脳内スパロボ風クロスオーバー妄想垂れ流しシリーズ 作:櫻庭遮那
8話と合わせるととても長くなりそうなので、まずこのパートを分割してお送りします。
スパロボ第3次Zからこういったパートを省略できることが多くなりましたが、自分は好きです。
次回では他ルートの詳細な説明、現時点でのNBSに属するユニットや部隊員を紹介します。
日本 東京 警視庁前
(戦闘マップ”東京都心部”が映り、プトレマイオスⅡ改が警視庁前で待機している)
ミレイナ
「イオニア、警視庁に近づいて来るですぅ!」
シュビィン
(イオニアが味方ユニットとして登場し、警視庁へ進む)
フェルト
「あれが名古屋の地下から這い出てきたという白い飛行艦…」
スメラギ
「ヴェーダにもそれについての情報は載っていなかった…
そして日本だけでなく、世界中があの艦に注目を集めてる…」
「あの力を巡って、また世界はあれるかもしれない。だからこそ…」
ショウ
「あれが、私立武装組織のソレスタルビーイングか?」
光実
「はい…通信で報告は受けてたけど、本当に…」
貴虎
「フリット指揮官は大丈夫だと言っていたが、さて…」
「まずは皆と合流だ。天音、そのまま警視庁に停留してくれ」
天音
『わ、分かりました…!』
イオニア内部 駆の私室
駆
「いやー、ようやく帰ってきたな…。でも、ゆっくり休む暇も無いんだよな…」
天音
『そうだね…、これからまた新しい作戦が始まるから…』
『そういえば兄さん、僕らと別の場所に行ってた皆が
イオニアのメインホールで情報交換するんだって。僕らも顔を出さない?』
『新しく入ってきた人たちの顔も覚えなきゃいけないし…』
『でも、兄さんが疲れてるなら僕から断っておくけど…』
駆
「どうしよっかな…」
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駆選択
・話を聞きに行く←
・話を聞きに行かない
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駆
「もちろん行くぜ、俺らがいない間、他のところで何があったか知りたいしな」
天音
『うん、それじゃあ行こっか!』
駆
「おう!」
ギュイイイイイン
(天音の幻影体が姿を消す)
「……って、瞬間移動使うなよ!俺一人でメインホールまで行けってか!?
いくらお前がイオニアの中なら自由にどこでも現れるって言ってもよ…!!」
「ったく…でも、久しぶりに他のみんなに会えるのが嬉しいんだろうな、天音の奴…」
「さて、俺も遅れないように行かねえとな!」
イオニア メインホール
(イオニアのメインホールで集合している)
デッカード
「それでは紹介しよう。新しくブレイブポリスに配属された超AIを持つロボット刑事だ」
勇太
「みんな、自己紹介して!」
マクレーン
「BP301型、私はコンバット刑事、マクレーンです!」
パワージョー
「BP302型、カンフー刑事のパワージョーだ!」
ダンプソン
「BP303型、自分はレスラー刑事、ダンプソンであります!」
シャドウ丸
「そして俺がBP501型、忍者刑事のシャドウ丸です。以後お見知りおきを」
剣児
「おいおい、四機もロボット刑事が揃い踏みかよ」
柳生充子
「ブレイブポリスもいきなり大所帯になったわね…」
デッカード
「マクレーン、パワージョー、ダンプソンは合体することで
超パワーを持つビルドタイガーとなるんだ」
パワージョー
「ま、よろしく頼むぜ先輩方。色々教えてくれよ?」
ダンプソン
「こら、パワージョー!いきなりそんな物言いは失礼じゃないか!?」
マクレーン
「いや、分からないことはどんどん聞くべきだ。
我々には知らないことが多くある、もっと知識を付けることが…」
駆
「み、見事に性格がばらばらだな…」
勇太
「でも、事件になってビルドタイガーに合体したら、どんな犯罪者にも楽勝さ!」
