進撃の巨人2 名もなき英雄の軌跡   作:なげすて

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第34話 異形の巨人

─1─

 

巨人化が未遂に終わったエレンは、治らない手の傷を、包帯の上からさすっていた。

我々はひとまずの休憩を摂ることになり、折り畳み式のテーブルと椅子に座り、紅茶を啜っていた。

 

(皆兵士長の開口を待っている。)

 

兵士長は立ったまま紅茶を啜り、エレンに問う。

 

「自分で噛んだ手も傷が塞がったりしないのか?」

「はい・・・。」

「お前が巨人になれないとなると、ウォール・マリアを塞ぐという大義もクソも無くなる。」

兵士長は吐き捨てるように命令する。「なんとかしろ」と。踵を返し、望遠の山を向いて紅茶を飲む。ペトラは兵士長をなだめようと声を掛けている。

 

「・・・じゃあ、これまで巨人になれたのは、すべてまぐれだった、ということか?」

「いや、そんな訳ねぇだろ。」

「じゃあ、巨人になれるという確信自体はあるわけだ。なら、やっぱり分隊長の言う通り、引き金がなんなのかが分からないのだろう。」

「ああ。不本意だ、こんなの。」

「まあ、そう気を落とすな、エレン。新兵、お前も追い詰めるようなことを言うんじゃない。」

「分隊長は実験が失敗したことをまとめるべく席を外していますし、次回に繋げることができるよう、認識をさらに深めようと思ったんです。」

「次回か。・・・まあ、その点には賛成だな。」

 

エルドは私の言葉にうなずく。

 

「まあ、お前は思ってたより人間だった、ってことだ。」

 

オルオはティーカップを五指で鷲掴みにしようとするも、危うく中身をスカーフにぶちまけかけた。

 

「焦って命を落とすよりはずっと良かった。これも無駄ではないさ。」

「ああ。俺もエルドに同意だ。慎重がすぎるってことは無いだろう。」

 

そう言いながらも、彼らはエレンに目を合わせてしゃべっていない。いずれも、中空だったり下だったり、ペトラだったり、各々の望む方向を向いて発言していた。

 

(・・・冷静なのか、これは。)

 

励ましのつもりなら、目を見てそう言いそうな気もしたが、調査兵らの変人ぶりに麻痺してか、彼らの目線に気取られることは無かった。

 

「・・・まあ、私同様、エレンの実験も、これ一回きりってことも無いだろう。壁外調査まであと一か月。まだ時間はある。すくなくとも、トロスト区襲撃のあの慌ただしい一日に比べれば、そこまで焦ることも無いはずだ。」

「気休め言ってんのか?」

 

エレンの語気が強まった気がした。エレンの方を向くと、瞳が揺れていた。

 

「俺は、一日でも早くこの力を使いこなさなきゃなんねぇのに、それに調査兵団の皆にも、二の足を踏ませたんだぞ。この状況で待っていられるかよ。」

「エレン。」

「オレは、早くこの力を・・・いっ!」

 

エレンはびくりと体を震わせ、自分の手を軽く押さえる。その拍子に、彼の手からティースプーンが零れ落ちる。私が代わりに拾おうとするが、エレンは取り乱した手前、「いいよ、オレが拾うから」と言い、テーブルから半身を乗り出し、地面にころがるスプーンへ手を伸ばす。

 

その時、空から一筋の稲妻が走り、私は吹き飛ばされた。いいや、私だけではない。テーブルも、周囲の椅子も吹き飛んだと思う。

 

突然の出来事だが、この現象自体は私も知っている。巨人化によって起こるものだ。

咄嗟に受け身は取ったため、どこも痛くは無い。うつぶせになった体を起こし、エレンのいるであろう方角を見ると、エレンは、私よりいち早く立ち上がり抜刀したリヴァイ班に囲まれていた。巨人な肋骨と筋繊維の剥き出しになった大きな腕が、ティースプーンを摘まんでいた。

