脳内スパロボ風クロスオーバー妄想垂れ流しシリーズ 作:櫻庭遮那
原作ではなかったスパロボNEO(主にキャラ)への改変、独自設定があります。ご了承ください。
天音「僕、歴史好きキャラになってるんだけど…?そんな要素原作にはないのに」
鉄也「若い解説キャラが一人くらいは欲しかった…というのがうp主の言い分だそうだが」
駆「俺も取ってつけたように大食いキャラになってるぜ?」
ワッ太「うp主はそういったボキャブラリーが貧弱過ぎるんだよ」
カービィ「まあそれはそれとして、うp主の妄想を垂れ流すスパロボもどき始まるよ~」
A.G.0165年 愛知県 某陸上競技場
(競技場前でレポーターがテレビ中継をしている)
レポーター
「昨日、ここ愛知県名古屋市で全国高等学校総合体育大会が開催されました!」
レポーター
「それでは、早速インタビューしてみましょう!稲葉くん、今のお気持ちは?」
駆
「あ、えっと……」
カタカタカタ(レポーターに気持ちを振られた少年は体を少し震わせ、しどろもどろになっている)
レポーター
「…おや、どうしました?」
駆
「その…なんというか、つまり…」
レポーター
「緊張しなくて大丈夫ですよ、稲葉くん。伝えたい人に想いを真っ直ぐに伝えればいいんです」
駆
「伝えたい人に、真っ直ぐに…」
すぅぅぅぅ―――――(駆が深く息を吸う)
「天音――――!!見てたか!?兄さん、ちゃんとお前と約束した通り優勝したぜ――――!!」
レポーター
「……!?」
(レポーターが目を天にする)
駆
「えと、これでよかったですか?」
レポーター
「は、はい…天音さんも喜んでるでしょうね!」
「では、インタビューの続きは後程!スタジオにお返しします!」
しばらく経って……
愛知県 名古屋市街地
天音
「…………」
(美少年とも美少女ともとれる、美しい顔をした子供…稲葉天音が誰かを待っている)
タタタタタタ(しばらくすると、駆がその子供に向かって駆けて来る)
駆
「よっ!待たせたな、天音!」
天音
「あ、兄さん…」
「…兄さん、百歩譲ってもあのインタビューはないと思う…」
(天音が複雑そうな顔で駆を見ている)
駆
「いやぁ、テレビに映ってると思ったらつい緊張しちまってな」
天音
「それもあるけど、あんな名指しで大声で……」
ワッ太
「おーい、天音―――!!駆さーーーーん!!」
駆、
天音「!」
タタタタタタ(竹尾ワッ太が4人の社員を連れてやってくる)
ワッ太
「駆さん、テレビ見てたよ!改めて優勝と新記録おめでとう!!」
駆
「おー、ワッ太か!昨日といいありがとうな!」
ワッ太
「へへっ、我が町誇りの未来の大器で、仲良しの後輩の兄ちゃんの晴れ舞台なんだ、
生で応援しなきゃもったいないよ!」
天音
「ワッ太さんに竹尾ゼネラルカンパニーの皆さん…こんにちは。
今日は兄さんがわがまま言ってごめんなさい。
どうしてもこの日じゃないと学校に間に合わなくて…」
柿小路
「いえいえ、元はと言えば社長が仕事もかねて
駆君の応援がしたいと言ったものじゃからのう。あまり気にするもんじゃないぞ」
厚井
「こちらの仕事も今日ですでに終わったからな。そのついでだ」
木下
「それに、帰りについてもご心配なく!我々のシャトルでひとっ飛びですよ!」
駆
「でも、名古屋にシャトルだけじゃなくトライダーも持ってきてるだなんて、
応援にしても随分派手だよな」
ワッ太
「ま、色々あってね。俺達も大仕事が回ってきたってことだよ」
駆
「そりゃ大したもんだ!お前らも躍進してるって感じだな!」
天音
(大仕事……?ワッ太さん達、何かやろうとしてるのかな…?)
郁恵
「そういう訳で、今日は楽しんでいきましょう。
お二人が行きたいところはございますか?」
駆
「行きたいところ?そうだな…とりあえず、
ひつまぶしに味噌煮込みうどん、味噌カツにきしめんに……」
ワッ太
「食べ物ばっかじゃん!!しかもまだ10時にも回ってないし!!」
天音
「ワッ太さんも知ってるでしょ?
兄さんは最強のスプリンターにして、食い意地の塊でもあるって」
駆
「俺は育ち盛りの運動部だからたくさん食べなきゃならねーの!
