今回は、一応全員の帝具(一部除く)が紹介されます。
腹を押さえて呻く少年と、その前で拳を握っているシズカにタツミは困惑していた。
「えっと、……どういう状況だ、これ?」
タツミが呟くと、それで気づいたのかナジェンダが振り返る。
「ん? おお、タツミ。戻ったのか。あれがハチマンだ」
タツミはナジェンダが指さすフード少年をもう一度見る。
「あの……思いっきり呻いてて、今にも吐きそうなんですが」
「ああ。あれがヒキガヤ・ハチマンだ。極東からジョヨウに移り住んだ移民で、以前は帝都警備隊に所属していたんだ」
「帝都警備隊って……オーガが隊長だった、あの?」
「ああ。その帝都警備隊だ」
タツミは改めて八幡を見る。
(正直、あんまり強そうには見えないけど……ていうか)
「目つき悪ッ!?」
そう。この男、とても目つきが悪い、というか目が腐っていた。
「ほら、ヒキガヤくん。あなたの目の腐り具合に、向こうも驚いてるわよ」
ユキノの楽しそうな物言いに、ハチマンは辟易したように答える。
「いや、わかってるから。いちいち言わなくていいから」
「あ、いや、悪い……そういうつもりじゃなくて」
焦って弁解しようとするタツミに、ハチマンはため息を吐く。
「はあ……。別に慣れてるから気にすんな。一応、紹介されたけど、ヒキガヤ・ハチマンだ」
「俺はタツミ。よろしく、ハチマン」
「あ、呼ぶときはヒキガヤで」
「……よろしく、ヒキガヤ」
タツミは思った。
こいつも結構変だ、と。
「さて、ヒキガヤ。今回の遅刻の罰は何にしようか」
「いや、ですから、さっきも言ったように、遅刻をするというのは重役出勤ということ。つまり、重役出勤をする俺は将来、将軍などの大物になれる可能性が」
「だから、お前は革命軍側だろうが!」
「ガハッ!?」
言い訳をしようとして、シズカに思い切る腹を殴られたハチマンは、先ほど同様に床に伏せることとなった。
どうやら、先程のハチマンの状態はこういう事だったらしい。
そして、その様子を見ていたナジェンダが、ふと何かを思いついたような顔をする。
「なあ、シズカ。ならば、しばらくタツミをこっちで教育してくれないか?」
「教育?」
「タツミは筋がよく、才能はあるが、精神的にはまだまだ未熟だ。こうやって、他のチームと組むのも、たまにはいい刺激になるだろう」
「なるほど……。タツミ君、君さえよければしばらくうちで働いてみないかい? やることは、“ナイトレイド”と大して変わらない。強いて言うなら、帝都ではなく、地方の役人が相手になるということぐらいだ」
タツミは少し悩むそぶりを見せる。
ようやく、“ナイトレイド”に馴染み始めているのに、他のところにいって大丈夫なのかという不安だった。
そのことを察したのか、ナジェンダはタツミの肩に手を置いた。
「タツミ、おまえなら大丈夫だ。それに、何事も経験だ。気楽な気持ちでやればいい」
「……わかりました、ボス。俺、やってみます!」
決意するタツミを微笑ましそうに見ると、シズカは今度はハチマンの方を向く。
「それでは、タツミ君。君には、今日からヒキガヤの元で働いてもらう」
「わかりました。えっと、よろしくな、ヒキガヤ!」
「……OK」
タツミが握手しようと差し出した手を、ハチマンはパシンッと軽くたたいた。
「では、ヒキガヤ。早速だが、今夜はお前に帝国郊外での偵察任務にタツミ君と出てもらう」
「はぁ……。働きたくねえ。で、内容は?」
心底けだるそうにハチマンが訊く。
「相手は帝国郊外の村々を治める領主で、表では移住する人間を歓迎してる善人を装っているが、裏ではその移民たちを奴隷として売りさばいている外道らしい。今回は、噂の真偽とその関係者の調査だ。もし、可能だったら、今夜仕留めろ」