 

「エレン、どういうことだ?」

「え?」

 

エレンは動揺し、班員の顔を次々に見ている。

 

「なぜ今許可なくやった!答えろ!」

「エルド、待て。」

「答えろよエレン!どういうつもりだ!」

「いいや、そりゃあ後だ。俺達に・・・いや、人類に敵意が無いことを証明してくれ。」

「え!?」

「証明しろ、早く!お前にはその責任がある!」

「その腕をピクリとでも動かしてみろ!その瞬間てめぇの首が飛ぶ!」

「オルオ、よせ」

「兵長、エレンから離れてください!」

「いいや、離れるべきはお前らの方だ。下がれ。」

「なぜです!?」

「俺の勘だ。」

「どうしたエレン!?何か喋れよ!」

「妙な動きはするな!」

「早く証明しろ!」

「ちょっと、黙っててくださいよ!!」

 

口々に浴びせられる質問と要求は、場の混迷ぶりを表していた。だがエレンの叫びにより、一斉に静まり返る。

 

ここぞと私は切り出した。

 

「皆さん、何をしているんですか?」

「新兵、お前も刃を構えろ!」

「え?」

「わかるだろ!エレンはいきなり巨人化したんだぞ!許可もなしに!」

「何をしでかすか分からないんだぞ!お前も早くしろ!」

「わ、私は・・・」

 

(どうすればいい。どちらに付けば・・・)

 

おもむろに右手をトリガーに伸ばす。その時、エレンの瞳が、またかすかに揺れた気がした。

 

【私達には、貴方が必要だと思う】

 

審議の後での、ミカサの言葉を思い出す。

 

(今、エレンに必要なものは・・・)

 

私はにじり寄る。エレンに背を向け、兵士長の隣に立つ。

 

(味方だ。)

 

「ほう・・・。」

 

隣から何か聞こえた気がしたが、特に気にすることもあるまい。

 

「新兵!?」

「何をやってる!?そいつは危険だ!」

「そうよ!兵長と一緒に離れなさい!」

「私は巨人化の瞬間、エレンから最も近い距離にいました。それなのに、吹き飛んだだけで済んでいます。装置も、体も、どこにも異変はありません。」

「それは結果論だ。充分な証明にはならない。」

「今彼の近くには、重要な戦力が二人もいる。それでもエレンは何もしてこない。」

「気まぐれだ。まだ何か隠してるかもしれんぞ。」

 

依然膠着した問答に、射撃音が一つ。私には、緑の煙弾が上がるのが見えた。ここからおよそ600メートル。別の方角から、遅れて複数の煙弾が上がる。

 

「お前にも見えたな。」

「兵長?何がです?」

「ペトラ、敵襲だ。備えろ。」

 

班員全員が巨人のいる方へ振り向いたところで、一人伝令の兵士が舞い込む。

 

「徘徊していた巨人がこちらへ突如移動を開始しました!各所にて戦闘を開始しております!」

「だそうだ。俺はエレンの警護を務める。お前らは散開せず、固まって各戦場の援護に当たれ。」

「了解!」

「新兵、お前も行け。」

「了解しました。」

 

突如の連続で始まった。壁外の任務。

 

近くの木々にアンカーを引っ掛け、中程度の高さを保ちながら、煙弾の元へ向かう。

「俺達に最も近い煙弾に向かうぞ!兵長に近づけさせるな!」

「15メートル級1体!来ます!」

「まだるっこしい!ペトラ、あれやるぞ!」

「ええ!」

 

オルオとペトラは巨人の頭を追い越す高さまで跳び上がり、振り子のように落下を活かして両腕を縦に切り裂いていく。靭帯を切断され呆然とする巨人を、グンタが討ち取った。

 

「これで終わりか!」

「ええ!応援助かりました!」

「よし次だ!」

 

