ポケモンレジェンズZ-A Return Of Lumiose 作:ゲッソウ
その代わり、この回でのカナリィは面白いのでどうか見守ってあげてください。それではどうぞ!!
~ブルー広場~
ゲッソウ「取りあえず、ここで集合って言われたけども....」
ゲッソウはムクを探すべく、ブルー7番地のブロスター噴水に向かっていたのだが、その近くのブルー広場にてカナリィと待ち合わせをしていたのだ。
カナリィ「....よっす、ゲッソウ~」
ゲッソウ「あっ!カナ...」
カナリィ「ストップ、ここで名前を出したら、身バレして大騒ぎになる」
ゲッソウ「あっ、ごめん...。それにしてもその格好....」
カナリィ「そっ、ぼくのオフの姿。どうっすか、ゲッソウ~?」
少ししてカナリィが待ち合わせ場所に到着をした。そんなカナリィの服装はというと....
シビルドンがプリントされたTシャツの上に短い黄色のパーカー、黒いスポーツキャップ、黒いサングラスと黒いマスクという姿であった。
ゲッソウ「いつもと違う姿だから、慣れないかも...」
カナリィ「ふっふーん♪実はこの間、初めてホテルZに訪れる時にもこの服装で向かったんだよね!」
ゲッソウ「成程、道中誰にも気付かなかったんだね?」
カナリィ「そう、だからこれなら行ける!」
ゲッソウ「それじゃあ行こっか?」スッ
カナリィ「う、うん!」ギュッ
こうしてゲッソウとカナリィは手を繋ぎながら、目的地のブロスター噴水へと向かって行くのだった。
────────────────────────
~ブロスター噴水~
ゲッソウ「さて、ここがブロスター噴水....」
カナリィ「ムクちゃん、今日は居るかな?」
マチエール「あっ!ゲッソウくんと....カナリィさん?」
カナリィ「シッー....今のぼくは変装してるからここでの名前呼びはNGっすよ」
マチエール「ごめんなさい、つい...」
カナリィ「まぁ、ここはそんなに人は居ないし...小さく言うのなら平気っすよ」
シロー「ゲッソウさん、マチエールさん.....カナリィさん!」
カナリィ「おい!!言ったそばから大声で名前を言うな!?」
シロー「ここにあるのは噴水だけです!ムクの姿が何処にも見当たりません」
マチエール「シローさんはムクさんの行き先に心当たりがないようだね...。カナリィさんの情報から目的地はここ、ブロスター噴水の筈...」
ゲッソウ「カナリィちゃんの事だからきっとここにムクちゃんが居るに違いないよ!」
マチエール「あたしもそう思うよ、他に行き先がないなら残るは噴水広場....だとしたらムクさんは噴水広場の何処かな?」
カナリィ「忘れたっすか?さっきのぼくの発言、ムクちゃんはXYZの軸が交わらない場所に居るって話」
ゲッソウ「う~ん......あっ!!分かった!!」
シロー「ゲッソウさん、何か分かったのですか!?」
ゲッソウ「X軸が横、Y軸は縦、Z軸が奥行き。まずX軸としてはここが合ってる!次にY軸に合わせて交わればきっとムクちゃんの居る場所....つまり地下水道だよ!!」
マチエール「凄いよゲッソウくん!あたしもゲッソウくんと同じ考えだよ!」
カナリィ「流石、ぼくのゲッソウ♪」
シロー「ですが、地下水道に行こうにもあの水がジャマをしていますよ」
マチエール「ゲッソウくんならどうする?」
ゲッソウ「パッとで思い付くのは水を止めると思ってるんだけど....」
マチエール「うーん、水を止めるなんて難しいよ...」
