脳内スパロボ風クロスオーバー妄想垂れ流しシリーズ 作:櫻庭遮那
故にこの妄想垂れ流しシリーズでもそういうのをやります。
前話の翌日 イオニア メインホール
(いつものように、独立部隊のメンバーたちが
イオニアのメインホールに集まっている)
フリット
「…では、改めて自己紹介を」
美和
「はい…。ビルドベース現所長、卯月美和と申します。計画に参加するため、東京まで同行することになりました」
遷次郎
「そしてわしが前所長、司馬遷次郎じゃ。名前は聞いたことがある者もいると思うがの」
勇太
「う~ん……聞いた事あるような、ないような…」
デッカード
「勇太…彼らは50年前、フリット司令と共に邪魔大王国から世界を守った者達の一人だ」
美和
「あなた達も我が国の歴史として、多少は知っていることと思いますが…」
「今から50年前、邪魔大王国のヒミカ率いるハニワ幻神達が地下から侵略を開始しました」
「司馬博士の研究により奴らの出現を予見していた旧地球連邦はビルドベースを創設しており、邪魔大王国の侵攻を食い止めていました」
遷次郎
「そして、その旗頭としてハニワ幻神と正面切って戦っていたのが初代鋼鉄ジーグという訳じゃ」
勇太
「へえ~…。あれ?だけどどうしてそこにフリットさんが関わってくるの?」
天音
『そこについては僕が説明するね』
『当時の連邦のMSじゃ相手にならなかった邪魔大王国のハニワ幻神と戦えるのは、
地球上じゃ鋼鉄ジーグだけだったんだけど…』
『コウモリ退治戦役で武功を挙げた、
まだ少年のころのフリット元司令も連邦軍の要請に応じて応援に駆けつけてくれたんだ』
勇太
「そうだったんだ…!」
箒
「ですがフリット元司令は確か、コロニー出身だったのでは…?」
フリット
「確かに私はコロニーの出身だったが、地球という存在の大きさ、大切さはよく理解していた」
「何より、罪の無い人々を傷つける暴力と破壊の化身の存在を許せなかったのだ」
天音
『日本をはじめとして、アメリカ、パリ、ロンドン…世界各地に出現する邪魔大王国から、鋼鉄ジーグとガンダムのコンビは死力を尽くして戦ったんだ』
『それで、数々のハニワ幻神を倒してきた鋼鉄ジーグとガンダムのコンビは…』
美和
「………」
フリット
「……」
(天音のあまりの饒舌に二人が少々困惑している)
駆
「…おーい天音、悪い癖出てるぞー」
天音
『…あ!お二人共、ごめんなさい!つい出しゃばってしまって…』
駆
「天音…うちの弟、歴史の事になると見境なくなるんです!俺からもお詫びしますんで!!」
バッ(駆と天音が深々と頭を下げる)
フリット
「…いや、君達も本題に入りたいはずなのに、気を使わせてしまったな」
美和
「構いません。…では、話を続けましょう」
「九州を中心として戦いは激しくなっていき、連邦軍は苦戦を強いられました。
ついに連邦軍は、九州の人々を避難させて敵の本拠地である阿蘇に向けて、大規模な作戦を決行することになりました」
「…ある別件で別行動をとっていたフリット元司令とガンダムがいない中、
初代鋼鉄ジーグはヒミカ相手に相討ち同然にもつれ込み…」
「その影響からか、九州地方全域に”ゾーン”が発生する事態になったのです」
勇太
「ゾーン…?」
遷次郎
「人類と邪魔大王国の壮絶な戦いの最中、九州の高千穂峰を中心に特殊な霧が突如として発生し…」
「邪魔大王国もろとも九州全土を包み込み、強力な結界を形成した。それがゾーンじゃ」
美和
「ですが、50年の時を経てゾーンからハニワ幻神が来襲してきたのです」
「我々はその時の為に力を蓄え、新たな鋼鉄ジーグを開発し、奴らと再び戦う時を待ち構えていたのです」
「そんな中、フリット元司令や冴島総監からビルドベースも特別治安維持部隊の編入を要請されたのです」
美和
「…ともあれ今日から、ビルドベースもその計画に参加し、戦力をします。自己紹介を」
鏡
「美角鏡。ビッグシューターのパイロットだ」
つばき
「環城つばきです。同じくビッグシューターのコ・パイロットを務めてます。…ほら剣児、あんたも」
剣児
「あー…。草薙剣児、よろしくな」
(剣児がやる気なく挨拶をする)
一夏
「あいつが、あのジーグのパイロットか…」
箒
「どんな男かと思ったら、だらしなさそうな奴だ…」
つばき
「何よ、あの子の前でやる気ないわね。
さっきまでナイスバディだ、IS使いだって目を光らせてたくせに」
剣児
「あのポニーテールの姉ちゃんか…。確かにそうなんだけどよ…」
「こうやって近くで見たら…なんつーか、つばき。雰囲気がお前に似てんだよ」
つばき
「それどういう意味よ?」
剣児
「ま、これから俺も世話になるぜ。やることはちゃんとやるからよ」
遷次郎「そして、この三人組がビルドエンジェル隊じゃ」
柳生
「ビルドエンジェル隊隊長、柳生です。不束者ですが、何卒宜しくお願いします」
身堂
「ビルドエンジェル隊の身堂竜子だ。これから世話になるよ」
早乙女
「同じく早乙女主水だ。新参だからって、アタシを舐める奴ぁ容赦しねえぞ!」
木下
「おおっ!これはまた美人さんが勢ぞろいで…」
早乙女
「あん!?へへっ、褒めても何も出ねえぜ!」
ズイイッ(一番図体の大きい早乙女が木下に迫る。木下は顔を青ざめる)
木下
「ひっ!!」
鉄男
「な、中々個性が強そうだがな…」
柳生
「ここに配属されるのは、私達ビルドベースの人間だけじゃありませんよ」
ユノア
「ユノア・アスノです。イオニアに医療班班長として配属されることになりました」
ロディ
「俺はロディ・マッドーナです。ビルドベースじゃメカニックをしていました。イオニアでも同じ仕事をやらせていただきます」
ウットビット
「ロディさんの補佐を務めてるウットビット・ガンヘイルです。若造ですけどよろしくお願いします」
ワッ太
「え、アスノって…」
フリット
「ユノアは私の娘だ」
一夏
「あとマッドーナって、どっかで聞いたような…」
貴虎
「マッドーナ工房…主にレース用の民間モビルスーツに携わる人型兵器開発企業だ。ロディ氏はその二代目でもある」
「だが、彼は地球連邦軍に入隊し、一兵卒から戦艦のメカニックチーフを任されるまでの出世を遂げた」
ロディ
「恥ずかしながら、そういう訳で」
千冬
「フリット総司令、彼女たちは…」
フリット
「ああ。前大戦を戦い抜いた戦艦ディーヴァ…その乗組員だ」
「…すまん、ユノア。またお前たちを戦争に駆り出させることになるとはな」
ユノア
「それは言わないで、お父さん。私達だって強制的に駆り出されたわけじゃない。自分の意志でここに来たんだから」
ロディ
「戦うにしても、ヴェイガンとかの人間相手じゃないなら気が楽ですからね」
ウッドビット
「そうですよ!俺じゃキオの代わりにはなれませんけど…それでも、やれることなら何でもやりますよ!!」
「それに、竹尾ゼネラルカンパニーのトライダーに日本警視庁のブレイブポリス…
見てみたいロボットもたくさんあるし!」
ワッ太
「おっ、うちのトライダーに興味あるの!?」
勇太
「デッカードにも!?」
ウットビット
「当たり前だろ!地球をガイゾックから守った無敵のスーパーロボットに、日本技術の粋を集めた心ある新世代の特機!
