英霊の稲荷様 作:名無しのペロリスト
それでも知識として入れておくほうが、今後の物語をよりお楽しみいただける。……かも知れません。
ただ稲荷様の情報を原作から引っ張ってきたせいか、説明がかなり長くなってしまいました。
最初は後書きに載せようと思っていたのですが、一話使うことになりました。大変申し訳ありません。
真名:稲荷神
性別:女性
属性:中立・善
パラメーター
筋力:A+ 耐久:B 敏捷:B
魔力:C 幸運:B+ 宝具:D~EX
クラス別能力
狂化:D
保有スキル
未来予知:B
稲荷顕現:C
神眼:B
怪力:A+
狐火:A
奇跡:EX
人と星の守護神:EX
宝具
文明の保管庫
鳴狐
眷族召喚
皇国の興廃この一戦にあり
人と星の守護神。四文字が人を導き助けるために地上に遣わした大天使。上位存在の調停者。太陽神の娘。月の女神などと、世界中に様々な伝説や伝承が残っている。
……ただし、その殆どは捏造や拡大解釈である。
彼女の本質は、人と共に歩み、文明の発展を助け、星の破壊や人類の滅亡を防ぐ。
人と神の狭間に立ち、大いなる調和をもたらす者である。
なお、稲荷様にとっては平穏な暮らしを求めての行動で、深い意味はなく全くの無自覚。仕方なく嫌々やっているまである。
抑止力さんが無意識に、そんな便利キャラがうちにも欲しいンゴねえと考えていたところ、麻薬のポスターのような干渉を受けて、ちょっとだけならと召喚された。
本編のフェイト世界から遠く離れた、場末の居酒屋のような並行世界で起きた事象。
正体は、戦国時代に転生した元女子高生。
それが狐の耳と尻尾を生やした十歳ほどの可憐な少女となり、かれこれ五百年近くも生きており、そのうち何百年も日本の最高統治者を務めて、国内だけでなく世界の平和を守ってきた。
最終的な結果だけを見れば、一度も失敗したことがない。
人間には不可能な伝説を、今もなお積み上げ続けている。
バーサーカーのクラスで顕界したが、抑止力さんが頑張ってくれたおかげで、常時狂化は免れた。
ただし本体ではなく分霊なので、全能力が大きく低下している。
それでもサーヴァントの中でも、別格の強さを持つ。
約七十億人に信仰されているし、過去も含めれば百億を軽く越えているのは間違いない。
退位して普通の女の子に戻りたがっているので、ワッショイワッショイされたり、高位の神になっても全く嬉しくはない。
なお、カテゴリ的に英霊ではあっても、神霊に限りなく近い。
例えるなら、黄金聖闘士に限りなく近い青銅聖闘士なので、状況次第で神霊と同等の力を発揮する。
あーもー! 滅茶苦茶だよー!
狂化は、許されざるラインを越えるのが条件。
全能力が高まり、対象を排除するか目的を果たすまで戦い続ける。
日本の最高統治者であるが、味方を置いて単独で突撃することが多々ある。
また、説明が面倒になって勢いで誤魔化したり、脳筋ゴリ押しや暴力で解決するのも珍しくないので、狂戦士の素質はなくはない。
稲荷様にとっての狂化とは、格ゲーの超必殺技ゲージのようなもの。
ただしライン越えすると勝手にブチ切れるため、発動タイミングは選べない。
無理やり抑え込めないこともないが、かなりキツイ。セル戦の孫悟空のように、精神的に不安定になる。
怒れ稲荷様! 怒るんだ!
