まえがき
というわけで単発シリーズ第二弾。
タイトル通りです。
設定としては、ヘラ・ファミリアは黒竜討伐に失敗して心に傷を負いながらも、団員の半分程度は残っているという感じです。
ゼウス・ファミリアはザルド以外全滅してます。
ザルドは毒に侵されながらも、アミッドさんのお陰で何とか生きてます。
割と元気。
女帝、アルフィア、その他の大勢いるというヤバい女は生きてます。
メーテリアさんは皆が黒竜討伐に知ってる間にオラリオ外に出て、そこでベルくんを生んで帰らぬ人になります。
その後、眷属を失ったお祖父ちゃんはメーテリアさんから事情を聞いており、オラリオから出て育てるようになります。
そして、原作通りの流れでベルくんはオラリオへ。
ゼウス・ファミリアがいなくなった直後は少し荒れたけど、ヘラは残ってるし闇派閥はすぐに沈静化。
ヘラ・ファミリアは全盛期ほどの力はないけど、今だに都市最強派閥のまま。
アストレア・ファミリアは、多分生きてる?
あんまり細かいことは考えてないので、各々の設定で補完してください。
【ダンまち】もしヘラファミリアが健在だったらベル君はどうなっていたと思う?に対するネットの反応集【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか】【反応集】【アニメ】【考察】
っていう動画見てインスピレーションを受けた話です。
元サイトとYouTubeのURL貼っておきます。
元サイト→https://bbs.animanch.com/board/4380995/
YouTube→https://www.youtube.com/watch?v=08f7hLcuyCg
こういう感じのやつ書くのは初めてなので、なにか問題があれば消すかもしれないです。
そして当然のごとく、続きはありません。
それでは、よろしくお願いします。
「なあ、ベルってなんでそんな変な布顔に巻いてるんだ?」
「ちょ、ヴェルフ様!」
これはとある少年のお話。
名前はベル、家名は諸事情あって秘密。
彼は出会いを求めて冒険者になり、剣姫に助けられ憧れるようになり。
ミノタウロスを倒して歴代最速でレベル2になり。
15階層での危機を乗り越え、黒いゴライアスを倒して。
それでようやく一息ついて、酒場で飲んでいる時のこと。
酒に酔った勢いで、ヴェルフはずっと気になっていたことを尋ねた。
出会った時からずっと、彼はおかしな風貌だった。
何故か顔に白い包帯を巻き付けているのだ。
口元と右目以外は全て覆い隠し、その全体は今まで一度も見たことがない。
血のような深紅の瞳も相まって、ハッキリと言ってしまえば、とても不気味な風体をしている。
18階層で野営した時すら、決して誰にも見せようとしなかった。
一緒させてもらったロキ・ファミリアに絡まれても、頑なだった。
だからリリルカは大きな傷を負ってそれを隠しているのだろうと思っていたのだ。
顔を隠す理由なんて、それ以外考えられない。
「何のお話ですか~?」
「シル、あまり他人の話に割り入るのは…………」
しかし、隠されたものを暴きたいと思うのは人の本能。
その話に興味を惹かれる者も少なくない。
割って入ってきたのは、この酒場で働く従業員。
一人の本業は冒険者らしく、友人が働いているこの店が忙しい時に手伝っているらしい。
「ベルの顔のことだよ。あんたらも気になるだろ?」
「だからヴェルフ様にはデリカシーってもんがないんですか!?」
「り、リリ、そんなに怒らなくても大丈夫だよ……」
怒る彼女をベルは宥めるが、効果の程はあまりなくむしろ彼女は更に怒りを燃やす。
しかし、それとは裏腹に従業員の興味はますます強くなっていく。
「確かに、ベルさんのお顔見たことないですね~……ねえ、試しに少しだけ見せてくれませんか?」
「シル!やめなさい!ただでさえ私達は、彼を不審者に間違えてしまった罪があるのですから!」
「間違えたのはリューだけでしょ?私がベルさんとお話してたら、勘違いしたリューが勝手にベルさんを伸しちゃったんだから」
「グッ、そ、それはそうですが……」
「リューさんも、気にしなくていいですよ!あの時のことも、全然大丈夫ですから!こんな怪しいやつがいたら当然の反応ですから!」
過去を気にするリューを励ますベル。
そのこともあって、シルとリリは更に盛り上がっていく。
「大丈夫です、ベルさん!どんな傷があろうと、どんな顔だろうと!私はベルさんの全部を愛せますから!」
「な!?リリだってそうですよ!リリだって、何があろうとどんな傷があろうとベル様の隣りに居続けますからね!」