そういう天音はどこ行きたいんだ?」
天音
「僕?それなら…清州城に行ってみたいな。それと犬山城や小牧長久手合戦場にも」
駆
「…そういう天音だって、いつもとおんなじ歴史マニアだな」
(駆の苦笑いに天音が頬を膨らませる)
天音
「いいじゃない、せっかく愛知に来たんだからいろいろと行きたいんだもん」
ワッ太
「天音は城とか史跡とか、日本史世界史問わず歴史が好きだもんね。小学校でも有名だよ。
”我が町の歴史”をテーマにした自由研究で先生をもうならせるくらいの大作を書き上げたって」
天音
「それは僕一人の力じゃないですよ。兄さんがたくさん助けてくれたし」
駆
「俺は資料を持って来たり、中高生で学ぶ漢字にルビ振ったりしただけだよ。
大体はお前の実力じゃねえか」
天音
「ふふ、兄さんの方が読めない漢字が多かったよね」
駆
「ほ、ほっとけ!」
木下
「しかし、こうやってまた平和に旅行ができるだなんて信じられませんなあ。
少し前までは地球圏は戦乱続きでしたのに」
柿小路
「…そうじゃのう。いろいろあったものな……」
駆
「……いろいろ、か……」
ワッ太
「……うん、そうだね………」
スウッ(ワッ太が顔を曇らせ、遠くを見る)
柿小路
「…ああっ、申し訳ございません社長!ほれ、木下君も謝らんか!」
木下
「ああああああ、す、すみませんでしたーっ!!」
ばっ(木下がすぐさま頭を下げる)
ワッ太
「…え、あっ!や、やめろよ二人共そんな街中で!
それに、もう全部終わったことなんだから!!」
駆
「…そうだよな。もう終わったんだ。
地球とヴェイガンの戦いも、ガイゾックの侵略も…」
天音
「…でも、人類の戦争はまだ終わってないんだよね?
新連邦と宇宙革命軍が月で衝突したって聞くし…」
厚井
「それに、50年ぶりにあの邪魔大王国が復活している。
あの日、鋼鉄ジーグがその身を犠牲にしてというのに…」
ワッ太
「大丈夫!今は鋼鉄ジーグだけじゃなくて地球を守る人たちがたくさんいるし、
代わりと言ったら何だけど、俺も邪魔大王国と戦うからさ!」
「今日の仕事も、そのための話し合いでしょ?」
天音
「話し合い…!?」
柿小路
「しゃ、社長…!あまり口外しては…」
ワッ太
「あ、そうだった!ごめん専務!二人も聞かなかったことにして!!」
駆
「あ、ああ…よく分かんねえけど、頼もしいぜ、ワッ太。
俺もお前みたいにトライダーみたいなロボットに乗れたら……」
キィィィィィィィィィィン(―――その時、駆と天音の脳裏に耳鳴りが起こる)
天音
「うっ…!?」
駆
「…!?なんだ、この耳鳴り…!?」
ばっ(駆と天音が耳をふさぐも、ワッ太達は怪訝な顔をして二人を見ている)
柿小路
「ど、どうしたのかね二人共…?」
ワッ太
「そうだよ、突然耳なんかふさいで…」
駆
「え…!?」
天音
(ワッ太さん達には…聞こえていないの…?)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ(直後、名古屋が揺れる)
駆
「わっ!?な、なんだ!?」
木下
「じ、地震ですか!?」
厚井
「いや、違う!これは…空からだ!!空から何かが降ってくるぞ!!」
ワッ太
「……!!!あ、あれは……!!!」
(戦闘前デモが終わり、戦闘パートに移る)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
第1話 星の戦士と希望の戦神
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(戦闘マップ”名古屋市街地”が映る)
シュビビビビビビビビビィン(上空からガイゾックが敵ユニットとして出現する)
市民「きゃあああああああああ!!!」
市民2「が、ガイゾックだァァァァァァッ!!!!」
ドガガガガガァァン(ガイゾックのメカブーストが愛知市街地を攻撃する)
うわあああああ きゃあああああっ(人々が逃げ惑う)
天音
「が、ガイゾック…!」
ワッ太
「そんな!神ファミリーや俺達が戦って倒したはずなのに…!!」
駆
「それが何だって、こんなところにいるんだよ!?」
鉄男
「まずいな…シャトルは近くに置いてあるが、トライダーは連邦の名古屋支部に置いてあるままだ」
柿小路
「社長!ここは我らが食い止めます!その間にトライダーを!」
ワッ太
「専務!でも……」
柿小路
「相手はあのガイゾック…!人を殺すことに何の躊躇も持たぬ悪党です!
