ」

トッド

「…!?」

(なんだ、こいつ…いきなり……どこから現れた…!?)

忍び装束の男

「ま、酒もろくにねえわ、歩くだけでも死ぬかもしれねえわ…

 ひでえ土地だぜここは…。外の方はそうでもねえがな…」

「ここの奴らも、外の連中のせいで閉じ込められて難儀してるよなあ…」

トッド

「何だ、てめえは…?怪しい野郎だ、変な真似しやがったら容赦しねえぜ」

忍び装束の男

「正義の味方、ミニッツメンだから…か?

 下らねえ、そんなものがお前の望みだっていうのかよ?」

トッド

「何だと…?」

忍び装束の男

「本当のお前が望みはなんだ?大義より、正義より、

 お前はもっと望んでいるものがあるんじゃねえか?」

「…例えば、復讐とかな……」

トッド

「復讐……?」

(こいつは…やべえ…!ここはビアレスに乗って、将軍たちに伝えて…!)

忍び装束の男

「おっと、そうはいかねえよ!!」

  

  ビュオンッ ゴスッ(忍び装束の男がトッドの鳩尾を殴り気絶させる)

 

トッド

「がっ……!!」

忍び装束の男

「てめえが一人でいて助かったぜ…手間が省けた」

「さあ、本当の望みをさらけ出せ。

 てめえの望み、建前で隠してきた、てめえの薄汚え欲望をな…!」

トッド

「お、俺の望み…」

「俺は、奴を……ショウを……!!」

忍び装束の男

「そうだ…!こんな腐った世の中だ、お前の思うがままに動きな!!

 なにをしようと”ヒト、世に益する所無し”だからよォ!!」

トッド

「う、あ……」

  ガクッ(トッドが気絶する)

忍び装束の男

「…駒は一人でも多い方がいいんだよ」

「さて、次はあの空から落ちたガラクタか。あの狐女も忍び使いが荒いぜ…」

「…ネオ・ブレイバーズだったか…いい気なもんだぜ。

 精々何も知らねえままで、無駄な事を繰り返すんだな…ハハッ!」

 

 

 

 翌日 朝

 

サンクチュアリ 

 

(駆たちがネイト、コズワース、みつきらと共にラジオを聞いている)

 

トラビス【ラジオ音声】

『ダイヤモンドシティより、ほぼリアルタイムでお送りしております。

 僕は、ホストのトラビス・ロンリー・マイルズ』

『そしてこれは、ダイヤモンドシティ・ラジオです…』

『人々が放射能物質を求めていた、気ままな時代を思い出させる一曲です。

 エルトン・ブリットの”Uranium fever”をどうぞ!』

 

みつき

「やっぱすげえよな、らじおって。こんな鉄の塊から声や音楽が出るんだぜ!」

「ラジオかあ…連邦の外にゃテレビやネットがある以上、

 そういうのを聞くのも俺達には久々だけどよ…」

天音

『文明が一度吹き飛んだ連邦じゃ、ラジオが数少ない情報と娯楽なんだね…』

コズワース

「このダイアモンドシティ・ラジオはここから南東にあるダイアモンドシティから

 電波が流されていますね。この連邦で一番大きな都市です」

ネイト

「そこは昔はベースボールパークだったんだが、今じゃその高い壁を利用して

 外敵から身を護る為の集落になったんだ。俺も時々行ってるな」

光実

「…そんな昔の事、良く知ってますね。ご両親から教わったんですか?」

ネイト

「ま、色々あってな…」

光実

「………?」

コズワース

「………」

シイコ

「そういえば、彼は今どうしてるのかしら?ずっと連絡がないけれど…」

ネイト

「他のミニッツメンの言葉だと、北東に向かったと聞いたな。スロッグの方面か…」

スタージェス

「あいつが音信不通なのはいつもの事さ。まあ、レイダーや原生動物相手でも」

「あいつ…?」

シイコ

「私と同時期にこの連邦に来た人よ。ミニッツメンで一宿一飯の恩を返し続けているの」

ネイト

「キリコやシイコと違い生身で戦うんだが、剣の腕が凄いんだ。

 …それこそ、AT相手でも引けを取らないというか…」

貴虎

「私達も昨日破壊したATの残骸を調べてみたが、いくらあの装甲が薄いとはいえ

 あの速さを動く物体を普通の人間が切り刻むなど不可能だ」

みつき

「それでもできんだよ、俺やあいつみたいなのはな」

「ただそいつ…自分に助けられる人がいるならって、連邦中を渡り歩いてるんだ。

 まさに流れるままに人を助けるさすらいの剣士さ」

コズワース

「ご自身の安全の為にも、皆様と一緒に固まって行動した方が良いとは思いますが…」

シイコ

「それがあの人の性なんでしょうね…。もう二度と、元の場所に戻れないと覚悟してるのよ」

スタージェス

「地元に随分愛着があったみたいだからな…気丈に振舞ってるが、本質はまるで抜け殻のようだ」

光実

(その人は、もしかしたらカービィやベル達のような異邦者…?保護するべきなんだろうけど…)