稲荷顕現のスキルは、稲荷神への信仰を魔力に変換して吸収できる。
なのでマスターの魔力供給がなくても現世に留まれるが、霊体にはなれない。
さらに、狐の耳と尻尾も消すことはできない。
ランクが低いのは稲荷神への信仰であって、稲荷様には向けられていないため。
それでもサーヴァントとして顕界するには、十分な魔力を確保できる
また、狂化や宝具次第で、マスターからの魔力供給も必要になる。
神眼のスキルは、文字通り神から授かった目のこと。
夜目が効いたり、遠くの物がくっきり見えたり、本来なら見ることが不可能なモノも見られたりする。
だがそれは、異能の一部でしかない。その気になれば魅了や呪殺も可能。
しかしそれらが必要な状況が来ていないことで、神眼のスキルツリーに全く気づいていない。無意識に縛りプレイというか、リミッターをかけている状態、
なお狐火の遠距離発火も、神眼のサポートのおかげ。
魔力は低くても、狐火は強力で応用が効く。
狐稲荷様が転生後に一番最初に覚えたスキルで、ドラクエで言えばメラ系統。
本来は他にも多種多様なスキルツリーがあるのだが、こちらも全く気づいていない。
神として生きていく覚悟を決めれば、異能の力を嬉々として振るい、解放していってたのかも知れませんが、五百年程経っても未だに元女子高生だと思っているので。
その結果、五百年近くずっと初期スキルの狐火だけを使い続けた。
おかげで『今のはメラゾーマではない。……メラだ』ができるほど、熟練度が上がっている。
さらに最初は呪いに近い闇属性だったが、光属性も追加された。
これは狐火で闇を払い、人民を救済してきたからで、神話や伝承では浄化の炎として記載されている。
しかし稲荷様は、こち亀の中川のように、全部同じ狐火じゃないですかーで自覚はない。
未来予知とは、世界の危機が起きる前に感じ取る能力。ただし、完全に理解できるとは限らない。
元のスキルは直感で、神眼のサポートも受けている。
ただし、全てを予知できるわけではない。殆どが解読は困難でぼんやりとしたもの。
しかし、平穏な暮らしを脅かされると精度が高まる特徴がある。
人類文明の危機、または星の破壊や滅びといった大規模な災害や災厄関連ならば、未来予知は確定で発動して、さらに超速理解して最適解を導き出すことも可能。
だがあくまで効果は限定的なので、ランクはそこそこ高い程度。
奇跡は、数多の分野でとんでもない偉業を積み上げ続け、家内安全、安産祈願、学問成就等などの、様々な御利益があると信じられているため。
御利益に迷ったら稲荷様の御札を買っておけば間違いないぐらいの信頼度。
おかげで毎日何処かで、誰かにワッショイワッショイされている。
あちらのキリスト教でも大天使として信仰されているし、他の宗教も稲荷様が組み込まれているんじゃないっすかね。
そうでもしないと信者の収拾がつかないし、忌憚のない意見ってやつッス。
そう考えると、メインとサブのダブル稲荷様信仰も可能という恐ろしいことになりますね。
マジ震えてきやがった。……怖いです(チベスナフォックス並感)
人と星の守護神は神性が変化したスキル。
人類や地球を見守り続け、災厄を退け文明発展を助けて、環境や生態系も五百年ほどずっと守ってきた。
そのため稲荷様はそのような神様だと、全人類の認識や概念として根づいている。
EXでも人間性が欠落しないのは、稲荷様は他の神々とは違い、人類を導き調和を司る女神だと信じられている影響。
半人半神なので、性格や能力は違いますがギルガメッシュやヘラクレスのようなものでしょうか。
ただ稲荷様は他の半人半神とは異なり、人類と地球の守護神としての属性も持つ。
滅亡の危機や、稲荷様が追い詰められるたびに、能力が上昇していく。
なお、この効果に限界はない。
稲荷様こそ、人と星の最後の希望。
願い。祈り。勇気。愛、その他諸々の激重感情を向けられている。
地球や人類だけでなく、数多の上位存在からも熱烈に応援されているので、そりゃそういう概念にもなりますわ。最推しの稲荷様である。
私は太陽神の娘! 稲荷神! RX!
文明の保管庫は、稲荷様に捧げられた物品を自由に引き出せる。
ギルガメッシュの王の財宝に似ているが、少し違う。
英雄王が神代の世界の全てを手中に収めたと言うならば、稲荷様は現代の全世界を狐色に染めている。
さらに、この世の全ては我のものの対比として、この世の全てがお狐様をワッショイワッショイしている。
もっと言えば、ギルガメッシュは神と人との繋がりを断ち、人の時代の導き手になった。
しかし稲荷様は、人と神を再び繋げて地上を神秘で満たし、神話の時代に戻している。
何だか互いの相性は最悪っぽいですね。けど、エルキドゥとは相性が良いのかしら?
いやまあ作者はFGO未プレイでフェイトの解像度に全く自信はないので、詳しいことは知りません。
スキル説明に戻りますが、稲荷様は文化的に価値のある物品や貢ぎ物などを、日本だけでなく世界中から集めて稲荷大社の正倉院に保管し、適切に管理をしている。
五百年近く昔から脈々と続けている伝統であり、それが宝具として使用可能になった。
効果は、稲荷様への供物を自由に使用できる。
ただし世界の壁は越えられないのか、壊したら大変だからか、取り出せるのは本物に限りなく近い複製品。
だが投影魔術とは異なる。
稲荷様は倉庫の管理者で最上位権限を持っているだけで、詳しい情報や構造は知らない。
神としての能力、さらに人や星の補助などがあり、初めて可能な複製である。
また古代の物品や原初宝具以外の保管物も、神秘を帯びている。
神魔が気軽に遊びに来れる国の倉庫だから、まあそれはそう。
これはもはや、神造兵装なのでは?