地球に生きる人間として、逃げるわけにはいきませぬ!!」
郁恵
「…ええ、そうですね!」
鉄男
「そして不幸中の幸い、“あの方たち”も来ていた。
いかに相手がガイゾックだからと勝ち目が薄い訳ではありませんよ、社長」
ワッ太
「…分かった!
待っててくれよ、専務、みんな!すぐに戻ってくるからな!!」
駆
「俺達も行くぞ、天音!こんな時の為に、避難シェルターがあったはずだ!」
天音
「う、うん…!」
駆
「頑張ってくれよ、ワッ太、専務さん達!!」
タタタタタタ…(駆たちが避難所へと急ぐ)
シュビィン(シャトルが味方ユニットとして登場する)
鉄男
「シャトル、発進!」
柿小路
「社長と連邦軍が到着するまで、我々が踏ん張りますぞ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
第1話 星の戦士と希望の剣神
勝利条件…敵の全滅
敗北条件…いずれかの味方の撃墜
―――――――――――――――――――――――――――――
(シャトル初戦闘)
柿小路
「厚井君、郁恵君、木下君!準備はいいかね!」
鉄男
「いつでもどうぞ、専務!」
郁恵
「私たちで社長たちをお守りしましょう!」
木下
「パーっとやりましょう、パーっと!」
柿小路
「相手はガイゾックです!清算は度外視!ミサイルも撃ち尽くして構いません!!」
「このシャトルと竹尾ゼネラルカンパニー社員の全力をもってお相手しますぞ!!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(2ターン経過すると、イベントが進行する)
木下
「や、やっぱりあの数にシャトルだけじゃ無茶ですよぉ!!」
柿小路
「泣き言を言っとるんじゃない!」
鉄男
「ほら、言ってる側から来たぞ…!!」
シュビビビィン
(トライダーG7、グレートマジンガー、イチナナ式が味方ユニットとして登場する)
ワッ太
「専務、みんな!!お待たせ!!
竹尾ワッ太、心強い助っ人と一緒に助けに来たぜ!!」
郁恵
「社長!お待ちしておりました!!」
シロー
「おっと、やってきたのはトライダーだけじゃないぜ!!」
鉄也
「こちら地球連邦軍だ。これよりこちらと協力してガイゾックを叩く」
柿小路
「おお、鉄也さんとシローくんも!」
木下
「やった!!グレートマジンガーが来てくれましたよぉ!!」
鉄也
「ワッ太、柿小路専務たち、状況はどうなっている?」
ワッ太
「わかんない!あいつら、いつの間にかやってきて…」
シロー
「ガイゾックの親玉をやって壊滅はさせたんだよな!?
それがまたこうしてやってきたってことはただの残党か、もしくは…」
柿小路
「も、もしや…!」
鉄也
「考えるのは後だ!まずは奴らを徹底的に叩きのめす!!」
「奴らにこれ以上、誰一人殺させるものか!!」
ワッ太
「…うん!
今だって全部が全部平和なわけじゃないのに、これ以上滅茶苦茶にされちゃたまんないぜ!!」
「やるぞ!!スーパーロボット、夢の共演だ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――
(ワッ太初戦闘)
ワッ太
「あいつらが大切なもの沢山無くして、やっとお前らを倒したってのに…!!」
「許さないぞ、ガイゾック!!この地球からたたき出してやる!!」
(鉄也初戦闘)
鉄也
「ワッ太の奴、1年前よりもさらに成長したようだな…」
「そうだ…これから新しい戦いが始まろうとしている!お前らに構ってる暇はない!!」
「ガイゾック!お前らの存在はチリ一つ残さん!!」
(シロー初戦闘)
シロー
「話し合いの当日にこんなことになるとはよ!おあつらえ向きというか、何と言うか…!」
「ともかく、可愛い後輩にカッコいい所見せてやるか!!
三番隊隊長兜シロー!行くぜぇっ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
(1ターン経過するか敵を一定数撃破すると、イベントが発生する)
郁恵
「…!なに、この数値…!?」
柿小路
「どうした、郁恵くん!?」
郁恵
「レーダーが変なんです!