(彼らでも居場所が分からないなら、今回の仕事の中で見つけるのは難しそうだ…)

ショウ

「抜け殻、か…」

(まるで今の俺のようだな…)

チャム

「…それで、トッドはまだ帰って来てないの?」

コズワース

「はい。ビアレスという機体に乗って、そのままです」

ネイト

「ま…あいつの短気さは今に始まったことじゃないからな。戻って来るさ」

シイコ

「そうですね。あの人も何処まで行ってもミニッツメンなんですし」

プレストン

「しかし、外の文明か…俺達にとっては想像もつかないな。

 お前達の見てくれや船に積まれてた食料や水を見る限り、よほど恵まれた世界だと思うが…」

みつき

「ほんと、俺もとんでもねえ場所に飛ばされたもんだと思ったけど、

 外の方が普通だったんだよな。そうなら早く日ノ本に帰りてえな…」

天音

『?みつきさん、それってどういう…』

みつき

「あ、やべ…!それは、なんつーかそのぉ…!」

「あっそうだ、キリコ、フィアナさん、シイコ!えーてぃー退治がひと段落したら、

 駆達に頼んで連邦の外に出してもらったらどうだよ!?」

キリコ

「……!」

シイコ

「みつきちゃん…」

フィアナ

「みつきさん、それは…」

みつき

「大丈夫だって!なあ、実はこの三人も、

 この連邦じゃないどっかから来た人間なんだよ!何の問題も無いんじゃねえか!?」

光実

「キリコさん、シイコさん、そうなんですか…?」

キリコ

「…ああ。俺とフィアナはいつの間にかこの連邦という場所に流れ着いていた。

 あのATに乗った無法者連中も同じ頃にここに来たようだ」

シイコ

「私は…あのモビルスーツ、ゲルググと一緒にここに来たの。

 行き倒れになるかも知れなかったところを、将軍さん達に拾われてね」

光実

「ゲルググ…?聞いた事ないモビルスーツですね」

貴虎

「私も初耳だ。…新連邦の試作機のテストパイロットか?」

シイコ

「…まあ、その事については、追々お話します…」

貴虎

「………」

(シイコ・スガイ…コロニーから来たと言っていたが、

 そこからこの隔離区域の連邦に根付いているのはどうにも結びつき難い)

(そしてこの見覚えのないモビルスーツ…まさかとは思うが…)

みつき

「将軍、いいだろ!?連邦のえーてぃー全部ぶっ壊してからでいいからよ!」

ネイト

「…奴らとの戦闘経験が豊富なキリコや戦闘センスの塊のシイコさんがいなければ、

 ATの壊滅も厳しいが…」

「これから先の事や、フィアナの事を考えれば、その方がいいのかもな…」

「フィアナさん…?」

みつき

「実はフィアナさん、体が弱いんだ。気丈にふるまっちゃいるけどな…」

ネイト

「この連邦じゃ、医者に見せるにも大金がかかる…。

 そういう訳でキリコは居住地への入居も兼ねてミニッツメンに入隊したんだ」

コズワース

「ダイアモンドシティのお医者様にも見せましたが、その原因は分からないそうで…」

「もしできるなら、外の世界のお医者様ならばフィアナさんの不調の原因も

 分かるかもと思いますが…」

「それなら、行きましょうよ!ここでの仕事が終わったら、すぐにでも!」

光実

「駆!そう簡単に決められることじゃ…」

「でも、ここじゃ治せない病気なんですよ!?

