神創図書館の不思議な一冊   作:かずぞー

33 / 33
大遅刻の恋人の日エピです


幕間 恋人の日

今日は6月12日

 

「レノヴァーやっほー」

「やほやほーカルマさんやどうかしたのかい?」

 

扉からひょこっとこちらを見ている

 

「問題です!今日は何の日でしょう!」

「えー?あ、確か私たちの誕生日の真ん中の日だった気がするけど」

「あ、え、そうなの?」

 

移動したカルマは扉を閉じてそれに寄りかかる

 

「それじゃないんかい、一応そうだよちなみにカルマの誕生日から私の誕生日の間の方ね」

「えーやだ~今日は恋人の日だよ~そんなそんな、運命じゃん!」

 

どうやら今日は恋人の日らしい、だからと言って何かあるわけではなさそうだがカルマの事だからそれにかこつけて何かやることを決めていそうなのだが

 

「でー何やるか考えたんですけど、デートとかどうですかね」

「デート?いいけど毎日してるじゃん?たまには別の事とかしない?」

「…恋人ってデート以外に何するの?」

 

確かに、恋人がすることと言えばデートが一番大きい気もするがそればかりもなんか違う気がする、けどそのほかに何をするかもあまり知らない、でも知らないならそれらしいことをやってしまえばいい

 

「まーこっちおいでよ、カルマさんや」

そう言って扉に寄りかかっているカルマを呼び寄せる

「なになにってちょっ!」

「こうやって一緒に寝るだけでもいいと思いますよ?カルマ様?」

 

そう言って彼女の手を取りベッドにダイブする

 

「そういうときだけ敬語使うのずるい、メロいってやつですか?それは、まぁでも、それもありかぁ、レノヴァに包まれるのも悪くはないし」

 

カルマは思ったよりすんなり受け入れてこちらの胸にストンと頭を落とす上に乗っていたカルマを横に下し布団をかける

 

「今日はこんな時間を過ごすのも悪くないのでは?」

「うんうん、レノヴァとも近いし悪くないかも、んへへ、レノヴァ、大好きだよ」

「私も、大好きだよ」

 

そう言ってカルマの首筋に唇を落とす

 

「あ、ちょっ!もう、ばか」

 

仕返しのようにカルマが頬にキスをしてくる

 

「しかえし!もう、レノヴァのえっち」

「もっとやってもいいんだけど?」

「心の準備ができてません!!まだ無理!!!」

 

そのまま耳を赤くして反対を向いてしまった彼女は何とも愛らしいものだ

 

「…レノヴァは、そういうことしたいの…?」

「いや別に…まぁ、いつかはするかもじゃん?」

「いつかじゃなくて今のレノヴァさんに聞いてるんですけど」

「んぐっ…ま、えと、いや、回答しな「答えないのは無しね」うっ…緒、ちょっと水を取りに…「水は投影に入れてるからあげるよ?」…と、トイレに…」

「あちょまっ!」

 

言葉を聞かずに逃げるように部屋の外に逃げる一回に降りて水を飲んでいるとそこにいたサンクトゥムに話しかけられる

 

「何だレノヴァ、顔が真っ赤ではないか。熱でもあるのか…いやカルマにやられたか」

「なんで、わかるんですか」

「なんでって、たまには攻めたらどうだといったのは私だ」

 

一階に元凶、二回に無敵状態のカルマ、これは、これはいったいどうしたらいい

 

「まぁなんだ、多分そろそろ行かないと後悔し始めてると思うぞ、提案したときもずっとかわいそうだしって渋っていたしな」

「戻るつもりではありますけど、逃げてきた以上普通に戻れないというか…」

「まあそう言わず、抱きしめてやりでもすればいいのだ、ほら、さっさといけ」

 

そう言われ半ば数分も立たないうちに追い出されるように二階へ行かされる

ふぅとため息を出してドアノブに手をかけ開ける

 

「あ、れ、レノヴァ、その、ごめん、いじめすぎちゃって…」

「え、ええ、サンクトゥム様から、聞きは、したかな」

 

ちょっぴり気まずい雰囲気の中、ぽつぽつとお互い言葉を紡ぐ

 

「頑張ってみたんだけど、頑張りすぎちゃったというか、その、うん…」

「それをちゃんと実行したってことでしょ?だったら私もやらないとね?」

「う、うん?」

「ん、ぎゅー」

 

サンクトゥムに言われてやったことならこちらも言われたことをやってやればいいという結論に至った

 

「!?あ、あのレノヴァ、ち、近い…」

「さっきもこれくらい近かったでしょ、今更距離なんて気にしないの」

「あのあの、そういうことじゃっ!なくってぇ」

「じゃあなに?」

 

