うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!(完成)
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?(日付確認)
うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉん!!(12/26)
「悲しい……悲しいよぉ……………。」
「何泣いてるのですか気持ち悪い……………。」
どうも、シラホシです。アコ行政官にシンプルな悪口言われました。
ぼくのこころはとてもきずつきました。
「だって………クリスマスにも仕事だなんて…………こんな悲しいことあります!?」
「しょうがないでしょう!?こんな日に限って万魔殿の馬鹿議長が大量に仕事送ってきたのですから!」
そう、今日は12月24日。クリスマスイブだ。
「それに、夜までに終わらせれば良い話でしょう?」
「フッ……アコ行政官、俺が書類仕事できないってこと、忘れてません?」
「何自慢気に言ってんですか………。」
現在時刻、13時34分!このペースで行けば俺の全ての書類片付け終わるのは大体21時58分!!
終わった(終わった)
「俺の仕事が!終わらねェ!!」ドンッ!!
「が、頑張りましょう、シラホシ君………?」
チナツちゃんからのエールを貰う。
やはり女神か………これで俺の効率は150%上がります。
「クッソ……今年はこの書類達と聖夜を過ごすのか…………。」
「「「「!!」」」」
俺の言葉に俺以外の風紀委員が反応した………気がした。
何だ?なんか俺変なこと言ったか?
「あー……シラホシ。その、なんだ………。その書類、手伝ってやってもいいぞ…………?」
「イオリ先輩っ………!!!」
「「「!?」」」
アンタッ………!救世主だよ!!
書類の壁に囲まれて光も入らない闇の中にさすたった一筋の光!!!
「いいんすか!?ホントに!?マジで!?裏切らない!!??」
「必死だな………。裏切らないよ。それに……シラホシとクリスマスを過ごせるし………」
姐御と呼ばせてくだせえ。
さっすがイオリ先輩!やっぱ持つべきものは面倒見の良い褐色銀髪ツインテ先輩だな!!
「まさかイオリがあんな行動に出るなんて………。」
「ええ……油断してましたね………。」
「シラホシ、私も手伝うわ。」
「「ヒナ委員長!?」」
「小さき天使はここにいた…………。」
ヒナ委員長まで手伝ってくれるのか!?なんだ?俺は今日死ぬのか?
「でも……申し訳ないっすよ………いつも大量の仕事やってるし、今日もあるでしょう?」
「それならもう終わらせたわ。」
「はっや!?」
この少女、実はシラホシとクリスマスを過ごしたいがために今日の朝4時から仕事をしている。
しかも貴重な時間を奪われたくないので便利屋、美食研究会、温泉開発部など、いつもの問題児たちを既に捕まえている。今日は解放しないつもりだ。
なんならシラホシが書類に追われるのを見越して「手伝う」という口実でふたりきりになることを計画していた………………のだが
(まさかイオリもいるなんてね)
イオリは予想外だった。
何かしらアクションを起こすとは思っていたが自分と同じ考えだとは予想していなかった。
「〜〜!シラホシ君!私も手伝わせてください!!」
「チナっちゃん………!!」
「チナツ!?」
こうなれば自分も行くしかない。でなければヒナとイオリが先へ行ってしまうことがわかっていたチナツはこの波に乗った。
「くっ………。」
残るはアコのみ。
このままでは自分1人だけこの風紀委員の中で遅れを取ってしまう。
自分も手伝うという口実でクリスマスを一緒に………
しかし己のプライドがそれを邪魔する!
なんか素直に手伝ってあげるのは癪だという思考がアコを悩ませる!!
「ぐ……うぅ…………。」
さあどうするアコ!?
プライドをとるか、想い人(プラスα)との時間をとるか!?
「ぐぎぎぎぎ…………」
どっちだ!?
「あーもう!仕方がないので私も手伝ってあげますよ!仕方なく!!」
シラホシの勝利!!!