ここからそう遠くない場所の上空で、計測不能のエネルギーが充満していて…」
鉄男
「計測不能のエネルギーだと…!?」
ギュオオオオオオオン
(その時、市街地から離れた場所で時空に歪みが生じる)
ワッ太
「な、なんだ!?」
鉄也
「何かが来るぞ!気を付けろ!!」
キュピィィィィィィッ ガオォォォォォォン
(歪みが解放され、まばゆい光が生じる)
ドガガガガガ
(その光から流れ星に乗ったピンク玉…カービィが味方ユニットとして現れる。
流れ星はフラフラと揺れながら、地上へと堕ちていく)
カービィ
「わわわわわわ…!!ワープスターの調子がへん…!!」
ドチャァァァァァン
(そのまま地上に激突し、流れ星はカービィを残して消滅する)
「ぶべっ!!」
「あいたたたた…ふう、かんいっぱつ…」
「…あれ?ここはどこ…?」
シロー
「な…なんだぁあのピンク玉!?ガイゾックの仲間か!?」
ワッ太
「そ、それにしてはぽよぽよしててかわいくて、無害そうだけど…」
鉄也
「待て!一応素性が知れない以上、警戒を怠るな…!」
ドガガガガァァァン(ガイゾックがカービィの存在に気付き、攻撃を加える)
カービィ
「わ…!?なに、あいつら!?」
厚井
「ガイゾックがあのピンク玉を攻撃しているぞ!奴らも予期せぬ存在だという事か…」
カービィ
「…んー、やるしかないのかな…」
「よし、やっちゃお!!えと、なんかないかな…あっ!傘とトンカチ!」
(カービィが転がっている傘とトンカチを見つけ…)
「…すぅぅぅぅぅ―――――っ」
ギュイイイイイイッ ゴクッ(それらを吸い込む。そしてガイゾックに向かっていく)
木下
「か、傘とトンカチを呑み込みましたよ!?」
柿小路
「無機物でも難なく食べられるのかね、あのピンク玉は!?」
ギュオオオオオオオン(ガイゾックがカービィを迎撃する)
郁恵
「ああっ、あのピンクの子の所にガイゾックが!」
ワッ太
「あ、あぶなーーーいっ!!!」
カービィ
「……!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
メカブースト「!!!」
ゴオオオオオオ
(メカブースト・クモガニラが発火性の毒ガスを噴射する)
バッ ゴオオオオオオ(カービィがそれを回避する)
カービィ「おっと、あぶない!」
「今度はこっちから行くぞー!」
(カービィがどこからかハンマーを取り出す)
「よいしょ…ハンマーで勝負だ!」
ドタドタドタドタ(カービィがハンマーを片手にクモガニラへ突撃する)
「そーれ!!」
ガァン ガァン ガァン
(カービィがハンマーでクモガニラをタコ殴りにする)
「とどめだ!鬼殺し火炎ハンマーっ!!」
ゴゴゴゴゴ……ドガァァァァン
(カービィが力を溜め、カービィが持っているハンマーに炎が宿り、
そのままボディーにクリティカルヒットさせ、メカブーストの体が宙に飛ぶ)
ピュウウウウウウウッ ドガァァァァン
(吹き飛ばされたクモガニラが上空で爆散する)
メカブースト「!!!?!?」
5300
(メカブースト・クモガニラがHP全部のダメージを喰らい、撃破される)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ドガァァァァン(メカブーストがカービィの攻撃を受けて爆散する)
カービィ
「よいしょっと、勝利のぶいっ!…て、ぼくの手じゃ作れないけど」
柿小路
「い、今のは…!?」
鉄男
「トンカチを呑み込んだかと思ったら、
どこからか木槌を取り出してガイゾックを倒した…強い!!」
鉄也
「なんだ、あれは…!?俺たちの理解の範疇を超えているぞ!?」
ワッ太
「そ…そこのピンク玉!俺たちのことがわかる!?」
カービィ
「…?ぼくのこと?」
郁恵
「言葉が通じました!」
ワッ太
「俺たちを助けてくれるの!?」
カービィ
「うん!あいつらがやってくるならこっちもやるしかないし…」
「困ってるんでしょ、だったらほっとけないよ!」
シロー
「話しが早くて助かるぜ、ピンク玉!」
鉄也
「それなら、協力して奴らに当たるぞ!名前は……」
カービィ
「カービィ…!ぼくはカービィって言うんだ!よろしくね!」
鉄也
「カービィだな!俺たちが正面を引き受ける、援護は頼んだぞ!!」
カービィ
「うん!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(カービィ初戦闘)
カービィ「聞こえる…。あいつらのせいで、みんなが泣いてる…!」
「ここがどこだかも分からないけど、放ってはおけないよね!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(ガイゾックを全滅後、イベントが進行する)
郁恵
「ガイゾックの全滅を確認しました」
柿小路
「ふう、これで一安心じゃな」
鉄也
(ガイゾックの再出現…一体何が起こっている…)
カービィ
「ふあ…つかれた…」
コクリ(カービィが疲れて寝ころび、そのまま睡眠に入る)
ワッ太
「ね、寝ちゃったよ…!?」
鉄男
「あの寝顔を見れば、さっきまでの強さが嘘みたいですな…」
郁恵
「ええ、丸っこくて、ホントにかわいいですね…」
(駆達のいる避難所へカーソルが移動する)
駆
「よっしゃ、勝った!流石トライダーとグレートマジンガー!!」
天音
「でも、あのピンク玉はなんだろう…?空からやってきたみたいだけど…」
駆
「ワッ太やグレートマジンガー達と戦ってくれたんだろ?