15秒も経たず次の煙弾の元へ班員は出発する。

カラネス区から離れたこの場所は、古塔や点在する森林といった、立体機動に適した物体が多い。

リヴァイ班はガスの消費を最小限にしつつ、最寄りの立体物へアンカーを刺しては通り過ぎ、ジグザクに移動しながらも最短距離を跳ばして次の目的地へ向かっていく。道中の巨人を次々切り倒しながら。

立体機動の単純な速度なら、上位成績10名と比較しても、今の私も負けてはいないつもりだ。

しかしそれは、ガスを全力で吹かし、立体物を幾つか無視して多少高度を上下しながら移動する、危険な手段を取れば、の話だ。

私は彼らに追い付こうと躍起になったが、ガスの残量を一切気にせず競争に浸ることなど出来なかった。やがてペースを落とし、約10秒遅れで到着する距離を保つこととなった。

 

(立体物を一つ一つ丁寧に通過してもなお、私より段違いに速い。)

 

私よりも優秀な軌道を描く者は上位10名以外にも当然訓練地にいた。しかし彼らはそのコツを掴むが早いか、次の訓練の過程で軒並み死んだ。リヴァイ班のメンバーは、全員がその無茶なハズの水準を大きく超えている。

 

(いいや、班員だけじゃない。)

 

調査兵一人一人が、これまで見てきた既定の機動の速度を超えていた。

 

遅れていることへの申し開きのためか、卑怯にも私は周囲の空を見回していた。他に新たな情報が無いかを確かめるように。

 

黒い煙が視界に入った。

 

最初は火の不始末かなにかだと勘ぐったが、立ち上る煙の軌跡は余りに真っ直ぐ空へ伸びていた。

すなわち、あれは煙弾だ。

それも、

 

「黒の煙弾!?奇行種か!」

「なんだって?」

 

私の独り言を聞きつけ、エルドは振り返る。

 

「あの方角、エレンからそう遠くない!進路を変える!急ぐぞ!」

「兵長ならなんとかなるんじゃないのか?」

「エレンがまた暴走したら最悪だ。行かない選択肢はない!」

「了解!」

「奇行種…クソッ、他の連中には悪いが…。」

 

「四の五の言っていられない」とオルオも駆け出す。

 

私も正直心配だったが、元よりこうして跳び回っているのはエレンの安全確保のためだ。残留する緑の煙を尻目に、我々は全速力を出した。

 

─2─

 

煙弾の下に着いたが、人らしい物は少ない。いいや、空中から地面を見下ろせば、マントの切れ端や、ブーツ、袖など、兵士の形跡らしき物がまばらに落ちている。ガスの音のする方向を見れば、まだ一人、奇行種であろう個体と懸命に刃を交えている者がいた。

 

「あれはレイノールか。おい!救援に来たぞ!」

「エルドさん!助かりました!そちらに誘導するので、引継ぎお願いします!」

「わかった!」

 

レイノールなる調査兵は私達に気付くやいなや、全速力でこちらに近づいてくるが、気になるのは巨人の方だ。彼を追って来る巨人の様子が、明らかにおかしい。

 

「なんだあれは…!?」

 

およそ5、6メートルくらいだろうか。

四つん這いで地面を這い回り、尾とも呼べない未発達な突起が生え、顔が面長な独特の形状になっている。私が読んでいた、大昔の生物の図鑑に載っていたような気がする。鋭い歯と爪を持ち、身体が鱗のような小さな膜の集合体で覆われている。

 

それに、色素が薄いのだ。肌色より白にやや近いような…。

 

(この体長で這い回るタイプは珍しい。だが、それ以上に異なる特徴が多すぎる。)

 

レイノールは私達の下にたどり着いた。巨人が追いつくまであと13秒くらいか。

 

「生き残りは!」

「5人はいましたが、今や俺一人です。」

「まだ戦えるか、レイノール!?」

「いえ、ガスと刃ももう尽きかけてます。正直、単独で3分は保ったほうかと。」

「・・・分かった。ご苦労。ここからは俺達が引き受ける!」

 

レイノールは有無を言わさず離脱し、私達は間近に迫る巨人の突進を躱す。

 

私達が停止していた木に、奇行種は正面からぶつかる。頭を数度振り、背後に回ったこちらをじろりと眺める。

 

(攻めてくるか!?)

