外見人間系人外の送る不可思議アカデミア 作:サカバヴァスピス
「あ、起きてる? いや生きてるって言ったほうが正しいかな?」
「……ぐっもーにん石井先生」
good morning every one
前回おおよそ学校の屋上から落ちたかもなく不可もなくな死を迎えようとしていましたネクラくんです
あっれれおっかしいな体が液体状態に戻ってるぞいもーどそっと
ちなみに現在いつも通ってる小児科のベットで寝てるのだけれど上にモスくんがいて結構でかいし思いから体押しつぶされそうでペースト状になりそうだよ今人間模していないけれども
そして彼、通称石井さん本名石井眼鏡は俺のこの個性のネーム勝手に決めた人だよなんなんだお前、あっ彼は普通の善良で安心な若造医師ですご安心を
まぁいつもお世話になっておりますの精神で許してるけれど俺スワンプマンもどきになって死ぬの再びなんですが先生予言残せでもあるんじゃねえのか?
「いや〜元気そうだね良かった良かった、あいもかわらずまた誰か個性事故でも起こしたのかと思ったら君でさぁ、やっぱ僕に任されちゃったよ」
「一応担当医というか主治医みたいなもんでしょ」
「僕の専門は異形系だからね〜」
「先生の個性って結構便利ですもんね」
「ん〜……ね、ちなみに君あの事件から丸一日寝てるからね」
「健康体ってことでいいじゃないですか」
「学校の屋上から落ちた子に健康体もどうもないでしょうが」
「そりゃ先生の言う通りだ」
まぁ咄嗟の判断だったし脳みそ働いていなかったから完全に俺のせいなんだよなぁ……これが、ヒーローの素質……!? (
と言いつつも損傷とかは見当たらないし内蔵という内臓はもともと個性発症してからなかったようなもんだから別に怪我はしてないんだよね、腕が折れるとかそういうのも無くなっちゃったわけだし
「そういや君に教えなきゃいけないこといっぱいあるんだよね〜」
「簡潔に一つ五文字で表してみてください」
「友現状個詳」
「ともげんじょうこしょうって何なんですか」
「君がそう言えって行ったじゃない」
「じゃあ詳しく」
「一つは友達の現状、学校のことだね、簡単に言えばあのまぁなんともな……おほんおほん、一斉個性カウンセリングが行われたんだよ、いろいろと原因はあの子だとか、異形がいけないんだとかよぉく言われてるからねぇ」
「ちなみにその人達を埋めてきても?」
「大丈夫この後埋めるから」
「よっし」
「まぁそれで結局は異形はどうもこうもできないし、いじめはいけないよってなってあの子共たちこってり絞られたんじゃないかな、一端の医師は特に知らないけどね〜」
「え、知らないんですか、先生ならなんとなくそのぽわぽわ新入社員になら言っていいかみたいな雰囲気でも作れそうなメンタル持ち得る倫理観かけてる人だと思ってたんですけれど」
「何回も言ったと思うけど君に言われたくないんだよねそれ、というかまだ小4でしょ君」
「いいですか? 今はネットが復旧してるんですこんなことぐらい朝飯前なんですよ」
「親御さんこの子どうにかして」
大丈夫ですよ先生、元々こうなんですから(
一般人男子大学生なんだよこちとら前世からいっぱいブルーライト浴びて生きてきてるんですわ
「……というか俺はどうなってるんですか話的に」
「まぁこんだけ大事になっちゃったら部外者として扱えるわけもなくこれから警察との面談大会だよ」
「なんなんすか病人を寝させろ」
「だからまだ警察に連絡してないし他の子には話してないよ」
「職務怠慢」
「いやだね〜君のためじゃないか」
「ちょっと気持ち悪いです先生」
「はーい進めるよ、でまぁ今君の上で寝ている子が今回の被害者だったんだけれど言うこと言って病院に駆け込んできたみたいでさ、今日の9時からいるわけ、ちなみに今は14時」
「……モスくん5時間ここで寝てるんですか?」
「いや寝たのは1時間前ぐらいかな、それまで他の看護婦さん達が度々様子見に来てくれてたんだけど寝ちゃってからは誰も行ってないってなって僕が来たってこと」
「そりゃ良かったです」
そう言い放ったときふとモスくんを見てみれば温かそうな毛布をかけられていて案外気持ちよさそうに眠っていた、でもモスくんでかすぎて正直体潰れそうなんだよねやっぱり
眠っているのがさらに追い打ちかけてきてるんだよモスくんお疲れだろうけれどさぁ
「で、もう一つのやつは?」
「ん〜……ちょっとまってね」
そういう石井ドクター眼鏡マンはまあしまってたであろう固執のドアがもう一度しまっているかの確認をしに行って、その後に何故かお茶を入れ始めた、なに先生ブリカスだったの?