少なくとも悪いやつじゃないと思うぜ」
天音
「…確かにそうだね。そういう所が、兄さんの一番いい所だと思うな」
駆
「どうしたんだよ、褒めても俺が嬉しいだけだぜ?」
カービィ
「……!」
ムク…(カービィが再び起き上がる)
柿小路
「…?いきなり起きてどうしたのかね、カービィ君」
カービィ
「……来る…来るよ…!!」
シュビビビビビィン
(突如、どこからか球体に手足が付いた大型ロボットが敵ユニットとして出現する)
シロー
「なんだ、あれ!?」
木下
「は、初めて見るロボットですよ!?」
鉄男
「MSでもなければスーパーロボットの類でもない…!これはいったい…」
ドガガガガガァァン(球体ロボットがカービィやシャトルに向かって攻撃する)
カービィ
「攻撃してきた…!」
郁恵
「いくら呼びかけても応答がありません!おそらく無人機だと思います!!」
柿小路
「あ、新たな外敵が訪れたとでも言うのかね!?ガイゾックの復活に続いて…!!」
鉄也
「うろたえるな!!相手が何だろうと、俺達がやる事は同じだ!!」
ワッ太
「分かってるけど、こうやって先手を取られちまったんじゃ…!!」
(その後、避難所にカーソルが当たる)
駆
「ガイゾックに続いて未知の敵…!?
くそっ、今日は最高の一日だと思ったのに、最悪の一日になっちまったぜ!!」
天音
「に、兄さん……」
駆
「…いや。天音、大丈夫さ。
昔っからの約束だろ?俺がお前を必ず守ってやるって」
天音
「う、うん……」
ラァァァァァ…(その時、突如天音に声のようなものが聞こえる)
「……え?」
「兄さん…。何か…声のようなものが…聞こえない?」
駆
「声…?俺には何も聞こえないぞ?大丈夫か?」
天音
「え…?…大丈夫…?だ…だい……」
「…ああ、行かなきゃ…。行かなきゃ…!あそこには…この場所には…!!」
ダッ タタタタタタタ……(天音が突如避難所を飛び出し走り去る)
駆
「天音っ!?おい、ちょっと待てよ!!」
(なんて速さだ…!あんなスピードが天音に出せるわけねえ…何が起こってんだ…!?)
「だけど、なめんなよ…!俺も長距離が出来ない訳じゃねえんだぜ!!」
ダッ(駆が天音を追いかける)
ドガガガガガァァン
(球体ロボットがさらに攻撃を加えるも、シャトルやカービィには当たっていない)
木下
「今度は見当外れの方向へ撃ってます!」
鉄也
「いや、待て!!撃った場所をよく見ろ!!」
(カーソルが移り、天音が攻撃を受ける)
天音「うっ……!!」
タタタタタタ(天音を追いかけていた駆が天音に追いつく)
駆「天音!!何してんだあぶねえぞ!!いったい何考えてんだ!?」
天音「あ…れ…?兄さん、僕…今まで何して……」
駆「…!?天音…覚えてないのか!?いったいどうなって……」
ゴゴゴゴゴ……
(謎のロボットの攻撃により駆や天音が逃げた場所に地割れが起こる)
駆
「うわっ!じ、地割れだ!!」
天音
「に、兄さんっ!!」
駆
「うわあああああああああああっ!!!!!天音ぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」
ぴゅうううううううう……
(二人が地割れに呑み込まれる)
カービィ
「ふ、二人が地割れに呑み込まれちゃった……!」
柿小路
「そ、そんなバカな!!」
郁恵
「か、駆くんと天音くんの二人が……!!」
ワッ太
「あ…天音ーーーーーっ!!駆さーーーーーんっ!!!」
???