 

しかし、私の予想に反し、奇行種は先ほどぶつかった木を通り過ぎて、木々の中へ分け入っていく。

 

「なんだ?」

「私達を襲ってこない?」

「追うか!?」

「いいや、ここは巨大樹とは違う。攻撃するのに適した隙間が多くない。追うにしても、奴の届かない高度を保とう。」

 

グンタが提案する。

 

一同が頷き、奴の這いずる音を頼りに、林の中へ奴を追う。

奇行種が見えたが、奴はずるずると一つの方向を目指して這いずっている。

 

「しかし不気味だな、奇行種って奴は。」

「新兵も見ただろう。アイツの周囲に落ちている兵士の死体を。」

「はい。部分的ですが。」

「あの死体の状態は、捕食に起因するものばかり。つまり、奴は身近な兵士を喰ったんだ。だが、今度は別の方角を目指して動き始めた。」

「講義じゃねぇが、奇行種の動きは、正直俺達でも読めん。普段以上に気を配れよ。」

「了解。」

「まあ、今回の個体は明らかに見た目も違うけどね。」

「ペトラさん?」

「かれこれ4年は兵士をやってるけど、あんな特徴を持つ巨人は初めて見たわ。」

 

私はその言葉を聞き、昨夜ハンジ分隊長から聞かされた一文を思い出す。

 

(鎧の巨人らしい存在を発見したと言っていたが、らしい・・・とは何だ?鎧の巨人そのものじゃないのか?)

 

現在私が見下ろしているこの奇行種も、明らかに普通じゃない。なら、鎧らしき存在とは一体なんなのか。その疑問が頭をやや占め始めたところで、進行方向に光が見え始めた。

さらにその先には、そこそこの大きさの池と、地平があった。

 

「林を抜けるぞ!」

 

先回りしていた奇行種は、林を抜けると同時に私達に走り寄るが、私達に届かないと知るも、木を昇ろうと幹に爪を立てる。

 

しかし、やはり巨大樹では無いからか、巨人の引く力に耐えられず、木は折れ、倒れる。

 

仰向けに倒れた奇行種は、じたばたと暴れ起き上がろうとする。

 

私は攻めるべくブレードをチキッと鳴らすが、音を拾ったオルオが私を手で制する。

 

「さっきも言っただろ。奴らの行動は読めない。起き上がる拍子に喰われるかもしれんぞ。」

「やるなら起き上がってからだ。」

 

我々は律儀に起き上がるのを待ち、一斉に掛かる。

 

奴は我々を掴もうと腕を振り回し、噛みつき、四つ足で走り回る。だがいずれも、我々には当たらない。

 

確かに通常の動きに武器が加わり、更に危険になったかに思われるが、腕を全力で振るい、周囲を踏み鳴らせば、そもそも巨人大の質量があれば人間など容易く殺せるのだ。

 

今のところヤツは、自身の特徴を活かした戦術を使っていない。

 

しかし、それでも決定的な違いが二つある。

それは、攻撃の際に四肢のうち同時に一つしか使わない点。そして、時に捕食よりも逃走を優先することがある、という点だ。こちらを攻撃しては距離を取り、別の行動を起こしては後ずさる。

 

知性が無いとは言いきれないが、あるにしても中途半端なのだ。

 

「すばしっこいヤツだな!なっ、おい!どこ行くんだ!」

 

このような苦戦が続き、進展が見えないところで、

ヤツは突如池に潜り込んだのだ。

水は巻き上げられた泥で濁り、なまっちろい体はすっぽりと覆われた。

 