「もちろんシャドウ丸もすごいよ!」
シャドウ丸
「褒めても何も出ませんぜ、チビボス」
甲児
「ブレイブポリスか…。民間の研究所じゃなく
日本警察という公式機関が特機を創り上げた…喜ぶべき事なんだろうな」
竜馬
「へっ、どいつもこいつも鍛えがいがありそうだぜ」
マチュ
「これがネオ・ブレイバーズ…へー、思ってたより随分人いんだね」
コモリ
「フリット司令も言ってたでしょう?世界を守る為に有志を集めてる最中だって」
一夏
「あ、あの二人組って確か…」
箒
「間違いない。マジンガーZで機械獣と戦った英雄兜甲児に、
インベーダーを叩き潰したゲッターチームの一人、流竜馬…!」
セシリア
「10年前の大戦の英雄、この目で見るのは私も初めてですわ…!」
勇太
「僕が赤ちゃんの時から世界の平和を守ってたなんて、すごいや!」
竜馬
「へっ、褒めても何も出ねえよ。それに、そんな浮かれてる暇もねえ」
「何かが動き出してやがる…。邪魔大王国にテロリスト、ヴェイガンの残党共だけじゃねえ、
俺達すら把握できてねえ奴らの影がな」
甲児
「………」
鉄也
「甲児…俺の言いたいことは分かるな?」
甲児
「分かってるさ…。だが、今は状況を整理したい。憶測で物事を考えたら終わりだからな」
竜馬
「その前に、新顔の自己紹介だ。ほら、挨拶しな」
マチュ
「分かってるって、リョウ」
「あたしはマチュ、ジークアクスのパイロット。これからここで世話になるからよろしくね」
コモリ
「ジオン公国少尉、コモリ・ハーコートです。
隣のマチュと一緒にこの世界へと飛ばされた…皆様の言う”異邦者”です」
ハロ
「ワスレチャヤダ!ワスレチャヤダ!!」
ガロード
「あんた達も異邦者なのか!?」
光実
「連邦や日本だけじゃなく、ヨーロッパ方面でも異邦者を拾っていたんですね…」
竜馬
「まず最初に拾ったのは俺だがな。こいつら二人とジークアクスが行き倒れになってたんだ」
「そこから話を聞いて、これも縁ってことで今まで行動を共にしてたんだが…」
マチュ
「リョウにこの世界の状況だとか、敵との戦い方とかいろいろ教わったり
テロリストやら機械獣?やら倒したりして食いつないでたの」
「で、どうにか元の世界に帰る為にもあんた達に協力することにしたって訳」
「世界がどうとかわかんないけどさ…
ここで世話になる分は働くし、足手まといにはならないようにするつもりだから」
コモリ
「マチュ、みんなにもう少し愛想よく…は、今は無理かな…」
「私もブリッジ要員兼生活班としてこれからよろしくお願いします」
セシリア
「マチュさん、ですか…また中々の難物そうですわね」
箒
「随分ぶっきらぼうだな。だが、どこか育ちの良さも感じられる」
つばき
「仲良くなれればいいけど、そううまくいかなさそうね…」
みつき
「…あれ、そういやシイコさんどこ行った?」
フェリクス
「急に催したんだと。その内戻って自己紹介するだろうよ」
(…その割には、様子がおかしかったがな…)
シロー
「竜馬さん…マチュって子に戦い方教えたって、新しい弟子って事かい?」
竜馬
「そんなんじゃねえ。ただ単にこの世界での生き方を教えただけだ」
「ま…我流の割に斧の使い方はかなり様になってるがな」
マチュ
「リョウの弟子になった覚えはないよ。あたしにとって師匠はヒゲマンだけだから」
シロー
「ひ、ヒゲマン…?」
マチュ
「そんな事より、もういいでしょ?さっさと次言ってよ…自己紹介」
甲児
「それで、フリット司令が日本でスカウトしたいって言ってた奴らは今どこにいるんだ…?」
箒
「ああ、侍戦隊シンケンジャーの方々ですか…」
剣児
「さ、侍戦隊ぃ?」
みつき
「シンケンジャー…ってなんだよ?」
箒
「西暦の江戸時代から続く、外道衆と呼ばれる異形の集団から人々を守る
侍の一団だ。彼らはモジカラという異能を使い、アヤカシと戦うという…」
駆
「そんなのがいたのか?全然聞かないぜ…」
甲児
