知らない天井は独房だった。   作:鋼蛙

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セーブデータの代償は

今にも崩れそうな建物。ひび割れたアスファルトや外壁。元の形を失い、自然に帰ろうとしている無数の瓦礫。妙に涼しく、不気味なほどに生気のない雰囲気。

 

明かりの一つもなく、ただただ虚しくそこに在る寂れた形。

 

しかし、この日は少し違っていた。

 

居場所(部室)の為に最高のゲームを作るべくG.Bibleを手に入れようと突き進むゲーム開発部の5人と、その手助けをするべくヘイローのない身で戦場に立つ先生とオレ。

 

 

こちらを一網打尽しようとしたのか、撃ち合いの最中でロボットの一体がランチャーを構える。

 

「‥‥先生っ、伏せて!!」

 

モモイが先生の身を案じて、咄嗟に叫ぶが彼女に焦りや動揺はない。彼女はただ静かに、名前を呼ぶ。

 

 

「…‥‥ライ。」

 

「少しは避けるとかしてくださいよ…‥‥っ!」

 

 

ランチャーからロケット弾が飛び出て加速し始めた瞬間、銃弾が2発放たれる。

 

一発____弾頭が持ち上がるように向きを変える。

 

二発____向きを変え撃ちあがったロケット弾の軌道が変わる。

 

 

(ドカアアァァン!!)

 

 

第一射から数秒_____敵陣のど真ん中でロケット弾が爆ぜ、敵の戦列に大きな()が開く。

 

しかし、ロボット達は吹き飛んだ仲間に動揺もせず、隊列を組みかえて対応する。

 

「ロボット達が…‥‥!」

 

「大丈夫だよ!」

 

意外と冷静なモモイが動揺しているユズをフォローし、各々が牽制するように発砲する。

 

ある程度散らばっていたロボット達は、大きな損失を埋めるために包囲ではなく、まとまって正面火力を集中させる戦術にシフトした。

 

()()()()()()()()

 

 

「…‥‥よし、アリスちゃん。やっちゃって!」

 

ミドリの声に、アリスは頷く。

 

その手に握られた光の剣(レールガン)魔力充填(エネルギー充填)は既に完了している。

 

「今日の私の役割は、光属性広域アタッカー‥‥‥」

 

重々しい獲物を軽々と動かし、密になったロボットの集団に照準が合わさる。

 

「‥‥前方のモンスターたちを、殲滅します。

 

 

 ‥‥‥光よ!

 

 

(ドカアアァァン!)

 

 

「よし、成功!」

 

「アリスちゃん、すごい!」

 

「気を抜くな、来るぞ。」

 

アリスの攻撃が決まり、先生の作戦が成功した事を喜ぶ二人。しかし、敵はまだ来る。

 

「て、敵の第二陣が接近中!」

 

「ここで立て続けはちょっと‥‥‥流石に不利だよ!撤退しよう!先生もいるんだし、安全第一で作戦を立て直した方が、きっと‥‥‥」

 

 

「んー‥‥それなら‥‥‥‥」

「ううん‥‥‥」

 

「工場まで突っ切るぞ。」

「こので退くわけにはいかない、突破しよう。」

 

‥‥‥‥ん?

 

「ええっ!?お姉ちゃんはともかくライさんも!?」

 

「多分ここで退いても、状況は悪くなる一方。ロボットは今の戦闘音を聞いて、この後どんどん集まり続けるはず。全部でどれくらい数があるのか分からないけど、多分今が一番手薄‥‥‥G.bibleの座標が示してるあの”工場”入るには、今が最大のチャンスだと思う。」

 

「‥‥‥‥‥‥。」

 

モモイ、意外と冷静だし、目的達成を優先しているとしても理にかなってるな‥‥‥。

ちょっと見直したぞ。

 

「前に来た時、コイツらはアリスを連れて帰る時も容赦なく追撃してきた。唯一、アイツらがオレ達を攻撃しなかった、追って来なかったのは………」

 