「……了解」
ハチマンは言葉少なに言うと、さっさと部屋を出ていってしまう。
「あっ、ちょっと、待てよ!」
それについて、タツミも慌てて部屋を出る。
二人が出ていったのを確認すると、ナジェンダはシズカの方を苦笑しながら見る。
「それにしても、いきなりヒキガヤに付かせるとは、お前も人が悪いな」
シズカは煙草をくわえ、それに火をつける。
「別にそういうつもりじゃない。ただ、ヒキガヤと組むのはタツミ君にとっていい経験になると思っただけだ」
「だが、アイツは革命軍と利害が一致してるからいるだけで、何時裏切るかわからんぞ」
「大丈夫だ。あれでヒキガヤはかなりお人好しだからな。それにアイツの持つ帝具はかなり使える。ところで、今夜飲まないか?」
「お、いいな」
そして、両組織のトップは、にやりと笑うのだった。
♦
八幡とタツミは、今回の獲物のいる村へと訪れていた。
「で、これからどうするんだ?」
ハチマンの横を歩くタツミが訪ねると、ハチマンはタツミを一瞥する。
「とりあえず、目標の所に潜入して、中の様子を探る」
「潜入? どうやって?」
「俺、一応潜入と暗殺が専門なんだよ」
「へえ、そうだったのか」
「とりあえず、俺は領主の屋敷を偵察してくるから、お前はどこかで時間潰しててくれ」
そう言って、ハチマンは古ぼけた外套のフードをかぶり、領主の屋敷へと入っていった。
「時間潰せって言ってもなあ……どうすりゃいいんだよ」
そう言いながら、タツミは村の地理を把握するために、村を見て回ることにする。
しばらく見て回っていると、老人がタツミに声を掛けてくる。
「そこのお若いの。こんな村に何の御用ですかな?」
「いや、ここの領主は移民を受け入れてくれる立派な人だって聞いて、一目見にきたんだ」
「ほう……。というと、アンタも北や西から?」
「いや、俺は帝都で鍛冶屋をしてるんだ」
「ほう、帝都で。そいつは若いのに立派じゃのう」
「そうかな……」
言いながら、タツミは自分が本当は殺し屋家業をしていることをこの老人に隠して嘘を吐くことに、どことなく後ろめたさを覚えていた。
「それにしても、よく俺がよそ者だってわかったな」
「当然じゃ。この村の若いもんは皆帝都に出稼ぎに出ておるからの。この村にこの時間、若いもんがおらんのじゃ」
「なるほど。それで……」
「そうそう、領主様なら、今は屋敷にいるはずじゃ。なんなら、会っていくか?」
「いや、いいよ。今、知り合いの用事が終わるのを待ってるんだ」
「そうか。また、見に行きたくなったら行ってくれ」
そう言って、老人は離れていく。
「おい」
後ろから掛けられた声に振り向くと、ちょうど八幡が戻ってきていた。
「もう、いいのか?」
「ああ。それより、今のは?」
「さあ。この村の人みたいだけど」
「……悪い、俺もう少し村を見て回ってくる」
「わかった。じゃあ、俺は適当な店で待ってるよ」
「悪いな」
そして、ハチマンは再び姿を消す。
それから、やや日が傾いてきた頃に、ハチマンは戻ってきた。
「ハチマン、随分時間がかかったな。どこ行ってたんだ?」
「ここの役所で領主が治めてる村の人口の推移と歴史を調べてた」
「……? なんでそんなものを調べてたんだ?」
「仕事が増えるかもしれないと思ったら当たりだった。一旦、アジトに戻ってシズカさんに報告する」
「報告って……じゃあ、今夜は殺らないのか?」
「明日に回す。たぶん、全員必要になる」
「……全員って、どういうことだよ?」
「戻ったら、教える」
「……わかった」
♦
タツミとハチマンが戻ってから、夕食を終えると、急遽全員が招集されることとなった。
「それで、どうだった?」