(真っ暗な場所で駆が倒れている)
駆
「う…ううっ…」
「ここは…どこなんだ…。俺達は地割れの中に落ちたはずじゃ…」
「天音、無事か!? いたら返事しろ!」
タッタッタ(天音が駆の下へ寄ってくる)
天音
「に、兄さん…」
駆
「天音!よかった、無事だったか…」
天音
「うん…」
「それにしても…名古屋の地下にこんな場所があったなんて…」
駆
「とにかく出口を探さないとな」
天音
「兄さん、あれを見て!」
オォォォォォォ……
(騎士を象った黒い巨大ロボットが駆と天音の眼前に映る)
駆
「なんだ、ありゃ! 巨大ロボットか!?」
天音
「ここって一体…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
(突如、地響きが鳴り響く)
天音
「え?」
ピカァッ(駆と天音の前に閃光が走る)
駆
「!?…今の光は…!?」
天音
「兄さん、助けて…!うわああああっ!」
駆
「天音、どうした!? 天音!」
カァァァァァァッ
(光の後、天音の姿が消えうせる)
駆
「くっ…天音、どこだ!返事しろ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……(地割れから巨大な物体がせり出し、その姿を現す)
シュビィン(白い空飛ぶ船、イオニアが味方ユニットとして登場する)
シロー
「な、なんだ!?あの巨大な白い船は!?」
鉄也
「奴らの母艦か…!?」
カービィ
「あれは………」
ドガガガガガァァン
(謎のロボットが戦艦めがけて攻撃を開始する)
郁恵
「…というわけでも、なさそうですね…」
ワッ太
「次から次へと、いったいどうなってるんだよ!?」
カービィ
「……あれは、箱舟……、祈りを運ぶ、命の箱舟……」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ドガァァァァァァァァァン
(外からの攻撃でイオニアが揺れる)
駆
「くっ、何が起こってやがんだ!」
「逃げ出すにしてもまずは天音を探さねえと…!」
天音
「兄さん…」
駆
「天音! 無事か!?」
天音
「うん…。でも、何か変なんだ…」
「僕の身体が…僕のものじゃないみたいに…」
駆
「どういう事だ!? いいから早く姿を見せろ!」
天音
「うん…」
ヴィィィィン
(姿を見せた天音はまるで立体映像で出てきたような姿だった)
天音
「…………」
駆
「お前…!身体が透けてんじゃねえか!」
天音
「うん…そうなんだ…」
「うまく言えないけど、僕の身体と意識がこの船に取り込まれちゃってるっていうか…」
駆
「船に取り込まれた…? 一体、何を言ってるんだ?」
天音
「えっと…それはね…」
駆
「いや、待て…落ち着け俺…。ここは一つ冷静に考えて…」
ドガァァァァァァァァァン
(外からの攻撃でイオニアが衝撃を受ける)
駆
「…って、そんな時間はなさそうだな…!天音、早く逃げるぞ!」
天音
「今からじゃ逃げ出す方が危険だよ…!」
「それより、兄さん! そのロボットに乗って!」
駆
「…は?」
天音
「急いで! このままだとやられちゃう!」
駆
「何言ってんだ、お前! 俺がこんなもんに乗れるわけねえだろ!」
天音
「大丈夫! 兄さんならできるよ!」
駆
「なんでお前にそんなことがわかんだよ!?」
天音
「この船に眠っていた知識が僕の中にどんどん流れ込んで来るんだ…」
「この船…『イオニア』に連なる存在…その巨神『シグザール』と共に道を開けって…」
駆
「巨神…このロボットが…?」
ドガァァァァァァァァァン
(さらなる攻撃でイオニアが揺れ動く)
天音
「わあああっ!」
駆
「天音!」
天音
「兄さん、僕がサポートするから早く!」
駆
「今は…俺より天音の方が状況がわかってるみてえだな…」
「天音、お前の言う通りにする! どうやったらいいか、教えてくれ!」
天音
「ロボットの前にあるプレートに手を置いて書かれている呪文を読んで!」
駆
「こいつだな! いくぜ!」
♪~Spiritual Transmission(シグザール戦闘BGM)
※ここからDVE
駆
「其は業炎! 其は防人! 未来を願う力となりて守護の腕を今振るわん!」
「目覚めろ! シグザール!!」
※ここまでDVE
カァァァァァァッ(駆とその周辺が眩く発光する)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
シュビィィィン
(シグザールが味方ユニットとして登場し、マップに降り立つ)
グラ、グラ…
(シグザールの安定せず倒れそうになるも、何とか姿勢を保つ)
駆
「うううううっ…!!倒れるな…踏ん張れ!!」
天音
『兄さん、大丈夫!?』
駆
「心配すんな、天音!シグザールに乗ったとき、こいつの使い方が頭ん中に入ってきた!!」
「それに、操縦者の俺が動けばシグザールも同じように動くみたいだ!」
木下
「今度は巨大ロボットが!!」
シロー
「もしかして、あの白いのの搭載機か!?」
カービィ
「…分かる…。あれは、あれは……!」
駆
「ワッ太達にグレートマジンガー!このことは、どうやって説明すれば…」
天音
『兄さん、シグザールには拡声機能もついてる!