メカニックとして興味ないのがおかしいぜ!」
勇太
「だって、デッカード!なんだか僕も嬉しいや!」
デッカード
「私の心は勇太から与えられたものだ…だから、これは勇太への賞賛と受け取りたいな」
ロディ
「こらこら、ウットビット。食って掛かるんじゃない。迷惑してたらどうするんだ?」
ウットビット
「は、はいロディさん!」
勇太
「ううん、僕らは別に大丈夫だけど…」
ワッ太
「あの人、ちょっとご機嫌だね」
ユノア
「ここに来るために友達と離れ離れになったから、ウットビット君もナーバスな気分だったのよ」
「でも、剣児くんの雷銅馬に触れてたりして大分回復はしたんだけどね」
剣児
「あいつ、俺の物にべたべた触りやがって…まあいいけどよ」
駆
「でも、ディーヴァってガンダムやそのパイロットがいたんだろ?
ガンダム持ってきてたり、ガンダムのパイロットは来てたりしないのか?」
ウットビット
「あー、それは…まあ、色々と……」
(ウットビットがわかりやすく目を逸らす)
駆
「……?」
フリット
「………」
美和
「…本当にいいのですね?フリットさん」
フリット
「…ええ。もうあの二人は戦わなくてもいい。…我々老骨の仕事ですよ。これは…」
司馬遷次郎
「ふん、一丁前に偉そうなことをいいおって…この”臆病者”が……」
(それから、千冬たちが隅にいたベルたちに目を見遣る)
千冬
「…そして、お前たちの事だが……」
ベル
「……えと………」
ヴェルフ
「………」
リリルカ
「…リリ達が知っていることはすべて話したと思いますが?」
千冬
「………にわかには信じられん話だがな」
山田先生
「”ダンジョン”のある都市、レベルに魔法に、亜人族、”小人族(バルゥム)”…。まるでゲームの世界から来たみたいな…」
遷次郎
「普通は狂人のたわ言と笑い飛ばす所じゃがな、わしらも心当たりが無い訳でもない。少し検査してみたいが…」
ピュワワワワワ(その時、チャムが現れる)
チャム
「ちょっと、博士!三人にひどい真似しちゃだめよ!」
遷次郎
「うわっ、お主は!!」
美和
「チャムさん…あなたは別室で待機させていたはずですが」
フリット
「来ていたのか…」
チャム
「ええ!あたしだけ仲間外れなんてまっぴらだもの!」
一夏
(…あの四人、見れば見るほどファンタジーRPGの登場人物だよな…)
つばき
(でも、あの妖精…おばあ様たちは知っているみたいなのよね…)
デッカード
(所長たちははあの小人の少女と顔見知りなのだろうか…?)
チャム
「とにかく、三人を巻き込まないで!右も左も分かんないんだから!」
「心配しないで、三人とも!おじいちゃんおばあちゃんになっても、
フリットとミッチーはとってもいい人だから!」
ベル
「そうなの…?」
フリット
「…少なくとも、君達を放り出す事はしないつもりだ。無理に戦わせるつもりもない」
美和
「数々の異常現象と無関係とはいえない以上、私達はあなた達を保護したいと考えています」
ヴェルフ
「そいつはありがたいが…」
リリルカ
「リリ達のこと……簡単に信用するんですね」
フリット
「前例がない…と言えば、嘘になるからな」
美和
「…………」
ベル
「…え、それってどういう…?」
駆
「それにさ、こいつを見て見ろよ」
ベル
「こいつ…?」
カービィ
「え、ぼく?どうしたの、そんなじろじろ見て?」
リリルカ
「ひゃああっ!?な、なんですかこのピンク玉は!?モンスター!?」
箒
「モンスター…なのか?まあ、人間ではなかろうが…」
一夏
「けど、言葉も話せるし俺達に敵意は持ってないぜ?短い付き合いだけど…」
つばき
「確かに、私達にも挨拶を済ませた後は
食べるか寝てるか、遊んでるかですもんね…」
駆
「俺達の世界じゃ、こんな生物なんてどこにもいねえんだ。多分、お前らと同じ異世界から来たんだと思う」
「でも、お前らもカービィと同じで話し合ったり、笑ったりできるんだ。全然俺達と違いなんてねえよ」
カービィ
「…よくわかんないけど、君達とぼくっておんなじなんだよね」
「だったら、仲良くしたいな!ぼく、カービィ!よろしくね!」
リリルカ
「…えと、その…」
ベル
「………うん、よろしく。僕も君と仲良くしたいな」
カービィ
「うん!」
ヴェルフ
「こういう奴がいると安心はできるもんだな。じゃあ、改めて自己紹介するか」
ベル
「そうだね…。えと、これからお世話になります、
ヘスティア・ファミリア団長、ベル・クラネルです!そして二人が…」
リリルカ
「同じくヘスティア・ファミリアのリリルカ・アーデです。
ベル様のサポーターをやらせてもらっています」
ヴェルフ
「同じくヴェルフ・クロッゾだ。冒険者だけでなく、鍛冶師もやらせてもらってる…。
つっても、あんな巨大人形がある以上あんたらに剣や鎧が必要とは思えないけどな」
箒
「なんと、刀鍛冶か…」
柳生
「残念ね。鍛冶の設備でもあれば、その腕を見せてもらいたかったんだけど…」
フリット
「鍛冶、か…」
冴島総監
「実家を思い出しましたか?」
フリット
「昔の話だ…。…さて、互いの紹介も終わった以上、以上、本題に映りたいが…」
千冬
「総司令、いかがいたします?」
フリット
「そうだな…治安維持部隊として本格的に行動する前に
まだここにはいない者も集め、警視庁に向かい決起会を行う…と、言いたいところだが」
「まだ時間もある、しばらく彼らには自由時間を与えたいが、どうか?」
山田先生
「いいんですか、フリット総司令?」
遷次郎
「おいフリットよ、ワシらも暇ではないのだぞ!?」
フリット
「分かっています…ですが、ここは折れてくれませんか?」
美和
「…私は構いません。邪魔大王国も、今回の戦いで再度の侵攻に準備がかかるでしょう…総監は?」
冴島総監
「異存ありません。彼らへの心配りに感謝いたします」
遷次郎
「…フン、あの頭でっかちから、よくぞここまで変わったもんだわい。孫がそんなにかわいいか?」
フリット
「ええ…それに、人生は、色々あるものですよ」
チャム
「ふふ、フリットったら変わってない!優しいフリットのまんまだわ!」
フリット
「…そういう君は何も変わっていないな。今までどうしていたんだ?」
チャム
「…それが、いつの間にかビルドベースにいたのよね。
そしたらおばあちゃんになってたミッチーや、さらにおじいちゃんになった博士とまた会って…」
美和
「チャムもショウさんやマーベルさん達と共に行方不明になったと思いましたが、
まさかこんな形で会えるとは…」
チャム
「…………」
美和
「…すみません、チャム。辛いことを思い出させましたね」
チャム
「ううん、いいの!ミッチーだって、フリットだって大切な人をなくしたんだもの…。
アタシ一人がいじけてらんないわ」
「私の力が必要なら言って!何だってするんだから!」
フリット
「…ああ、そうだな。また、よろしく頼む」
千冬
「…ということで、東京に到着後、警視庁に向かう前に1時間半の自由時間を取る!