「ああ…シンケンジャーは連邦が発足される前、
それこそ江戸時代からその政権政権に仕えていた特務機関だ。
その存在は徹底的に秘匿され、その力は外道衆のアヤカシだけに振るわれる…」
鉄也
「故に、ヴェイガンとの戦争でもシンケンジャーは一切その力を連邦の為に使わなかった。
例外的にガイゾックとは戦っていたそうだが…」
竜馬
「ガイゾックに主義や思想なんて関係ねえだろ…やらなきゃやられるだけだ」
「んで、そいつらのスカウトはうまくいったのか?」
セシリア
「それが…断られてしまいましたの。
NBSと一緒にいることで、外道衆の対応が遅れる可能性があると…」
一夏
「人の命がかかってる以上、無理強いは出来ないもんな。
日本の平和はシンケンジャーに任せるとして、その代わりに…」
タッタッタ
(その時、赤い髪をした少年、ラーマと褐色の女性、ラクシュミー・バーイーが現れる)
ラーマ
「我々がシンケンジャーの代わりに参加することになったのだ!」
駆
「あんたらは…?」
ラーマ
「余は、コサラの王にしてカルデアのサーヴァント、セイバーのラーマだ!よろしく頼むぞ!」
ラクシュミー
「同じくカルデアのサーヴァントにしてジャーンシーの王妃、セイバー、ラクシュミー・バーイーだ」
「サーヴァントについては、先んじて報告で聞いていると思うが…」
光実
「ラーマって、あの魔神ラーヴァナを倒したと言われるインド神話の英雄…!?」
充子
「それにラクシュミー・バーイー…インド独立運動の旗頭ね。
そんな英雄、偉人達がこの世に蘇るなんて…もう何があっても驚かないわ」
みつき
「なんだよ…そっちにもサーヴァントが召喚されてたのか」
ラーマ
「とはいえ、この世界の聖杯によって召喚されたのではないが…。
言わば我らはこの世界における異物…異邦者というものらしい」
ラクシュミー
「我々二人は、マスターである櫻庭遮那…
そして、他のカルデアのサーヴァントと共にある任務に出向くため行動を共にしていた」
「だが、突如としてこの世界に投げ出されてしまった。
マスターや他のサーヴァントたちもどこにいるのか分からない…」
ショウ
「その、カルデアってなんだ?」
ラーマ
「…まあ、世界を護る秘密機関と言えばいいか。
異世界の人間には関係のある話ではないから、スルーしてもよい」
駆
「お、おう…」
シロー
(カルデア…あまり人には知られたくないみたいだな…)
鉄也
(ラーマの言葉に嘘はなさそうだ、その通りなのかもしれん)
(だが、そういう集団に限ってきな臭い物を持っているのが相場だ…)
ラーマ
「…ああそうだ、もう一人志葉家の方からここに来る者がいるのだった。入って来てくれ」
タッタッタ(続いてピンク色の髪をした豊満な女性、うららかが現れる)
うららか
「皆様…お初にお目にかかります~。アズマの国の神の一柱…うららか、と申します。
ご迷惑を駆とは思いますが、以後よろしくお願いいたしますね~」
剣児
「う、うおおおおおっ!!む、むちぷりだ…むちぷりなベッピンさんが来たぞ!!」
つばき
「剣児!!…本当すみません!初対面の人の前でこんな失礼をかましてしまって…!!」
うららか
「いえいえ、お気になさらず~」
ムラサメ
「………!!!」
バッ(ムラサメがうららかの前に歩き、そのまま膝をつく)
「うららか様…!まさかこの場で相まみえようとは、なんという僥倖…!」
うららか
「あら~、ムラサメさん!あなたもこの世界に来ていらっしゃるなんて…」
「うふふ、貴方がいらっしゃるのなら心強いです」
ガロード
「ムラサメ、その人と知り合いなのかよ?」
ティファ
「そういえば、今アズマの国って…」
ムラサメ
「うむ…うららか様は、アズマの国の春の里を司るお方だ。拙者もそこに住んでいる」
「彼女の加護あって拙者たちは平和な暮らしが出来ているといっても過言ではないだろう」
うららか
「いえ~、私も力無き身…里の皆様のお力あってこそです~」