「”工場”に入っていた時、だね。」

 

「その通りです。…‥‥となると、工場まで突っ切るのが一番マシなんじゃないかと思うんだが、どうだ?」

 

猶予時間がない中で何度もこいつ等と戦わなきゃならないのも考え物だし、最短でやりたいと言うのもある。

 

「全部でどれくらいいるのか分からないけど‥‥多分今が一番手薄で、最大のチャンスのはず。」

 

「で、でも‥‥‥。」

 

「大丈夫です。私たちは今まで一緒に、27回のダンジョン探索と139回のレイドバトルを成功させてきました。今回もきっと…‥‥このパーティーなら、勝利できるはずです。」

 

「で、でも、それはゲームの話でしょ!?」

 

「どう転んでも、危険はある‥‥‥わたしも、頑張るから。」

 

「で、でも先生とライさんは?私たちと違って、攻撃を受けたら‥‥‥!」

 

「安心してください。どれだけ危険な状況であっても、アリスは先生とライを守ります。二人は、アリスを信じてくれますか?」

 

「「もちろん。」」

 

無論、二人とも二つ返事だ。誤射と無謀な突貫だけ気を付けてくれれば、どうにかなる。

 

「そうそう、先生優先で頼むぞ。」

 

「なにそれ‥‥‥。」

 

だって事実だからです。それに、高火力持ちが二人に、連携の上手い双子がいるから、ハチの巣になることは少なそうだから鉛玉を貰う事は少なそうだ。

 

銃弾よりは遅くてデカいし、そのままカウンターになるからロケットランチャーを捌く方が正直楽なんだ‥‥‥。

 

「パンパカパーン!先生とライが改めて仲間になりました!」

 

「ふぅ‥‥‥分かった、私も、覚悟を決める!ゲーム開発部、敵を突破するよ!」

 

「せ、先生、指揮は、お願します‥‥‥!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_________

 

______

 

____

 

「はあ、はあ…‥‥何とか、成功、かな?」

 

「…‥‥やっぱり、アイツら(ロボット達)は工場の中には来ないみたいだ。何も追ってきてない。」

 

少なくとも、この場所からはロボットの足音や敵意は感じとれない。被弾や弾薬の消耗も最低限で済んだし、どうにかなったなようだ

 

「侵入成功。ミッションをクリアしました。」

 

「ねえねえ、私たちってもしかして実はすごく強いんじゃない?C&Cとか、他の学校の戦闘集団と戦っても勝てちゃうかも!」

 

取り敢えず作戦が上手く行ったからか、アリスとモモイのテンションが上がっている。動きは悪くないし、火力は十分以上、将来性も十分にありそうだが‥‥‥意外と(?)武闘派の対策委員会やゲヘナの風紀委員会を相手に出来るかどうか‥‥‥‥。

 

「”C&C”って何?」

 

「ミレニアムの武力集団、メイド服で優雅に相手を()()しちゃうことで有名なの。C&Cの()()()によって壊滅させられた過激団体や武装サークルは数えきれない‥‥‥。」

 

「…‥‥‥。」

 

やっぱりメイドって強いのか…‥‥。やはりミレニアムらしく最新兵器で武装しているのだろうか‥‥‥。

 

「やっぱりC&Cは絶対に無理だと思うけど‥‥‥確かに、自分でもちょっとビックリ。きっと、先生の指揮のおかげですね。」

 

「わたしも、そう思う‥‥‥先生がいると、安心感が全然違う…‥‥。ライさんも、ロケットとか不意打ちとか、ほとんど対処してくれたし、引き付け方もうまかった‥‥‥。」

 

「ところで、みんな残弾数は尽きてない?」

 

「バッテリーがチカチカしてます‥‥”マナが足りません”、という事でしょうか?」

 

「そうかも、あと一回ぐらいしか持たなそう…‥‥。」

 

さっきの作戦は光の剣の攻撃力に頼っていたからな。どうも撃たせすぎたらしい。それに、この工場の中では光の剣は大きすぎるし強力すぎる。

 

「じゃあ、出来るだけ戦闘は避けていこっか。」

 

「アリスは先生の近くにいてくれ。オレが先導するから皆は‥‥‥‥アリス?」

 

確認を取るべく目を合わせようとすると、アリスが何時の間に辺りをキョロキョロと見ているのに気が付く。何かを探している…‥‥‥いや、確かめている…‥‥?