シズカに問われ、ハチマンは懐から紙束を取り出す。
「まず、これを見てください」
ハチマンはその紙束をシズカに差し出す。
「これは……領主が治める村々の人口の推移と村の歴史史料に、事件に関する報告書まであるじゃないか。これがどうしたと……いや、待て。もしかすると……。おい、ヒキガヤ。あの領主の情報はあるか?」
「それも調べました。シズカさんの思ってる通りだと思います」
「……そうか。では、明日の夜、全員で仕事にかかるぞ。悪いがタツミ君にも手伝ってもらう」
「それはいいんですけど、結局どういうことですか?」
タツミの質問にユイも手を挙げる。
「そもそも、これってヒッキーとタッツーの仕事だったんだよね? どうしてみんなでやることになったの?」
シズカは服のポケットから煙草を取り出し、火をつけながら全員にハチマンの持ってきた資料が見えるようにする。
「これを見て、何か気づくことはないか?」
シズカが示す資料を全員が覗き込む。
「……よくわかんない」
「すまんが、我もだ」
最初にユイとヨシテルが音を上げる。
「うん。まあ、お前らはお前らだからな」
「ヒッキー、その言い方ムカつく!」
「そうだぞ、ハチマン! べ、別に我は好きでわからなかったわけじゃないんだからね!」
「何だ、そのわけわかんないキャラ」
ハチマンが呆れていると、サイカとメグリ、ルミも手を挙げる。
「ゴメン、僕もわからなかった」
「アハハ、私もわからないや」
「……私も」
「全然気にすることじゃない。大丈夫だ」
「ちょっ、ヒッキー!? それ、明らかに差別じゃん!」
ハチマンたちが騒いでいるのを尻目に、タツミは資料を見て首を捻る。
「つまり、この資料はどういう事なんだ?」
「一つだけおかしい村があるのよ」
「おかしいって……どうおかしいんだ?」
タツミの質問に、ユキノが一枚の村の資料を指さす。
それは、今日ハチマンとタツミの行ってきた村だった。
「まず、この村には働ける若者の数が他の村に比べて少し多いわ。にもかかわらず、この村には子供が全くいない。それが一つ目のおかしい点」
「他にもあるのか?」
「この村、過去何年か……正確には、この村の財政や食料状況が悪くなった年から、一定年齢までの若者が大体同じ数だけ行方不明になっているの。それも毎年。なのに、被害届はほとんどでておらず、それらも『出稼ぎ中に危険種によって殺された』とあるわ」
「毎年同じ数って……まさか!?」
「ええ。恐らく、領主だけじゃなくて、この村がそもそも奴隷を作っていた。それも、今の領主が就任する以前から、と言う事だと思うわ」
「……マジかよ」
タツミは愕然とした。
村全体でそのような非道なことをしているとは思わなかったからだ。
シズカは神妙な面持ちで煙草の煙を吐く。
「恐らく、最初は村の働けない子供を何人か奴隷として売っていたのだろうが、金に目が眩んでやめられなくなり、遂に移民にまで手を広げたのだろう」
「でも、これだと資料から得た推測にすぎないわ。ヒキガヤ君、ちゃんと裏は取ってあるの?」
ユキノの質問に、ハチマンは頷く。
「ああ。村の集会所に潜んで村人の話を聞いてきたが、全員クロだ」
「ならば、明日の夜、その村を潰すぞ」
「ちょっと、待てよ! やるにしたって、あの村に何人いるかわからねえし、都合よく全員いるとも限らねえんじゃないか?」
「それなら大丈夫だ」
「え?」
シズカの落ち着いた態度にタツミは困惑する。
「大丈夫って……それは一体」
「元々資料の若者の人口が全て偽装されたものなら、あの村の人口は実際には五〇、下手をすれば四〇にも届かない」
「しかも、ちょうどいいことに明日は月に一度、村人たち全員が集まる集会があるらしいんだが、それが奴隷の取引の場になってるんだよ」
