・放出系は、水の色が変わる
・操作系は、葉が動く
・具現化系は、水に不純物が出る
・変化系は、水の味が変わる
・特質系は、その他の変化
水に浮かべた葉っぱ。
それに向かって忠夫が”練”をした瞬間。
葉っぱが細かく振動しながら、ゆっくりと水の中に沈み込んでいく。その振動はどんどん強くなり、葉の周りから微細な泡のようなものがどんどん生まれ始める。振動は続き水の表面には泡が絶え間なく浮かび上がり、水面が沸騰したようにボコボコと波打って、ついにはコップから水がこぼれてしまうほどだ。コップの中の水は、目に見えるか見えないほどの細かな泡で一気に白く濁り、とうとう中の葉っぱは見えなくなってしまった。
「【特質系】だ!!」
念のためにコップの水を味見してみると、微炭酸になっている。
(しかし・・・)
(水はこぼれたけど、泡が増えたせいだから水量は増えてないかも)
(水の色は白く濁ったけど、細かい泡のせいかも)
(葉っぱは揺れたっていうか振動した)
(炭酸水というのは味が変わったといえるのか?)
(炭酸水ってことは二酸化炭素?不純物に含まれるんだろうか)
全ての系統の特徴が出ているような出ていないような。そんな不思議な反応を示した水見式だが、【特質系】なのは間違いないだろう。
(【特質系】か・・・かなりクセは強いけど夢が広がる系統だ)
【特質系】の能力者といえば、
緋の目のクラピカ
幻影旅団団長クロロ
幻影旅団のパクノダ
未来予知のネオン
キメラアントのピトー
エイ=イ一家組長モレナ=プルード(偽)
能力未確定のカキン第四王子ツェリードニヒ
アルカ(ナニカ)・ゾルディック
などがいる。実力者たちばかりだが、性格に難がある人物も多い。
(ヒソカのオーラ別性格診断だと)
(特質系は”個人主義””カリスマ”なんだよなー)
(個人主義はあってる)
(カリスマは・・・無いんじゃないかな・・・?)
(まああれは血液型診断と同じ程度の信頼度らしいからな)
**注意 ここからは筆者の捏造・妄想です**
【強化】
/ (単純・一途) \
【放出】 【変化】
(短気・おおざっぱ)(気まぐれ・嘘つき)
| |
【操作】 【具現化】
(理屈屋・マイペース) (神経質)
\ 【特質】 /
(個人主義・カリスマ性)
忠夫は自分の系統が【特質系】と判明して、むかし友人たちと考察した内容を思い出した。
「六性図、実は五性立体図なんじゃないか説、ね」
友人の一人が熱弁していた説だ。
【特質系】の立ち位置が特殊過ぎるというところから考えたらしい。
友人曰く、そもそも現実世界にもオーラの色診断なんていうものもあるのだから、それぞれの系統に色がついているのではないか、とのこと。
しかも、【特質系】は枠の外側ではなく、上下に存在して、上(正)の方向は透明の特質色、下(負)の方向は闇とか黒のように、明度であらわされるのではないか、というのだ。
【強化】赤
/ \
/ \
【放出】緑 【変化】黄
ヽ 【特質】 /
ヽ ↑透明~漆黒↓ /
ヽ /
【操作】紫 ーー【具現化】青
つまり、平面であらわせるものではなく、立体で考えるべきもので、五角錐が上面と下面に伸びた、ファイナルファンタジーのクリスタルのようなものだとのこと。
横から見ると
| ↑明るい(透明)
| 【正の特質系】
|
ーーーーーーーーー 系統面
|
| ↓暗い(黒)
| 【負の特質系】
特質系の特徴として下記があげられる。
・基本的に【特質系】は習得率0%
・後天的に【特質系】に代わることがある
・後天的に【特質系】に変わりやすいのは【操作系】【具現化系】
・【特質系】は、予知、他者の念を盗む、すべての系統を使いこなせる、というように他の系統にできないことができる
・基本的に【特質系】は習得率0%
これは、そもそも6系統ではなくて5系統だから修行できない
・後天的に【特質系】に代わることがある
・後天的に【特質系】に変わりやすいのは【操作系】【具現化系】
この二つについて、ヒソカの性格判断からの派生になってしまうが、理屈屋だったり神経質だったりする性格の持ち主が、絶望するして闇落ちしてしまうことで、【闇の特質系】が発現する。
他の系統も闇落ちして【闇の特質系】が発現する可能性はあるが、性格的に単純、おおざっぱ、きまぐれ、など闇落ちしにくい性格をしていることが多いので、相対的に闇落ちしにくい。
先天的な【特質系】はかなり珍しいとのことで、つまり【正の特質系】なのではないか、と推測していた。
【正の特質系】【闇の特質系】のどちらも、他の系統を使用することができる。これは、
【正の特質系】は透明なのでどの色にも変化させることができるから。
【闇の特質系】は黒く塗りつぶすことで、他の色を書き換えるから。
という理屈だ。
友人が言うことには、冨樫先生はわざと”六性図”を載せて読者をミスリードしていて、いつか本当の”五性立体図”を出して驚かせるんだと主張していた。
***
とりあえず【特質系】と知れたことは良かった。今後はこの”水見式”を繰り返して”発”の基礎修行を行い、この反応がもっと強くなるようにしていけばよいだろう。
こうして忠夫は、『グリードアイランド』が開始されてから一週間、ずっと隠れ家にこもって修行を行ったのだった。
主人公は特質系。水見式のイメージは、炭酸水がいっぱい入ったコップに音波振動歯ブラシを突っ込んだような感じです。
特質系の妄想は結構前から考えていたのですが、冨樫義博展に行ったときにばっちり六性図のメモ書きがあったので、だいぶ考察としては弱いものだと思います・・・。
まあ、何が書きたかったかというと、特質系だから修行したら系統にとらわれないような能力になるので、許してください、ということです。