「くそ!これじゃ手出しできねえ!」

「上がって来るのを待つ?」

「・・・ほかの連中がどうなってるのかを知りたい。ひとまず元の位置に──」

 

私とグンタが踵を返したその時、

奴は突然宙返りをうち、大口を開けて飛びかかってきた。

 

「うわっ!」

 

思わずギュッと目を瞑り、左へアンカーを飛ばすと同時に全力でガスを吹き出す。

しかし、瞼に感じる光に影が差さなかった。

 

「え?」

 

木の幹に着地し、最後に襲われた方角に真っ直ぐ目を向ける。

ヤツの狙いは、私から少しずれた、僅か右にいる者だった。

 

「しまった!グンタさん!」

「あの野郎!!」

 

ズシンと着地した拍子に、奇行種の口から何かがポロッと落ちる。

 

それは、ブーツの先だった。くるぶしまで覆う部分がちぎれ、地面に横たわっていた。

 

「そ、そんな……」

私はわずかに体の向きを変えただけだった。しかし奴はそれを水面下から見破り、襲い掛かって来たのだ。

 

「待て新兵!まだだ!」

 

もたげていた頭が少し下がっている。そして奴は、大型のカエルが獲物を呑み込む際にするような瞬きを仕掛けたその時、奴はまた突如暴れだした。

 

「な、なんで……」

「追撃だ!今すぐ奴を追え!」

「了解!」

「はい!」

 

奇行種は無様に四肢を無秩序に放り、地面を駆けずるがすっ転んだようで、鼻先が地面に突っ込み、巨人の尻が一メートルほど持ち上がった。

 

「今だ!」

 

オルオが真っ先にうなじに突っ込み、奴を討ち取った。

すかさずペトラが顎の腱を切り、閉じられた口を開く。

 

「グンタ!」

「ぶはっ!げほっ!げほっ!」

 

グンタは巨人の唾液にまみれながら、口の側面から這い出てきた。

 

「危ねぇ……急いで口の奥へ逃げたおかげでブーツを食いちぎられただけで済んだ」

「ヤツの顔が長くて助かったな」

「ああ。頭の辺りを涼しい風が流れた時は少しぞっとしたがな。てっきり俺の頭まで切られたのかと思ったぜ。」

「さっき巨人がいきなり暴れだしたんだが、まさかお前…」

「ああ。ヤツの口の中を少し切ってやった。まあ口の中が狭かったからノコギリの要領で刃を上下にスーッとだな」

「うげえやめろ!想像したかねえよ」

 

オルオは舌を突きだし、えずく真似をする。

 

「まさかって……皆さん、何か確証があって追撃したんじゃないのですか?」

「いいや、時折あるんだ。ああして巨人に丸のみにされても、奇跡的に生きてるってケースがな。」

「それに賭けたのよ。で、グンタは運が良かった、ってこと。」

「まあ、嚥下の際に食道が狭まるからそれで骨を粉砕されることもある。……運が良かったな、本当に。」

 

班員は冷静に、訥々と解説する。

 

「だが、コイツには随分手こずらされた。ほかの連中の様子を見に行かねぇと─」

 

またもや黒い煙弾が上がった。

それも複数箇所同時に。

 

「なに!?」

「まだいるってのかよ。しかも全部奇行種だと!?」

「さっきみたいなヤツばかりだったら相当ヤバいが…どんな奴か分からん以上、やるしかない!行くぞ新兵!」

「はい!」

「まずいぞ。」

「どうした、オルオ?」

「あの煙弾、俺達がこの奇行種に離されたといえど、あまりに距離が遠い。それに、どれもエレンの方向に近い。・・・つまり、前線が押し上げられていってやがる。」

「ならなおのこと急ぐぞ。エレンの元まで!」

 

いかずちが一筋降り注いだ。

 

「な!?」

「まさかエレンなの!?」

「また俺達に無断で巨人化したのかよ!」

「兵長が危ねぇ!」

 

我々はエレンの、改めいかずちのもとまで急いだ。

 

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