 

「ここは…‥‥?」

 

「アリス、どうしたの?」

 

「分かりません‥‥‥ですが、どこか見慣れた景色です。こちらの方に行かないといけません。」

 

「えっ?」

 

そう言うと、アリスは一人でにどこかへ導かれるかのように歩き出す。実質的に丸腰同然な彼女を放っておくことはもちろんできない為、見失ったり不意打ちに合わないように皆でしっかり付いて行く。

 

「アリスの記憶にはありませんが‥‥‥まるでセーブデータを持っているみたいです。この身体が、反応しています。例えるのなら、そう、チュートリアルや説明が無くても進められるような…‥‥或いはまるで、何度もプレイしたことのあるゲームを遊んでいるような‥‥‥‥。」

 

嘘や気のせいではないだろう。アリスの足並みに迷いはないのが見て取れる。

 

「どういうこと‥‥‥?確かに、アリスが元々いたところと似たような場所だけど…‥‥。」

 

「あっ、あそこにコンピューターが一台‥‥‥あれ?」

 

暫く歩いた先に突然現れたコンピューター。この中だと初めて見るが…‥‥おかしい。

 

「電源が付いている…‥‥?何でここだけ‥‥‥?」

 

廃虚に電気が通っているような所はまだ見ていない。たまたままだ使えるエリアに来たというのも考えにくい。アリスはこのコンピューターに向かっていた。記憶がないはずなのに。

 

 

 

 

 

[Divi:Sion Systemへ、ようこそお越しくださいました。お探しの項目を入力してください。]

 

反射的にオレの右手が銃をコンピューターに向ける。センサーか何かで反応したのか‥‥‥?

 

「おっ、まさかの新設設計。G.bibleについて検索してみよっか?」

 

「いや、ちょっと怪しすぎない?それより”お越しくださいました”ってことは‥‥‥‥”ディビジョンシステム”っていうのが、この工場の名前‥‥‥?」

 

「キーボードを発見‥‥‥G.bible、と入力してみます。」

 

止める間もなくアリスがカタカタと入力する。

 

 

 

[‥‥‥#$@#$$%''&(#@]

 

 

「何これ‥‥?」

 

文字化けとかでは無さそうだが‥‥‥‥何かのプログラムとかそういうのか‥‥‥‥?

 

「こ、壊れた!?アリス、いったい何を入力したの?」

 

「い、いえ、まだエンターは押していないはずですが‥‥‥」

 

意味不明の文字列が映し出された画面が切り替わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[あなたはAL-1Sですか?]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「!?」

 

「いえ、アリスはアリスで‥‥‥‥‥」

 

「ま、待って!」

 

「…‥‥‥何かおかしい。一旦離れるぞ。」

 

パソコンとかは余り得意な方ではないが、素人目でも明らかにおかしいだろう。

どうしたものか…‥‥‥。

 

 

 

[音声を確認、資格が確認できました。おかえりなさいませ、ALー1S]

 

 

「!?」

 

「音声認識付き!?」

 

「えっと‥‥ALー1S、っていうのは、アリスちゃんのことなの?」

 

「あ、ごめん。そういえばユズちゃんには言ってなかったかも。」

 

「アリスの、本当の名前‥‥‥本当の、私…‥‥。あなたはALー1Sについて知っているのですか?」

 

やはり、自分が何者なのかは気になるのだろう。もしかしたら、覚えていない大切な事とかあったかもしれないしな。

 

 

 

[‥‥‥‥‥‥‥…‥‥‥‥‥]

 

 

「反応が遅い?」

 

「何か画面もぼんやりしてきたけど、処理に詰まってるのかな?」

 

 

 

[そうで‥‥‥@!#%#@!$%@!!!]