シロー「ジャスティスの会で身に付けた技であれば出来そうな気がします」
カナリィ「それ、どういう事だよ」
シロー「そう!噴水を壊せば良いのです!!」
ゲッソウ「...へ?」
カナリィ「...は?」
マチエール「噴水を....壊す!?」
シロー「そうすれば水は上に噴きだし、溜まった水も減っていくでしょう!よし、タイレーツ....」スッ
マチエール「ストップ、ストップ!!」
ゲッソウ「噴水を壊したら逆に大洪水になりませんか!?」
カナリィ「それで事件になったらヤバイ事になるぞ!!」
マチエール「ジャスティスの会が一部の人からやりすぎ集団と言われるのが理解出来るよ....」
カナリィ「前にムクちゃんもそう言ってたなぁ....アニキがヤバイって話」
ゲッソウ「ア、アハハ....」
シロー「ではどうするというのですか?このままではムクが永遠に見つからないのですよ!?」
マチエール「落ち着いてシローさん、でも流れる水を止めると言うのはナイスアイデアだよ!」
シロー「やはり自分の技で...」スッ
カナリィ「だから言ったそばから、何でまたやろうとしてんだよ!?」
マチエール「ゲ、ゲッソウくん!!『れいとうビーム』を覚えたポケモンを連れてきて!噴水を凍らせたら溜まってる水も地下水道に流れて、あたし達が調査出来るようになるよ!!」
ゲッソウ「それなら任せて!偶然にも手持ちに居るから!レッツゴー、スターミー!」
スターミー「スタァ!」ドスンッ
カナリィ「デ....カッ!?」
マチエール「もしかしてオヤブンスターミー....!?」
ゲッソウ「正解!」
シロー「成程!この間コタネとのポケモン勝負してる際に出したあの時のヒトデマンから進化したのですね!」
ゲッソウ「はい!それじゃあスターミー、噴水に向かってれいとうビームをお願い!」
スターミー「....ヘァッ!!」ビビビビッ!!
カチコチ、カチーン!!
ゲッソウはスターミーを繰り出し、れいとうビームを放つと噴水が凍り付いたのだ。
シロー「流石です、ゲッソウさん!溜まっていた水が地下水道に流れて行きます!噴水も凍ってる為、水はこれ以上増えません」
マチエール「探すなら今がチャンスだね!」
シロー「では、お先に行って参ります!!」ビュン!!
カナリィ「行動、早ッ」
マチエール「シローさんって思い立ったら即行動の人だよね」
ゲッソウ「そういう所、僕は嫌いじゃないよ!それじゃあ行こっか!」
そしてゲッソウ達はシローの後を追いながら、地下水道へ向かって行くのだった。
────────────────────────
~ミアレ地下水道~
ゲッソウ「わぁ、ここが地下水道か...」
カナリィ「薄暗いしジメジメしてる....ぼく、少し苦手かも」
マチエール「ここは昔に造られた地下水道だね。何処から入って来るのか不明だけど野生のポケモンも居るから注意しなくちゃ!」
シロー「野生のポケモンが居る?ムクは大丈夫なのでしょうか?」
マチエール「だから探すよー!」
カナリィ「少しは話を聞け!!人間オヤブン個体が!!」
シロー「承知しました!!」ビュン!!
カナリィ「うるせーよ!?地下水道だから余計に声が響く!」
ゲッソウ「アハハ、なんか....苦笑いしか出来ないや....」
マチエール「相変わらずだなぁ...」
ミアレ地下水道にやって来たゲッソウ達はこの先に居ると思われるムクを探しに野生のポケモンに気を付けながら進んで行くと....