各自、非常識な行動は慎め!以上!」
剣児
「おっ、つまり東京で遊んでいいってことか!」
つばき
「東京かぁ…一、二回おばあ様に連れられてきたことはあるけど…」
ウッドビット
「俺は東京なんて初めてだからな…!色々見て回りたいぜ!」
勇太
「それじゃあ、僕らが案内するよ!いいよね、一夏兄ちゃん!」
一夏
「ああ、俺達東京在住組の出番だな!美味い店紹介するぜ!」
ワッ太
「俺も東京は仕事でちょくちょく行くからガイド側だ!」
駆
「よーし、それじゃあ出発だ!天音、お土産たくさん買って来るからな!!」
天音
『うん、行ってらっしゃい!』
鉄也
「…天音と言ったか、あいつは今イオニアと一体化していると聞いたが…」
千冬
「ええ、ここから離れる事も出来ず、飲食や…物に触れもできないそうです」
リリルカ
「聞いていると、なんだかかわいそうですね…」
ベル
「どうにかならないんでしょうか?」
千冬
「あいつらが遊んでいる間に、どうにか解析を進める予定だ。お前たちはどうする?」
ベル
「それが、冴島総監や山田先生からこの世界でのルールやマナーを学ぶつもりです」
リリルカ
「リリ達はよそ者ですからね。こういう事はしっかり学んでおかなければと…」
フリット
「そうか、二人から学ぶのならば間違いはないだろう」
「ロディ、出来るところまででいい…やってみてくれるか?」
ロディ
「ええ…どこまでできるか分かりませんが、やってみますよ」
フリット
「…………」
(地下に眠る謎の飛行船…そして黒き巨人…
もしやとは思うが、まさか”彼ら”が関係していると言うのか…?)
(…出現してしばらくしても、何の反応も示さぬ以上、考え過ぎとは思うが…)
ロディ
「…?元司令?」
フリット
「…いや、何でもない。始めてくれ」
(今はただ、やるべきことをするほかないか……)
東京 市街地
(東京にて、3話にて地球へと転移してきた
謎の少女、シャーリィ・ルノイエが路地を力無く歩いている)
シャーリィ
「はぁ…」
「アームドファントマの反応を追って地球にやって来たのはいいけど、
なんかゴミゴミしてて息苦しい所ね…」
ギュルルルル…(シャーリィの腹の虫が鳴る)
シャーリィ
「うう…おなかすいた…身支度する余裕もなく計画を実行に移したから、
ろくに食料も持ってきてないし…」
「…金貨も持ってきてないんだっけ…どうしよ……」
「それにしても、さっきから行き交う人達にジロジロ見られてるような…」
じーーー……
(高貴な印象を持つ金髪蒼瞳の美少女、セシリアとツインテールの小柄の美少女、鈴が
奇抜な格好をしたシャーリィを見ていると、シャーリィがそれに気付く)
鈴
「………」
セシリア
「………」
シャーリィ
「ちょっとそこの二人、そんなに私が珍しいの!?」
セシリア、鈴
「!」
鈴
「珍しいの、って言われてもさ…」
セシリア
「そのような、ファンタジー小説の世界から出てきたような恰好をしていれば…」
シャーリィ
「…え、この服そんなに変?」
鈴
「変っていうか、場違いって感じ?
コスプレの時期にはまだ早いし、ここ幕張じゃないわよ」
セシリア
「ヴェイガンやガイゾックの件が終わり、平和が戻ったと喜ぶのはよろしいですが…」
シャーリィ
「ヴェイガン…?ガイゾック…?」
鈴
「あんた、知らないの?
この前も都内でロボット犯罪者の騒ぎがあったばっかりよ?」
シャーリィ
「そりゃ知らないわよ、さっきここに来たばかりだもの」
セシリア
「…あら、もしかして観光客の方かしら?」
シャーリィ
「客じゃないわよ!私はある使命を以てここに……」
たったったった(そんな時、駆達青少年組が休みを満喫している)
駆
「…こんなもんでいいかな、天音へのお土産は」
一夏
「…それ、天音が本当に読めるのか?専門家が読んでるような歴史書だぞ?」
駆
「ああ、子供向けコーナーの歴史本じゃ満足できないっつっててな。こんくらいは全然読めるぜ」
勇太
「すごいなあ…僕と同い年とは思えないや」
鏡
「どうやら、お前の弟は興味を持ったら深みにはまるタイプのようだな」
つばき
「高校生のあんたにだって読めないでしょ、剣児」
剣児
「うるせえな、そんなもん読まなくたって人は生きていけんだよ!」
箒
「前々から思っていたが天音、小学生にしてはかなり大人びているな…まあ兄がこうならさもありなんか」
駆
「それどういう意味だよ!?」
ワッ太
「まあまあ、早くイオニアに戻ってドーナツ食べようよ!」
駆
「…はあ、東京で一番うまいって聞いたドーナツ…天音にも食べさせてやりたかったんだけどなぁ…」
剣児
「仕方ねえだろ、ホログラムだから物に触れも出来ねえし、食べも出来ねえんだから」
むしゃむしゃむしゃ(剣児がドーナツを食べる)
つばき
「剣児!もうちょっと言い方って物が…ていうか早々に食べるな!」
駆
「いいさ。俺は必ず天音を元に戻して見せる」
「俺は絶対諦めねえぜ!
一度スタート決めたらゴールまで突っ走る、それが俺のモットーだ!」
剣児
「…へえ、俺は野郎には興味ねえけど、そういう考えは嫌いじゃないぜ」
一夏
「…って、あれ?あの二人は……」
箒
「セシリアと鈴ではないか!おーい、二人共!」
(箒が大声でセシリアと鈴を呼ぶと、二人が一夏達一行に気付く)
セシリア、鈴
「あっ!」
鈴
「一夏!箒!!今までどこ行ってたのよ二人して!!」
タッタッタッタッタ(セシリアと鈴が一夏たちの下へ駆けだし、合流する)
セシリア
「そうですわ!!織斑先生に連れていかれ、私達がどれだけやきも…いえ、心細かったか!!」
一夏
「お、俺らに聞かれても…!」
箒
「そうだ!それに、お前たちが思っているようなことなど何もなかった!」
駆
「一夏…知り合いか?」
鈴
「何よアンタ、一夏とどういう関係?」
駆
「どういう関係、って言われてもな…。まあ、仲間としか言いようがねえけど」
ワッ太
「そういうお姉さんたちは一夏さんの友達?」
セシリア
「…!あら、あなた方はもしかして、
トライダーG7を所有する竹尾ゼネラルカンパニーの社長さんかしら?」
ワッ太
「え、そうだけど…」
セシリア
「それにあなたはニュースで話題になっていた、ブレイブポリスのボスさんですわね」
勇太
「え、僕のことも知ってるの!?」
鏡
「日本を代表するブレイブポリスのリーダーになったんだ。
もう少し自分の立場を理解した方がいい」
鈴
「一体全体どういう事よ?
なんでブレイブポリスとか竹尾ゼネラルカンパニーとか、知らない間につるんでんのよ?」
一夏
「まあ、その事なんだけどよ…」
グルルルル…(シャーリィの腹の虫が鳴る)
シャーリィ
「う……」
鈴
「うわ、すごい腹の音…そういや忘れてたわね」
勇太
「お姉さん、もしかしてお腹すいてる?」
シャーリィ
「……うん……」
駆
「…しょうがねえな、これ食うか?」
(駆がドーナツが入った袋をシャーリィに渡す)
シャーリィ
「え?」
鈴
「あ、それ東京限定有名店のドーナツじゃない。
すぐに売り切れになるって有名なのによく買えたわね」
一夏
「おう、運よく手に入れられたんだ」
シャーリィ
「ふ~ん、変わった形の食べ物ね…。『どーなつ』って言うの?」
ワッ太
「え?ドーナツ知らないの?」
シャーリィ
「うん。はむっ、もぐ…もぐ…」
「…………」
「わぁ~、おいしい!かなりいけるじゃない!ねえ、もうないの?」
駆
「ああ、好きなだけ食べろよ」
シャーリィ
「それじゃ遠慮なく…もぐ…もぐ…」
もぐもぐもぐもぐ(シャーリィがドーナツを食べ尽くす)
「あ~、おいしかった!」
一夏
「すげえ…ドーナツ5個も食べちまった…」
剣児
「かなりのカワイ子ちゃんだけど、品性ってのがなあ…」
つばき
「…あんた、人の事言えた口?」
シャ-リィ
「地球にこんな美味しい食べ物があったなんて…お土産に持って帰らないとね」
駆
(地球って…。その身なりといい、さっきから何かのキャラになりきってるのか…?)