「え、えぇ!?」
愛を語るように叫ぶ二人。
それに戸惑いの声を上げるベルだが、本当に困ってしまう。
そもそも、彼女達が言ってることは見当違いなのだから。
「なあ、ベル。俺達は一緒に死線潜った中なんだ。今更どんな傷があろうと気にしねえよ。だからさ、ちょっとでいいから見せてくれよ」
「え、えぇっと……」
「全員そこまでです。誰にだって見せたくない傷の一つや二つあります。それを暴くのはいけません!」
「あ、いや、そうじゃなくて……」
ベルはどう答えればいいのか分からずしどろもどろになる。
しかしそれでもやはり事情を話さなければいけないと思い、困ったように包帯の上から頬をかきながら話し始める。
「その、ないんです」
「え?」
「だから、傷なんてないんですよ。みなさんがどんな顔を想像してるのかは分かりませんが、この下には地味なだけの普通の顔しかありませんよ?」
その言葉に、全員が意味を理解出来ずに固まる。
普通の顔、傷もなければ他のなにもない、普通の顔。
「え?じゃあ、なんでそんな包帯巻いてるんですか?」
「お祖父ちゃんからの言いつけっていうか、なんていうか。なんでも、僕の顔を知れば閉じ込めて食べようとするモンスターがいるから、絶対に誰にも見せるなって」
「はあ?なんだそりゃ?」
「僕にも分かんない。ただ、その時あまりにも鬼気迫る表情してたから、頷く他なくて。お祖父ちゃんが死んじゃったから、実質遺言みたいになったし……」
「やめるにやめられなくなったと……。こう言っちゃあれだが、変な祖父さんだな」
「うん、まあ、変わり者ではあったからね」
共に過ごしていたあの祖父を思い出しながら、ベルは語る。
「いつからしてるんですか?」
「10歳の頃からですね。ヘルメス様が急にこれを持ってきて」
「あの神が?」
「うん。お祖父ちゃんの知り合いだったんだって。えっと確か、認識阻害の魔道具とか何とか言ってたような……」
まだ十歳で大して話を聞いてなかったせいで、詳しいことは何もわからない。
そもそもあの祖父も詳しく説明する気はなかったようだし。
ヘルメスに聞けば何か分かるかも知れないが、あの神が素直に答えるわけもない。
はぐらかされる可能性の方が圧倒的に高いので、聞くのも面倒になる。
「10歳の頃からずっとしてるんですか?洗ったりとかは?」
「もちろんしてるよ。家にいる時とかは外してるし」
「え?じゃあもしかしてヘスティア様はベル様の素顔を知ってるんですか?」
「う、うん……髪も大分伸びちゃってるんだけど、その手入れとかしてもらってる。下ろせば腰くらいになってるし。バッサリいきたいんだけど、神様は上手く切れる自信がないって言ってて……」
実際は、思った以上にキレイな髪をしてその可愛い顔に似合っているから、ヘスティアが切りたくないだけだ。
全部ヘスティアの趣味である。
彼女は夜な夜な髪の手入れと称し、ベルの隠された顔の全てを堪能しているのだ。
「じゃあベル様!リリが切って差し上げますよ!こう見えて手先は器用なんです!」
「ずるいですよ!ベルさん、私が切りますから!」
「やめなさい、二人共!彼が困っているでしょう!」
騒ぎまくる三人を尻目に、ヴェルフとベルはゆっくりと会話をする。
「そういやベル、なんでヘスティア様は来なかったんだ?折角なんだし、呼べばよかったのに」
「実は、今の家を紹介してくれた神様が少しオラリオを離れるみたいで。その見送りがあるから断られちゃった」
「そうか、そりゃ残念。その神って何処の誰なんだ?」
「さあ?聞いても教えてくれなかった。なんでも結構偉い神様らしくて、いつか正式に紹介する時のお楽しみだって言われて」
「ハッハッ!なんだそりゃ!」
酒がかなり入ってるせいでかなり上機嫌になっているヴェルフ。
快活に笑いながら酒を煽り続けている。
その様子に苦笑しながら、ベルは友神の見送りに行った自らの主神に、少しだけ思いを馳せる。
「や、ヘラ!おまたせ!」
「おお、ヘスティア!来てくれたんだな!」
「そりゃ来るに決まってるだろ?可愛い君のためなんだから!」
「フフッ、私のことをそんなふうに呼ぶのはお前だけだよ」
「そうかな?皆見る目がないねえ」
「ハッハッハッ!」
場所は変わり、オラリオ内にある飲食店。
ベル達がいる騒がしい居酒屋ではなく、落ち着いた雰囲気のレストラン。
上品なこの場所に合わせて、わざわざヘスティアがお洒落をするレベルのお高めなお店だ。
本来ならこんなお店はヘスティアには縁遠いのだが、この店を使う時はいつも相手が払ってくれる。
