どうもデンレゼの子ですとりあえず過去に行ってきます 作:西山希龍
「はい!」
「チョコ?……………………ああ、今日バレンタインか」
「そう!」
「お菓子とか作れたんだな…………」
「どういう意味!?まるで私が料理できないみたいな言い方!」
「だって父さんと会いたての時の母さん二道のメニューしかできるイメージないし、スパイとしてはポンコツもいいとこだし、二道でバイトしてた時以外のことできなさそうだし」
「そんなことないけど!?二道でバイトしてる時もちゃんとアパートに帰ってたからね!?」
「アパートの部屋家具しかなさそう」
「偏見!?偏見にも程があるよ!?」
「そうだぞ、レンジ布団かベッドはぎりあるだろ」
「アキくん!?」
割とマジで驚いてはいる、この年齢の母さんがお菓子を作れたとは味の心配はしていない。
そうか、バレンタインかあまりにも縁がなさ過ぎて忘れていた
「ん、これ」
「ん?チョコ?お前が作ったのか?」
「うん、溶かして型に入れただけだけど」
「十分だろ」
天使も叔父さんにチョコ渡してる…………あれ?天使って男……………………だよな?友達にも渡す文化があるからいいのか
お返しを考えておかないと
「モグ、モグ、あっ美味しい」
「よし!」
「俺もなんか作るか…………?さすがにいまからカカオ取りに行く時間はねぇな、ケーキでも作るか」
「なんか作るのか?」
「チョコを使ったケーキでも作ろうと思っていやパフェでもありか…………?」
「作れるのか?」
「叔父さんに仕込まれたから軽くなら」
叔父さんに男でも料理はできなきゃだめだって言われて料理と家事はあらかた仕込まれたんだよな
魔術の練習の一環として低温調理とかもやったし低温熟成、塩漬けも魔術でやったな
低温熟成してつくったローストビーフは美味しかったな
ただ腐った肉や傷んだ肉を霜降り肉にする魔術やフライドチキンに変える魔術はいまだにできない
「そいう叔父さんだって家事や料理やるじゃん」
「いやお前ほどはできねぇよ、俺は一般的な自炊レベルだ。ローストビーフとかケーキ作ったりはできねぇ」
「俺も魔術なかったらしんどいよ?」
「レンジくん作るの肉系とか海鮮多いよね」
「確かに野菜とかそんなに入ってないな…………」
結局パフェを作っって冷蔵庫で冷やしている間にこちらを見ていた母さんが疑問をこぼし叔父さんも思いだして俺に聞いてきた
だって…………
「俺、野菜嫌いだし」
「うっそだろ?お前もかよ…………料理できるのに野菜嫌いとか」
「作るのには嫌いも好きもないからね俺は野菜以外も好き嫌い激しいよ?」
「そいえば、逃避行序盤とかカロリーメイトしか食べてなかったね」
「それは単純に周りを警戒してただけだけど…………これでも治った方だよ、食わずキライも激しかったし」
「え~、もうちょっとがんばろうよ~、私食べさせてあげるよ?」
「謹んで遠慮する」
「そんなに野菜嫌か……………………」
実は家の近所にレンジの苦手な魔術が得意なゴルドルフ氏がいたというおちです
戦闘と日常回どっち多めがいい?
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