百花繚乱のお狐様   作:お狐コンコン

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原作プロローグ
動き始まる1つの物語


[リンドウちゃん、こっちはもう動くよ]

 

[了解、こっちも準備は終わってるよ]

 

[さっすが〜]

 

ついに私たちは3年生になった、原作が開始する年でありシエルも動き出す連絡もあった為いよいよ物語が進む。

 

「リンドウ?1年生との顔合わせ始めるよ〜?」

 

「了解〜今行くわ〜」

 

今日は百花繚乱に入った1年生と初の顔合わせの日。まぁ私たち委員長組は書類関係で顔は知っているんだけども…

 

「はい、それでは只今から百花繚乱の上級生と新入生の顔合わせを始めます。」

 

「今年そこそこ多いじゃん」

 

「だね。」

 

「今年何人耐えると思う?」

 

「どうだろ?レンゲとキキョウはどうだと思う?」

 

「え!?うーん5人かな?」

 

「私は3人かな。ナグサ先輩は?」

 

「有望そうなのは6人かなぁ。リンドウは?」

 

「ん?1人とか?」

 

「それはさすがに辛辣じゃない?」

 

「いやぁ?どうなるか分からんよぉ?」

 

原作じゃあ残ったのはユカリだけっぽいし、この子達も百花繚乱編が始まる頃には辞めちゃってるのかなぁ…

 

でもユメ先輩生存してる時点で原作とは違うしアヤメも抱え込みすぎてメンタル潰れてる感じもしないから失踪する気配無いしそもそも解散令出ない可能性あるか。

 

「まぁでも百花繚乱は憧れだけで居続けられるほど甘く無いからね。新入生には根性見してもらわないと」

 

「それはそうだけど」

 

まぁ私もうすぐ百花繚乱空ける事になるから新入生の面倒見れないんだけどね

 

「あ、あの子」

 

「ん?」

 

「身共の名前は勘解由小路ユカリと申しますの!いつか百花繚乱の委員長になってみせますの!」

 

「おー言うねぇ口だけにならないといいけど」

 

「大丈夫だよ…あの子ならきっといつかなれると思う」

 

「へぇ…ナグサがそこまで言うなんて珍しいじゃん」

 

「リンドウもそのうち同じように考えると思うよ」

 

もう既に思ってるよ。ユカリならいつか百花繚乱の委員長になれるって…

まぁ今の私はユカリとは初対面だから口には絶対出さないけど。

 

こうして新入生との顔合わせしてから数週間…

 

「じゃあ2人共、私が修行してる間百花繚乱の事頼んだよ?」

 

「うん任せて」

 

「そっちこそちゃんと実力つけてこないと許さないからね〜?」

 

「分かってるって。2人こそ気をつけなよ?」

 

「「え?」」

 

「アヤメはひとりで抱え込まずナグサや後輩の子達にもちゃんと仕事を任せること!ナグサももう見本になる側になるんだから焼き鳥ばっかり食べない事!」

 

「わかってるよ〜」

 

「……気をつける」

 

「アヤメ、ナグサが焼き鳥ばっか食ってたらしばらく焼き鳥禁止にしていいから」

 

「任せて」

 

「え、そんな…」

 

「あはは…それじゃあ行ってきます!」

 

「「行ってらっしゃい」」

 

────────────────────

 

「まぁあんな青春的な別れ方したけど私がしている事は事百花繚乱としてはダメなことなんだけども」

 

「マスター、既に幾つか仕事の依頼が来てますよ。」

 

「お、どっちの方?」

 

「情報屋としてが2件、傭兵としてが3件です。」

 

「内容は?」

 

「情報屋の方は1つがゲヘナから[ブラックマーケットにある闇オークションの会場の情報が欲しい]もう一つがトリニティから[ミラクル5000を転売しているグループの情報が欲しい]ですね」

 

「闇オークションに関しては前にゲットした情報の中に無い?」

 