それを申し訳なく思いつつも、払うことなど出来ないので甘えるしかない。
まあ、この店を指定するのはいつも相手なのだが。
安い居酒屋など彼女には似合わない。
そして、そんな場所に彼女が行けば大変なことになってしまうのだから。
そう、ヘスティアが会っている相手、その神物こそ女神ヘラ。
ゼウス・ファミリアが壊滅した今、オラリオに絶対的強者として君臨するファミリアの主神だ。
とはいえ、その内実は華やかなものとは程遠い。
15年前多くを失った彼女は、今もなお苦しみ続けているのだから。
「最近の調子はどうだ、ヘスティア」
「まあボチボチかな。この前行方不明になったうちの
「ギルドのことは、私からも少し文句があるな。なぜ私に言ってくれなかった?一言でも言ってくれれば、いくらでもうちのバカ娘どもを寄越したのに」
「君のところの子どもに悪いよ。大して知りもしない弱小ファミリアのために動いてもらうなんて。それに、君には家のこととかで色々お世話になったし、君が強いからって何でも頼るわけにはいかない。そういうのは、なんか嫌じゃん?」
「天界でお前から受けた恩を思えば、そんなこと気にするまでもないだろうに」
「あれこそ気にしなくていいよ。ボクはあれを貸しだなんて思ってないから」
「私だってそうだ。この程度、なんとも思わない。次からは遠慮なく言ってくれ」
「じゃあ、そうさせてもらおうかな。まあ、今回は18階層までだったし、戦力が十分そうだったからってのもあるんだけどね。本当にどうしようもなくなったら頼らせてもらうよ」
「ああ、もちろんだとも」
苛烈で知られるヘラは、いつになく穏やかに笑っている。
15年前の黒竜討伐失敗以降、心の安定を欠く状態が続いたヘラ。
しかし、一年前ヘスティアが降りてきたことでかなり落ち着いてきた。
天界でも敬遠されている自分に、唯一平等に優しく接してくれた姉のような女神。
彼女の存在に、ヘラは大きく救われたのだ。
「今回の捜索は、どれくらいの期間なんだい?」
「一ヶ月程度だな。今回は少し遠くにまで行ってみようと思う」
「そうか……君のことだから心配はしてないけど、あんまり無茶しないようにね?」
「ああ、ありがとう、ヘスティア」
心が安定してきたヘラは、時折こうしてオラリオの外に出るようになった。
目的は、神探し。
15年前の一件以降姿をくらました夫、ゼウスの捜索だ。
「もう15年だっけ?あのバカ、どこで何やってんだか。浮気してないといいんだけど」
「日常的な不埒な行為までは知らんが、おそらく浮気などの類ではない。あのひとはきっと、もっと別な目的のために姿を消したはずだ」
「別の目的って?」
「メーテリア……15年前姿を消した最愛の娘のことは、前にも話しただろうか?」
「うん、軽くだけどね」
15年前、当時黒竜失敗の責を問われ、オラリオが荒れていた時期。
半分は残ったヘラ・ファミリアと違い、ゼウス・ファミリアは一人を残して壊滅したのだ。
最強二つの敗北、片方の実質的な消滅。
それは世界に大きな混乱をもたらした。
「あのバカ娘どもは、よく頑張って、生き残ってくれた。そのおかげで、全盛期には及ばないまでも体裁を維持できている。だが、それでも当時はかなり内外ともに荒れていた。それらの平定に奔走している時だった。あの子は、忽然と姿を消した」
「確か、身体が弱かったんだよね?」
「ああ。だから、ずっと疑問だった。一人では満足に動くこともままならないあの子が、どうやってオラリオから抜け出したのか」
「まさか――――」
「そのまさかだ。おそらく、あの子は夫と一緒に姿を消した」
全く別々の事柄だと思っていた。
ファミリアが違うし、ずっと本拠内にいたあの子がゼウスとそこまで親しいとは知らなかったから。
だから、メーテリアの失踪とゼウスの逃亡は、無関係だと思っていた。
だが、事実はそうではなかった。
「不貞行為、じゃないよね。君がさっき否定してたし」
「それだけは違うと断言できる。私はあの子のことを、お前と同じくらい信頼しているから。それに、身体の弱いあの子がそんな真似できるわけがない」
「ちなみにだけど、その子って――――」
「もう死んでいる。失踪してから一年も経たないうちに、恩恵が消えたのを確認した」
だったらなぜ姿を消したのか。
死ぬ姿を見られたくなかったのか。
あるいは心配してほしくなかったのか。
それとも何かやり残したこと、あるいはやるべきことがあったのか。
「私は知りたい。あの子が死の間際、何を為そうとしたのか。何を成したのか。それを知らないと、私は前に進めない気がするんだ」
「ヘラ……」
子どもの多くを失ったことは、ヘラの心を大きく傷つけた。
