サトシ呼んだら、代役でバグキャラが来た件   作:静かなるモアイ

3 / 13
ミアレシティは治安が超悪い!!


ミアレシティの治安は超悪いです

クチバ国際空港。サトシがニホン国内(カントー→ジョウト→ホウエン→シンオウ)での冒険を終えた後、急激に発展したニホンの玄関口。そんなクチバ国際空港でホワイトは見送りを受けていた。

 

「それじゃあ、暫く旅行行ってくるね~」

 

ホワイトの荷物は非常に少ない。トレーナーとして活動する道具が入っているのは、ホワイトがタイムスリップしてヒスイ地方で冒険した頃…多額の円(明治時代基準)と引き換えに四次元ポケットを開発したシュウゾウのテクノロジーが使われた、ベルトに装備する小型のポーチ。そして数日分の着替え等が入った旅行カバンだけであり、他は現地調達である。

 

「辛くなったら、帰ってきて良いからね~」

 

涙を流し、仕事で来れない夫の分まで涙を流して我が子を見送るブルーママであった。ブルーママは一番のパートナーであり、カメックスのカメちゃんを出してハンカチで涙を拭く。だが、カメックスのカメちゃんからは軽く引かれており…

 

(あっ、これ近い内に向かうヤツだわ)

 

心の中でカメちゃんはそう思うのだった。

 

「何かあったら連絡するね。連れてくパートナーはイーブイ、ぽにちゃん、コライドンだけだから…連絡したらお願いね?」

「もちろんよ!何時でもレギュラー満タン*1の準備はバッチリよ!!」

 

旅行で行くので、流石にリーグ制圧や危険地帯に行くことは無いと思われるので、ホワイトは旅立ちではパートナーを制限して行くようだ。

特別許可書を発行した原因でもある最初のポケモンである()は当たり前だが禁止だ。

連れていくのは最初に捕まえた進化の出来ない特殊個体であるイーブイ、3年前にキタカミの里と呼ばれる場所で捕まえたオニの異名を持つ可愛らしいアイドル路線をひた走るニックネーム ぽにちゃんのポケモン、そして5年前…アローラのメレメレ島で見つけたミイラ化石から復元した最強のライドポケモンであるコライドン。この3体でミアレシティの観光を楽しむようだ。

 

すると、コライドンのボールが開き…戦闘モードこと完全形態となったコライドンが腕を組んで現れた。

 

「アギャッス!」

 

任せておけ。そう伝えたかったのだろう。コライドンはサムズアップして、ボールに勝手に戻った。なに、ブルーだってコライドンのことは良く知っており、頼りにしている。

アローラリーグのリーグ委員長であるククイ博士の頼みで、ブルーとその夫…そしてホワイトはリーグ設立の準備で一時期アローラに滞在していた。その最中、ホワイトが見つけたミイラ化石から復活したコライドンは移動はもちろんのこと、戦闘でも大活躍。なんか、ゴッドフィンガーとか爆熱ゴッドフィンガーとか、石破天驚拳だったり、テレポート(筋肉)だったり使うが気にしてはいけない。

 

「じゃあね、ブルーママ。ショウやパパにも宜しく!!」

「い゛っでらっじゃい!!」

 

そしてホワイトは飛行機に乗って、カロス地方に旅行に行ってしまった。

 

 

『よし、皆準備OK?』

『ワニワニ!』

『ブヒ!』

『チコ!』

 

カロス地方のミアレシティ。そのミアレシティの宣伝なのだろうか?はたまたミアレシティの何処かの店舗や自分自身の宣伝なのだろう。SNSの普及や動画配信サービスのブームなどで収益を得る若者も増えてきている。

 

『皆!!ホテルZを宜しくね!!』

 

動画に出ているのはワニノコ、ポカブ、チコリータの3匹。そして3匹のトレーナー…少なくとも飼い主いや家族と思われる少女だ。その少女はタウニー。病で亡くなった母親の形見であるジャケットを羽織った、ヘソだしファッションの美少女だ。