「アコ行政官まで………。」
あったけぇ……あったけぇよ風紀委員会…………………。
「よし!これなら夜までには終わりそうだ!!やれるぜ!!」
現時刻 14時00分
「よっしゃあ!終わったぁ!!」
「皆さん、お疲れ様でした。」
「あー……疲れた……。」
「ほんっとうにあなたは仕事が遅いですね…………。」
(これでシラホシと………………)
「本当にありがとうございました……。いやー夜になる前に終わって良かったー」
いやおかしいだろ。
え?いくらなんでも終わらせるの早すぎね?
最後に時計見た時が13時34分だったろ?26分しか経ってねぇじゃん!!
壁だぞ?壁になる程の量だったんだぞ?何で30分もせずに終わらせちまうんだよ!!
まあ早く終わる分には良いし手伝ってもらった側だから何も言えねえけど………。
俺と他の風紀委員とのスペックの差を思い知りました。まる。
「そうだ、今日みんなでクリスマスパーティーしない?」
「「「!?」」」
「クリパっすか?」
突然イオリ先輩がクリパを提案さてきた。
いやまあ、クリスマスだし別に突然ではないか。
それに、楽しそうだし俺はやりたい。
「いいっすね。やりましょうよ。」
「シラホシは賛成か。他のみんなは………?」
(イオリ…!?一体何のつもりで!?)
(それは敵に塩を送ると同時に自分の行動も縛るデメリットだらけの提案………。)
(争ってシラホシを奪うくらいなら共有した方がいいと………?)
三者それぞれ思考を巡らせる。
これに参加することによるメリット・デメリット、どうすれば他を出し抜けるか………
「そうね。良いと思うわ。」
「私も賛成です。」
「わ、私も参加してもいいですよ?」
全員、乗った。
「じゃあ決まりだな。」
「楽しくなりそうだなぁ……場所はどうするんです?」
全員参加することを確認したので、今度はパーティーをする場所決めようと尋ねる。
「…………シラホシの家がいいんじゃないかしら。」
「「「!?」」」
「!!!??!?!!?!???!?!!!!???!?!??!!!?」
ヒナ委員長の発言にその場にいた全員が驚く。
もっとも、一番驚いたのは俺だが。
「ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒナ委員長?何故俺ん家で?」
「シラホシの家って私達それぞれの家と大体同じ距離の位置にあるのよ。だから帰る時にみんな負担は同じだと思って………。」
うーん真っ当な理由。
じゃなくて!!
絶対に来させちゃいけねぇ……。
なぜなら今現在、俺の家には指名手配中のワカモが住んでいるから!!
風紀委員会の人間が指名手配犯と一緒に住んでるだなんて知られたら
もう、もう………あれよ、あれ!!(首を掻っ切るジェスチャー)
「イヤーチョットムリッスカネヘヤキッタナイシセマイシオスシ」
「なんでカタコト何ですか………?」
「そう言って、本当は異性の部屋に入りたいだけなのではないですか?」
「そんなわけないでしょう!!!」
「うわうるさ。」
そんなくだらん理由なんかじゃねぇ……これは俺の命に
関わるんだ…………。
「では、どうします?シラホシ君が無理なら私達の誰かの家ってことになりますが………。」
「私はヒナ委員長のご自宅を提案します!!」
「それアコちゃんが行きたいだけじゃん。」
「私は別に良いわよ、それでも。」
「っしゃ!!」
「うわぁ………。」
アコ行政官の全力の喜びを見て引く。
これが先輩なのやだな…………。
「じゃあ場所もおっけーっすね。食べ物どうします?惣菜とかをそれぞれ持ってくるか、作るか………。」
「んー、今から帰って早めに委員長の家に集まってみんなで作れば良い時間になるんじゃないか?委員長の家のキッチンを借りることには
なるが……。」
「別に構わないわよ。」
「じゃあそういう方向で。」
「クリスマスケーキh「任してください」
「ケーキの調達に関してはこのゲヘナ1のスイーツ専門家、早乙女に任してください。」
「凄いやる気ですね………。」