そしてそれと同じくらい、メーテリアの失踪がヘラを苦しめた。
ずっと、ずっと知りたかった。
なぜいなくなったのか。
なぜ何も言わずに出ていってしまったのか。
それを、ずっと知りたかった。
「それを知るためにも、私は夫を探さなくてはいけない。あと、いい加減首根っこを押さえなければまた浮気するだろうからな」
「ハハッ!違いないね!」
二人は席を立ち、店を出る。
もう夜遅い。
これ以上は明日の出発に響いてしまうだろう。
「ねえ、ヘラ」
「なんだ、ヘスティア」
「君が今度オラリオに帰ってきた時はさ、ボクの
また彼女が前を向いていけるように。
そのせめてもの助けになればと思い、ヘスティアは笑いかける。
「ああ、もちろんだとも。私も会わなくてはと思っていたところだ。ヘスティアに相応しいか、試す必要があるからな」
「心配ないよ!とっても純粋で、素直で可愛い自慢の男の子だからさ!」
「そうか。なら、楽しみに待っているとしよう」
二人は笑い合う。
その時を楽しみにしながら。
そうして、二人は分かれそれぞれの帰路をたどりながら、夜は更けていく。
場面はまたしてもベルのいる場所へ。
酒を飲んで酔いつぶれてしまったヴェルフを背負いながら、夜の街を歩く。
最初の酒場からは出て、リリはもう帰ってしまった。
残ろうとしていたが、色々仄暗い過去を抱えている彼女に人の多い今は少し危険だから。
ベルが無理矢理帰らせて、今に至る。
「よう、坊主、大変そうだな。手伝ってやろうか?」
「え、ザルドさん!」
声をかけてきたのは、顔に傷のある大男。
厳つい顔ながら、不思議と人を安心させるような笑顔だった。
ザルド、元ゼウス・ファミリア幹部の、【暴食】のザルド。
ベルはその素性を知らない。
今は小さな酒場の店主として暮らしている彼と、ベルは一ヶ月前に知り合った。
冒険者に成り立ての頃、腹を空かせているところをご馳走してもらった経験があるのだ。
どうやら、ベルたちはいつの間にか彼の店の前にまで来ていたようだ。
「うちの店で少し休ませていけ。水くらいなら出してやる」
「いや、ザルドさんのご迷惑に――――」
「ガキが気にすんな。それに、今は閑古鳥が鳴いてるんだ。誰か来ないと退屈でしょうがねえ。ほら、行くぞ」
「あ、ちょ!」
背中のヴェルフをひったくるように担ぐザルド。
そのまま強引に店の中へ入ってしまう。
ベルも慌ててその後を追い、店の中へ入っていく。
だが、入ってみるとそこは不自然なくらい人がいなかった。
今は夜の真っ只中。
酒場などは繁忙を極めている時間だろうに。
「あの、もしかして今日って休業だったんですか?」
「違う、貸し切りだ。いつもキーキー喧しい腐れ縁のバカ女どもが突発的に貸し切るんだが、まあ今回は少し違うな。うるさいのが嫌いな神経質な女がわざわざ一人になりたくて貸し切って飲むんだよ。酒じゃなくて紅茶を」
「え!?じゃあやっぱりご迷惑だったんじゃ!」
「だから気にすんなって。あの野郎、貸し切りにしたってのに盛大に遅刻してんだよ。まあこれもいつものことだからな。あと30分くらいしたら来るだろうから、それまではゆっくりしていけ」
「は、はぁ……ありがとうございます……」
ヴェルフをソファに寝かせ、起きた時用に近くに水を置きながらザルドは言う。
ベルにも同じように水を差し出しながら、語り続ける。
どういう付き合いの人かはわからないが、かなり悪様に言う彼を少し珍しく思う。
いつもは若干粗野な所もあるが、優しくて朗らかなのに。
短い付き合いだが、ここまで露骨に顔をしかめているのは初めて見た。
「お前も、女には気をつけろよ。あいつみたいに喰うより喰われる側っぽいし」
「……あいつ?」
「お前に似た男のことだ。まあ、似てるのは目だけだ。それ以外は……よくわからん」
「あ、アハハ……僕、こんな変なもの付けてますしね……」
「誰だって事情があるだろうから詳しくは聞かんが、もう少しまともなもんに変えたほうがいいんじゃないか?」
「……考えときます」
ある種の遺品のようなものになっているこれを変えるのは少し難しいように思えた。
だが、その気遣いが純粋に嬉しかった。
「ザルドさんが僕に優しいのって、その人に似てるからですか?」
「言ってしまえばそうだ。15年前に俺以外は全員くたばっちまったからな。懐かしいもんを見ると、どうしても感傷に浸っちまう」
彼の優しい瞳がベルを包む。
祖父を思い出すような、温かな優しさだった。
「そう言えば聞いたぞ。ランクアップおめでとう。歴代最速じゃねえか」
「た、たまたまだと思いますよ?運が良かっただけです」