「というわけだ。明日、ヒキガヤとタツミ君で領主の暗殺。残りの私達で村人の殲滅だ。私とユキノ、ヨシテル、メグリがメインで、ユイとサイカ、ルミは逃げる奴の追い打ちをしてくれ。二人は終わり次第に私たちと合流だ。それでは、全員明日に備えて早く寝るように。以上、解散!」
シズカの締めくくりで、全員がそれぞれ部屋を出ていく。
そこで、シズカはタツミに声を掛ける。
「タツミ君、君の部屋は後でヒキガヤに案内させるから、風呂にでも入ってきなさい。ヨシテル、悪いが彼の案内を頼む」
「あいや、承知した。こっちだ」
シズカに言われたヨシテルが先導して、風呂まで案内されるタツミ。
「やっぱり、ここも温泉なんだな」
「そういう場所に作っているからな。ちょうどいい、我も入らせてもらおう」
温泉の湯の温度は、疲れた体に心地よく、疲れが溶け出していくようだった。
「そういや、ヨシテルはなんで革命軍なんかに入ったんだ?」
「む? 我は帝国で小説家見習いをしていたのだが、誰も我の小説を読んでくれぬのだ。どこに持っていっても、こんなものはいらんと突き返される」
「なんで読んでもらえないんだ?」
「我は歴史ものを書いているのだが、やはり、『革命』などをテーマにしてると、帝国としては困るらしくてな。それで、『帝国に対して反抗の意志あり』として、冤罪で捕まりそうだったところをハチマンに助けられたのだ」
「それで革命軍に?」
タツミが訊くとヨシテルは首を横に振った。
「いや、助けられた後、ハチマンは我の書いた小説を我に放って言ったのだ。『パクリばっかでつまらなかったから、次はもっと面白いの書け』と。我の作品をちゃんと読んで評価してくれる者がいるとは思わなかったから、とても嬉しかったのを今でも覚えている。その後、どうせわかってくれる者がいないなら国を変えた方が早いと、革命軍に入ったところにハチマンがいたというわけだ」
「へえ……。それで、今も読んでもらってるのか?」
「相変わらずつまらないけどな」
「「……ッ!?」」
呟く声に驚き、二人が声の方を見ると、いつの間にかハチマンが温泉に入っていた。
「ハチマン!? お前、いつの間に……」
「さっきから」
「うぬぅ……。ハチマン、お主一段と腕を上げたな。ぼっち力が以前より増しているせいか、さらに存在感が薄くなっている」
「別にいいだろ。仕事すんのに便利なんだから」
ハチマンが言うと、タツミが「そういえば」とハチマンとヨシテルを見る。
「そういや、仕事で思い出したんだけど、ここの人たちも帝具を持ってるのか?」
「それなら、もう見てるだろ」
「見てる? いつ?」
「俺が着てた外套。あれ、俺の帝具」
「ええ!? あれ帝具だったのか!?」
タツミが驚いたのは、あの外套がどう見ても、どこかで安く買った古ぼけた外套にしか見えなかったからだ。
「“存在隠蔽ハイドゴースト”。着ている人間の気配と存在感をなくす帝具で、“インクルシオ”みたいに透明化もできる」
「マジで!? 兄貴のみたいに透明化もできるのか!? すげえな……」
「といっても、身体能力は全く変わらないけどな」
「でも、潜入や暗殺にはすげえ役立ちそうだな」
「音や足跡は消せぬし、防御力もないから防具としてはイマイチだがな」
ヨシテルが若干の笑いを含めて言った。
「そんなすごい帝具どうやって手に入れたんだ?」
「古着屋で売ってた」
「めちゃくちゃ掘り出し物じゃねえか!?」
「これぞ、“運命力”を持っているものだからこそできる芸当だ」
ヨシテルが芝居がかった言い回しでいうと、タツミはヨシテルの方を向く。
「そういや、ヨシテルの帝具はどんなのなんだ?」
「これだ!」