(ま、そこは触れないでおくか…)
シャーリィ
「あ、そうそう。ちょっと私の話を聞いてくれない?実は私、探し物があるんだけど…」
「最近、このあたりに巨人が使うような大きな剣が落ちたとか…そういった話はない?」
駆
「巨人が使う剣? それってロボットサイズってことか?」
シャーリィ
「ろぼ…?」
勇太
「巨大な人型の機械だよ。それがどうかしたの?」
シャーリィ
「…機甲兵やシルエットナイトみたいな名称かしら?そうね、人が扱えない大きさよ」
鈴
「そんなニュースあったかしら?」
箒
「普段なら目立つ事件だと思うが、今は大変な事件が連日のように起きているからな…」
ワッ太
「そうそう。でかい怪物やロボット犯罪者がが騒ぎを起こして大変なんだよ」
一夏
「けど、ロボットにしてもバケモノにしても剣を使う奴はいるわけだし、
でっかい剣が落ちて来るって話はありそうだよな」
駆
(そういやシグザールのアームドなんとかってのも剣だよな…)
鏡
(……………)
つばき
「その大剣に何か特徴はないんですか?」
シャーリィ
「う~ん、そうねぇ…」
ビィィィィィィィィ(その時、ジッパーが開かれる音が街に響く)
駆
「なんだ?ジッパーの音…?」
鈴
「…!!ちょ、ちょっと!!みんな見てよ!!」
ゴオオオオオオ(東京上空に巨大なジッパーが現れ、大量の怪物が現れる。
そしてその怪物がIS学園に押し寄せる)
つばき
「あれは!?ジッパーが開いて…中から怪物が出てきたわ!!」
セシリア
「あ、あれは…!!インベス!!」
勇太
「インベス!?数年前、世界中に現れて人々を襲ったっていう、あれ!?」
箒
「まずいぞ!!奴ら、上空からIS学園に降りて行っている!!」
シャーリィ
「ちょっと!何なのよ、あのモンスターは!?」
駆
「おいおい、いい歳してニュースみてないのか!?」
シャーリィ
「誰がいい歳よ、私まだ19よ!?」
ウッドビット
「十分いい歳だと思うけど…」
シャーリィ
「なんか言った!?」
ウッドビット
「い、いえ何も!!」
一夏
「学園のみんなが…!!くそっ!!白式!!」
ドギュウウン バァッ(一夏がIS、白式を展開する)
「みんなはイオニアに向かって、フリットさんや千冬姉たちに伝えてくれ!
俺が先に向かってみんなを守る!!」
勇太
「一夏兄ちゃん!」
ざっ(その時、箒と鈴とセシリアが一夏に続く)
箒
「逸るな一夏!私も行く!!」
鈴
「ちょっと、置いてけぼりだなんて許さないわよ!!」
セシリア
「せっかく再会したのです、もう少し側にいさせてくださいませ!!」
ワッ太
「あれ、もしかしてこの二人も…」
セシリア
「そういうことですわ…!来なさい、ブルー・ティアーズ!!」
箒
「奴らも運が悪いな…我らがここに居るとも知らずに!朱椿!!」
鈴
「ま、ここはお姉さんたちに任せときなさい!甲龍!!」
ドギュアアアアアン(箒とセシリアと鈴がそれぞれISを展開する)
箒
「行くぞ!!」
ドギュアアアアアン(一夏たち四人がIS学園に向かって飛ぶ)
剣児
「あいつら、IS使い…しかも専用機持ちだったのかよ!?」
鏡
「知らなかったのか?彼女たちはIS学園に所属する、
イギリス代表候補生のセシリア・オルコットと中国代表候補生の鳳鈴音だ」
つばき
「あの二人が!?一夏と箒の友達みたいだったし、もしかしたらと思ったけど…」
勇太
「とにかく、僕らもIS学園に行ってみんなを助けに行こう!」
ワッ太
「ごめんね、お姉さん!質問には答えられそうにないや!」
駆
「あんたもとっとと避難しろよ!何があるか分かんねえんだから!!」
タタタタタタ…(駆たちがイオニアの下へと向かう)
シャーリィ
「……ああ、もう!この世界の荒事には首を突っ込むなって言われてるのに…!!」
「でも、人の命には代えられないわ!」
※…ここからDVE
「コードウェイク! 召喚、メルヴェーユ!!」
※…ここまでDVE
カァァァァッ(シャーリィがそう叫ぶと、彼女が光に包まれる)
(戦闘前デモが終わり、戦闘パートに移る)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
第5話 新たなる時代の戦士達
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
IS学園
(戦闘マップ、IS学園が表示される)
ドガガガガガァァン ドォォォォォォン
(IS学園各区内でISを纏う教師たちがインベスたちと戦闘を行っている)
(カーソルが校舎に移り、呉島貴虎の弟、呉島光実が野仏本音…通称のほほんさん達IS学園の生徒を連れて避難している。
光実は携帯で教員から指示を受け取っている)
光実
「はい、はい…!分かりました!避難誘導の後、至急援護に向かいます!!」
ピッ(光実が携帯を切る)
「インベスは先生たちが食い止めてる!君達も安全な場所へ急ぐんだ!」
のほほんさん
「う、うん!ありがと~、ミッチ~!」
タタタタタ…(のほほんさん達IS学園生徒が避難する)
光実
「…これで目に付く子達は全員確認できた。あとは避難できるかどうかだけど…」
シュビビビビビィン(インベスが学園校門前に多数出現する)
光実
「インベス…!!先生たちの戦っている隙ををかいくぐってきたのか!」
(あの戦い以来、インベスの出現例は無かった…あの人たちが連れて行ってくれたから…)
(でも、現にインベスはこうして学園を攻めてきている…!今になって…どうして…!?)
「…今はダメだ、考えるのは…!今はただ…戦うんだ!!変身!!」
ガチャッ ブドウ! ロックオン!!
ブドウアームズ!! 龍砲!ホッ、ホッ、ホァーッ!!
シュビィン(光実が変身した仮面ライダー龍玄が味方ユニットとして出撃する)
龍玄
「来い、インベス…!僕がいる限り、みんなを傷つけさせないぞ!!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(龍玄初戦闘)
龍玄
「専用機乗りの子や兄さんがいない時にこんなことが起こるだなんて…!」
「…ひるむな!僕は鉱汰さんからこの地球を託されたんだ!」
「そして、これから人類を護る為の新たな戦いが始まるんだ!こんな所で躓くわけにはいかない!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
シュビビビビビィン
(一夏たちがマップ北端から味方ユニットとして登場する)
一夏
「着いた!あれ…なんだあの変身ヒーロー!?」
鈴
「ああ、あいつ!?ミッチって言って、イオニアに乗ってるメロン兄ぃの弟よ!!」
箒
「ミッチ…メロン兄ぃ…!?何の話をしている!?」
セシリア
「彼は呉島貴虎さんの弟さん、光実さんですわ。
一夏さん達とは入れ違いでIS学園の来客として呼ばれたのです」
一夏
「え、貴虎さんの…!?」
光実
「あれは、篠ノ之束の妹さん…それに、世界唯一の男性のIS使いか…!」
鈴
「ミッチ!一人でも中々頑張ってんじゃない!」
光実
「当然だ!負けていい戦いなんて無いからね…!」
「状況は見ての通りだ!4人は援護を頼むよ!」
セシリア
「分かりましたわ!一匹残らず撃ち落としてあげます!」
一夏
「数は多いけど、ビビってる場合じゃない!俺達の学園を守るんだ!!」
(その時、どこからか声が聞こえる)
シャーリィ
「あら、いい心がけじゃない!それじゃああたしも加勢しようかしら!?」
箒
「…!?なんだ、この声は!?聞いた事が…」
セシリア
「識別不明、6時の方角…来ますわ!!」
シュビィン(メルヴェーユがマップ南端から味方ユニットとして登場する)
シャーリィ
「こういう事をしている暇はないけど、これも何かの縁!