さっきから話すたびにカルマが小さく震えている

 

「耳にっ息がかかってくすぐったいっの!」

「へぇ?耳弱いんだ?」

 

ちょっとだけ興が乗ってきたレノヴァはさっきとは打って変わって攻め始めたレノヴァは顔を遠ざけようとしたカルマの手を握りベッドに押し倒す

 

「ひゃっレノヴァ、やめっ」

「さっきあんなされたんだから、もうちょっとはやる」

「うぅ、レノヴァのばかぁ」

 

そう言ってカルマにじっくりやり返す今日なのだった

 




そろそろって頃でもないけどそっち系の話を書いたっていいと思っている今日この頃
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

押し入れの向こうは異世界でした(作者:Brooks)(オリジナル現代/コメディ)

▼練馬区江古田の古いアパートで一人暮らしをする女子大生・篠原澪は、友達の少ないボッチ気質の二十歳。趣味は彫金とギター。貯金は十万円ほどしかなく、大学、家賃、生活費に追われながら、六畳一間で静かに暮らしていた。▼ある日、小さな地震のあと、部屋の押入れの向こうが異世界の市場につながる。▼幸い、言葉は通じた。澪は恐る恐る異世界へ足を踏み入れ、手元にあった爪切りを売…


総合評価:82/評価:-.--/連載:129話/更新日時:2026年06月13日(土) 02:26 小説情報

元軍人さん、ダンジョン探索者になる。(作者:第616特別情報大隊)(オリジナル現代/冒険・バトル)

 元軍人の佐世保朔太郎。▼ 滅茶苦茶強い戦場帰りの彼の目的はひとつ。▼ ダンジョン最深部に眠るとされる財宝。▼ ──の、はずだったのだが。▼「ボクの旦那様……愛してます……」▼ ダンジョンで倒したドラゴンがストーカーになっちゃった。▼ これは嫁よりお金が欲しい元軍人さんが無双したり四苦八苦したりする話。▼ 小説家になろう様、カクヨム様、ハーメルン様にて連載中…


総合評価:291/評価:8.38/連載:84話/更新日時:2026年06月13日(土) 12:01 小説情報

トランプメン 〜異世界で道化師プレイをつづけた結果、大変なことになったその男の末路〜(作者:山下敬雄)(オリジナルファンタジー/冒険・バトル)

彩光都市シロツメのギルド【エメラルドクロウ】には、一人の優秀な受付係がいる。▼男の名はシロイ。人当たりが良く新人冒険者への配慮も欠かさない彼は、誰もが認めるギルド職員の鑑だった。▼だが、そんな彼にも誰にも言えないような秘密がある。▼そう彼の正体は、近頃話題のD級賞金首、殺人モンスター〝トランプメン〟。▼屈強な王国の騎士団すら時には手にかけると噂されるほど、冷…


総合評価:41/評価:-.--/連載:51話/更新日時:2026年06月13日(土) 13:02 小説情報

廃核の海 〜魔族アバターのまま現実世界に放り出された俺と不思議な美少女の物語〜(作者:織雪ジッタ)(オリジナルSF/冒険・バトル)

そこは未来都市。▼何年も放置していたVRMMORPGに久しぶりにログインしてみた青年、ショウ。▼すっかり人のいなくなったそのゲームの世界に、懐かしさと哀愁を覚えながら、特にすることもなくログアウトする――はずだった。▼しかしショウは、ゲーム内のアバターであるおぞましくも禍々しい「魔族」の姿のまま、現実世界に出てきてしまう。▼魔族の見た目のせいで自分の意志とは…


総合評価:103/評価:6/連載:141話/更新日時:2026年06月12日(金) 09:16 小説情報

【書籍発売中】転生宰相のダンジョン魔改造録 ~ポンコツ魔王様に頼られたので、壊滅した魔王軍を再建します~(作者:パンダプリン)(オリジナルファンタジー/冒険・バトル)

女神さまにハズレ扱いされた俺は、ラスボスの魔王が超高難易度で有名なとあるゲームの世界へ転生させられてしまった。▼スキルはダンジョンマスター。種族は魔族。どう見ても主人公側ではなく、敵側としてだ……。▼途方に暮れていたところ、明らかに格上の存在と出会ってしまったが、あなたが魔王……?▼勇者たちを倒したはいいけど、部下もダンジョンも失ってやる気がない……?▼俺、…


総合評価:772/評価:8.65/連載:151話/更新日時:2026年06月13日(土) 23:50 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>