彼女は身寄りもなく、母親と縁がある人物がミアレシティに居るためにミアレシティにやってきた。だが、その人物はまだ発見出来ていない。だが、路頭に迷ってたときに、ホテルZのオーナーに拾われて…そこで住み込みで働きながら頑張っている。

 

因みに、タウニーの動画は毎度視聴回数は1桁~良くて10桁位であり、お世辞には良くない。

 

「ふーん。これがミアレシティなんだ」

 

飛行機→電車に乗り継いでミアレシティに向かっていたホワイト。彼はスマホロトムで、タウニーのホテルZの宣伝動画を見ていた。ちょうど、ミアレシティ ホテル とYouTubeで検索してみると、ホテルZの動画が出てきたのだ。因みに投稿されたのは3日前だが、再生回数は僅か4回であった。

 

『まもなく、ミアレシティ。ミアレシティです』

 

ホワイトは旅行バックを持って、電車から降りた。

 

 

 

「はあ…全然、動画の伸びが良くないよ」

「チコ」

 

ミアレシティの駅前では、全然動画の伸びが良くなかったのか、タウニーが座り込んでおり…タウニーはパートナーのチコリータに慰められていた。

 

と、その時だった。ミアレシティの駅の改札口からホワイトが出てきて、ホワイトはカントーのヤマブキより大きく古くからの文化遺産も残るミアレシティの壮大さに感激する。

 

「間違いなく…観光客!動画がダメなら、ライブ配信なら!!」

 

タウニー。スマホロトムでライブ配信を起動させて、ホワイトに接近する。だが、これが彼女の運命が変わり…一気に動き出した瞬間であった。

 

「ちょっと良いですか?今ですね、ライブ配信でホテルの宣伝してるんだ!」

「ライブ配信良いよ!!僕、ホワイト宜しくね!」

 

以下 《》はライブ配信を偶然見た人達の反応。

 

《ホワイト?…ホワイト!?嘘だろ!?本物なのか!?ツイッターで流さないと!!》

 

ホワイトは旅行バックを地面に置いて、タウニーと話す。

 

「どうしてミアレシティに?何処から来たんですか?」

「旅行!僕ね、カントーのマサラタウンって所から来たんだ」

「アギャッス」

 

《本物だぁぁぁぁぁぁぁあ!!》

《おいおい…本物じゃねぇぇぇぇぇか!!》

《本物じゃぁぁぁぁあ!!コライドンの兄貴!!》

 

「ブイブイ!!」

 

《イーブイさん!!ウッス!!今回はどの技ですか?フェアリー!?悪!?氷!?それとも電気!?》

 

コライドン、イーブイとホワイトの手持ちが次々と出てきてライブ配信を盛り上げてしまう。

 

「ぽにおー!!」

 

そして最後の1匹がボールから出てきた。そのポケモンはぽにちゃんとニックネームで呼ばれており、可愛らしい顔の鬼のようなポケモン オーガポンである。

 

《ぽにおーん!!》

《ぽにおーん!!》

《ぽにちゃぁぁぁぁあん!!》

《君は完璧で究極の》

《アイドル!!》

 

同接はどんどんシビルドンの鰻上りのように上がっていき、なんと1億人を突破してぐんぐんと衰えない勢いで加速していく。

 

と、その時だった。ホワイトが地面に置いたカバンを1匹のポケモンが置き引きしてしまう。そのポケモンは…

 

「ヤンチャ~ム」

 

ヤンチャムであった。

 

ヤンチャムはいざ、走って行こうとしたが…

 

「アギャッス」

「どうしたのコライドン?」

 

コライドンに指摘され、ホワイトが後ろを振り向くと…そこではヤンチャムが走って置き引きを達成して、逃げている場面であった。

 