この天才美少女、シャーリィ・ルノイエと最強の鋼人”メルヴェーユ”が加勢してあげるわ!」
鈴
「その声…あんた、さっきの!?」
セシリア
「ただものではないと思いましたが、ロボットのパイロットだったなんて…!?」
シャーリィ
「あんた達が頼りなさそうだから、こうして来てやってるのよ!」
「それとも、おせっかいの正義の味方は迷惑っていうんじゃないでしょうね!?」
一夏
「べ、別にそんなことは…!」
箒
「な…何だお前は!?いきなり出てきてその態度はなんだ!?」
光実
(…どうする?人手は足りないけど、信用していいのか…?)
「…分かった。でも、指示には…」
シャーリィ
「知らないわよ!私は私の思うがままにやらせてもらうわ!!」
鈴
「何よ、あいつ…!?ワガママにも程があるでしょ!?」
セシリア
「ええ、まさしく傲慢を絵に描いたお方ですわ!!」
光実
「…話は後、今はインベスを倒すのが先だ!」
箒
「ええい…、それしかないか!行くぞ一夏、皆!!」
一夏
「ああ、やってやる!これ以上、学園のみんなをやらせねえぞ!!」
シャーリィ
「さあ、見せてあげるわ!
あんた達の最後の光景はあたしの必殺技よ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(一夏初戦闘)
一夏
「バケモノ!学園を攻めようたって、そうはいかないぜ!!」
「俺達が来たからには、誰一人傷つけさせてたまるかよ!!」
(箒初戦闘)
箒
「貴様らも運が悪かったな!我ら専用機持ちがいるこの時に攻めてくるとは!」
(セシリア、鈴初戦闘)
鈴
「ったく、せっかくの休みだってのに空気の読めない連中よね!!」
セシリア
「ですが、こうして一夏さんと近くで共に戦えるのは、
私としては僥倖というものですわ!」
鈴
「それもそっか…!だったら、一夏が見惚れるくらいに大活躍してやるわ!!」
セシリア
「抜け駆けはさせませんわよ、鈴さん!
この戦いの第一功を掴むのはこのセシリア・オルコットですわ!」
(シャーリィ初戦闘)
シャーリィ
「全く…!楽して生きられそうにないのは、こっちの世界も同じなのね!」
「やられる前に覚えておきなさい、モンスター!このシャーリィ・ルノイエの名前をね!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ドガァァァァン(インベスを全滅させるとイベントが進行する)
セシリア
「こ…これで全部ですの…!?」
箒
「そのようだな…先生方も奴らを始末したようだ」
一夏
「これで終わった…って、事だよな?」
光実
「…うん、これからが大変だけれどね…」
ピピッ(一夏たちのレーダーにイオニアの反応が現れる)
一夏
「お、イオニア!来てくれたのか!」
鈴
「イオニアだか何だか知らないけど、今更来たところで遅いっての…」
シュビィン シュビビビビビビィン
(イオニアが現れ、そこから機動部隊が全員出撃する)
光実
「あれがイオニア…独立部隊に合流した、謎の白い巨大飛行艦船か…」
千冬
「独立治安維持部隊全戦力、出動しました」
フリット
「よし、クラック(※)は閉じてあるとはいえまだ何かあるか分からん。
警戒体制を続けてくれ」
※…ヘルヘイムの森と人間の世界を繋ぐ時空の裂け目。
ロックシードによってアームズを召喚する際にも限定的なクラックが開かれる。
時間が経つと塞がる為、クラックからこちら側の世界に現れたインベスが
ヘルヘイムの森に戻れなくなり、人々を襲う事もある。
ユグドラシルタワーの内部には人口クラックが設置されており、
ユグドラシル・コーポレーションの者達はそこからヘルヘイムの森へと赴いていた。
(インベスが来るとは…。貴虎からもはや脅威となることはないと言われていたが、
これはいったい……)
貴虎
「…………」
勇太
「お~い!一夏兄ちゃん達!お疲れ様~!」
ジェイデッカー
「皆さんだけで危険動物をすべて倒しきるとは…お見事です!」
剣児
「俺らは少しは暴れたかったけどな」
早乙女
「ちぇっ、美味しい所取りやがってよ!」
柳生
「けれど、伊達に専用機を持ってはいないわね。こうも早く終わらせるだなんて…」
シャーリィ
「ふう、終わったわね…。さて、さっさと早くとんずらしないと面倒なことに……」
「…って、あああああああっ!!」
(シャーリィがシグザールの持っているアームドファントマを見て突然大声を上げる)
駆
「なんだあ!?いきなり大声出して!?」
シャーリィ
「ちょっと、あんた!
そこの黒い巨人に乗ってるあんたよ、聞きなさい!!」
駆
「なっ!その声…お前はさっきのドーナツ女!」
天音
『あのお姉さん、パイロットだったんだ…』
駆
「ったく、ロボット乗りだったんなら言ってくれよ。心配になって追っかけちまっただろ?」
ま、お互い無事でよかったな!」
シャーリィ
「よくなぁぁぁぁい!」
「……いや、逆に考えればラッキーかも!」
駆
「どっちだよ!」
シャーリィ
「それ、私が探してた大剣よ!その機体が手にしてる剣!」
駆
「シグザールの剣のことか? 確か、名前は…」
天音
『アームドファントマだよ、兄さん…』
駆
「そう、それそれ! アームドファントマだ!」
シャル
「あんた…それが何かわかってんの!?」
駆
「いや、武器だってことはわかるけど、あんた、この剣の事、何か知ってるのか!?」
シャル
「原初の機体…シグザール…。それが、この世界にあったなんて…」
「だからアームドファントマはシグザールに引かれてここに召喚されたのね…」
駆
「なあ、頼む! なんでもいいから教えてくれ!」
シャル
「それは後で教えてあげる!だから今すぐシグザールから降りなさい!
その機体は私が預かるわ!」
駆
「なんだって!?」
シャル
「聞こえなかったの!? シグザールとアームドファントマを渡しなさい!」
駆
「いや、突然そんな事言われても…」
ギュオオオオン(―――そんな時、突如IS学園近郊に次元の歪みが生じる)
天音
『……!?大変です、IS学園のすぐ近くに時空の歪みが発生しました!!』
フリット
「何…!?ということは…」
千冬
「カービィやベル・クラネルのようにまた何かが現れるか…!!」
キュピィィィィィィッ ガオォォォォォォン(歪みが解放され、まばゆい光が生じる)
(ドレイク軍のオーラバトラー、ドラムロがIS学園上空に多数出現していた)
ワッ太
「な、なにあれ!?虫人間ロボット!?」
カービィ
「虫さん…?ケムシじゃないなら大丈夫だけど…」
光実
「あの姿、見たことがある…あれは…!」
鉄也
「オーラバトラーか…!実物は初めて見るが…!!」
(突然のオーラバトラーの出現に多数のキャラは混乱する中、
鏡とセシリアはその姿を見て驚愕している)
鏡
「……あれは、まさか…!!」
つばき
「か、鏡くん!?いきなり慌ててどうしたの!?」
セシリア
「オーラバトラー…!?何故、いまになって…!?」
一夏
「セシリア、知ってるのか…!?」
(イオニアの中でも、フリット、美和、遷次郎が愕然としていた)
遷次郎
「な、なんじゃとぉ!?ありえん…ありえるものか!!!」
美和
「そんな…あれは、まさか…!!」
フリット
「間違い…ない……見間違えるはずもない…!!あれは…あれは…!!」
チャム
「オーラバトラーじゃない!!あれは、全部シーラ様が…!!」
シャーリィ
「何よあいつら…!?