「運も実力のうち。この言葉を嫌う奴もいるが、冒険者やってりゃこれほど真実を突いたもんもねえ。素直に受け入れとけ」
「は、はい!」
「それに、運や偶然でランクアップ出来るほど、神の恩恵ってもんは優しく出来てねえ。色々あったんだろうが、全部ひっくるめてお前の実力だよ。――――頑張ったな、坊主」
「…………ありがとう、ございます」
本当に、祖父を思い出す。
もう聞くことが出来ない言葉、祖父から一番欲しかった言葉を、言ってくれたような気がして。
本当に、嬉しかった。
「俺は基本、誰が何をしようが構わんと思ってる。好きに生きて好きに死ね。人の生き様に口は出さん」
彼らしくない言葉なのだろう。
それでも、15年という月日が彼を少しだけ変えた。
ほんの少しだけ、感傷的な人間にしてしまった。
「だからお前に手を貸すことも力を貸すこともない。だが、そうだな………それでも、腹が減ったならここに来い。飯くらいなら、いくらでも喰わせてやる」
父親のように温かな笑みで、ザルドは笑う。
本当に心休まる、家族と過ごすような穏やかな時間が流れた。
ヴェルフが目覚めるまでの間、他愛のない会話をしながら、二人は仲良く笑い合っていた。
…………
………
……
…
そして、ベルたちがザルドの店に来てからキッカリ30分後。
元々貸し切りにしていたその女はようやく姿を現した。
「テメエ、ようやく来たのかよ。重役出勤も大概にしろよ?」
「黙れ。金は払っている。とやかく言われる筋合いはない」
「お前らは、揃いも揃って同じこと言いやがって……!金払ってりゃ何やってもいいってことにはならねえだろうが!」
「黙れと言っている。これ以上耳障りな雑音を奏でるな」
「いつかぜってえ殴ってやるかな?覚えとけよ?」
訪れたのはヘラ・ファミリアのアルフィア。
ザルドと一緒に戦ったこともある、腐れ縁だ。
そして、これもまたいつもどおりのやり取り。
ぶつくさ言いながら、ザルドは店の奥に行き彼女がいつも頼むものを用意する。
その間、彼女は少し店を見渡す。
とはいっても、彼女は瞳を閉じて生活しているので少し集中して感覚を研ぎ澄ませるだけ。
そして、店がいつもと少し違うことに気がついた。
「誰か来ていたのか?」
「あん?ああ、まあ。顔見知りのガキがな。ダチが酔いつぶれて大変そうだったから、少し介抱を手伝っただけだ」
「……お前がか?」
「他に誰がいんだよ?」
「少し意外だっただけだ。この15年、お前はまともに人と関わってこなかっただろう」
15年の間で、この都市は落ちぶれた。
15年前のあの時、失敗してしまったから。
あの時、ゼウスだけでなくヘラも一緒に壊滅するべきだった。
そうすれば、今よりも危機的状況に立たされ新たな芽が出ていたかも知れない。
だが、ヘラという古い木が中途半端に残ってしまったせいで、若い芽が伸びる余地が少なくなっている。
残った中途半端な最強に依存し、成長が遅れている。
フレイヤのところのオッタルは今だにレベル6。
ロキのところなど今だにレベル5止まり。
その程度で調子に乗って粋がって。
本当に虫酸が走る。
それもあって、ザルドは周囲を遠ざけるようになった。
今の都市の全てに、失望したから。
都市は成長せず、一人では何も出来ず、後進のために糧となる土壌すらもない。
本当に、八方塞がりな現状だった。
「最初は知り合いに似てたから、だったんだがな……今は少し違う。ほんの少しだけ、そのガキに期待してる」
「期待?」
「
「…………顔に包帯を巻いた不審な小僧だろう?話は聞いている。だが、真価が試されるのはここからだ」
「そりゃそうだろうさ。でも、あいつならって思っちまうんだよ」
「なぜ?」
赤い目のあの不審な子どもを思い出しながら、ザルドは語る。
「『もし英雄と呼ばれる資格があるとするならば―――剣を執った者ではなく、盾をかざした者ではなく、癒やしをもたらした者でもない。己を賭した者こそが、英雄と呼ばれるのだ』」
「…………あの好々爺が語っていた英雄像だったか。それがどうした?」
「酒場してりゃ色々な話を聞く。中でも、あいつが18階層でやったことは、俺からしても衝撃的だった」
冒険者になって2ヶ月も経ってない子ども。
レベル2程度でしかない、ただの子どもだ。
そんな子どもが、己を賭して冒険者たちを救った。
ならず者たちを、仲間を、愛する神を。
彼は、救ってみせた。
「多くの連中が口を揃えておんなじこと言うんだ。疑う余地なんざねえ。それも、リヴィラのならず者たちがだぜ?」
「それは…………私も少し驚くな」
