後書きの情報アーカイブは気分で載せていますが、なにか知りたい情報や補足事項あれば、感想に書いて頂けるとありがたいです。
アビドスの背負う借金。まとめると、
数十年前からの砂嵐で街が砂に埋もれちゃって積もり続けて、どうにかしたいから当時の生徒会が悪徳金融に頼ったけど学区も借金も悪化し続けたから人もお金も何もないと。
「…‥‥‥よく利息払えてたね。大変なんてもんじゃない。」
「指名手配の賞金稼ぎや掘り出し物の売却でどうにかやっていたんですけど、それで精一杯で…‥‥弾薬も補給品も、底をついてしまっています。」
外の常識を逸脱した銃器社会だからこその手段って事か。掘り出し物というと珍しい銃火器とか?
ケモ耳とか普通にいるし、ヘイローとかあるし凄い代物もあるんだろうなー。
「セリカがあそこまで神経質になっているのは、これまで誰もまともに向き合わなかったから。話を聞いてくれたのは、二人が初めて。」
‥‥‥‥神経質だぁ?だからってあの態度はないだろ?先生がいなかったら手も口も出ていた。
「‥‥‥まあ、そういうつまらない話だよ。で、二人のおかげで厄介な問題が一つ片付いたからこれからは借金返済に全力投球できるようになったってわけー。」
先生が険しい眼を机に落としている。。生徒が負の遺産に苦しめられているとは思ってもいなかったのだろう。
オレからしたらよくある話だと思うけどね。これはだいぶ酷いケースだけど。
ホシノの言う通り、つまらない‥‥‥‥本当に、つまらない話だ。
「もしこの委員会の顧問になってくれるとしても、借金のことは気にしなくていいからねー。話を聞いてくれただけでもありがたいし。」
「そうだね。先生はもう十分力になってくれた。これ以上は迷惑を掛けられない。」
シロコは意外と素直っぽいな。ホシノは最初から当てにしていない雰囲気がある。
「…‥‥‥‥支援物資は届けたし、ヘルメット団も退けた。出張の目的自体は終えてる、ここで引いておいても悪い事じゃない。このまま帰っても問題はないし、むしろ早く帰って書類を片づけた方がいいかもしれない。どうする、先生?」
…‥‥少し意地悪な問いをしたかもしれない。
「‥‥‥‥ここで対策委員会を見捨てて戻る事なんてできない。ライは?」
「‥‥‥ちょっとでも手を貸したら、もう他人事じゃないられませんからね。付き合いますよ。」
「そ、それって…‥‥」
「…‥対策委員会の顧問として、一緒に頑張らせてもらうよ。」
「オレは…‥‥助っ人ってことでよろしく。」
「あ、はいっ!よろしくお願いします!」
「へえ、二人とも変わり者だねー。こんなことに首突っ込もうなんて。」
「「オレ(私)には責任があるからね。」」
「よかった‥‥‥「シャーレ」が力になってくれるなんて。これで私達も、希望をもっていいんですよね?」
「そうだね。希望が見えてくるかもしれない。…‥‥二人とも付いて来て。校舎を案内する。」
シロコについていく形で教室を出る。先生を先に行かせて扉を閉める。
どこか安堵した様子のアヤネとジッと見送るホシノ。ドアを閉める直前も、ホシノはどこか冷たいまなざしを向けていた。そのままシロコと先生に付いていこうとしたが、ふと足が止まる。
『話すときは眼を合わせろ。。経験していくうちに、どう見られているのか、何を感じているのか、何を見ようとしているのか分かる。それは信用させる為に、疑うために必要な事なんだ。』
「‥‥‥。」
‥‥‥‥師匠、彼女の眼は、冷たくて、疲れてて、寂しいです。強がってるのか、逃げているのか…‥‥何かは分からないけど、ほっとけないです。せっかくあんなに綺麗なのに、もったいないです。
「‥‥‥‥‥イ、ライ?」
「‥‥‥!シロコか‥‥何?」
「ぼーっとしてたから。大丈夫?見るからに暑そうだけど。」
コートもズボンもブーツも黒いからな。オレからしたらブレザーも‥‥…オレ着た事なかったわ。
「‥‥‥‥大丈夫、ごめんね。」
「ん、じゃあついて来て。案内する。」
〈連邦捜査部 情報アーカイブ:ライの暑さ事情〉
・黒い防弾コートを着ていても砂漠でバテない理由は、冷えピタを素肌に張りまくることで耐暑スキルが発動したから。あと水分補給と休憩。