ワッ太さんたちにも呼びかけられるはずだよ!』
駆
「そうなのか!?だったら…!」
「おーい!!ワッ太、専務さんたち!!聞こえているなら返事をしてくれぇー!!」
郁恵
「その声……駆君!?」
柿小路
「そのロボットに乗っているのは駆君かね!?いったい何が起こって……」
鉄也
「お前たち、あのロボットのパイロットと知り合いなのか…?」
ワッ太
「う、うん。同じ町の友達で…って、そうじゃなくて!!」
「どういうことだよ、駆さん!?天音はどうしたの!?」
駆
「大丈夫だ!!ちゃんと生きてる!!」
ワッ太
「生きてるったって…!!」
駆
「その説明は後にしてくれ!!今は街を守らなきゃ!!」
「あそこのイオニアって船も支援してくれる!一緒に戦わせてくれ!!」
ワッ太
「駆さん…うん、分かった!鉄也さん達もいいよね!?」
鉄也
「…こうなれば何も聞かん。だが、戦うのなら足を引っ張るなよ!!」
「カービィ、お前もいいな!?」
ボーッ(カービィがシグザールを見ながら呆けている)
カービィ
「…………」
郁恵
「この子はカービィちゃんです。私たちと一緒に戦ってくれます」
木下
「しかも強いですよ!このままパーっといきましょう!!」
駆
「そっか…!それならよろしくな、カービィ!」
カービィ
「……………」
ボケーッ(カービィがシグザールを見つめ呆け続けている)
駆
「…おいカービィ、どうしたんだよ!?」
カービィ
「…はっ。…うん、わかった!よろしくね!」
ワッ太
「それじゃあ全員そろったところで、あいつらをぶっ倒してやる!!」
カービィ
「よーし!精いっぱい頑張るぞー!!」
鉄也
「こんな所で、俺達が負けるわけにはいかん!!」
駆
「覚悟しろよ!!手加減なんてしねえし、出来るタチでもねえからな!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――
(駆初戦闘)
駆
「名古屋の街をメチャクチャにした上に兄弟水入らずの時間を邪魔しやがって!」
「この落とし前はキッチリつけてもらうからな!」
(駆初戦闘後)
駆
「どうだ!」
天音
『ダメだよ、致命傷にはなってないみたい…』
駆
「ちぃ…!早えとこ、こいつの動かし方に慣れねえとこっちがやられちまう…!!」
(天音初戦闘)
天音
(どうしてこんなことに…、僕はいったい、どうなって…)
(でも、今は考えない…!街の皆を守る事を考えなくっちゃ!)
(カービィイベント後初戦闘)
カービィ
「…あの白い船と、あの黒いロボット…あれって…」
「……なんだっけ?わすれちゃった」
「ともかく、まずは戦わないと!まだ寝るには早いからね!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(敵を全滅させ、戦闘が終了する)
駆
「こ…これで、終わりか…!?」
柿小路
「ええ、後続が出てくる気配もございませんしな…」
シロー
「ど、どうにか終わったな…」
駆
「でも、素人でも結構やれるもんだな…」
天音
『脚力だけじゃなく、兄さんの運動神経は人並み外れてるからね』
『とりあえず、このままじゃ目立っちゃうから町から離れようよ』
駆
「それもそうだな。厄介なことになる前に移動するか」
「…すまねえ、ワッ太達!