「調べてみますね……マスター、これ闇オークションを開いてる組織の傘下に転売グループありますよ」

 

「まじ?じゃあ依頼主に情報渡して…そうだなぁゲヘナの風紀委員会とトリニティの正義実現委員会にその情報リークしとこうか。」

 

「分かりましたマスター」

 

「傭兵の方はどんな感じ?」

 

「対立しているヘルメット団からそれぞれ依頼が来てますね。後ブラックマーケットで1日警護の依頼です」

 

「ヘルメット団はどこも似たような勢力だからねぇ。実力を買ってくれてるのはありがたいけど片方に加担したら片方から不評くらいそうだし両方断っとこうか」

 

「それではそのように返信しときますね。では1日警護の方を?」

 

「それもねぇ…さっきの情報屋の依頼の方を考えるとこの依頼多分闇オークションの警護だと思うんだよ。ここで風紀委員会と正義実現委員会と鉢合わせるのは防ぎたいかなぁ。」

 

「ではどうしますか?」

 

「そうだなぁ…あ、あの子達に連絡してみるか」

 

「いやぁ大変そうだねぇ」

 

「………先生が来るまで大人しくしてるはずじゃなかったの?シエル」

 

「だって暇なんだもーん」

 

「暇だからって毎日こっちに来るのはなんか違くない?」

 

シエルが失踪して以降毎日私のスマホに入ってくるので失踪したという実感が全くない。

今頃連邦生徒会は大騒ぎなんだろうなぁ…連邦生徒会のみなさーん?失踪した人ここに居ますよ〜?

 

「別にいいじゃーん。で?あの子達って誰の事〜?」

 

「ん?あぁ便利屋68だよ…プルルルル!!もしもし?」

 

「はい、便利屋68陸八魔です」

 

「やぁ陸八魔社長、妖狐だが」

 

「あら、どうしたの?また仕事の紹介?」

 

便利屋の子達とは『妖狐』の名前を広める為に傭兵としてちまちまと活動してる時会っていつの間にか私がまだ百花繚乱に居た時に傭兵として動けない間の代わりに仕事を引き受けてもらうビジネスパートナー的な存在になっている、そして今でも時々私が仕事を紹介しているという訳だ。

 

「まぁそんな所だね。うちにブラックマーケットで1日警護の依頼が来てるんだがそっちで請け負う気はないかい?」

 

「ええいいわよ。今は依頼が少ないから助かるわ」

 

「今はじゃなくていつもの間違いだろ」

 

「ししし失礼ね!最近は依頼来るようになったんだから!」

 

「はいはいそれじゃあこっちから話は通しとくからよろしく〜」

 

「あ、ちょっt」ガチャ

 

「おお」

 

「おおじゃないが?」

 

「いやぁちゃんと仕事してるんだなぁって」

 

「どっかの誰かさんと違ってサボったりすると依頼減るからね」

 

「さ、サボったりしてないもん…」

 

「はいはい、そうですね〜」

 

「もー!ほんとだもん!」

 

「それで?今日も暇つぶしに来ただけ?」

 

「それもあるけど教えとかなきゃいけない事あって」

 

「え?急に何さ」

 

「先生来るの明日」

 

「……マジ?」

 

「マジマジ」

 

「いよいよ先生のご登場か…これから楽しくなりそうじゃん」

 

「でもリンドウちゃん会うとしたらしばらく後じゃない?」

 

「……確かに」

 

言われればそうじゃん。遠目から観察はするけど実際に先生と面を向かって対峙するのいつぐらいになるんだ?エデン条約では悪役するからそれまで先生に『妖狐』として知られるのそこら辺ぐらいになるのかな?

 

「まぁその分自由に動けると思えばいいか」

 

「マスターそれフラグに聞こえます」

 

「HAHAHAまさか〜」

 

そんな事ある訳……無いよね?