あのフォルムは機甲兵じゃない、空を飛ぶシルエットナイトだとでもいうの!?」
バイストン・ウェル兵
「こ、ここは……」
バイストン・ウェル兵2
「我々は、何故ここに…ほかに誰かいないのか!?」
「!?…あれは…地上の兵器か!?あれは…鋼鉄ジーグ!?」
千冬
「我々に気付いたか…!」
フリット
「天音!あの昆虫型のロボットと交信はとれるか!?対話を呼びかけてくれ!」
天音
『やってみます!』
『そこの皆さん!僕らの声が聞こえますか!?』
『僕らに交戦の意志はありません!もしよければ、僕たちの話を聞いてください!』
バイストン・ウェル兵
「黙れ!!」
ドガガガガガァァン(オーラバトラーが独立部隊に攻撃する)
バイストン・ウェル兵
「我らは見た!ドレイク王の散り様を…ウィル・ウィプスが爆散するその姿を!!」
「もはや我らには仕える主も、バイストン・ウェルに帰る術もない…
なれば、最期まで戦い抜き命散らしてくれるわ!!覚悟せよ地上人共!!」
セシリア
「攻撃してきましたわ!!」
箒
「話が通じてないぞ、あいつら…!!」
美和
「愚かな…!戦いはもう、50年も昔に終わったというのに…!」
フリット
「ともかく、応戦するしかあるまい…!各員、交戦を許可する!」
光実
「インベスに続いて、今度はオーラバトラー…!」
駆
「相手が誰だろうとやるしかねえ!あいつらを野放しになんかできねえんだろ!?」
鏡
「その通りだ…!奴らを野放しにしていたら、必ず悲劇は繰り返される!!」
剣児
「なんだかよく分からねえが、鏡!お前がそこまで言うんだったら、
徹底的にやってやろうじゃねえか!!」
シャーリィ
「ああ、もうっ!!こっちはそんな時間も余裕もないってのに!!」
ワッ太
「あのお姉さん、いきなり敵意むき出しだけど…」
カービィ
「カケル、何かしたの?」
駆
「全然身に覚えがねえ!!」
シャーリィ
「覚えていなさい!あいつらをやったら、次はあんたよ!!」
駆
「だからなんでそうなるんだよ!?」
オーラバトラー兵
「何をグズグズ言っている!行くぞ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(駆対オーラバトラー)
駆
「あのドーナツ女、いったい何だってんだ…!?」
「いや、今はあの昆虫ロボットの相手をするのが先だ!!」
「覚悟しろよ、オーラなんたら!!こっちは昆虫採集は大得意なんだよ!!」
(シャーリィ対オーラバトラー)
シャーリィ
「こんな時に限って邪魔が入るだなんて…!」
「素早いだけの雑魚に後れは取らないわ!すぐに追いついてやるんだから!!」
(剣児対オーラバトラー)
つばき
「あれがおばあ様たちが戦っていた、オーラバトラー…!」
鏡
「気を付けろ、二人共。あれは50年前、世界を混沌に陥れた悪魔の兵器だ!」
剣児
「だからって、ビビる訳にはいかねえだろ!」
「全ての男の憧れ、IS学園!必ず守るって決めてんだからよぉ!!」
つばき
「まったくもう、剣児ったら…!」
鏡
(邪魔大王国に呼応するように、奴らが再び現れた…)
(これは偶然か…?嫌な予感がする…!)
(ジェイデッカー対オーラバトラー)
ジェイデッカー
「オーラバトラーのデータは、私の超AIにもインプットされている!」
勇太
「負けるな、ジェイデッカー!オーラバトラーからIS学園を守るんだ!!」
ジェイデッカー
「了解、ボス!!」
(一夏対オーラバトラー)
セシリア
「あれがオーラバトラー…!世界を災禍に陥れた異界の侵略者ですのね…!」
鈴
「もう!なんで50年後にもなって現れてくんのよ!?」
箒
「奴らには何を言っても無駄だ!この剣で斬り伏せる他ないぞ!!」
一夏
「ああ…!インベスだろうとオーラバトラーだろうと、俺たちの学園を傷つけさせるかよ!!」
(光実対オーラバトラー)
光実
「あれがオーラバトラー、50年前、世界を混沌に導いた謎の存在…!」
「だけど、そう言うのと対峙するのは初めてじゃない!そのスピードにも追いついてみせる!!」
(ワッ太対オーラバトラー)
ワッ太
「邪魔大王国に続いて、今度はあんな奴らが現れるなんてさ!」
「いい加減にしろよ!今の平和は、沢山の人たちが犠牲になって手に入った平和なんだぞ!!」
(ベル対オーラバトラー)
ヴェルフ
「空飛ぶ昆虫の鉄巨人か!バイストン・ウェルって世界も、中々とんでもない所みたいだな!」
リリルカ
「戦うと決めたとはいえ、初っ端からこんな怪物もどきとだなんて…!」
ベル
「でも、逃げていられない!あそこに護るべき人達がいるなら…!」
「たとえこんな僕の力でも、使えるのなら使ってあげたいんだ!!」
(カービィ対オーラバトラー)
カービィ
「あの虫ロボ、ハルトマンの奴とは違うのかな…?」
「なんだか吸い込んでもおいしくなさそうだなぁ…やっつけちゃお!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(オーラバトラーを1機撃破する)
ドガァァァァン(オーラバトラーが爆散する)
ベル
「や、やった…!」
ヴェルフ
「やっと1機撃破か、気が重いぜ…!」
山田先生
「パイロットは機体が爆発する前に脱出したようです!」
フリット
「…IS学園の教師に伝え、捕縛するよう命じてくれ。奴らには聞きたいことが山ほどある」
千冬
「分かりました」
(数ターン経過、もしくは一定数以上の敵を撃破するとイベントが進行する)
駆
「なんだよ、あの虫ロボ!?小さい癖に手ごわすぎるぜ…!!」
ジェイデッカー
「まるでサイズ差など関係ない程のパワーを持っている!!」
フリット
「気を付けろ!オーラマシンは乗り手の力…オーラ力によってそのパワーは何倍にも跳ね上がる!」
剣児
「オーラだぁ!?オカルト染みた事言いやがるぜ!!」
つばき
「オカルト染みた超常現象なら、邪魔大王国とかで慣れてるでしょ!ぶつくさ言わない!!」
シャーリィ
「く…このままじゃ巻き添えでやられかねないわ…!」
「早くあいつからアームドファントマを奪わなきゃってのに…!!」
ピピーッ ピピピッ(メルヴェーユのレーダー等の計器が滅茶苦茶な動きをする)
「…!?何、計器が滅茶苦茶にぶれ上がってる…!これって、まさか!!」
ギュオオオオオオオン(IS学園から離れた場所で時空に歪みが生じる)
天音
『…!この近くに次元の歪みの反応!!何かがきます!!』
山田先生
「な、何かって…!?」
千冬
「今度はいったいなんだ…!?」
キュピィィィィィィッ ガオォォォォォォン(歪みが解放され、まばゆい光が生じる)
チャム
「…来る…このオーラって…!!もしかして!!」
ドガガガガガァァン
(中破したダンバインがバランスを崩しながら大穴から飛びだし、
それでもなんとか態勢を取り直す)
ショウ
「うああああああっ!!」
フリット
「……っ!!馬鹿な、あれは……!!」
遷次郎
「ダンバインじゃ!!もしや…!!」
美和
「マーベル…!?そこにいるのはマーベルなのですか!?」
フリット
「…いや、違う!ダンバインに乗っているのは…!」
ショウ
「こ、ここは…俺は、黒騎士と一緒に…
…!?ここは…ダンバインのコクピットか!?」
「チャム…!?チャム・ファウ!どこだ!?