「レベル2がレベル5相当を倒したとか、レベル1の時にミノタウロスの強化種を倒したとか。それももちろん凄いが、俺が一番すごいと思ってるのはそこだ。当然連中からも嫌われただろうさ。でも、あいつは迷うことなくそれを救った。だからこそ、連中も多少なりとも心を開いたんだろう」
子どもを自慢する親のように、ザルドは嬉しそうに語る。
「あいつはきっと、これから大きな事を成す。大勢を巻き込んで、それこそ英雄みたいな大立ち回りをして見せる。今の腐りきった都市を変えてくれるくらいの、何かを成してくれる。俺は、そう思った」
ゼウス・ファミリアにも、あんな子どもはいなかった。
だからこそ、楽しみなのだ。
彼が一体、これから何を成すのか。
もしその時生きているのであれば、手を貸してもいいと思えるくらいに。
「お前も、どっかであったら話でもしてみろ。案外気が合うかもしれねえぞ?」
「ない。ガキは嫌いだ」
「言うと思ったよ」
ぶっきらぼうに告げる彼女に、ザルドは笑った。
ザルドとそんな話をしたのが、数週間前のこと。
それから少し、騒動が起こった。
例の
事の発端は、なんだったか。
アポロンのくだらない因縁はどうでもいい。
どうせでっち上げだろうから。
真相の方はきっと、違うのだろう。
風の噂では、口や目元から可愛いのは分かる、だから手にしたい、だからその素顔を見てみたい、その存在そのものが美しいのだから、という変態神の訳のわからん狂言が発端だと聞いたような気がする。
どこまでが本当かは分からないが、あながち間違いでもないだろう。
あの変態がやりそうなことなのだから。
問題は、アポロンが欲した
ヘスティアには多少なりとも世話になった。
主神の精神安定剤として、大いに活躍してくれた。
だが、その程度の関係だ。
眷属が奪われそうになっているからと言って、わざわざ協力を申し出るほどの仲でもない。
否、ヘラがオラリオにいれば、確実にそうなっただろう。
だが、おそらくヘラがオラリオにいないタイミングを見計らってアポロンは戦争を始めた。
その考えは正しい。
現に、ヘラの眷属は誰一人としてヘスティアのために動こうとしないのだから。
例外的な立ち位置にいるアルフィアも含めて、ヘラの眷属は総じて愛情が深い。
彼女達が動くのは大義がある場合か、愛情を向ける家族が傷つけられた時だけ。
今回は、そのどちらでもない。
ヘスティアに対しては多少憐れに思わなくもないが、それだけだ。
運が悪かったと諦めてもらう他ない。
ヘラとの関係も考えれば送還はされないだろうし、彼女はただ眷属を失うだけ。
ヘラが用意した家も壊されたらしいが、その程度ならいくらでも用意できる。
彼女達が動く理由には、決してならない。
不条理かも知れないが、世の中そんなものだ。
そんなふうに、思っていた。
「あれ?アルフィアじゃん。珍しいね、あんたが来るなんて」
「黙れ。お前らは一々騒がしくしなければ気がすまないのか?そもそも、私が何をしようが私の勝手だろう」
「久々に顔を出したと思ったら、相変わらずねぇ」
絡んでくる同じファミリアの女と、団長である女帝を軽く無視して中心から離れた場所に座る。
ここはヘラ・ファミリアの保有する一室。
戦争遊戯があれば、適当に神を連れてきて鏡を用意させ、面白半分に見るためこうして集まっているのだ。
来たのは、ただの気まぐれだ。
ザルドに言われたのをふと思い出して、ちょうど戦争遊戯に出るというので見に来ただけ。
本当に、それだけだ。
「あれじゃない?自分の記録抜かされたから気になってるんでしょ」
「あのお人形ちゃんに次いで二人目だもんね。しかも、今度は誤差なんてレベルじゃないくらいのブッチギリで。そりゃ、天下の才禍様も気になるでしょ」
「黙れと言ったのが聞こえなかったのか?揃ってブチのめされたいのか?」
「あら?随分調子がいいみたいね?あの聖女ちゃんのおかげかしら?」
「15年前のあの時も、そのくらい元気だったら良かったのにね」
嫌味を言ってくる連中を、アルフィアは無視する。
15年前から、ずっとこうだ。
腐敗していったのは都市だけではない。
ヘラ・ファミリアだって、例外ではなかった。
15年前のあの時、どうしようもない絶望に直面し、それに打ち克つ手段すら分からなくなり。
彼女達の時は、停滞してしまった。
停滞したからこそ、今だに彼女達は全盛期の力を取り戻さないのだろう。
(…………メーテリアが、いれば)
少しは変わっただろうか。
あの妹は、この状況ならどうしただろうか?
こんな偏屈極まりない女たちからすらも愛されて一目置かれていた妹なら、彼女達を変えられただろうか?