シロー
「神様ぁ?いきなりそんなこと言われても…」
鉄也
「いや…カービィのような奴らがいるんだ。異世界から何が来てもおかしくない」
鈴
「あたしとしては、神でも何でも人の姿してるのは安心だけどね」
「でも、確かに美人なのは認めるけど何ができるか疑問なんだけど?」
ラクシュミー
「うららかはこんなおっとりしているが弓の腕は並みの英霊顔負けだ」
ラーマ
「うむ、世の目からしても中々の腕前…余がアーチャーであれば弓比べをしてみたいほどだ」
うららか
「あらあら、ラーマ様にラクシュミー様もお世辞がお上手ですよ?」
「…ありがとうございます。出会ってから常にこうしてお世話をしてくださって」
ラクシュミー
「同じ異邦者だ。助け合うのは当然だろう」
ラーマ
「しかし、駒王町の近くに迷い込み、志葉丈瑠達に拾われたのは僥倖だったな。
おかげで居場所もできて、良き友人にもめぐり会えた」
ラクシュミー
「世界を巡ってマスターや他のサーヴァントを探すのもそうだが、
我らがシンケンジャーから出向したとなれば、あの方らのメンツも立つ」
「それに、この世界で起こっている問題を見て見ぬふりはできないのは
私もラーマもうららかも同じだ」
フェリクス
「ここにも、よその問題に突っ込みたがるのがいるとはな…」
ラーマ
「汝はそうではないのか?」
フェリクス
「俺の勝手だ。…ふん、どこかの王に見せたい朗らかさだ」
ラーマ
「ふむ……まあよい。これからもよろしく頼むぞ」
ラクシュミー
「しかし…あの者達の話もした方がいいのではないか?」
ラーマ
「あの者達?…ああ、悪魔たちの話か…」
ショウ
「悪魔…?次は地獄から悪魔が飛ばされてきたっていうのか?」
チャム
「もしかして、ガロウ・ラン(※)!?」
※…バイストン・ウェルに生きる、超人的な身体能力を持つ闇の種族で
中には妖術を使う者も存在するという。
コモン界に身を置くガロウ・ランには、無法者として悪行に手を染めている者や
金に忠義を尽くしスパイ活動などに従事している者がいる。
ガロード
「え、チャム、呼んだか?」
ティファ
「ガロード、違うと思うわ…」
一夏
「いや、見た目は普通の人間なんだけどよ…」
ラーマ
「その力は半端ではない。その外道衆なる者と張り合える力を持ち、
異能を使い敵を叩きのめす!だがしかし、その正体は不明なままだ…」
ガロード
「異能を持った正体不明の奴ら…。なんだか聞いてていいもんだと思えねえけど…」
一夏
「千冬姉やシンケンジャーの人たちは何か知ってる見たいだけど、話してくれなくて…」
セシリア
「共に外道衆を倒す手助けをしてくれましたし、悪い方々ではないと思うのですが…」
うららか
「ええ、とてもいい子たちですよ~。この間も私達と一緒に…」
ラーマ
「うららか、志葉家の方から言及するのはやめろ言っていたはずだぞ?」
うららか
「…!あら、ごめんなさい…つい、うっかりしてしまいました…」
勇太
(実は僕とワッ太さん、
その悪魔っていう一誠さんとアーシアさんに会って、助けられたんだよね…)
(でも、一誠さんにこのことは秘密にしてくれって言われたから、言わないでおこう!)
箒
「…いや、少なくともあの赤い髪をしたリーダー格の女は気を付けた方がいい」
ショウ
「赤い髪をしたリーダー格…?」
箒
「そうだ、名をリアスとか言っていた」
鈴
「箒…あの時出会ってからそいつには当たりが強いわよね。
まあこっちとしてもあの胸の無駄な大きさにはイラついたりするけどさ」
箒
「そんな事ではない!あの人を食った、さも自分は気品がありますというような態度!
そして我らの追及をのらりくらりとかわす秘密主義!まずそれが気に食わない!」
「分かるぞ!ああ見えて私生活はかなりのズボラだ!
服を着ずに寝るなど日常茶飯事、男漁りで毎日を過ごしているのだろうよ!!」
一夏
「なんで一目見ただけでそんなことがわかるんだよ…?