本来は人の望みによって作られながら、人の意思に影響されず生まれるはずなんやけど、不思議やなあ(遠い目)
その気になれば、ゲート・オブ・バビロンのようなことも出来る。
でも稲荷様的には、派手で格好良いけど魔力消費が激しいし、何より当人が近距離パワー型なので多分やらない。
ついでに他の英霊や神魔の宝具を複製し、許可を得て真名解放することもできる。
でも人のモノを借りて戦うのは悪い気がするので、こっちも多分やらない。
基本的に、出すのは日用品ぐらいですね。宝具の無駄遣いにも程がある。
宝具の鳴狐は、稲荷様の数々のやらかし、ではなく伝説が元になっている。
高速で飛んでくるマシンガンの弾丸を華麗に切り払って見せたことから、飛び道具には補正が入る。
当人は星間戦争ごっこをしてだけですが、伝説になるのも致し方なし。
また大岩を一刀両断して、さらに余波で地面を大きくえぐった。
幸い稲荷様が丁寧に扱ったおかげで、刃こぼれ一つしていない。
おかげで宝具の鳴狐は、折れ曲がったり刃こぼれはしなくなる。頑丈ですね。
しかし封印状態では頑丈さと飛び道具補正しかないので、ランクは低い。
だが真名解放すれば、何故か威力が跳ねあがる不思議な刀である。何でやろうなあ(チベスナ顔)
また、本体の世界で鳴狐を使うと、一発で正体がバレる。
こと現代においては、世界中の誰もが知っている。信仰や知名度が高すぎるのが悪い。
眷族召喚は、狼たちを呼び出す。
稲荷様よりも格下で能力も控えめだが、それでも長年苦楽を共にしてきて、眷族として信仰され、めでたく神の一柱に迎え入れられている。
なので戦闘能力はかなり高く、呼べるのは五匹どころではない。
五百年ほど経てば最初の五匹は健在でも、他は世代交代を重ねて数が増えるし、亡くなった狼たちも加算される。
五匹と比べると能力は低いが神獣には違いないし、大好きな御主人様の頼みならと、皆喜んで手を貸してくれる。
わんわん動物園や富士サファリパークじゃねえんだぞ!
また、戦国時代に狼たちに犬ぞりを引かせ、敵軍の中央を突破して武将を打倒し、松平軍を勝利に導いた伝説も含まれる。
なので、犬ぞりもセットで呼べて、さらに飛行能力も有する。
これは稲荷様が何度も空を飛んでいるため。
つまり犬ぞりでも、その気になれば飛べたのではと信じられるようになり、外国のサンタクロースや他の神話や伝承と混ざった結果。
しかし狼たちはともかく、犬ぞりは実用性重視の木製。
イスカンダルの宝具の派手さはないし、雷も出ない
かなり地味で。神様の乗り物が、それで良いのかというレベル。
まだサンタクロースのソリのほうが、見栄えが良いですね(真顔)
でも、突破力では負けていません。
狼たちは稲荷様の眷族で、神獣ですからね。馬力が違いますよ。
でも眷族を召喚しすぎると、雁夜おじさんの魔力が枯渇して血を吐く危険があります。
皇国の興廃この一戦にありは、第二次世界大戦で連合の盟主を務めて、自ら軍を率いて奮戦し、ソビエトを滅ぼした伝説が元になっている。
連合として参戦した国々の英霊たちを、召喚することができる。
全力全開で発動すると、とてつもない数の英霊を呼び出すことになる。
ちなみに後の世では、数多の国々が稲荷様をワッショイワッショイするようになった。
その結果、記録の改ざんがたびたび行われる。
具体的には、第二次世界大戦に参戦していない国も、何故か連合として稲荷様の旗の下に集い、共に戦ったことになった。
ほへー、歴史の改竄ってこうやって起こるんすねぇ。
とにかく、そのせいで宝具で呼び出せる英霊の数が物凄く増えた。
さらに第二次世界大戦に関係ない英霊や神々まで、祭りに参加する気の良い兄ちゃんのように俺も混ぜろよと乱入してくる。
幸いなのは、お狐様が盟主でも命令を下せる立場なこと。
契約や命令は絶対であり、逆らうようなら締め出せる。
ちなみに皇国の興廃この一戦にありを全力全開で使うと、マスターは魔力枯渇で死ぬ。
逃れられぬ運命。悲劇やな。
雁夜おじさんは強く生きてクレメンス(悲しみ)
でもまあ緊急時には令呪があるし、霊地の間桐邸に籠って、稲荷様が手加減すれば大丈夫です。
それでも宝具の出力によっては、魔術回路が焼ききれて血を吐きそうですが。