「やっば。サトシの兄ちゃんが言っていた通りじゃん!」

 

《逃げろぉぉぉ!!ヤンチャム!!カバンを置いて、今すぐ逃げるんだぁぁぁあ!!死ぬことになるぞぉぉ!!》

《君が置き引きした人物は…復活したプラズマ団を壊滅させて、史上最年少でシンオウリーグ+パルデアリーグ+イッシュリーグ完全同一年度制覇!更にカントーコンテスト+シンオウコンテスト+ホウエンコンテスト完全同時制覇を成し遂げた化物だぞぉぉ!!》

《ポケモンマスターレッドの再来と言われた、白い悪魔だ!!てか、ホワイトきゅん…カロス来るの初めてだからカロスでの知名度なくね?》

 

ネット、ヤンチャム置き引き…トレンド入り!!

 

「ごめん、私が話しかけたから…」

 

タウニーは申し訳なさそうに言うが、こうしてる間にもヤンチャムが遠ざかっていく。

 

「コライドン。テレポート」

「アギャッス」

 

その瞬間…ドラゴンボールの高速移動のような音が響き、コライドンが地面を蹴ってその場から消える。その代償に?コライドンが立っていた所は…ひび割れてコライドンの足跡が出来た。

 

《テレポート!!(物理)》

《やはり筋肉は偉大である。筋肉は全てを解決する》

 

そして再びドラゴンボールの音が響き、カバンを奪取したコライドンが現れた。

 

「いや…その凄いね。一応、中身も確認したら?」

「うん。そうするよ」

 

ホワイトは念のためカバンを開けて中を確認する。だが、カバンの中にはホワイトが入れた覚えのない存在が入っていた。

 

「えっ?」

 

ポケモン…伸ばしてポケットモンスターは動物と異なり、1つの特徴がある。それは身体を小さくすることが出来るのだ。明治時代初期、ヤマブキ大学の学者がオコリザルで麻酔の実験をしていたのだが、誤って麻酔の量を間違えてしまい、弱ったオコリザルは身体を小さくして学者のメガネケースにすっぽりと収まったのだ。

そして、ポケモンのこの小さくなる特徴を用いてポケモンを捕獲したり持ち運ぶ道具としてモンスターボールが発明された。

 

「良く寝たっピ」

 

それはポケモンだった。小さくなるで小さくなり、カバンから出てきたソイツは本来の大きさになる。それはピッピであったが、普通のピッピより大きく…体重も遥かに重い。

 

「出たな!!ギエピー!!」

「これで僕もミアレシティをただで満喫出来るっピ!!」

 

通称ギエピー。ポケモンマスターレッドのパートナーであるギャグポケモンであり、やりたい放題の存在である。そんなギエピーはミアレシティをただで満喫するため、ホワイトのカバンに忍び込んで居たのだ。

 

「コライドン、爆裂パンチ。ぽにちゃん、蔦こん棒」

「ホワイトたんまだっピ!!」

 

ギエピーが懇願するが、解き放たれたコライドンの爆裂パンチとぽにちゃんの蔦こん棒は、ダイレクトにギエピーの顔面を捉えて絶大なダメージを与えたのだった。

 

「ギョェェピィィイーーーー!!」

 

ギエピー。ノックアウト!!

 

「もしもし?オーキドのじっちゃん。ギエピーの料金はじっちゃん払ってね」

『横暴じゃ!!』

 

そしてオーキド博士。ギエピーの料金を肩代わりであった。

*1
戦闘用ガチメンバー




次回…ホワイト、バトルゾーンに巻き込まれる。

初心者狩りのZAロワイヤル参加者。コライドンに吹き飛ばされる。

ホワイトはBW2の男主人公だけど、ブルーママ以外の色彩組出す?

  • エンディング後で良いんじゃないかな?
  • ゲストキャラとして時々
  • ギエピー「ギョエピィィイー」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。