 連邦の外じゃ助かるかもしれないのに、放っとけませんよ!!」

「それに、この世界に飛ばされてきた異世界の人間を保護するのはNBSの仕事でしょ!?」

貴虎

「…確かにそうだ。だが、隔離区域から物はともかく、

 人間動物問わず生物を持ち帰るのは放射能の関係で、重大な法規違反だ」

「たとえそれが我々にとっての保護対象だとしても、それは我々の理屈だ。

 地球連邦政府は決して許すまい…融通の利かん連中が多いからな」

シイコ

「…それじゃあ、私の居場所も無いらしいわね…」

 

ネイト

「どうする、キリコ…?」

キリコ

「………」

 タッタッタ(フィアナがキリコ達の下に寄ってくる)

フィアナ

「キリコ…私は大丈夫よ」

キリコ

「フィアナ…」

みつき

「いいのかよ、フィアナさん!?」

フィアナ

「私のせいで、キリコにも皆さんにも迷惑はかけられないから…」

「でも…!」

キリコ

「フィアナ、俺は………」

 

 

トラビス【ラジオ音声】

『さて、ニュースの時間となりました…』

『この連邦では、パワーアーマーに似た乗り込み型兵器…ATが

 突如現れ、連邦各地を荒らしているのは皆さんご存じだと思います』

『我らが頼れるミニッツメンも負けじと私たちの生活を護ろうと奮闘していますが、

 やはり奴ら相手には手こずる様子…』

 

チャム

「言われてるわよ…?」

プレストン

「仕方がない、事実だ…。キリコ達が来るまでは防戦一方だったからな」

 

トラビス【ラジオ音声】

『そんな中、ダイヤモンドシティの北東にあるスロッグから

 異様な状況についての情報が届いています』

『スロッグ近郊において、刃物のような物で切り刻まれたり、

 風穴がで穿たれたATの残骸が息絶えた乗り手と共に多数確認されたとの事。

 あのすばしっこさではスティングウイングにも匹敵するATが、です』

『詳しいことに関しては現在調査中とのことですが、その辻斬りとも呼べる謎の存在は、

 私達を奴らの横暴から救うヒーローなのかもしれませんね…』

『無論、AT乗りがレイダー達を傘下に置き、

 連邦を荒らしまわっている危険な状況は変わっておりませんので、

 ダイアモンドシティを出る事があれば、周りを良く見まわして警戒してください』

『そして、ミニッツメンら連邦を護っている方達を貶めている意図もありませんので、

 ご了承を!それでは次は、提供の紹介に移りたいと思います…』

 

キリコ

「………!」

光実

「将軍、これは…」

ネイト

「あいつ、スロッグにいたんだな。そこにいるみんなも大丈夫だろう」

シイコ

「ただ…風穴?あの人、そんな技巧も持っていたかしら?」

みつき

「………」

「刻まれた後に、穿たれた風穴…それって、もしかして……」

 

(突然みつきの体が震え、ネイトがそれに気付く)

 

ネイト

「みつき……?」

プレストン

「しかし、まずいかもしれんな…。これだけコトが大きくなれば、

 奴らも大軍を率いて襲撃者に仕掛けてくるだろう」

「そして近くにあるスロッグが戦闘やらに巻き込まれるかもしれん」

光実朝

「スロッグって、一体?」

ネイト

「ミニッツメンに協力してくれている居住区の一つだ。

 グール(※)たちがベリーを栽培している。みんないい人達ばかりなんだが…」

 

※…ウェイストランドに住まう種族の一種。放射能の影響で変異した人間たち。

  全身が腐敗したような醜悪な外見と肉の腐ったような体臭が特徴。

  しかし中身は文字通り腐っても人間なので、

  善人から悪人まで幅広く存在し、その長命故か性格がブーストされた癖の強い者が多い。

 

貴虎

「グール…高濃度の放射能を浴び、体が崩れた人間達か…」

シイコ

「けれど、それでも心は真っ当な人間よ。…それだけは覚えておいて」

貴虎

「…無論、理解している」

「急いでその人たちを護らねえと…!!天音、イオニア出せるか!」

天音

『う、うん!ネイトさん、大丈夫ですか!?』

ネイト

「こちらこそ頼む!!」

 

キリコ

「フィアナ…お前はここにいろ」

フィアナ

「気を付けてね、キリコ…」

キリコ

「ああ…すぐに終わらせる」

 

 

(画面が真っ暗になり、キリコの独白が始まる)

【キリコの独白】

『俺とフィアナが飛ばされたこの不毛の大地…。生きる事すらままならないこの世界で、

 人を苦しませ、奪い、殺し、その死肉を食い散らす者達がいる』

『だが、利があるわけでもないのに見ず知らずの俺達を助け、

 お互いに身を寄せ合い、正しく、強く生き抜こうとする者達もいる』

『フィアナの件もあったが、俺は彼らの言う正しさを信じ、手伝う事にした』

『そんな資格など、かつてレッドショルダーだった俺にはないのかもしれない。だが…』

 