これに関しては譲れねぇ………。スイーツを最も愛する者として最高のケーキをお届けしてやるぜ…………。
「じゃあケーキはシラホシに頼むか……。シラホシが選ぶケーキならハズレはないだろうしな。」
「では帰りますか。早く始めて損はありませんから。」
「そうね。じゃあ、また後で。」
「はい!また!」
────ヒナ自宅
「すいません………遅れましたー。」
「あなたって人は………!何故時間も守れないのですか!?あなたのその脚力は何のためにあるんです!?」
色々あって少し時間に遅れてしまった………。
けど言い訳させてほしい。俺はケーキを崩さないために走らなかったから遅れたのだと。
………普通に俺が悪いな。
「ぐっ……言い返せん…………けどこっちはケーキ持ってますからね!?走れるわけないじゃないっすか!!」
「まあまあ……。」
「シラホシ、早く座って。あなた待ちよ。」
「スミマセン」
急いで空いていたスペースに座る。
その時初めてテーブルに広げられた豪華な料理達を目にした。
「うわぁ〜!すげぇ美味そうじゃないっすか!え!?これみんなが!?」
「フフン、そうだ!もっと褒めて良いんだぞ?」
イオリ先輩が自慢気に言う。
「みんなで頑張りました。」
チナツちゃんもちょっとだけ得意そうにしている。
「冷めない内に食べましょ。ほら、シラホシ、飲み物よ。」
ヒナ委員長がジュースの入ったグラスをくれた。
「あ、ありがとうございます……。」
「誰が乾杯を?」
「じゃあ俺が音頭を取りますか………はい、皆さん!グラスはお持ちですね!?」
全員が頷き、グラスを持ったことを確認する。
「それじゃあいきますよぉー?せーのっ」
「「「「「メリークリスマス!!」」」」」
全員とグラスを合わせた。
チナツちゃんと、イオリ先輩と、アコ行政官と、ヒナ委員長と。
こんな大人数でクリスマスを過ごすのは初めてだな。
次は料理に手をつける。
「はっ……?やっば……んだこれ…………うっま!」
「語彙力はどこへいったんだ………。」
「そう言ってもらえて嬉しいわ、シラホシ。」
「ヒナ委員長の手料理を食べられることに感謝するのですよ!
シラホシ!!」
みんなが作ってくれた料理は全部美味い。
なんか……その…………なんて言ったら良いんだろ……………。
美味い!!!!!(語彙力喪失)
こんなに美味いなんて想像以上だ。
次はこのモッツァレラチーズとトマトのサラダを………
「ンまぁーいっ!」
「サッパリとしたチーズにトマトのジューシー部分がからみつくうまさだ!!チーズがトマトを!トマトがチーズを引き立てるッ!『ハーモニー』っつーんですかぁ〜〜〜〜〜『味の調和』っつーんですかぁ〜〜〜〜〜〜〜ったとえるなら凸に対する凹!ぐりに対するぐら!………つぅ──感じっすよぉ〜〜〜ッ」
「うわぁ!急に語彙力戻るな!!」
「むしろ上がっているのでは…………?」
失礼、心の中の億泰が出てきてしまいました。
「まだ料理は沢山あるから、どんどん食べてね。」
「ふぅ……食べた食べた。」
「正直作りすぎたので全部食べ切れるか不安でしたが…………流石シラホシ君、男の子ですね…………。」
「にしても食べ過ぎじゃないか……?」
大量にあった料理?俺が食った。
だって美味しいからどんどん箸が進んで進んで………。
気づいたら無くなっちゃった!
「さて、じゃあ出すか、アレを………。」
「アレ………?ああ、アレね。」
そうして俺はパーティーに遅れた原因でもあるコイツを出す。
「さあご覧あれ………俺特製!早乙女スペシャルクリスマスケーキを!」
「「「「おお〜〜〜〜!」」」」
箱の中からサンタの顔をしたケーキが姿を現す。
「特製ってことはコレシラホシが作ったのか!?買ったんじゃなくて!?」
「凄いですね……あなたのスイーツ愛はここまで……………。」
「あっ!この上にのってる小さいツリー、砂糖菓子です!トナカイも!」
「可愛い………。」
いやーみんないい反応をしてくれる。時間ギリギリまで凝った甲斐あったなぁ!