でも先生は紅茶じゃなくて緑茶もってきてくれたから許そう幼児形態にはジュースのほうがいいんだけど、もしくは白湯
「んね、ここからは少し真面目な話になるんだ」
「俺が真面目になれると思うんですか?」
「無理だね、だからこそちゃんと聞いてくれない?」
「先生真剣モードはいるの遅いっすよ」
「100%君のせいだよ……まぁ本題だ、数年前、僕は君の個性のことを異形ってお話したよね?」
「まぁドロッドロの粘着不可能真っ黒クロスケ物体はまぁ異形って良いでしょうし」
「世の中にはやっぱり君みたいな個性とかいるんだよ、なんだっけ……ヘドロだっけ」
あー1巻にでてきたヘドロヴィランの個性みたいなやつねあー、なんだかんだ似てますもんな我ら結構、見た目と材質ともとに戻れるかどうかの最大限やべえ有無が違うだけで……いや性質はあんまし似てないな泥状態が一緒なだけだわ
「それで最初個性でも君を見た時わからない物質に変貌しててさ、推測も不可能だし、何ならあんな事件あった後に「お子さんはなにかへんな個性なので研究してみてもいいですか」とか言う馬鹿はいないだろうし」
「案外世界探せばいるんじゃないんですかね、マッドサイエンティストとか言う言葉があるぐらいなんですし」
「一応君の体の話だよ? でもその後も一応病院には通ってもらって経過観察をしてもお手上げ状態、同解明すればわかんなくてひと通りスルーしちゃってたんだよね〜、君の言う鍛えたいっていう意欲で生きずってきたその肉体は前までなんの変化も見せなかったんだしさ」
「やっぱ職務怠慢無責任野郎なんすか先生」
「はいはいいちいち反応してたら話進みませんよ〜、それで今日も僕が君の体の異常でも確認したんだけどこれまたびっくり」
「……は?」
「まぁそこで僕は一つの仮説を立てました」
「君がこの病院に来る前の時、君が初めて個性を発現させた時、君が一昨日した行為」
「全てに死んだも同然の行為が関わっている」
「…言い方が悪いね、君が撃たれて死んだことによって君の個性が発見された、君が学校から落ちて死んだことによって君の個性は成長した、今までなんの変化を見せなかったその体がだよ」
「死んだらこの個性が成長するっていいたいんですか?」
「あくまで可能性の話なんだよ〜これ、信じるか信じないかは貴方次第ってやつかね?」
「軽くないですか発言が」
「僕の言葉は軽いけれど、その言葉にかかる未来はそれ以上に重いんだ…君ってさ、確かヒーロー志望だったよね」
「…やめろって言うんでしょ?」
「んいや?」
「は?」
「え、なんで僕が君の未来の可能性を止めなきゃいけないのさ」
「話の流れ的にそうでしょ!だって成長する=死亡も同然の行為を繰り広げろって言ってるようなもんですよ先生!?」
「えっ死ぬの?死んじゃうの君!?なんか個人的に生命力G並にあるんだろうなとか思ってた君が!?」
「なんだよこのねじれた思考回路これが医療従事者の姿か!?」
「ほら落ち着いてモスくん起きちゃうでしょ!」
「あーたも声大きいんですよ少しは下げてください!」
まぁそういう言い合いしながらモスクん結構うるさそうで不満そうな顔してるんですけどねなんで先生は起きるってわかったんだ常識的に考えてかそっかそっか
…ということよりもさぁ
「え、まって本当に死ぬ以外方法はないんですか?真面目に?」
「そりゃあ君の体のサンプルとかないし類似事項とか特に聞いたことないからさぁ、様子見って感じかな」
「まじすかぁ…」
「そだね、あとここに来てから僕1時間ぐらい駄弁っちゃってるからそろそろ帰らないとまずいんだよ、じゃあね」
「次のお土産はフルーツタルトでお願いしまーす」
「遠回しにさっきの事実行しようとしないで相談に来いよ〜」
…さて、体鍛えるのどうしようか逃げ場がないんやけど逃げ場が
なんです?3歳で死んで9歳で死んだ息子がまた死ぬ恐怖を親に味合わせろと?あと俺が自傷行為をしろと?フザケルンジャナイヨ!
