HUNTER×HUNTERの世界に転移した話   作:安滝 信

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GI編大好き
GS美神要素は結構先かも。


1 おじさん、どこかわからん場所で起きる

 立野忠夫40歳。

 都内の会社に勤めるサラリーマン。独身。

 

 趣味は、国内・海外旅行と、関東近県の山のトレッキングやキャンプ、漫画や小説を読むこと。

 

 学生時代は友人と夜通し漫画の内容について語り合ったり、部活動をがんばったりしていた。しかし現在では友人たちも次々と結婚していってしまい、遊びに付き合ってくれる機会もなくなってしまった。そんな中でも結婚もせずに全力で趣味を楽しむおじさんである。

 

***

 

(えっと、どこだここ?)

(確か駅のホームで電車を待っていたはずだが・・・)

 

 気づいたらどこかの部屋に寝転がっていた。慌てて起き上がりあたりを確認する。

今日は秋も深まり紅葉も色づいてきたので早朝から高尾山にトレッキングに行く予定だった。

 早朝は電車の本数が少ないので、スマホで乗り換え時間を確認していたのまでは覚えているが・・・。

 

(どこだ?)

(もしかしたらホームで倒れて)

(どこかで寝かされていたのか?)

(救急車待ち?)

 

 おしゃれな西欧風内装の部屋、そこのソファーに寝ていたようだ。あたりに人影はない。とりあえずケガの有無や手持ちの荷物や身の回りを確認する。

 

 ひととおり体を触って痛いところなどを探ってみるが、特に異常は感じられない。身の回り品はバックパック一個とスマホだけの軽装だった・・・はずだが、スマホが見当たらない。

 

::バックパック::

防水仕様。容量35L。

水筒(熱いお茶入り)

メスティン(弁当箱代わり。中におにぎり3個)

メスティンを包むバンダナ

スマホに付けれる撮影用単眼鏡三脚付き

100均で買ったアウトドア座布団

速乾タオル

雨具(ズボン)

 

::服装::

速乾Tシャツ 

ミドルレイヤー用の薄手の長袖

フード付き防水ジャケット

トレッキングストレッチパンツ

手袋

下着類や靴下

登山靴

アナログ文字盤の腕時計(日付もわかるタイプ)

 

(無くなったのはスマホだけだが)

(スマホ無いのはやばすぎる!)

(すぐに探さないと)

 

 現代社会ではスマホがないと本当に困る。特に交通系ICやクレジットカードをスマホに連携させていたし、現金はスマホケース入れていたことを思い出し、一気に血の気が引く。

 とりあえず立ち上がり、誰かいないか確認のために声を上げようとしたとき。

 

 

 

 

 

 いつの間にか左手の人差し指にはまっていた『指輪』。そこから煙が発生した、と同時になにかが飛び出してくる。

 

「うおっ!なんだ!」

 

突然のことにとっさにに避けるが・・・

 

「は・・・?浮いてる・・・?」

 

煙から出てきたのは薄い箱?のようなものだった。

 

そして、なぜか空中に浮いていたのだった。




「本」が浮いてる、それだけでファンタジー

メスティンとはキャンプ動画などによく出てくる銀色のアルミ製小鍋?みたいなやつです。
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