(戦闘前デモが終わり、戦闘パートに移る)

 

――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

第7話 剣と異邦者

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――

 

(戦闘パートが始まり、戦闘マップ”荒野”に移る)

 

 シュビィン

 (長髪の侍姿をした男、明智光秀とその臣下、斎藤利三、

  片目を覆った剣豪姿の男…ムラサメが味方ユニットとして登場する)

 

ムラサメ

「スロッグから離れ、ここまで来たが…これで良いのか?」

光秀

「ああ…ここならば、居住地の者達の迷惑にならないはずだ」

利三

「見晴らしも良く、奴らをすぐに発見出来ましょう」

「遮蔽物が無い分、奴らの飛び道具を防ぐことは難しいでしょうが…」

光秀

「贅沢は言っていられない。自らが傷つくのは覚悟の上だ」

ムラサメ

「銃口が向けられていれば行き先は分かる。あとはそれに反応できるかだ」

「拙者が斥候として奴らを引き付ける。二人はここで待っていてくれ」

 

 ビシュウウウン(ムラサメがAT部隊を引き付けるためにマップから去る)

 

利三

「殿…ムラサメ殿と会えて僥倖でしたな。何と心強い御仁か」

光秀

「ああ…それにしても、ここは草木も生えぬ荒野…人が住める土地ではない。

 ”聖杯”によって与えられた知識にあった現世とはまるで違う…これは…?」

利三

「今はこの世全てを巻き込んだ争乱が終わってすぐの時代と霊基に刻まれました。

 復興が済んでいない地域と考えるのが妥当ですが…」

光秀

「だからと言って、ここまで荒廃しているのは不自然だ。

 まるで数十年…いや数百年この状態が放置されているような…」

「…利三。我々が思っている以上に、この世は暗雲に満ちているのかもしれん…」

利三

「は…。ですが今は、眼前の戦に専念しなければ」

光秀

「そうだな…」

 

 ビシュウン()

 

ムラサメ

「光秀殿、利三殿!目当ての輩だ!」

光秀

「……来たか…!」

 

 

 シュビビビビビィン

(ATの部隊が敵ユニットとして登場する)

AT乗り

「あ…あいつらだ!!ATごと俺らの仲間を切り刻んだのは!!」

AT乗り2

「あの生身で戦う変な女もミニッツメンにいるんだ、あり得ない訳じゃないだろうが…!」

「殺せ!!奴らの息の根を止めて、

 スロッグのグールどもから略奪と行こうじゃねえか!!」

 

ムラサメ

「かなりの数だな…随分と警戒された物だ」

光秀

「確かに…無法者といえ、相当な慎重な性質と見える」

利三

「あのような大型の鎧を使い、居住区を荒らす外道共…

 生かしておくわけにはいきますまい」

光秀

「…無論だ。ここで全員斬り伏せるぞ」

 

♪~One Nation(戦国無双5主題歌)

 

光秀

「俺が前に出る!利三、援護を頼むぞ!!」

利三

「仰せのままに!!」

ムラサメ

「光秀殿!ここは二手に分かれる、一方は任せるぞ!!」

光秀

「承知した!!」

 

AT乗り

「来るぞ!!」

AT乗り2

「へっ、三人がかりだろうと、この数に勝てるはずがねえ!!

 すぐに片づけてやるよ!!」

 

光秀

「それはこちらの台詞だ。これ以上貴様らの存在でこの地と民を穢させはせん」

「ここで散ってもらうぞ、野盗共…!!」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

第7話 異邦者

 

勝利条件…敵の全滅

 

敗北条件…いずれかのユニットの撃墜

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

(光秀初戦闘)

光秀

「力ある者によって、弱き者達が犠牲になる…、

 どれほどの時代が経とうと、俺達の時代と、まるで変わっていない…」

利三

「殿…」

光秀

「…分かっている。俺達がこの現世に呼ばれた理由が何だとしても…」

「俺は奴らのような存在を許さん!!

 既にその資格が俺に無くとも、罪なき民を傷つけさせはしない!!」

「サーヴァント・セイバー!明智十兵衛光秀…参る!!」

利三

「同じくサーヴァント・ランサー!明智十兵衛光秀が家臣!斎藤利三…参る!!」

 

(ムラサメ初戦闘)

ムラサメ

「これほどの武の使い手、そして清廉なる心の持ち主…みすみす死なせるわけには行かん」

「そして、あのような無法者共が民を虐げる事も見逃せん!」

「アズマの地…たとえ二度と踏めずとも、自らの為すべき飲みを為すのみ!!