だが、いくら考えても意味はない。
メーテリアはもういないし、アルフィアでは妹のように出来ないのだから。
それはきっと、ありとあらゆる才能を持ち合わせた彼女が唯一持っていないもの。
一番大切なそれを、あの妹だけが持っていたのだから。
やがて戦争遊戯が始まる。
クロッゾの魔剣による強襲。
それを囮にした隠密作戦。
彼女達からしてみれば陳腐なものだが、それでも中々のものだった。
「あら?」
女帝が声を上げた。
鏡では今、
今だレベル2でしかない彼は、それでも一心不乱にレベル3に喰らいついている。
「中々面白い子ね。あと十年くらい経ったら夫にしてあげようかしら」
「また始まったよ。婚活クソババアの勝手な夫宣言」
「返事貰ってるの見たことないのに」
最初のうちは軽口を叩いていた。
レベル2の割には中々いい動きをするな、程度のものだった。
だけど、段々と言葉を失っていく。
あんな不審な小僧、見たことはない。
だが、何かを思い出しそうになる。
「あたしさ、
一人が唐突にそう語る。
「女神守って戦ってて、倒したあと皆で笑ってて、あんな布切れ巻いてるから右目と口以外見えなかったんだけどさ――――」
その時のことを、彼女は語る。
「その時の笑顔が、あの子に似てる気がしたんだよね」
一瞬、誰かを幻視した。
有り得ない、それこそ有り得ない。
そんなこと、あるわけがない。
でも、誰も否定できなかった。
彼の戦いは加熱していく。
その中で響く鐘の音。
そこでも、何かを思い出しそうになる。
『もし将来私に子どもが出来たら、アルフィアの魔法から貰って――――』
昔、そんなバカなことを言っていた記憶がある。
あの
全員が戦いに見入ってしまう。
彼が戦うその姿に、失っていたものを見たような気がした。
ずっと失っていた大切なものを、感情を、思い出すような気がした。
「――――あっ!!」
アポロンの団長の魔法を、彼は正面から喰らってしまう。
自動追尾型の魔法はそれだけで避けにくい。
そのうえで爆発する二段階の構え。
彼はその全身を焼かれてしまう。
その姿に、思わず誰かが声を上げた。
それでも、彼は立った。
全身をボロボロにしながらも、彼は立った。
守りたいものを守るために。
勝ちたい相手に勝つために。
顔の包帯もボロボロになった。
血と砂埃で汚れてしまったそれは、焼き切れたのかついにほどけてしまう。
その下から出てきたのは、とても懐かしい顔だった。
(――――あぁ、そういうことだったのか)
妹がオラリオを出ていった理由も、何も告げずにいなくなった理由も。
その全てを、理解出来た。
勝手なことをしたあのバカ妹には思うことがないわけではないが、それらすべては後回しだ。
全員が一斉に立ち上がる。
全員が一斉に笑った。
心の底からの、15年前に失っていた笑顔を、取り戻した。
各々が武器を手にして、外に向かって走り出す。
「考えることはみんな同じなのね」
「こんなにいらないでしょ。あたしだけで十分」
「ふざけるな。血縁のある私が行く。お前らは引っ込んでろ」
「ここで喧嘩してもしょうがないでしょう?折角なんだから、みんなで」
もう勝敗を見届ける必要はない。
あの子なら、絶対に負けないのだから。
「それじゃあ行きましょうか…………私達の愛し子を迎えに――――!」
15年間止まっていた、ヘラ・ファミリアの時計が動き出す瞬間だ。
「あああああああああああああああああああああああああああああッッッ!!!」
ヘルメスが叫ぶ。
ベルの包帯が外れてしまった瞬間に、ヘルメスはこの世の終わりのような顔で叫びだした。
「喧しいわ!なんやねん急に!」
ロキが思わず声を荒げるが、ヘルメスは聞こうともしない。
ただアポロンに詰め寄り、鬼の形相で彼を掴み上げる。
「何やってくれてんだ、アポロン!!ぶっ殺すぞ!!」
「は、何なんだ急に!もしかしてベルきゅんの顔に傷がついているかも知れないことを心配しているのか?それなら心配ない!どんな傷だろうと金を惜しまず絶対に治してみせるし、そうでなくとも私は愛せるのだから!!」
「そんなこと言ってるんじゃねえんだよ、このクソが!!お前、自分のとこの子どもが何やったのか分かってんのか!?」
「そうだぞ!!ボクが独り占めしてたベル君の可愛い素顔を全世界に見せびらかすなんて!!」
「そういうことでもねえ!!」
ヘルメスの顔は赤から青に変わっていく。
血の気が引くとはこの事を言うのだろう。
来たるその存在に恐怖して、ヘルメスは震えるのだ。
「あれは…………あの包帯は、いわば魔王を抑え込むための最後の枷だったんだぞ!?それをお前は――――」
「なに言うてんねん、自分」
ロキが呆れたように言うが、彼女だって決して他人事ではない。
むしろ、アポロンとヘルメスの次に命が危ないのは彼女なのだから。
「ていうか、あれって私が数年前に作った認識阻害の魔道具ですよね?なんであの少年に渡したんですか?」