 

 

「え、え、何これ、どういう意味!?」

 

 

[それは‥‥‥‥‥‥‥緊急事態発生。電力限界に達しました、電源が落ちると同時消失します。残り時間51秒。]

 

 

なるほど。電気が使えたのではなく、辛うじて残っていたということか‥‥‥じゃなくて、

 

「G.bibleについて、教えてくれないか?」

 

折角見つけた手掛かりらしい手がかりだ。アリスには悪いが、当初の目的を優先させてもらおう。

 

 

[あなたが求めているのは、G.bibleですか?<YES/NO>]

 

 

 

「YES!」

 

 

[G.bible‥‥確認完了、コード:遊戯‥‥‥人間、理解、リファレンス、ライブラリ登録ナンバー193、廃棄対象データ第一号。残り時間35秒。]

 

 

「廃棄対象?」

 

「どうして!?それはゲーム開発者たちの、いやこの世界の宝物なのに!」

 

世界の宝かどうかはさておき、ゲームを作る為のものなのに廃棄対象、しかも第一号?それもこんな所にある…‥‥‥よくよく考えてもだいぶおかしな話だが…‥‥‥。

 

 

[G.bibleが欲しいのであれば、提案します。データを転送するための保存媒体を接続してください。]

 

 

「えっ…‥‥?G.bibleの在処を知ってるの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたたちも知っています。今、目の前に。」

 

 

 

 

 

 

 

「目の前に…‥‥‥どういう事?」

 

「もしかして‥‥‥‥‥あなたがG.bibleってこと?」

 

 

[正確には、私の中にG.bibleがあります。しかし現在私は消失寸前、新しい保存媒体への移行を希望します。]

 

 

先生の言葉を捕捉しつつ、部分的に肯定するシステム。具体的にどういう物か分かっていなかったから先生の言う線も無くは無かったとは思うが、プログラム的な何かだったとは。

 

「そ、そうは言っても急に保存媒体なんて…‥‥‥あ、”ゲームガールズアドバンスSP”のメモリーカードでも大丈夫?」

 

「何でゲーム機持ってきたんだ…‥‥」

 

当たって壊れたらどうするつもりだったんだ。

 

 

[‥‥‥‥‥‥まあ、可能、ではあります。]

 

 

「な、何だかすごく嫌がってる感じがするんだけど…‥‥気のせい?」

 

「データケーブル‥‥‥接続完了!」

 

早いなというかケーブルもあるのかよ。

 

 

[転送開始‥‥‥()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。残り9秒。]

 

 

「えっ、嘘っ!?もしかして私のセーブデータ消してない!?ねえ!?」

 

 

[容量が不足している為、確保します。]

 

 

「だ、ダメ!お願いだからセーブデータは残して!そこまで揃えるのすごく大変だったんだから!」

 

「アロナあのデータ入れられない!?」

 

『ええっ!?今からですかっ!?』

 

「アロナが壊れたらどうするんですか!?」

 

「でも‥‥‥‥」

 

 

[残念、削除。]

 

 

「ちょっとおおぉぉぉぉおおお!?」

 

 

[…‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥]

 

悲痛にもモモイの叫びが工場の中を反響していく。うん、その‥‥‥‥‥ドンマイ?

 

「あれ‥‥電源、落ちちゃった‥‥‥?」

 

「ああぁぁ!私のゲームガールズアドバンスのデータがあぁぁっ!!」

 

「出来るだけ手伝ってあげるから。ライも協力してしてくれるってさ。」

 

しれっと先生とオレがゲーム機を買ってプレイすることになってる‥‥‥。いや、あんた出費と時間は?ユウカに見つからない様に上手くやってくれよ‥‥‥‥‥ん?

