どうもデンレゼの子ですとりあえず過去に行ってきます 作:西山希龍
「……ん、朝か」
昨日の夜は凄まじかった。お寿司の出前を頼んだのだが間違えて26人分頼んでしまい男組が主に頑張ったが、叔父さんも父さんも五人前くらいでダウンした。
ビームと天ちゃんは三人前でダウン、なので10人前はオレが食べた。父さんや叔父さんがありえないものをみるような目をして見ていたが、俺の場合はカロリー等は魔術の悪魔の契約でエネルギーに変換され魔術の悪魔に送られるため
体重がほとんど増えない、そのせいか契約をした時から太ったことがないと伝えたら殺意の籠った目で見られた。なんで!?
そしてマンションでテレビを見ながら年越しそばを食べ新年を迎えていつの間にか炬燵で寝ていたという訳だ
『ケケケ!あけおめ~ってやつだな!』
「……新年になって聞くのがお前の声なのは釈然としないが……あけおめ」
『ひでぇな!いいじゃんかよォ!』
「ちっ……叔父さんおはよう」
「ああ、おはよう、あけおめだな。」
炬燵から起きて回りを見渡すと父さんとビームがいないことに気づいた
「父さんは?」
「……釣りに行った」
「は…………?こんなくそ寒いのに?」
「……ああ、テレビでこの辺でマグロが釣れるとやっていて『マグロ釣ってくる』と言い残し、ビームと天使を連れて行った」
俺は耳を疑った、だって寒いよ?冬だよ?なのに釣り?正気か……?
「そのうちかえって来るだろ、俺たちは餅でも食うか」
「あっハイ」
既に作ったのか雑煮が運ばれてきた
「熱いお茶飲む?」
「ありがとう、母さん会話に入ってこないと思ったら台所にいたんだ」
「アキくんに料理教えてもらってた」
「教えてくれって頼まれたからな、それくらいならと」
「これがデンジ君の母の味か~」
「誰がデンジの母親だ!あんなにでけぇ息子を持った覚えはねぇ」
「どちらかというとオカンでしょ」
「お前まで、そんなこと言うのか……」
炬燵に入りそんな他愛ないことで叔父さんをからかっていると
ドアを開ける音がした
「デンジのやつ帰ってきたのか?」
「なんか釣ってきたかな?」
「連れても川魚とか奇跡が起きてぶりとか?マグロは無理でしょ」
「アキー!マグロ釣れたー!」
「「ぶー!!!?」」
「……」
ドアを勢い良く開けて報告してきた父さんだったがマグロを持ち上げて見せた父さんの姿に俺と母さんは叔父さんの顔面に口の中の餅をぶっかけてしまった
「……おい」
「ああ!!?ごめん!叔父さん」
叔父さんの顔面を慌てて拭いておく
「気持ちは分かるが汚ねぇ」
「「ご、ごめん」」
「デンジ、それは?」
「ん?釣れた!」
「父さん、そんなでかいの釣ってどうする気だよ」
「アキ!よろしく!」
幾ら叔父さんでもマグロは無理だろとみてみるといつの間にか
エプロンと鉢巻をして巨大なまな板を用意してる叔父さんの姿が
「よし、レンジ。包丁作ってくれ」
「……マジで?『魔術の』」
『あいよ、【
魔術の悪魔に投影してもらったマグロ包丁を、叔父さんに渡す。
魔術を使う際のエネルギーは普段俺が食ってるもののカロリーとか俺の血なのでそれはいいんだが、ほんとうに解体する気かよ……?
「すごいねアキくん」
「マジでやるのか……?」
「いい包丁だな」
昼食は解体したマグロの鉄火丼だったが美味だった
大トロうまっ
閑話休題
昼飯を食べた俺たちは近くの神社に来ていた
「デンジくんどうかな?」
「ォー!似合ってるぜ!レゼ!」
「ありがと♪」
「ビームと天ちゃんは?」
「あの二人を公共に連れてくるのは無理だからお留守番だ」
「あ~、上裸のサメに羽の生えた男の娘だもんね」
父さんと母さんのいちゃいちゃを眺めながらお留守番組に心の中で謝罪をしておく、天ちゃんもビームも気にしなさそうではあるけど
すると母さんがこちらにやってくる
「?」
「どう?レンジくん似合う?」
「それ俺にも聞くのか……?似合ってるよ、元々母さんは綺麗だから似合ってないことはないでしょ」
母さんはべっぴんさんだから似合わないものを探す方が難しいと思うのだけど、似合ってないと抜かす輩がいたら連れてきて欲しい体中に風穴を開けて愉快なオブジェにしてやるから。
「き、綺麗かぁ、えへへへ」
「……お前まさか、未来でもそうやってたぶらかしてるのか……?」
「たぶらかす?綺麗な人には綺麗って褒めてたことあるし、告白もされたことあるけど」
「……」
たしかに学校行ってるときはかなりラブレターとか告白されたことはあった、全部丁寧にお断りしたけど
「この天然ジゴロめ……かわいそうに……」
「?」
「悪魔の俺たちが神様にお参りってのも変な話だけど」
「そうかな?こういうの気持ちじゃない?」
「お参りってどうやって」
「デンジ、まずはここで手と口を清めてな、その後五円玉を入れて2拍一礼だ」
「おー、なるほどそうやるのかァ!」
「おみくじどうだった?」
「オレァ吉だぜ!」
「俺は中吉だ」
「私は大吉だったよ」
「レンジくんは?」
「……大凶」
「大凶だったか、どんまい」
「……結んでくる」
「大丈夫、大丈夫!占いみたいなもんだし!」
と母さんが慰めてくれるが気は重い、大凶……
「過ぎたものはしょうがない、所で父さん立はどんな願いごとを」
「オレはァ!もちろん!レゼとレンジと家族と一緒にいられますようにだァ!」
「私は…………幸せが続きますようにって」
「叔父さんは?」
「俺?俺は……孫を見るまで生きられますようにだ」
「そこは、父さんと母さんが死にませんようにじゃないんだ」
「それは別に神様に頼むことじゃないからな、家族を守るのは長男の仕事だろ。お前は?」
「……みんながいつまでも笑顔でいられますように、かな」
「……そうか」
『嘘つきめ』
なんの話かな?
『本当の願いは『早川家のみんながいつまでも幸せにいられますようにのくせに』』
父さんと母さんが笑顔でいるのと大して変わらないだろう?
『『早川家の幸せ』に自分のことは入れてネェくせにか?』
さぁ?なんのことやら
「レンジくん?」
「ん?ああ、ごめんぼーとしてた」
「人混みに疲れちゃった?マンションに帰ろうだって」
「……今行くよ」
「まだ大量にマグロあるから何とかしないとな」
「ゔっ!悪かったってェー」
おい!誰だァ!レンジの闇深くしたのぉ!
俺だぁ!?
戦闘と日常回どっち多めがいい?
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日常
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戦闘