マチエール「うーん...」
シロー「これは困りましたね」
ゲッソウ「マチエールちゃん、シローさん?」
カナリィ「何で立ち止まってるんすか?」
マチエール「ゲッソウくん、カナリィさん、実は鍵の掛かった扉に足止めされちゃって....」
ゲッソウとカナリィが先に行っていたマチエールとシローの元へたどり着くと、目の前には鍵の掛かった扉に足止めされていたのだ。
シロー「力こそパワーです、自分が壊して道を切り開きましょうか?」
マチエール「壊すのはダメ!!」
カナリィ「なんでそんな簡単に壊すって発想になるんだよ!?」
ゲッソウ「う~ん、この扉....鍵穴は普通の形状、錠前の材質は合金で造られた普通のモノ、扉のヒンジは何もなく、扉と床の間は僅かな隙間しかないな....」
マチエール「特別な仕掛けはない....であれば鍵を探すしかない?でも鍵は何処に....」
ゲッソウ「それならさっき捕まえたこのポケモンで!クレッフィ!」
クレッフィ「クレッ!」
するとゲッソウはその地下水道の道中で捕まえた、かぎたばポケモンの『クレッフィ』を繰り出したのだ。
カナリィ「おっ、クレッフィじゃん!しかも鍵が付いてるから行けるんじゃね?」
マチエール「クレッフィに扉を開けて貰いましょ!」
ゲッソウ「クレッフィ、この扉....開けられる?」
クレッフィ「クレッ...!」
シロー「クレッフィ、お頼み申す!!」
クレッフィは古びた扉の鍵穴を調べた....
クレッフィ「フィ....」
しかしクレッフィはこの扉の鍵を持っていなかったようだ。
マチエール「どうしたの...?」
ゲッソウ「どうやらこの扉の鍵は持ってないみたい...」
カナリィ「えー、今の流れなら持ってるんじゃねーのかよぉ...」
ゲッソウ「クレッフィ、気にしないで、よく頑張ったね...?あとでポフレをあげるから!」
クレッフィ「...クレッ♪」
シロー「どうしましょうか名探偵さん....。手詰まりのようでしたら自分の案を試すというのは?」
マチエール「名探偵と呼んでくれてありがと、それでシローさんの案と言うのは?」
ゲッソウ「な、なんだろう...」
カナリィ「スゲェイヤな予感しかないっす...」
シロー「仕掛けがないのであれば、鍵で開く扉ということです!ですが、地下水道に鍵があるかは定かではありません」
シロー「鍵がないのでしたら、鍛えた拳を鍵とすれば良い!!」グググッ
シロー「パワーが未来を切り開く時!」グググッ
シロー「基本技、
ドンガラガッシャーン!!
クレッフィ「フィ....!?」
ゲッソウ「うっそぉぉぉぉぉん!?」
カナリィ「どういう事だよ!?!?」
マチエール「わっ....わわっ!?」
シロー「開きましたよ、さぁ!先を急ぎましょう!!」ビュン!!
なんとシローの正拳突きで、クレッフィが開けられなかった古びた扉を簡単に開いてしまうのだった。
マチエール「....それ、案じゃなくて力なんだけど....」
カナリィ「ムクちゃん、キミの気持ちがよーく分かった瞬間だよ...」
ゲッソウ「シローさん、本当にヤバイ人だ...」
クレッフィ「フィ...」
────────────────────────
ミアレ地下水道を進んでいくゲッソウ達、その道中でムクの相棒ポケモンであるシャンデラを見掛け、その後を追って行く。
マチエール「今度は扉もないね、完全な行き止まりだよ....」
シロー「先程のシャンデラも居ないようですね」
カナリィ「でもシャンデラがここを通った筈だよ」
ゲッソウ「シャンデラはゴーストタイプだから消えたり、すり抜けたりしても可笑しくはない....」
シロー「ムクの相棒であれば、消えた先にムクが居るのでは?」
マチエール「鋭い意見だね、状況からしてその可能性は高いよ」
ゲッソウ「となれば手段は一つ!」
カナリィ「部屋を徹底的に調査っす!!」
行き止まりの部屋にたどり着いたゲッソウ達は、まずはその部屋を調査することになったのだが....
ゲッソウ「カナリィちゃん、何か手掛かり見つかった?」
カナリィ「全っ然....何も無いよ」
ゲッソウ「マチエールちゃんとシローさんは?」
マチエール「こっちも何も無かったよ、仕掛けとかも無さそうだったし....」
シロー「であれば行動あるのみです」スッ
ゲッソウ「ま、まさか...」
シロー「力こそパワー!力こそジャスティス...!」グググッ
カナリィ「またやるのかよ!?」
ゲッソウ「今度は扉じゃなくて壁ですよ!?」
マチエール「壁が崩れて瓦礫が流れてきたら大変だよ!?」
シローは再び正拳突きを繰り出そうと構え...