なんだろう、すんでのところで的お得てない個性名決定やめてもらっていいですかねこれからどうしろと
きゔぃですわきゔぃ、まじもんのかす個性お引きやがりましたわどうやってレベルアップしろって言うんだよ難易度クソムズのクソゲーでもこんなのねえよいやあるか死に戻りゲーとか、あれは元々そういうジャンルなんだよなぁ
保留ってことにもできぬ、だってもう小学4年生、時間は未だたっぷりあるとは言え中途半端な実力で挑んで死にとうねえんですわ、あと試験落ちるのも
はぁ〜つらひ、なんです精神異常者になれといやだね俺は俺でいるのさ、死んでるから俺と言えるのかもわからないやつが何言ってるんですかねぇ…
とりまモスくん起こして警察との面談大懇談会大会しましょうか
「もすくーん、おーきて、起きないときみの髪の毛バリカンですべて切るよいやもふもふ成分残したいからやっぱ切らない」
「………ん」
「おっ、モスくんモスくんその調子だ、冬の朝は辛いねぇ、今冬じゃねえし朝っぱらでもねえお昼後だけど」
「……ねく、ら…くん?」
「そうですよ名前がどひどいでしてるきみの心からのベストフレンドの廻暗くんですよ~!」
目が覚めると、そこには一番の友人がいる、そんな夢を見ているのかもしれない
警察さんたちを振り切ってやってきた病室には静かに寝ている友達らしき人物が1人
一昨日僕が見た友達の成れの果てのようなものが窓際のベッドで友達みたいな面をして寝息を立てて寝ていた
今の気分に合わないぐらいの清々しい空模様があんなに映えるのに、なんだかここは暗く辛気臭い気がしてならなかった
正直起きていたらどうしようかとも少年は考えていた、起きていたらなんの言葉をかけてやればいいかもよくわかっておらず、人まずは謝罪の言葉が先か御礼の言葉が先か、どちらにしても良い言葉が思いつかないようだ
少年はただずっとそばで立ってた、見かねた看護師さんが椅子を持ってきてくれて途中からは座っていたが、その後も何一つ喋らずに動きもせずに
顔という顔を認識できる首はなく、楕円形じゃなくて横長で端っこが丸くなってる頭の部分をじっと見つめていた
そうしたらいつの間にか少年は寝てしまっていた、椅子から転げ落ち、布団に覆いかぶさる体型なので起きたときには体が痛いだろうけれど
夢は見なかった、ずっとずっと暗い視界だけが写っててよく覚えてもいない、ただそんな虚無の夢
だけれど、そんな夢を見たあとなら世界が良くなってるかもしれないとかいう荒唐無稽な考えもだいていた
「……らない」
ふと頭上で声がした、あの悪ガキどもの声でも、温かいが重圧のある警察官の声でもない、懐かしの友の声にそっくりの
「…しだ……いねぇ………ぱらでも…ごだけど」
少年はゆっくりと顔を上げた、先程の青い光が目に差し込んでくる
だけれどぼやける目はしっかりと目的のものを捉えることだけはできていた
「そうですよ名前がどひどいでしてるきみの心からのベストフレンドの廻暗くんですよ~!」
…モスくん、いくらきみがフワッフワだからって起きた病人にこんなくっそいてぇハグかましちゃいけないと思うんだ
《プロフィール一覧》
医師
石井 眼鏡/ISII MEGANE
個性:可視化
人体の内部や封筒の中身など通常では見えないところを事細かに見ることができる
新米敏腕異形担当医である彼は昔から言動が軽く見られがちだが浪漫や情熱はある方、それが悪い方向に向くこともあるけれど
ちなみに彼はメガネを掛けていない、それに糸目であるどうやって個性をつかっているのか
お話の締め方が似てるとか言ってはいけないのだそうなのだ
今回は会話回です、やはり地の文と脳内会話があったほうが俺自身は作りやすいですねそっちに逃げたい気分でした
さて、主人公はこれからどうやって体を強化していくのか、やっぱ死ぬのか(