ていうか、まるっきり箒の私情が見え隠れしてんだけど?」
ガッ(箒が一夏につっかかる)
箒
「うるさい!一夏、お前はどっちの味方だ!?」
一夏
「いやいやいや、味方とかそういうんじゃなくて…!!」
ラーマ
「ううむ、この二人…やけに上下関係が手慣れているな…」
うららか
「あらあら、仲が良さそうでなによりですわ~」
ボー…(ベルがラーマを憧れの眼差しで見つめている)
ベル
「………」
駆
「どうしたんだよ、ベル?ラーマの方をじっと見て…」
リリルカ
「…ベル様、ラーマ様に助けられてからあの人にぞっこんなんです」
ベル
「えっ!?ま、まあそれは否定しないけど…」
ヴェルフ
「無理もねえな。強く優しく美しく…しかも
物語の中の英雄が現実に飛び出してきたって言っていい」
リリルカ
「確かにそれは認めますけど、ここまで魅了されるものでしょうか…?」
キオ
「でも、ベルの気持ちも分かるかな…。
自分に自信を持ってて、正々堂々としててかっこいいもん」
ウェンディ
「ふふ、キオもラーマさんに憧れているの?」
ショウ
「!君は…」
キオ
「あ、いきなりすみません。僕はキオ・アスノって言います。
それでこっちがウェンディで、僕の友達です」
ショウ
「キオ・アスノ…まさか、君はフリットの孫か…!」
チャム
「フリット、本当におじいちゃんなのね!」
キオ
「ショウさん達の話はおじいちゃんから聞いてます。昔一緒に戦った戦友だって…」
「上層部のお話が終わったらまた会えると思うので、その時はお話ししてあげてください!」
ショウ
「…ああ。俺としても君のお爺さんと話したいことがあるからな」
光実
「君の事は聞いてるよ…ガンダムAGE-FXに乗って、ヴェイガンとの戦いに終止符を打ったって」
「君もフリットさんに呼ばれて…?」
キオ
「それは…」
ウッドビット
「そんなことないですよ。
フリットさんは、キオを二度と戦いに巻き込むつもりなんかなかったんです」
「でも、何がどうなってるんだか、あんなことがあって…」
駆
「あんなことって…?」
ウェンディ
「…キオと私は、コロニーにいたはずなのに、目の前が光ったと思ったら、
突然イオニアの中にいたんです」
みつき
「なんだそりゃ!?」
ベル
「コロニーって…この空の上のウチューって所で人が住めるように造られた建築物だっけ?」
リリルカ
「ええ、ベル様もちゃんと覚えてましたね。
山田先生達が色々教えてくれたお陰で、リリ達もこの世界に結構慣れてきた気がします」
キオ
「でも、飛ばされた先がじいちゃん達のいる所だったので運が良かったです」
「丁度修理が終わったFXもあったし、またそれに乗って戦います。
じいちゃんからは一回止められましたけど、ちゃんと話して許可をもらいました」
(でも、バーストモードは封印されていた…。
じいちゃんが細工してたんだろうけど、いったいどうして…)
つばき
「でも、いいの?だってキオ君、1年前のヴェイガンと戦っていたんでしょう?
それなのに、立て続けに戦地に向かうなんて…」
キオ
「ありがとうございます。でも、おじいちゃんやウッドビットたちがこうして
平和の為に危険を冒して戦ってるのに、見て見ないふりなんて出来ないし…」
「ヴェイガンの人たちが憎しみに囚われているなら、目を背けちゃいけない…。
それがあの戦いで生き延びた僕の責任なんです」
ウェンディ
「キオ…」
ウッドビット
「………」
タッタッタ
(ガンダムマイスターの刹那・F・セイエイとロックオン・ストラトスが
駆達の下へやってくる)
刹那
「キオ・アスノ…。それがお前の戦いか」
ロックオン
「遅れて悪いな。ここに来るまで時間がかかっちまった」
キオ
「刹那さん、ロックオンさん…」
駆
「あんた達は…?」
甲児
「刹那・F・セイエイにロックオン・ストラトス…。
ソレスタルビーイングのガンダムマイスターだ」
駆
「えっ!?ソレスタルビーイングって、あの映画の!?」
鈴
