神創図書館の不思議な一冊   作:かずぞー

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まさかこの私がっ連続で投稿できるなんて!私うれしい!!!


5話 その本の1ページ目

5話

「んー私好みのお肉はー」

早速肉屋に入ると一直線にお肉を選ぶカルマ食材に関してはカルマの目を疑ってはいないレノヴァはとりあえず彼女に任せる

「どれが良さげですかね」

「んービーフシチューに関しては四角いお肉も平たい方も美味しいんだよねぇ」

角切りと薄切りを行ったり来たりしている彼女は決めきれない様子だ

「なら私が角切りの気分なのでそちらで」

了解、と言いながらお肉を一つ選び持ってくる

「じゃあこれで、これがいっちばんよさそうだよ!」

そういう彼女は満面の笑み…食べ物好きすぎだな

サンクトゥムから「好きに使え」ともらったお金で支払いを済ませる

「おまけ、もらっちゃいましたね」

ぷくーっとほほを膨らませ少し不機嫌な彼女にそう言う

「でもかわいい妹さんだねだって!わ!た!し!が!おねぇちゃんなのに!」

「身長でそう見えるのは仕方ないと割り切りましょう?そろそろ」

私がもっと背が高ければな、とぶつぶつ言っている

野菜はサンクトゥムが友人からもらったというものがあったはずなので買わなくていいのだがせっかくならもう少しこの町を楽しみたい

「カルマ様のおすすめの場所とかありますか?まだ時間もありますし行ってみたいです」

体の前で腕を組み「ふーむ」と考えた彼女は頭の上にビックリマークを出して

「あ!レノヴァと一緒に行きたいところがあったんだ!景色がいいところでね~おっと、これ以上は行ってみてから、だね」

そういうと手を引っ張る彼女だがふと何かに気づいたように立ち止まる

「どうかしましたか?」

「お肉…」

「お肉がどうか?」 

「冷やさないといけないから一回帰ろうか…」

すっかり失念していた、こんなことなら最後にすればよかったのお肉

「まぁ崖スキップすれば5分出着くし全然すぐだよ!」

 

「じゃあ行こうか」

お肉を冷やしたら再び観光に出かける

「そういえば、技術的な面でいうとここはかなり進んでいますね」

冷蔵といい肉のパックといい見慣れた技術がおおいこの世界は非常に快適だ

「そうだね、読んだと思うけど一度滅びかけた文明にいろんな神が協力したからだね」

昔起きた大きな災いを当時統治していた神が文字通り体を散らして収めたらしい

「レノヴァティオさまでしたっけ、会ってみたかったですね」

今は亡き神の名を口にする、自分の名と同じ部分があるので言いやすくはあるが違和感がある

「そう、レノヴァと同じ音を持ってた神様あのことは仲が良かったんだ、だから同じ音を持つ君と一緒にいることで、また会えるといいなと思ってる、昔の記憶がないレノヴァの、自分探しに便乗しちゃってるのには思うところがあるけどね」

少し申し訳なさそうにそういう彼女に難と声をかけるべきか悩む

「私としては貴方がいてくれて心強いですよ。むしろこっちが申し訳なくなるくらいに」

レノヴァはそういってくれるんだけどねぇと引っ掛かりが取れない様子の彼女。性格的に利用することをあまり好かない神としては珍しい性格なのがいいところなのだ

「まぁ、カルマ様がまだ私に話せないことがあるのもそれが信用できないわけではなく、その時ではないから、というのもわかります。ただ、他ならぬ本人が良いと言っているんです。だから今だけは、それで納得してくださいな」

カルマは珍しくしおれたような顔だったが

「以外、そんな事、言えるようになったんだ」 

「しおれている貴方はらしくないですから」

「ふふっそっか、じゃあその言葉に甘えちゃうね」

彼女は小さくありがとねとつぶやく

「ささっ、しんみりした話はおしまい!ほら!着いたよ!」

前に走ったカルマを目で追うとそこは街を一望できる高台だった

目の前一面に広がる人々の営み、統一された建物、そして聳え立つ崖

この街を、そして目の前にいる一人の神、いや、少女を必ずバッドエンドなんてさせない

そう決意を胸に景色をその目に移し、記録する

これが、これこそが彼の望む物語だれがどう見ても完ぺきなハッピーエンドへの1ページだ

 




後半が思ったより真面目だ…
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