フリットもどこに行ったんだ!?応答してくれ!!」
チャム
「ショウ!あれに乗ってるのはショウだよ!!」
美和
「ショウですって!?」
フリット
「馬鹿な!彼はあの時、ビルバインに乗っていたはずだ…何故…!?」
ショウ
「ここは…日本か?それにあれは…ドレイク軍のオーラバトラー!?そして…」
ジッ(カーソルがジーグとビッグシューターに移り、ショウもその姿を確認する)
「ジーグとビッグシューター!!邪魔大王国との戦いは終わったのか!?」
剣児
「なんだ、あの青いオーラバトラー!?」
つばき
「私たちをじっと見つめてるわ。…もしかして…あれって…!?」
ショウ
「宙!ミッチー!!
大丈夫そうで良かった、九州は大丈夫だったんだな!」
剣児
「……は!?」
つばき
「あの人、何言って……」
鏡
「…司馬宙はここには居ない。
ビッグシューターには俺、美角鏡とコ・パイロットに玉城つばきが搭乗している」
ショウ
「…!?」
剣児
「だから、俺は宙って奴じゃねえんだよ!俺は草薙剣児だ!!」
ショウ
「剣児…!?そのジーグは、宙じゃないのか!?いったい、どういう…」
フリット
「ショウ・ザマ!聞こえるか!?聞こえるなら返事をしてほしい!」
ショウ
「声…あの艦からか!?」
フリット
「君のパートナー、チャム・ファウはこちらで保護している。
今はドレイク軍のオーラバトラーの撃退を優先してくれ!!」
チャム
「そうだよ、ショウ!何があったのか、ちゃんとお話しするから!!」
ショウ
「チャムが!?
…分かった、信用する!どうせ、奴らは倒さなきゃならないからな!」
美和
「皆さん、彼は敵ではありません!我々とともに戦ってくれます!」
フリット
「彼のオーラバトラーは手負いの状態だ!各機は彼を援護してくれ!」
剣児
「…なんか変な奴だけど、一緒に戦ってくれるみてえだな!」
つばき
「でもあの機体、壊れかけじゃない…!私達でカバーしないと!」
鏡
(…あの男、やはり…だが、何故……)
バイストン・ウェル兵
「あの青いオーラバトラー…!グラン・ガランのダンバインか!!
奴もここに来ていたとは…!!」
バイストン・ウェル兵2
「構わん、奴ら諸共殺せ!ドレイク様の仇だ!!」
ショウ
「お前達…ドレイクが倒れても、まだ戦いを続けるつもりか!!」
「いい加減にしろ!あれだけ人が死んでおいて、まだこりないのかよ!!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(ショウ初戦闘)
ショウ
「初めてバイストン・ウェルに行った時と言い、一方的なのは変わらない…!」
「…だが、だけど!訳も分からないまま、終わるわけにはいかないんだ!!」
チャム
「ショウ…」
フリット
「…夢では、ないようだな……」
(何故だ…何故今頃になって、貴方は現れたんだ…?)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ドガァァァン(敵のオーラバトラーが全て爆発する)
山田先生
「敵の全滅を、確認しました…」
遷次郎
「じゃが……」
千冬
「バイストン・ウェルのオーラバトラー…そして、ダンバイン…」
フリット
「何故、今になって……」
シャーリィ
「もう邪魔は入らないわね…」
「さあ、さっさとアームドファントマを渡してもらうわよ!!」
駆
「ちょっと待てよ!!どういうことなのか説明しろって言ってるだろ!?」
シャーリィ
「まずは渡してからよ!ほら、早く!!」
天音
「どうしましょう、皆さん…!」
光実
「駄目だ、頭に血が上ってる…!あれじゃどんな説得も効果がない!」
箒
「くっ、あの女を見ていると見苦しくてかなわん…!」
鈴
「そりゃ、自分を鏡合わせで見てるからじゃない?」
セシリア
「そういう鈴さんも、人の振り見て我が振り直せ…ですわ」
一夏
(……何も言わねえ、俺は何も言わねえ…!!)
…ギュッ(一夏が顔を青くしながら口をつぐんでいる)
シャーリィ
「問答しているヒマはないの!指示に従わないのなら力づくでいくわよ!」
駆
「くっ…!」
バチバチバチッ(次の瞬間、メルヴェーユのパーツが突然ショートし…)
グウウウウン…(メルヴェーユがパワーダウンしてしまった)
シャーリィ
「…えっ、うそっ!?さっきの戦いの衝撃でどこかショートした!?
このままじゃ、とてもじゃないけど戦えないわ…!」
「くっ、私とした事が初歩的なミスを…!」
(そのままメルヴェーユが後退する)
シャーリィ
「ちょっと、あんた! その剣、大切に持ってなさいよ!」
「私以外の人の手に渡るような事があったら、ただじゃおかないからね!」
駆
「待てって!とにかく話を聞けーーっ!!」
シャーリィ
「今回は引きさがってあげるわ。ありがたく思いなさい!」
ビシュウウウン
(メルヴェーユが、超高速でマップ端へ移動し、そのまま姿を消す)
シロー
「行っちまった…」
柳生
「既にレーダーが探知できる範囲を離脱したわ…追跡はできないわね」
駆
「くっ、なんて逃げ足だ!」
天音
『アームドファントマが何とか言ってたけど…』
『その力を使っちゃいけないって、いったいどういう…』
駆
「とりあえず、何かを知ってるのは確かだよな…」
「…でもそれより、やんなきゃいけない事があるんだった!」
(ビルバインに乗るショウが、事態を呑み込めず困惑している)
ショウ
「はぁ、はぁ……一体、何が起こっているんだ…?」
駆
「おーい、ショウって言ったっけ!?大丈夫かー!?」
ショウ
「…!あ、ああ…何とか大丈夫だ」
ワッ太
「よかった~!言葉も通じるみたいだし、悪い人じゃなさそうだし!」
一夏
「とりあえず、あの白い船…イオニアに向かってください!」
ジェイデッカー
「私がその損傷したオーラバトラーを抱えます!」
カービィ
「わぁー、青いカブトムシー!」
きょとん(見慣れない光景を見てショウの目が点になる)
ショウ
「………な、なんだってんだ………」
美和
「…博士…フリットさん…チャム……夢では、ないのですね…?」
遷次郎
「頬でもつねってみい!…それより、全てを話すのか?フリットよ」
フリット
「……ええ。まずは顔を合わせねば始まりませんが…」
チャム
「なら、早く行こう!きっとショウは三人をすぐに分かってくれるわよ!」
フリット
「ああ…そうだといいな……」
(IS学園校舎にカーソルが移る。生徒会室の中で、
水色の髪をした少女が独立治安維持部隊を見て笑みを浮かべている)
???