シロー「基本技、
ゲッソウ&カナリィ&マチエール「!!」
正拳突きを繰り出してゲッソウ達は壁が崩れて瓦礫が流れくる覚悟をしていたのだが....
スカッ
マチエール「あ、あれ?」
カナリィ「崩れてない?」
シロー「面妖な....無数の壁を壊して来ましたが手応えもなければ壊れもしない....それどころか腕が突き抜ける壁は初めてです」
ゲッソウ「も、もしかして....」スタスタ
カナリィ「ゲッソウ?」
シローの正拳突きでも崩れない壁を見たゲッソウは不思議に思い、壁に向かって行くと...
ホワン
カナリィ「....は?」
マチエール「ゲッソウくん!?」
シロー「....?」
ゲッソウ『凄い!!皆、道が先にあるよ~!!』
カナリィ「壁の向こうからゲッソウの声が!」
シロー「今、すり抜けましたよね?」
マチエール「そっか、分かったよ....この壁の正体は....」
マチエール「そもそも壁なんて存在してなかったんだ....!!」
なんとゲッソウは壁をすり抜け、この先に道がある事に気付き、マチエールはこの壁はそもそも存在していないことに気付いたのだ。
マチエール「あたし達は何者かに壁があると錯覚させられていたの?」
シロー「それにしても自分、幻の壁を壊せないとは精進が足りないようです。ですがこの先にムクが居るのであれば前進あるのみです」
シロー「ゲッソウさん、後に続きますよ!」ホワン
カナリィ「いや、そこはまず自分の性格を見直せよ...」
マチエール「アハハ....そしたらカナリィさん、ゲッソウくん達の後に続きましょうか」
カナリィ「そ、そうっすね」
ゲッソウ達は幻の壁をすり抜けると、そこにあった幻の壁が消滅したのだ。
ゲッソウ「壁が消えた!」
マチエール「幻の壁を通り抜けた時のひんやりとする感覚。あれはゴーストタイプのポケモンの仕業かも...」
シロー「であれば犯人はゴーストタイプのポケモンでしょうか?」
カナリィ「ムクちゃんのシャンデラの可能性が大だね」
ゲッソウ「そうだとしたら、なんでムクちゃんは僕達を避けようとするんだろう?」
マチエール「うーん...」
シロー「自分はありとあらゆる壁を壊せるようにならねば....ミアレの人とポケモンの間にあるワイルドゾーンという壁も壊し、それでいて皆が笑顔になれるように....!」
ゲッソウ「あっ、そういえば前にシローさん、その夢を言ってたよね...」
カナリィ「まさかランクAになった時の願いがそれ...?マジパネェヤツじゃん...」
────────────────────────
ゲッソウ達はシャンデラを再び見掛けてその後を追い掛け、奥の部屋に到着するとシャンデラと一人の少女が立っていたのだ。
ゲッソウ「あっ、あれって!」
シロー「ムク!!」
ムク「....?」
マチエール「捜索対象を発見!」
カナリィ「ムクちゃん!」
ムク「カ、カナリィ....!?なんで...?」
そこに居たのは、今回の目的であるシローの妹『ムク』であった。
シロー「ムクを閉じ込めた犯人は何処です?」
マチエール「ゲッソウくん、これまでの状況を鑑みて犯人は分かった?」
ゲッソウ「うーん.....」
ゲッソウ「シローさん、じゃないの?」
シロー「何を言うのですかゲッソウさん!?」
カナリィ「ぼくもゲッソウに賛成....アニキがあれだからムクちゃんはここに一人で居たんじゃないの?」
シロー「なっ!?」
マチエール「ゲッソウくん、カナリィさん。まだ犯人と言えるかは分からないよ...?まぁ、気持ちは分からなくはないけども...」
シロー「現にムクはここに閉じ込められて居たのですよ!!」
マチエール「被害者と言えるならそれはムクさん、でも彼女は自分の意志でここに来た....これが今回の騒ぎの真実だよ」
ムク「...あたしに勝てたら真実を教える。だって、あたしはポケモントレーナーだから」
マチエール「ゲッソウくん!」
カナリィ「ゲッソウ、ムクちゃんは強いよ?勝てる?」
ゲッソウ「....大丈夫、僕が勝つよ!!」
ムク「....」
ムク「皆を追い返す為、絶対勝利...」
ムク「力こそパワー!!力こそジャスティス!!」
そしてゲッソウとムクのポケモン勝負が始まろうとしていた...!
