脳内スパロボ風クロスオーバー妄想垂れ流しシリーズ 作:櫻庭遮那
無論、この妄想の中でも実装します。
次回から話ごとのトレーダー会話は最後に、エースパイロット会話は物語のいい区切りごとにに書く予定です。
今回は稲葉兄弟しか登場しないし会話しません、ご了承ください。
イオニア 通路
(駆と天音の前には壁と一体化した大きなロッカーらしきものが現れていた)
駆
「なんだ?このデカいロッカーみたいなの…」
天音
『鉄男さんやロディさんがイオニアの解析をしてた時、偶然起動した装置らしいんだ』
『このロッカーの中には物凄いアイテムが入ってるんだって』
駆
「物凄いアイテム?」
天音
『うん。なんでも、機体や人の体に取りつけることで能力アップが見込める装置とか…』
『このイオニアの隠された機能を開放することも出来るみたいなんだ』
駆
「すげえな…どうにかして取り出すことは出来ねえのか?」
天音
『それが、厳重なロックが掛けられてるみたいで力づくやハッキングでも無理みたい…』
駆
「そうか、そうそう美味い話はないもんだな…。
なら、どうすれば手に入れられるんだ?」
天音
『戦闘中に条件を満たすことで、
ロッカーの鍵が解除されて中にあるものを取り出せるんだ。
これをITシステム、イオニア・トレード・システム…って言うんだって」
駆
『へえ…それ、お前が考えた名前じゃないのか?』
天音
『ううん。起動した時、またイオニアの中の知識が僕の頭に流れ出てきたんだ』
駆
「また知識か…。俺の場合はシグザールを操る為の直感的な操作くらいしか
流れてねえけど、天音の場合はいろいろな知識をイオニアから吸収してんだな…」
「知識を吸収してるとき、気持ち悪いとかそういうのはねえか?」
天音
『…なんだかボーっとすることがあるけど、大丈夫だよ。
もし何かあっても、気分が悪い時はちゃんと言うから』
駆
「…絶対だぞ。今糸口が無いからって諦めたりなんかすんな。
俺は絶対にこのイオニアから天音を助け出してやるからな」
天音
『ありがとう、兄さん』
『…それで、兄さんに一つお願いがあるんだ』
駆
「お願い?任せろ、何でも聞いてやるぜ」
天音
『このイオニアには、敵を総数60倒した隊員を”エースファイター”に指定して、
色々な良い効果を付与できる力を持つんだけど…』
『その時に、お祝いの言葉を兄さんに言ってほしいんだ』
駆
「俺に?」
天音
『言い訳染みてるけど、ユノアさんのカウンセリングや
フリットさん達からのイオニアの運用方針との話し合いで
僕自身が手が離せないことが多いと思うんだ』
『兄さんにとっても、いい経験になるだろうし…』
駆
「…そうだな。これから生きてく上でためになるかもな」
「それにここはメインホールや食堂、寝室とかいろいろな所に通じてる道だ。
いろんな人たちが出会って、駄弁ってることもあるかもしれねえしな」
天音
『そうだね。忙しい時には聞けない貴重なお話も聞けるかも…
時間があったら覗いてみて!』
駆
「ああ!イオニア・トレード・システムにエースファイター…。
色々覚えることがあるけど、何とかなるだろ…多分な!」
天音
(いつも通り、根拠の無い自信だけど…兄さんのそれは、なんだか勇気をもらえるな)
(兄さん…僕も諦めないよ。きっと、元の自分を取り戻して見せるから…!)