 無念無想流免許皆伝、ムラサメ…参る!!」

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

AT乗り

「な、なんだアイツらは!?本当に人間かよ、クソッタレ!!」

「それなら、援軍を呼べ!徹底的に叩くんだ!!」

 

 シュビビビィン

(援軍のATが敵ユニットとして登場する)

 

利三

「奴ら、まだこれほどの軍勢を…!」

光秀

「だが、退くわけにはいかない…!スロッグをやらせるわけには…!!」

 

 ギュオオオオオオオン

(その時、突然光秀達の目の前の空間が歪み始める)

 

AT乗り

「…!?な、なんだ!?あの時みたいに、目の前が…!」

 

光秀

「な、なんだ…!?」

利三

「急に目の前が、歪んで……!」

ムラサメ

「これは…拙者の時と、同じ…!?」

 

 ドギュアアアアアアン

 

 シュビィン

(歪みが解放された場所にファーガス王国の家臣、

 フェリクス・ユーゴ・フラルダリウスが味方ユニットとして登場する)

 

フェリクス

「……なんだ、ここはどこだ…?」

「俺は…ローラントを攻めていたイザベラと戦っていたはずだが……」

「こんな草木も生えない土地に…だが、アリル(※)ほどではない…俺の知らない場所か…?」

 

※…フォドラのファーガス神聖王国と旧レスター諸侯同盟の間に位置する土地。

  土地周辺に大量の溶岩が溢れている灼熱の地。

  フォドラ統一戦争の際、ファーガス軍はかの地にてアドラステア帝国軍と戦い、

  勝利を収めた。

 

AT乗り

「今度はなんだ!?あいつらの増援かよ!?」

「奴もぶち殺しちまえ!!一人も生かして返すな!!」

 

 ドォン ドォン ドォン

(ATがフェリクスに向かって攻撃を仕掛ける)

 

フェリクス

「ぐっ…!?いきなりなんだ、あの大鎧からの攻撃か…!?」

 

利三

「殿、これでは…!!」

光秀

「ああ…!」

「そこの者!ここは危ない、こちらへ来るんだ!!」

 

フェリクス

「…!あいつらもなんだ…!?まあいい…!」

 

 タタタタタ(フェリクスが光秀の下へ駆け寄る)

 

フェリクス

「おい…何やら、俺は奴らにお前らの仲間だと思われているみたいだな」

光秀

「…すまない。ここは俺が引き受ける。その間に逃げてくれ」

「お前が誰だか知らないが、俺達の事情に巻き込むわけにはいかない…」

フェリクス

「…逃げろ、だと?」

 

バッ チャキッ

(フェリクスが振り向き、ATに向かい刀を構える)

 

利三

「何をしている、殿の懇意を無駄にする気か!?」

フェリクス

「俺もお前らが誰だか知らんが、

 他人に情けをかけられるほど腑抜けではない」

「何より、俺は攻撃されておいて尻尾を巻いて逃げる腰抜けでもないからな…!!」

ムラサメ

「…ともに戦ってくれるというのか?」

フェリクス

「少なくとも、お前らの足手纏いにはならん」

光秀

「…名前は?」

フェリクス

「ファーガスのフェリクス・ユーゴ・フラルダリウス…そういうお前は?」

光秀

「明智十兵衛光秀…。その名に生まれ、そして風貌…お前は南蛮の者か?」

フェリクス

「ナンバン?いったい何の話を…」

 

AT乗り

「何の話をしてるか知らんが…今がチャンスだ!!野郎ども、潰せ!!」

 

フェリクス

「…チッ、ゆっくり話している暇はないか!」

ムラサメ

「全てはこの戦が終わってからか…」

光秀

「ああ…!俺達に合わせられるか、フェリクス!」

フェリクス

「舐めるなよ…!あのような雑魚共、すぐに片づけてやる!!」

利三

「……?」

(フェリクスという男の素振り、何か変だ…これは…)

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

(フェリクス初戦闘)

フェリクス

「ここがどこだかは知らんが、俺に仕掛けておいてただで済むと思うなよ」

「こっちも、やるべきことを済ませないままここに飛ばされたんだからな…!!」

 

利三

「殿、あの者の様子…」

光秀

「利三も気づいたか。…あまり無茶はさせられんな…」

 

―――――――――――――――――――――――――――――

 

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