ヨシテルはどこから取り出したのか、手甲を見せる。
「これが我が帝具、“堅牢鉄壁キュクロプス”! あの“万物両断エクスタス”に次ぐ硬度の鎧となる帝具だ!」
「マジで!? すげえ!」
「ま、エクスタスが相手だと数回で壊れるけどな」
「試したのか?」
「前に顔合わせした時に実験の一環で。どうせ、呼び出し直せば鎧はインクルシオとかと同じで直ってるからな」
「あの時のシェーレ氏はマジでやばかった」
ヨシテルはそのことを思い出したのか、ガクガクと震えていた。
ハチマンもその時のことを思い出したのか、腐っている目がさらに濁っていた。
「ああ。あの時はブラートさんが止めてくれなきゃやばかった」
「えっと、何があったんだ?」
「実験が終わった後もスイッチの入ったままのシェーレさんに追っかけまわされて、俺も巻き込まれた」
「そりゃ……大変だったな。ところで、他には、どんなのがあるんだ?」
「シズカさんが物体破壊の帝具“一撃粉砕クランチフィスト”。
ユキノが相手に呪いをかける帝具“呪詛刻印ブックカース”。
サイカが聴力強化の帝具“伝音遠聴ラビットイヤー”。
メグリ先輩が物質を自由に作り変えられる帝具“万物創造クリエイター”。
ルミルミがどこにでも自由に潜行できるようになる帝具“透過浸透パーミエイト”だ」
「ん? ユイは帝具を持ってないのか?」
「ユイ氏は我々の中で一番の新入りでな。彼女が持っているのは“魔獣変化ヘカトンケイル”という帝具のプロトタイプで、“地獄門番ケルベロス”という生物型の武器だ。しかし、プロトタイプ故に戦闘力もヘカトンケイルには遠く及ばないらしく、それ自体は帝具には含まれぬのだ」
「にしても、よくそんなに集まったなあ……」
タツミが感心すると、ハチマンは「ふっ」と笑う。
「その中のいくつかは、俺が革命軍に入る時に、ハイドゴースト使って帝国の武器庫からかっぱらってきたんだよ。俺ちょうど警備隊に入ってて顔も利いたから、宮殿内にいても何も言われなかったし」
「すげえとんでもないことしてんじゃねえか!」
事のとんでもなさに、タツミはつい叫んでしまう。
当のハチマン本人は得意そうにし、ヨシテルも感心するように頷く。
「さすがハチマン。帝具によって相まったぼっち力による存在感のなさ、絶望的にかっこいいぜ!」
(なんだこのノリ……)
タツミが二人の完全な内輪ノリに置いていかれていると、ハチマンが立ち上がる。
「んじゃ、俺もう出るわ」
「そう言えばハチマン、シズカ殿がこの後タツミ氏を部屋へ案内するように言っておったぞ」
「マジかよ。じゃあ、もう少し待ってないといけないのか」
「いや、俺も出るよ」
そう言って、タツミも立ち上がる。
「では、我も出るとするか」
そして、三人は温泉から上がり着替えると、ハチマンの先導でタツミの部屋へと行く。
「ここがお前の部屋。基本的に自由に使っていいからな」
「おう。ありがとな」
「では、ゆっくり眠るといい!」
「あれ? みんなもう寝るの?」
かけられた声に三人が振り向くと、サイカが歩いて来るところだった。
「ああ。俺たちはもう寝るところだけど、サイカは風呂か?」
タツミが訪ねると、サイカは頷く。
「うん。これからなんだ。でも、どうせならみんなで入りたかったな……」
「よし、タツミ、ヨシテル、今からもう一度入るぞ」
「ええ!?」
「是非もない。ハチマン、我はいつでもOKだ!」
「ちょ、おい!?」
こうして、タツミは本日二度目の風呂に入ることになった。
作品通して、通算二回目の野郎風呂です。
え? 話が違う?
しょうがない、その内、サイカのいるお風呂回を書こう。
さて、次回は全員の帝具使用回(一部除く)です。
それでは、感想、評価、誤字訂正お待ちしております。