「ああ…あの特撮の?って、映画と全然違うじゃない。
青い方は目の下に傷跡ないし、緑の方は眼鏡かけてないし」
光実
「でも、まさか私立武装組織のあなたたちまで参加するだなんて…」
ロックオン
「以外か?俺達が紛争根絶を目的とした組織と考えればそうでもないだろ?」
「ヴェーダからの指令って理由もあるが…ま、そこは上から説明があるだろうから、
とりあえずよろしく頼むぜ」
刹那
「……」
ガロード
「な、なんだよ?俺の顔に何かついてるか?」
刹那
「あの大砲持ちのガンダムに乗っているのは、お前と聞いたが」
ガロード
「お、おう…」
刹那
「…これからよろしく頼む」
ガロード
「あ、ああ…よろしく」
みつき
「なんだなんだ、ガロードをじっと見つめてよ…?」
ロックオン
「悪いな、刹那の奴…今ちょっと変わっててな」
「同じガンダムに乗る奴同士、何か知りたいものでもあるんだろうが…」
のっしのっしのっし
(その時、巨大なペンギンのような生命体がカービィを伴ってやってくる)
デデデ大王
「なんだなんだ、また新参か!?だったら俺様への挨拶も忘れずにな!」
(それを見た日本ルート組以外の人間が仰天する)
刹那
「……!!」
キオ
「う、うわああああ!!?」
ウェンディ
「きゃあああああ!!?」
駆
「ぺ、ペンギン!?巨大なペンギンがどうしてここに!?」
剣児
「おいおいおい、邪魔大王国の手先じゃねえだろうな!?」
みつき
「ちくしょう!!連邦の原生生物がイオニアに隠れてやがったか!!」
ムラサメ
「否…そのような生物は連邦でも見たことが無い。新たな怪異の類か!!」
一夏
「落ち着け!こいつはデデデ大王って言って、カービィの知り合いなんだよ!!」
駆
「か、カービィの…?」
デデデ大王
「その通り!オレ様はカービィの住んでるポップスター、
プププランドの王様のデデデ大王様だ!よく覚えておけ!」
カービィ
「自称だけどね!」
デデデ大王
「やかましい!大体、お前自分の身の上言ってなかったそうだな!
おかげで上の連中が大分どう扱うか苦労したと聞いたぞ!?」
鏡
「そういえば、聞いていなかったな。
聞ける時間も無ければカービィ自身も自分の身の上を離さなかった、が正しいが…」
カービィ
「…あれ、言ってなかったっけ?」
つばき
「一回たりとも言ってなかったわよ?」
デデデ大王
「こいつ、自分の事は食欲と睡眠欲以外全部無関心だからな…
このピンク玉が主に食事の事で迷惑かけたろう?まあ、オレ様は謝らんが」
ガロード
「謝らないのかよ…」
デデデ大王
「どうしてライバルの事でオレ様が謝らなければならん!?」
「それに、この世界の人間に迷惑をかけた償いとしてお前らと一緒に戦ってるんだ!
お前らの方こそありがたく思え!」
リリルカ
「あんだけ散々やっといて、どうして上から目線でモノが言えるんですか!?」
駆
「な、何かあったみたいだな…」
カービィ
「デデデはね、ぼくらと会う前にこの世界に迷い込んだそうなんだけど、
ここから少し離れた町でワドルディ達と一緒に食べ物泥棒をしてたんだ」
勇太
「それ以外にも、食べ物と交換の目的で人質を取ったりしてて…。
その真相を探るために僕らも捜査して、抵抗したデデデ達を捕まえたんだ」
「でも、その時のデデデはなんだか凶暴で、正気を失ってたみたいで…」
デデデ大王
「…あの時は、自分でもよく覚えてとらん。ただ、なんかイライラして、
自分の欲望を抑えきれなかったというか…」
鈴
「だからってあんなムキムキなバケモノになるなんてありえないでしょ?
いや、元からペンギンのバケモノだけどさ…」
カービィ
「あのモヤモヤしたハートが体から抜けちゃった時、元に戻ったんだよね」
ショウ
「ハート…心当たりはあるのか?」
デデデ大王
「言っただろう、オレ様には分からん。
…ただ、ここに迷い込む前からああだったのだけは覚えとる」
「だが心配するな!こうなればわしもケジメとしてNBS?とやらで戦ってやる!