ゲッソウ『いや、ムクちゃん!シローさんと同じ口上かい!?』
────────────────────────
ジャスティスの会のムクが勝負をしかけてきた!
ムク「ジュペッタ....!」
ジュペッタ「ケケッ!」
ゲッソウ「...うっ、ジュペッタ!?」
ムク「...何をしてる、早くポケモンを出せ」
ゲッソウ「う、うん!レッツゴー、ガバイト!」
カバイト「ガバァ!」
ムク「ジュペッタ、シャドーボール...!」
ジュペッタ「ケケッ!」ボォッ!
ゲッソウ「ガバイト、かみくだく!!」
ガバイト「ガバァ!」ガブガブッ!
ジュペッタ「ジュペッ....」ドサッ
ムク「...やるな。パンプジン、出番...!」
パンプジン「パンプ~」
ムク「パンプジン、ハロウィン...!」
パンプジン「パンプ~!」ホワワン
ゲッソウ「ガバイト、ドラゴンクロー!!」
ガバイト「ガバァ!」ザシュ!
ムク「今だ。パンプジン、シャドーボール...!」
パンプジン「パンプ~!」ボォッ!
ガバイト「ガバッ!?」
ゲッソウ「ガバイト、しっかり!!くっ、ゴーストタイプが追加されちゃったからキツイ......でも!」
ゲッソウ「ガバイト、かみくだく!!」
カバイト「ガバァ!」ガブガブッ!
パンプジン「パンプ~...」ドサッ
ムク「最後、シャンデラ...!」
シャンデラ「シャン~!」
ゲッソウ「来たか、ムクちゃんの相棒....!」
ムク「シャンデラ....メガシンカで倒すよ」
メガシャンデラ「シャン~!!」
ムクが最後に繰り出したシャンデラは『メガシャンデラ』にメガシンカしたのだ。
ゲッソウ「シャンデラがメガシンカした!?本当に高級ホテルにありそうな高級シャンデリアみたいになった...」
ムク「シャンデラ、かえんほうしゃ...!」
シャンデラ「シャン!!」ボォッ!
ガバイト「グッ!?」
ゲッソウ「ガバイト、無茶しないで!!」
カバイト「ガ、ガバ....!!」ピカーン!!
ムク「この光....!?」
ゲッソウ「まさか!?」
ガブリアス「ガブッ!!」
ゲッソウ「ガブリアスに進化した!!」
カナリィ「おぉっ!?」
マチエール「勝負の中で進化するだなんて!」
シロー「素晴らしいです!!」
メガシャンデラの猛烈なかえんほうしゃを食らったガバイト。するとガバイトが光り始め、なんとガブリアスへと進化したのだ。
ゲッソウ「よ~し、これで決めるよ!ガブリアス、じしんだ!!」
ガブリアス「ガブゥ!!」ドゴゴゴゴッ!!
メガシャンデラ「シャン~....」ドサッ
ゲッソウはムクとの勝負に勝った!