アスフィの呆れるような疑問の声が聞こえてくる。
それと同時に、神々の下世話な視線と会話が飛び交う。
「隠すなんてもったいない!」
「ヒュウ!見ろよ、リアル男の娘だぜ!テンションあっがるぅ!」
「ビバ、男の娘!男の娘は実在する!」
「このバカ共!!好き勝手言ってる場合か!?」
いつもなら好きに囃し立てさせるその声すら、今は苛立たしい。
ヘルメスは再び画面を凝視するが、どう見ても手遅れだ。
腰まで届くほど長い美しい白い髪。
中性的を超えて、女性的なまでのその顔。
それらが惜しげもなく披露されてしまっているのだ。
「お、終わった…………ジ・エンド・オブ・俺達…………」
うなだれるヘルメス。
処刑を待つ罪人のように、彼はこれから一切喋らなくなる。
…………
………
……
…
結果的に、アポロン・ファミリアは負けた。
大将である団長ヒュアキントスがベルに負けたことで、この戦争遊戯は幕を閉じた。
ベルたちが傷の手当てをし終わり、ようやく喜びを分かち合っていた時のこと。
その一団は、突如として現れた。
「…………は?」
「あれは――――」
団旗を打ち鳴らす音が聞こえる。
その旗の下に集うのは、誰もが羨むほどの美貌を持った麗しき乙女たち。
だが、その本性は苛烈にして暴虐。
都市どころか、世界中で恐れられる最凶のファミリア。
「ヘラ・ファミリア…………!」
全盛期には程遠い今の規模。
しかし、それでも依然として最凶は最凶だ。
世界を見渡しても、ヘラ・ファミリアに適う集団などどこにも存在しない。
その動揺は、ベルたちだけでなくヘルメス達神にも波及する。
彼女達の突然の行動に、あまりにも早すぎるその行動に。
誰も理解が追いつかない。
「早すぎるだろ!!あの瞬間からまだ一時間程度しか経ってないんだぞ!?」
ヘルメスの叫びが木霊する。
その声は実況席とは離れているため本来は聞こえるはずがない。
だが、女帝はあたかもその声が聞こえているかのように返答する。
「無知蒙昧なる神々、そしてオラリオの住民。貴方達は疑問に思ったでしょう。何故、どうやって、と。でも、その全ての疑問が無意味であるとここに断じるわ」
団旗を打ち鳴らす。
その音が響き、緊張感を更に高める。
「
『だったら、距離も時間も許可も理由も、すべて意味なんてないでしょう?』
理由になっていないその言葉に、全員が戦慄する。
その言葉とともに、神々が観戦している一室の扉が蹴破られる。
神威を撒き散らしながらそこにいるのは、恐ろしき白の女王。
彼女は部屋にいるその存在たちを冷たく睥睨する。
「へ、ヘラ!?」
「お、お早いお帰りで……」
ヘルメスが軽口を叩くが、そんなものが許される空気ではない。
彼女は今、間違いなく激怒している。
ゼウスが浮気した時などとは、比べ物にならないほど。
「アポロン、ヘルメス、ついでにロキもだ」
「……は?」
「やっぱり……!」
「なんでウチまで!?」
各々が声を上げるが、ヘラは聞く耳を持たない。
ただゆっくりと近づいていくだけ。
そして、それは鏡の先のヘラ・ファミリアたちも同じだ。
準備運動でもするかのように、体を動かしながらその瞬間を待ちわびている。
「ベルに…メーテリアの子に…私達の子に、手を出したんだもの――――」
「――――精々、後悔は長くしろ。楽に死ねると思うなよ」
その瞬間、始まる。
これは戦争ではない。
これは戦闘ではない。
これは、蹂躙ですらない。
それは、ただの一方的な鏖殺だった。
あとがき
はい、という感じで書いてみました。
続きなんてものはありません。
一応細かいところを補足説明するなら、多分リューさんは本編通り参戦してるはず。
カサンドラさんたちのことは、多分ベル君が庇うんじゃない?
それ以外は知らん。
ベートさんのこととか、本当に知らん。
続きを書きたい方がいれば、自己責任でどうぞご自由に。
ああいうアニマンっていうやつを元にして書いたのが初めてだから、本当にこれが大丈夫なのか分かんないんです。
リゼロの上映会シリーズみたいなのもあるし、多分大丈夫だと思うんですけど…。
あれって事前に許可取ってたりするのかな?
よく分かんないんで、何かあれば消すかも知れないです。
問題があれば教えて下さい。
あと、誰か知ってる方がいらっしゃれば聞きたいんですけど、ハーメルンの感想欄って、不適切かどうかAIかなにかが勝手に判断して消してるんですか?
それとも、他の人が報告かなにかした結果消えてるんですか?
自分で消した覚えはないし、システム上押し間違いとかもないだろうし、そこのところがよく分からず謎です。
取り敢えず一応、作者が嫌がって消してるわけじゃないよってことをお伝えしておきます。
いつもコメント楽しみにさせていただいております。
よっぽど超大量に連投するとか、他の人の迷惑になるとか以外だったら、なんでもいいので何かあれば気軽にコメントください。
なにかなくてもコメントください。
以上、あとがきでした