 

 

「モモイ、何か画面に‥‥‥‥‥。」

 

もしかしてプレイデータ以外のデータが吹っ飛んだから異常か何か起きてるのか?

 

 

[転送完了。]

 

 

「え?」

 

 

[新しいデータを転送しました。<G.bible.exe>]

 

 

「こ、これって!?」

 

「G.bible…‥‥‥!」

 

「こ、これ今すぐ実行してみよう!本物なのか確認しなきゃ!」

 

「今やるの!?」

 

「exe実行!あ、何かポップアップが出て…‥‥って、パスワードが必要!?何それ、どうすればいいのさ!?」

 

「‥‥‥‥‥大丈夫。普通のパスワードくらいなら、ヴェリタスが解除できるはず‥‥‥‥!」

 

「そ、そうだね、そうすれば‥‥‥‥!」

 

「そもそもG.bibleが普通ではないのでは‥‥‥?」

 

「これがあれば、本当に面白いゲームが…‥‥”テイルズ・サガ・クロニクル2”が‥‥!」

 

「ねえちょっと何か足音が…‥‥。」

 

「うん、作れるはず!よしっ!待っててねミレニアムプライズ‥‥‥‥いや、キヴォトスゲーム大賞!私たちの新作は今度こそ、キヴォトスのゲーム界に良い意味での衝撃を与えてやるんだか____」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「■■■_______」

 

 

 

 

 

 

 

(ダアァアン!!)

 

 

 

 

 

興奮しきっていたゲーム開発部の面々を、一発の銃声が黙らせる。

 

「…‥‥‥え?」

 

突然の銃声の後、何かが後ろで倒れる音がした。()()()()()()()振り向くと、倒れたばかりのロボット‥‥‥‥‥‥‥‥と、その仲間達が見える。うん、こっち来るな。

 

 

「■■■! ■■■■!」

 

「何かいっぱい来てる!?」

 

「な、何だかものすごく怒ってる!?」

 

「■■ ■ ■■■!」

 

走りながらこちらに銃を向けてくるロボット兵。今にでも撃ってきそうだが、こんな所で避ければみんなやゲームガールズアドバンスに当たりかねない為、左手で顔を隠すようにしつつシリンダーに入った弾を銀の銃身から吐き出させる。

 

 

(ダァン!!!)

 

(ダダダダ!)

 

先頭から順番に撃ち倒し、仲間の背後から撃ってくる流れ弾をコートや銃身を上手く使って上手く防御する。丁度ミドリがカバーに入ってくれたので、その隙を逃さずに再装填を終える。

 

「G.bibleは!」

 

「‥‥ゲームガールズアドバンス確保!」

 

「みんな逃げるよ!…ユズ、そこの壁に撃って!」

 

「は、はい‥‥!」

 

先生が指示した場所にユズがグレネードを撃ち込み、壁に穴が開く。最短距離で出る為だろう。

 

「折角G.bibleを手に入れたのに、こんな所でやられるわけにはいかない…‥‥!」

 

 

「アリス、光の剣の威力を下げて撃てるか!?」

 

「できますが‥‥‥それではモンスターに止めが…‥」

 

「オレが撃ちぬく。協力プレイだ。」

 

その方が手早いし、いざって時は殴り掛かればいいしな。

 

「分かりました、合体技ですね!」

 

「あー‥‥うん、そうだな…‥‥。」

 

レールガンとリボルバーの合体技って、オレが地味すぎないか。

 

こっちはちまちま弾込めて撃つんだぞ。

 

 

「じゃあ、2人に殿は任せるね。ユズは私と先頭。モモイとミドリは援護お願いね。」

 

「分かった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなで無事に、部室まで戻ろう!」

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