Mauvelhiese ~Maliugne Lufu~ 作:Elenor
「なぁなぁ、三時限目に世界史で人類の起源を習ったんだけどさ……」
図書館でアキラが昼休みに、そんなことを言ってきた。
「どうしたの?」
「
「そうだね。」
「最初に言った3つは特徴で分かるんだけどさ、後の3つが同じサルから進化したとは思えねぇんだわ。」
アキラが言っていることはよく分かる。ーーでもその前に、このエルナハトについて話さなければならない。
東西南北と中央に一人ずつ
「その授業で神話が出てきたんだけどな、ーーなんでレオミーとレオフェンが出てこないんだ?」
「ーーああそれは、レイギーユの意味に、レオミーもレオフェンも含まれているからさ。」
「……え、つまり、レイギーユって元々三種類の総称だったわけ?」
「そういうこと。……まぁ俺は、これだけじゃ納得いかないんだけどね。」
「なんで?」
「理由はアキラが言っていたのと同じで、レイギーユはレオフェン、レオミーとはまた違ったサルから進化したんじゃないか、ってこと。ーー実際、レオミーとレオフェンの起源は実はよくわかっていないらしいんだ。」
「ふーん……」
俺たち三人がよく話す話は、授業に出てきたことがほとんどだ。アキラが分からないことを話し、俺かリュークがそれに答える。ーーそんな、つまらなさそうで実は結構勉強になることを話して、昼休みを過ごす。
いきなりアキラが、身を乗り出してきた。
「なぁなぁ、分かんないんならさ、俺たちで調べてみないか?」
「何を?」
「レオミーとレオフェンの起源だよ。」
「うーむ。……っていうかアキラ、顔近い。ーーそんなに近いとちゅーするぞ?」
「おうっ!どんと来いっ!!」
俺はそれをするかわりに、デコピンを一発くらわせた。
「ーーってぇな、冗談を冗談で返しただけだぞ?」
「誰だって受け入れるようなこと言うとびっくりするよ。」
「まぁとりあえず、」と俺は話を戻した。
「俺は賛同するけど、司書の仕事が忙しいから、暇な時間が作れないかも。」
「うーん、そっかあ……。」
アキラは残念そうに考え込んだ。そしてとても申し訳なさそうに、
「部活、っつうことで手を打てねぇかなぁ……。」
と言った。
「……却下だね。」
何故なら、単位が取れないからだ。
図書館の司書をやっている学生は、勤務時間がそのまま単位になる。だから迂闊に休むことなんてできない。もし休むのなら、それを二個分逃すことを覚悟しなきゃいけない。
「……へぇ、司書って大変なんだなぁ。」
説明を受けたアキラは、またもや残念そうな顔をした。でも雰囲気から読み取ると、強引にでもやりたいらしい。
「ーーここはひとつ諦めてやってもらえるかしら。」
どうすればいいか迷っていたとき、後ろから声がした。図書館司書顧問の、ネリー先生だった。
「先生、なんでですか。」
「アキラ君も風紀委員の仕事頑張ってるって噂でよく聞くし、アロド君もアロド君で毎日頑張ってるんだから、
先生の言葉は、「働きすぎだから少しは休め」っていうことを、俺らに向かって暗に伝えていた。
「ーーでも先生。俺、受付じゃあ喋ってばっかです。だから、俺が部活をやるべきじゃないと思ってます。」
「何言ってんのよ。アロド君が書類関係の仕事毎日やってくれてるおかげで、図書館がどれだけ助かってるか、知ってる?ーーまあ私が言いたいのは、頑張ってるご褒美として半日やる仕事を、その半分の6時間で終わらせて部活をやってもいいよ、ってこと。ーーそうね、イオ君にもご褒美しちゃおうかしら。その代わり、他の仕事をやらない司書を徹底的に仕事させるから。」
ネリー先生の言葉は、優しさに包まれていた。「後で風紀委員の顧問にも許可もらってあげる。」そう言って先生は司書室に戻っていった。ーー実感が湧かない。だけどそれは、嬉しさからくるものだった。
「行こうぜ、アロド。ーー俺たちで、切り開いてこうじゃん?」
アキラは、目を輝かせながら、そう言った。
この話は上手く書けなかったなぁ……。ほんと、文章って難しいですね。
というわけで駄文となってしまいました。直したいと思いますので、よろしければおかしいな、って思ったところはじゃんじゃん指摘してください。
……でもあんまり、傷つくようなこと書かないでくださいよ?w