その上でプププランドに帰れる手段を見つければいい!」
「だが、その分食い物はたらふく食べさせてもらうぞ!等価交換、という奴だ!!」
セシリア
「…この方、全然反省してらっしゃらないのでは?」
鉄也
「カービィだけでも連邦極東支部の食糧の大半を食い散らしたんだぞ…」
みつき
「大丈夫かよ、こいつらの食費…」
充子
「まあ、いざとなったら…ね?」
シロー
「み、充子さんあまり暴力的な手段は…」
ロックオン
「…は、話には聞いてたが異邦者の中にはこんなのもいるだなんてな…」
刹那
「…異種との対話…か…」
デデデ大王
「…オレ様のことより、もっと気にするべき奴がおるんじゃないか?」
駆
「気にするべき奴…?」
ズン…(ワッタが仲間たちの輪の離れた所で力無く俯いている)
ワッ太
「………あ…」
駆
「ワッ太…どうしたんだよ?こんなに暗くてお前らしくねえな」
天音
『僕たちがいない間に何かあったの、ワッ太さん?』
ワッ太
「それは……」
柿小路
「…実はデデデ大王さんが起こした事件の際、
社長は勝平君、宇宙太君、恵子君…神ファミリーの方々を見かけられたのです」
竜馬
「なにっ!?」
駆
「えっ!?神ファミリー…って、あの!?」
天音
「連邦軍がヴェイガンとの戦争で忙しい中、ガイゾックと戦っていた人たち…!」
マチュ
「リョウ!勝平って、アンタがずっと探してた…!」
ガッ(竜馬がワッ太に食って掛かるように迫る)
竜馬
「おいワッ太!あいつら何してやがった!?勝平はどうなってた!?答えろ!!!」
シロー
「お、落ち着けって竜馬さん!!」
甲児
(…無理もない。龍馬の奴、勝平の事をずっと気にかけていたからな…)
勇太
「…それが、今どこにいて何をしてるのか、何も言わなかったんです。
それに、よくわからない人たちにヘリコプターで連れていかれて…」
ワッ太
「勝平は言ってたんだ。「もう世の中が嫌になった」って、
「もう二度と家族の所に戻る気はない」って……」
竜馬
「あいつが、そんな事を…!?」
ワッ太
「…俺、信じられなくて…勝平がそんな事言うの、今でも信じられなくて…」
フルフル…(ワッ太が肩を震わせている)
天音
『ワッ太さん…』
駆
「そういや、ワッ太って神ファミリーと一緒にガイゾックとの最終決戦に参加したんだよな…」
鉄男
「短い付き合いで最初は喧嘩から始まった出会いだったが、それでも最後は仲良くなって、
ガイゾックとの決戦の時でも阿吽の呼吸を見せたのを今でも覚えている」
郁恵
「ガイゾックとの戦いの後、ザンボット3のパイロットであった
勝平君、宇宙太君、恵子ちゃんの行方がとんと分からなくなって…」
「今回、やっと三人と出会えたのは社長にとって嬉しいことのはずなのに、
こんなことになるなんて……」
ワッ太
「みんなで倒したガイゾックも、デデデの事件の時また現れて…。
名古屋の時の一度きりだけじゃなかった。いったい、俺はどうしたら…」
柿小路
「社長……」
勇太
「……でも、勝平さんは本当にそう思ってるのかな?」
ワッ太
「勇太…」
勇太
「あの時、ワッ太さんにそう言ってた勝平さん…とても悲しそうで、苦しそうだった…」
「本心から言ってるなら、そんなことにはならないと思う…」
一夏
「俺らはそれを見てないから分からないけど、勇太が言うならそうなのかもな…」
箒
「だが、何の為に?ワッ太達を何から遠ざけようというのだ?」
甲児
「…………」
竜馬
「甲児、心当たりがあんのか?」
甲児
「ああ、長年前線を退いて研究に没頭してれば、連邦内部のそういう話も聞こえてくるさ」
「とりあえず神ファミリーに関しては、上からの話を待とう。
フリットさん達もそのことについて考えはあると思うし…」
タタタタタタ(山田先生がイオニアのメインホールにやってくる)
山田先生
「み、皆さーん!今からこれからのNBSの活動についてお話があります!
至急警視庁内のイベントホールまで集まってくださーい!」
一夏
「山田先生!」
箒
「という事は、これからの方針が決まったのだな」
ショウ
「結構部隊員の数が増えてきて、フリットたちも苦労してると思うが…」
剣児
「ま、その分俺らが何とかすりゃいいだけだ!」
キオ
「戦後の世界の平和、僕らの手で創らないと…!」
駆
「っし、それじゃあ行くか!」
(追加メンバー紹介と状況確認が終わり、9話に続く)