ラバック「というわけで、今回は俺たちが帝国の名所を紹介するぜ!」
ハチマン「なぁ、これちゃんと給料出るんだろうな。大丈夫だよな?」
ラバック「さて、今回紹介する帝国の名所はこちら、『貸本屋 Night』です!」
ハチマン「ふーん。…………ん!? それ、うちの店だろ。何で公私混同してんだよ。ダメすぎるだろこの店長」
ラバック「いや、ダメじゃねえし、ここ俺のコーナーだし。ちゃんと広告料払ったし」
ハチマン「いや、どこに広告料払うんだよ」
ラバック「うるせえ! さっさと始めるぞ! どうも、お待たせしてすみません。では、改めて『貸本屋 Night』を紹介していきます。それじゃあ、ハチマン。お願いします」
ハチマン「はぁ……。当店は帝国でも本の種類の多さが売りの貸本屋だな。絵本から成年誌にいたるまで、幅広く取り扱っている。かくいう、うちの組織でもユキノやヨシテルなどの一部ジャンルに関してマニアックな層にも対応している」
ラバック「そうですね、特にうちでは純情真面目なタツミですら嵌る大人の男御用達の本も幅広く揃えています」
ハチマン「まぁ、そのせいで一回問題になって危うく帝都警備隊にガサ入れされそうになったけどな」
ラバック「あの時は危なかった。俺秘蔵のコレクションと女性大歓喜の秘密兵器を渡して何とかなったが」
ハチマン(本当に腐りきってるなこの国、色んな意味で。でも、基本真面目なあの先輩が来なかっただけマシか)
ラバック「そういえば、前にブラートが本借りに来てたな」
ハチマン「そうなのか。あの人、本なんて読まなさそうだけどな」
ラバック「あ、えっと、ジャンルは聞かない方がいいぜ」
ハチマン「…………あ。そうだな」
ラバック「さて、幅広い本を取り扱っている当店ですが、他にも近隣の地域であれば配送サービスなども行っております。また、我こそはという作家志望の皆さんに朗報です! なんと、当店ではそんな方々を応援して、印刷所を紹介し、本を率先して棚に置いています。どうぞ、奮ってご連絡ください!」
ハチマン「果ては全国チェーンというだけあって、商魂逞しいな」
ラバック「当然だ。全国チェーンにして、店をでっかくしたら、ナジェンダさんに告白するんだ! うおー、待っててね、ナジェンダさーん!」
ハチマン「えー、このように若干鬱陶しい店長もおりますが、危なくはないので気軽に声を掛けてください。できたら、俺には声を掛けないでください。それでは、本日はこの辺で」
ラバックの店って、絶対に成年向けの本の品ぞろえは帝国一だと思う。