本当に大変だったぜ。材料はトリニティ産の高級品だし、フウカ先輩に給食部の厨房借りたし、なんならフウカ先輩に手伝って貰っちゃったし……。
「今すぐ食べたいが………先にみんなに渡したいモンがあります。」
「?私達に?」
俺は自分のリュックからあるものを取り出す。
「クリスマスプレゼントです。」
この日のためにずっと前から準備していた。
「じゃあまずチナツちゃんから。」
「えっ!?はい、ありがとうございます………。」
チナツちゃんは困惑した表情で袋を開ける。中身は…………
「これは………手袋?しかも手編みの…………。」
「そう、俺の手編み手袋。チナツちゃんは医療班だから色々作業するでしょ?だから手を大事にして欲しくて。」
「あ、ありがとうございます……………///」
チナツちゃんは手袋を抱きしめる。喜んでくれたっぽいな。
「次はイオリ先輩。」
「う、うん……………。」
イオリ先輩に袋を手渡す。
「じ、じゃあ開けるぞ………?」
袋を開ける。
「これはハイソックス?また手編みだ…………あっ、まさか………。」
「イオリ先輩、前に寝る時脚が冷えて眠れないって言ってましたよね。
だからハイソックスです。」
「その話覚えていたのか………あ、ありがと……………。」
こっちも喜んでくれたな。
「次………アコ行政官。」
「ふん……くだらない物だったらはっ倒しますよ…………。」
袋を開ける。
「………ブランケットですか。」
「アコ行政官はデスクワークが多いんで。少しでも業務のサポートができればと。」
「ふ…ふん!あなたにしては良いセンスですね………これもあなたが編んだ様ですし、使わないと可哀想なので仕方なく、仕方なく使ってあげます!!」
「その………ありがとうございます………」
ちゃんと使ってくれるみたいで安心したわ。
「じゃあ最後に………ヒナ委員長。」
「………うん。」
最後にヒナ委員長が袋を開ける。
「これって…………」
「マフラーです。最近外にいると首元寒そうにしてましたから。こんなんでもマシになれば嬉しいです。」
「………ありがとう。すごく、すごく嬉しい。大事に使う。」
「うっす!」
これで全員に渡したな。かなり時間かかったからちゃんと使ってくれると嬉しい。
うーし!じゃあ待ちに待ったケーキを食べますか…………
「じゃあシラホシ。私達からも。」
「え?」
ヒナ委員長から渡されたのは小さな箱。
「お、俺にですか………?」
「そうよ。あなたの為にみんなで買ったの。」
みんなでって…………いつの間に………………。
「………開けますよ?」
「ええ。」
渡された小箱の梱包を丁寧に剥がしていく。
そして中から出てきたのは………………
「………ピアスだ。」
今俺が付けている物に比べてかなり装飾が凝ったピアス。
「今シラホシが付けているピアスってシンプルだろ?」
「ゲヘナ学園にアクセサリーの校則はないですし………」
「何より、シラホシに似合う思ったから。」
「………今付けてもいいすか?」
「構いませんよ………それに使わないなんて言ったら許しませんよ!」
今のピアスをとり、貰ったピアスに付け替える。
「どうですかね………?」
「はい、とても似合っています。」
「えと………その…………か、かっこいいぞ、シラホシ!」
「…………悪くはないですね。」
「似合ってるわ、シラホシ。」
みんなが褒めてくれる。
「そうですか…………………そうですか。みんな………」
初めてこんな大人数でクリスマスパーティーをした。
しかもプレゼントまでもらった。
今日はとても素敵な日だ。
だって、こんな、こんな………
「みんな、ありがとうございます!!」
幸せなクリスマスは初めてだから!
なんで本編のどの話よりも文字数多いんですかね…………。
別キャラとの関わりは後で書きます。
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