ほとぼりが冷めたら後で事情はちゃんと説明する!じゃあな!!」
ビシュゥン(シグザールがイオニアに収容される)
ゴォォォォォン(イオニアが名古屋市街から離れる)
ワッ太
「あ、駆さん!!どこに行くのさ!?」
鉄也
「待て!お前達からは聞きたいことが…」
ビシュウン(イオニアが撤退する)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
シロー
「行っちまった…。
身元は分かってる以上、探すのは苦労しないだろうけど…」
鉄也
「…ワッ太。こんなことになった以上、
あいつからは事情を聞かねばならない。そこは分かってるな?」
ワッ太
「う、うん…。
ちゃんと事情は説明するって言ってたし、大丈夫とは思うけど…」
鉄男
「しかし、あの図体の船をどこに隠すつもりだ…?」
木下
「それはそうと、あの子はどうしましょう?」
カービィ
「ふあ…」
ぐーぐーぐー
(カービィが荒廃した市街地の路上で再び寝始めている)
シロー
「また寝てるよ、あいつ…。鉄也さん、俺たちで保護するか?」
鉄也
「…俺たちへの敵意が無い以上は、手荒な真似も必要ないか」
ワッ太
「カービィにひどいことはしないでね?」
鉄也
「この件は”元総司令”に一任する事になる。
これから始まる新たな戦い…カービィもそれに関係するかもしれないからな」
ワッ太
「元総司令かあ…。天音達の事といい、いったいどうなるんだろ…」
(マップから遠く離れた場所にカーソルが移り、紅い髪をした美少女…リアス・グレモリーと
黒いポニーテールをした美少女…姫島朱乃がビルの上で一部始終を目撃していた)
朱乃
「リアス、あれは……」
リアス
「…分かっているわ。まさか、今やってくるだなんてね…」
「私の予想が外れていなければ、この世は益々荒れるわよ…」
(さらに名古屋連邦支部にカーソルが移り、
地球連邦軍元総司令、フリット・アスノが事態の全てを見ていた)
フリット
「……ついに、始まったか…新たなる、そして本当の戦いが……」
「急がなければいけない。この世界を守るために…」
「そして、”奴”の言葉を現実のものとしないためにも………!」
(戦闘パートが終わり、戦闘後デモへ移行する)
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愛知県郊外 森林地帯
駆
「さてと…街から離れたはいいが、
シグザールとイオニアをどうするかが問題だな…」
天音
「えっと…ちょっと待って。なんとかできるかも…」
「其は迷宮なり、其は運び手なり…。古の盟約に従いて夢幻の果実に光を移せ…」
ピカッ(イオニアが発光し、一瞬にして消える)
駆
「!? イオニアが消えた!?」
天音
『兄さん、足下を見て』
ギュオオオオン(駆の足下に手のひらサイズの水晶が転がっている)
駆
「ん?なんだこりゃ!?」
天音
「僕の身体もイオニアもこの水晶の球の中に入ってるんだ」
駆
「こりゃまた随分と小さくなったもんだ。手のひらサイズじゃねえか」
天音
「あ、そうだ。シグザールもなんとかしなきゃね」
「其は罪人なり、其は道標なり…。古の盟約に従いて夢幻の果実に刃を移せ…」
ピカッ グググググ……(シグザールが発光しながら縮んでいく)
駆
「…!シグザールが…縮んでいく…!」
ギュオオオオン(そして、手のひらサイズの水晶になる)
駆
「この水晶の中にシグザールが入ってるのか…。これまた手のひらサイズだな」
天音
「そう、それは『シグ・オニキス』。イオニアの方は『イオ・オニキス』って言うんだ」
「イオニアもシグザールもオニキスの状態にしておけば自然に傷が治るよ」
駆
「オマケに持ち運びも楽だし便利だな」
天音
「僕の身体も入ってるんだから絶対になくさないでね」
駆
「落としても大丈夫なように名前でも書いておくか」
天音
「それ…本気?」
駆
「冗談だ。それはともかく、天音の身体はこの水晶の中から出られないのか?」
天音
「うん…僕の身体はその…イオニアと…融合しちゃってるみたい…」
「幻影体でなら外に出られるんだけど、身体は出られないみたいなんだ…」
駆
「要するに、イオニアに取り込まれたって事か…」
「くそっ、どうして天音がこんな目に!」
天音
「兄さん…僕、どうなっちゃうんだろう…ワッ太さん達にもなんて言えば…」
駆
「…………」
「心配するな、天音。俺が必ずそこから出してやる」
「いつだって、俺達は二人でなんとか乗り切ってきたじゃないか。
だから今回も何とかなる。きっとな…」
天音
「うん…」
第1話 完
第2話「少年少女の勇気起動ブレイブアップ」に続く…
カービィの口調が安定しない…
若者っていうからには一応15~18歳くらいの精神年齢で行こうとは思っています
でもアニメの赤ちゃんみたいな純粋無垢なイメージも切り離せない…