「ふうん…あれが噂のヒーローチームね。あの子が見たら喜ぶかしら…?」
「…私も仕事がなかったら、すぐにでもあそこに向かったんだけどね」
「あの白いISを使う男の子、織斑一夏君だっけ…
あの子にも会ってみたいし、さ…」
(戦闘パートが終わり、戦闘後デモに続く)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
イオニア 格納庫
ダキッ(ビルバインから降りたショウに、チャムが泣きながら抱き着いて来る)
チャム
「ショウーッ!生きてたのね!!ほんとに良かった!!」
ショウ
「チャム・ファウ…。すまない、心配かけて悪かったな」
チャム
「ホントよ!だって、だって…もうとっくの昔に死んじゃったと思ったもの…!!」
ショウ
「とっくの昔…?…黒騎士と戦って、まだ1時間も経ってないはずだぞ?」
チャム
「え…?」
フリット
「……やはり、あなたに何かあったようですね。ショウさん」
タッタッタッタッタ(フリットと美和がショウたちの下へ近づく)
美和
「お久しぶりです。とはいえ、誰だか分からないと思いますが…」
ショウ
「…一体、どちらさまで?」
フリット
「やはりな…。だからこそ、単刀直入に言います。私はフリット・アスノです」
そして彼女は珠城美和…あなたはミッチーと呼んでいましたが」
ショウ
「……どういう事です?何故あなた達が俺の仲間の名前を使って…」
チャム
「ど、どうしたのよ…!?フリットよ!?どうしてそんなに他人行儀なの!?」
フリット
「………」
美和
「…ショウさん、落ち着いて聞いてください」
「今の時代は、オーラバトラーや邪魔大王国の戦いが起こって、50年後の未来なのです」
ショウ
「え………」
チャム
「ね、ねえショウ…信じられないかもしれないけど、ホントの事よ!
証拠は後でいくらでも見せれると思うし、信じて!!」
ショウ
「…一つ聞かせてください。…マーベルは、どうなったんです?」
フリット
「……遺体は発見されませんでしたが、おそらくは……」
ショウ
「………そう、ですか……」
チャム
「ショウ……」
フリット
「…積もる話もあります。あなたの話を聞きたい。
…そして、私たちの話も聞いてください」
ショウ
「……はい……」
フリット
「織斑先生、君には私たちに代わり警視庁へ行き、
冴島総監達と共に後々の準備をしてもらいたい…頼めるか?」
千冬
「分かりました。…行こう、山田先生」
山田先生
「は、はい!」
タッタッタッタ(フリットやショウ、千冬たちがそれぞれ目的に向かい解散する)
箒
「フリット元司令達、あの虫ロボのパイロットを知っているみたいだな…」
鈴
「そっちはそっちでどうにかするんでしょ。ほっときましょ」
一夏
「でも、俺達と入れ違いでIS学園に変身ヒーローだいるだなんて思わなかったぜ。
えと、あなたは…」
光実
「僕は呉島光実。アーマードライダー・龍玄の装着者をしてる」
セシリア
「この方は、ISが使う事が出来ない状況を想定した、
白兵戦時の臨時教官として招聘されたお方なのですわ」
勇太
「あれ、でも待って?呉島って…」
タッタッタッタ(貴虎が光実達の下へやってくる)
貴虎
「お前たちの察している通り、光実は私の弟だ」
箒
「貴虎さん…!」
光実
「兄さん、久しぶり。竹尾ゼネラルカンパニーにビルドベース…
独立治安部隊加入の話し合いはうまく行ったみたいだね」
貴虎
「IS学園はどうだった?いろいろ苦労していると見えるが…」
光実
「ううん、みんないい子で学べることもあったよ。…それより…」
貴虎
「……インベスか」
光実
「うん。どうしていきなり…奴らはあの人が…」
貴虎
「…ああ。もはやインベスは地球人類の脅威ではなくなったはず。
だが、事実奴らは人々を襲ってきている…どういうことだ…」
光実
「……いや、考えるのは後にしようよ、兄さん」
貴虎
「…!」
光実
「たとえ何が起こっていようと、誰が相手だろうと、僕のやる事は変わらない」
「僕たちはあの人から、この星の平和を託されたんだ…
なら、その平和を守り続けるのが僕たちの使命だ」
貴虎
「…ああ、そうだな」
光実
「これからは僕達も独立治安部隊に合流するよ。これからよろしくね」
駆
「あ、はい!…ん、僕達って…」
鈴
「わかんないの?あたしとセシリアもあんた達と戦うって言ってんの!」
セシリア
「連邦政府から、私達二人のIS使用と独立部隊合流の許可が出たのですわ!
これでこれからも一緒ですわね、一夏さん!」
一夏
「お、おう…あれ、シャルとラウラは行かないのか?」
勇太
「シャル?ラウラ…?一夏兄ちゃん達のお友達?」
箒
「その通り。私たちと同じ、IS学園1年生の専用機持ちだ。
シャルロットはフランス代表候補生、ラウラはドイツ代表候補生だが…」
セシリア
「それが、お互いに急用があったようで…それぞれ故郷へと帰っていきましたわ」
鈴
「何があったのかはあたし達も知らないのよね。千冬さん達は何か知ってんじゃない?」
一夏
「そっか…。でも、今の調子じゃ聞けそうにないな…またあとにするか」
鈴
「ま、あたしが来たからにはこの独立部隊も安泰ね!
一夏、あんたをあっと言わせるくらいに大活躍してやるわ!」
セシリア
「あら鈴さん、私を省かないでくださいまし!
一騎当千の活躍を以て一夏さんの目をくぎ付けにするのは私でしてよ!」
箒
「こら、勝手なことを言うな!私が…」
わーわーわー
(箒たち三人娘が一夏の前で言い争いをする。
それを見る一夏以外の人間たちは少々引いている)
一夏
「…はは、相変わらず集まると元気だよな…」
ヴェルフ
「元気過ぎないか…?」
光実
「あの二人は訓練してた生徒たちの中でも実力も我も強かったね…」
鏡
「…織斑一夏…お前、苦労してるだろう?」
一夏
「相応にな。でも、こういうのも慣れると楽しいもんだぞ?」
「色々欠点もあるけど、俺にとっては大切な仲間だ。一緒に戦えるなら心強いぜ」
ベル
「す、すごい…おおらかさというか、包容力というか…!」
リリルカ
「ベル様、あれはただ単に鈍感なだけですよ…?」
(…あとあの三人、一夏様の事を仲間以上の存在としてみてるのは丸わかりですが…)
(ま、リリが口出しする物でもないですね。放っておきますか)
つばき
「男に縁がないIS学園とはいえ、モテモテね…織斑君」
剣児
「羨ましく思ねえよ。いくらべっぴんでもじゃじゃ馬はごめんだぜ」
駆
「そうか?あれくらい元気な方が俺は好きだぜ?特にツインテールの子とか…」
ワッ太
「でも駆さん、大丈夫?あのお姉さん、因縁付けてたみたいだけど…」
天音
『兄さん…あの人、シグザールを知ってたね』
駆
「アームドファントマの事もな…」
剣児
「あの姉ちゃんの探し物って、シグザールの剣だったみてえだな」
駆
「ったく!だったら逃げるなっつーの…」
つばき
「でも、さっきは闘いにならなくてよかったわ。何か誤解されてるみたいだけど…」
駆
「このシグザールやイオニアがいわく付きの代物って事なんだろうな…」
柳生
「戦うための武器だもの…仕方ないわ。
でも、天音君と駆君が使うんだから気にすることはないわよ」
天音
『僕らは人を守るために戦ってるんだ。あのお姉さんとは、ちゃんとお話ししないと』
駆
「そうだな…」
(あのドーナツ女と言い、オーラバトラーといい、
フリットさん達の知り合いと言い、まるで分かんねえことばかりだが…)
(けど、天音を元に戻す為には怯んでいられねえ!
これから独立部隊設立の決起会だ、気合い入れて行かねえとな…!!)
第5話 完
部隊名決定、第1回分岐選択に続く……
セシリア「ですが、色々理由を付けてまでシャルロットさんやラウラさんを出さないとはうp主、どういう魂胆ですの?」
光実「本家スパロボでも人気キャラの登場は出し渋ることがあるからね。VやXのカミーユとか、Zの破嵐万丈とか前例もあるし…」
鈴「ていうか、スパロボNEOのシャーリィ・ルノイエ。あんた3話といい今回といい身勝手が過ぎるんじゃない?それでもNEOのヒロイン?」
シャーリィ「…これでも本家より丸くしたはずなのよ。…多分」