ムク「あんたのポケモン、ジャスティスすぎ....!でもあたしのポケモンのパワーが不足していただけ....ジャスティスは間違ってないし」
ムク「それにあんたの強さも推理の正しさも認める....」
ゲッソウ「えっ...?」
カナリィ「ムクちゃん?」
シロー「ムク、この方達を知っているのですか?」
ムク「ミアレ最高の探偵、マチエールさんとDG4であたしのリア友のカナリィ、そして....エムゼット団、5年前のカロスチャンピオンのゲッソウ。そしてゲッソウはカナリィカルトクイズ王でもあり、カナリィの大切な幼馴染みだ」
マチエール「えっ....!?ゲッソウくんとカナリィさんって幼馴染みだったの....!?」
ゲッソウ「その事は、エムゼット団の皆とカナリィちゃんしか知らない筈...!」
カナリィ「ゲッソウ、実はゲッソウが居ない5年間、ムクちゃんに話しちゃったんだ。ゲッソウの事について....」
ムク「そしたらこの間のカナリィカルトクイズ王決定戦、見覚えの無い人カナリィの事に詳しいから何者かと思ってた。でも後の雑談やカナリィのランクアップ戦の動画で、ゲッソウである事が判明した」
ゲッソウ「な、なんか恥ずかしい....」
シロー「そうだったのですか、だから先程二人は抱き合って居たのですね」
ムク「....ゲッソウ、羨ましい」ムスッ
マチエール「....分かる」ムスッ
ゲッソウ「え、えっとムクちゃん、マチエールちゃん....?」
ムク「今度はあたしも誘って」
ゲッソウ「えっ....」
マチエール「あ、あたしも!!」
カナリィ「おいおい、ゲッソウはぼくのだよ~?」
ゲッソウ『どうしてそうなる!?てか、マチエールちゃんもしれっと何を言ってるんだ!?』
シロー「しかしムク、推理通りというのは?」
ムク「だってシローはスマホを壊すし、ZAロワイヤルで戦いだしたら朝になっても止まらないし、ランクアップしたらまた同じ事の繰り返し」
ムク「クレーム対応させられるあたしにとって大迷惑。そこであたしは一計を案じる、シローがランクアップ戦出来ないようにシャンデラやクレッフィにお願いして身を潜めようと....なのに見つかって誠に残念」
ゲッソウ「じゃあ犯人は.....」
ムク「シローで正解」
シロー「自分は妹に!ジャスティスの会に!迷惑を掛けていたのですか....!?」
ムク「そう」
カナリィ「ムクちゃん、本当にキミのアニキはヤバイヤツだったよ。その道中で人間離れをしてたんだよ~?」
ムク「....やっぱり」
マチエール「シローさん....」
ムク「だからゲッソウはシローをぶっ飛ばして」
シロー「ということは、次のランクアップ戦...相手はゲッソウさんで良いのだな?」
ムク「あたしのスマホで確認して」
シロー「...確かに!では自分は仕合の準備をせねばなりません、それでは失礼致します!!」ビュン!!
ムク「....はぁ」
マチエール「依頼だから解決したけど、見つけない方が良かったのかな...?」
ゲッソウ「ご、ごめんねムクちゃん....」
ムク「....ゲッソウ達は悪くない」
マチエール「でもよくこんな場所を知っていたよね?ポケモンの力を合わさって密室だったし、普通は発見出来ないよ?」
ムク「幼いころに、ここに迷い込んだ。相棒のシャンデラ....その頃はヒトモシと出会ったのもここ」
カナリィ「そうそう、ムクちゃんのお気に入りの場所なんだよね」
ムク「暗くて落ち着くから、たまに来る...ゴーストタイプのポケモンが出入りさせてくれるし」
ゲッソウ「じゃあシローさんにバレちゃったから、新しい隠れ場所を見つけなきゃいけないね...」
ムク「....それについては後で考える」
カナリィ「ムクちゃんのお気に入りの場所ならここでも良いんじゃないの?」
ムク「シローが毎度来そう...。でもカナリィがそう言うなら....」
マチエール「さてと、みんな!そろそろここを出ようよ!長居は向いてないしね?」
ムク「...そうする」
こうしてムクを見つける事に成功したゲッソウ達はミアレ地下水道を後にするのだった。
つづく
ここまでです!まさかのカナリィのツッコミ担当に。口調も台詞を考えるのが大変でした....。あのシローの技、初見時にめっちゃ吹きましたし....。
さて、いよいよ次回こそはシロー戦となります!!
なにやらムクとマチエールがゲッソウに気になってるようですが、その点はまた次回でやります。それではまた!