 

────────────────────

 

「という訳で先生がどんな人なのか見に行きたいと思います。」

 

「マスター昨日自分で言っていた事と矛盾しています」

 

「リンドウちゃん何言ってるの?」

 

「2人して何言ってんだこいつみたいな目で見るんじゃない。ちゃんと理由あるから」

 

「理由?」

 

「そう!実に簡単な理由です……これから関わるであろう、先生の姿確認しておきたい」

 

「「あぁ〜」」

 

と言うのは建前でぇ〜、いや確かに確認しておきたいのはそうだけどせっかく生でブルアカが始まる瞬間を見れるチャンスあるなら見ておきたいよねって話よ。後実際に指揮してる所見て対策とか考えたい。

 

「って事でレッツGO〜!」

 

「「おー!」」

 

ドカァァァァン!!!!!

 

「………D.U.ってこんなに荒れてたっけ?」

 

「連邦生徒会長が失踪した事で抑止力が無くなって犯罪が急増しているみたいですね」

 

「そこんとこどう思ってるんですシエルさん?」

 

「し、知らないなぁ^^;」

 

連邦生徒会の皆さーん!?連邦生徒会長ここでーす!ここに居まーす!

 

「とりあえず…どこ行けば先生見れると思う?」

 

シャーレの場所知らないし確か最初はサンクトゥムタワーか?でももう出てシャーレ向かってる可能性あるよなぁ

 

「うーんシッテムの箱が起動するまでは私も分からないからなぁ…騒ぎが起きてる場所に行けば居るかも?」

 

「それもそっかァ…どうするかなぁ」

 

ドゴォォォォォン!!!!!

 

「……とりあえずあっち行ってみるか」

 

────────────────────

 

「ふふふ…リンドウに会いに行く前に連邦生徒会が大事にしてるというこの建物を壊していくとしましょうか…」

 

「…………あれワカモ姉だよな。って事は向こうに見えるあれがシャーレか?」

 

「そうだよ。あれが先生の為に用意したシャーレだよ」

 

「という事は……もう少し近めの…あの辺から見てれば先生が来るかな?ん?」

 

「着いた!!」

 

あれは!あの太い太ももは…イシ〇ンジン!じゃなくてミレニアムオオフトモモこと冷酷な算術使い、早瀬ユウカ!

ならあの大きな翼の人が羽川ハスミ、メガネかけてるのが火宮チナツ、白髪が守月スズミか。それで今シャーレに入っていた男が…

 

「…………あれが先生か」

 

見た目的にはアニ先に近いな、というか…

 

「先生が禿げてない!?」

 

「リンドウちゃんは先生をどういう人だと思ってたの?」

 

「え?シエルが書いた似顔絵的に髪の毛が少し可哀想な人かと…」

 

「それ私の絵が下手って言いたいの!?」

 

「個性的ッテダケダヨー……ん?あれは。」

 

「あわわわわわ」ピューン!

 

ワカモ姉が飛び出して行った…という事は先生に会って惚れたな………ちゃんと惚れたよな?

 

「となればそろそろ先生がシッテムの箱起動する頃合じゃねぇの?シエルもう戻った方が良くない?」

 

「そうだね……じゃあリンドウちゃん後の事色々任せたよ」

 

「任せな、シエルみたいな超人じゃないけど私なりに出来る事をするって誓うさ」

 

「……うん、約束ね。行ってきます」

 

「行ってらっしゃい、シエル」

 

ここからが本番…いよいよ物語が始まる。気合い入れて挑まないとな。

 

「マスター…」

 

「帰ろうか…ルナ」

 

「はい!」

 

これから始まるのは既に原作とは違う物語…私という存在がこの先どう影響するかなんて分かるはずない。でも後悔なんてない、やれる事をやるそれだけだ。まず最初に始まる物語は…

 

「アビドス…か。そういや便利屋のみんなはちゃんと警護の依頼出来たのかな…」

 

【一方便利屋は】

 

ドカァァァァン!!!!

 

「なんでこうなるのよ〜!!!!」

 

「はぁ…また妖狐にお小言言われそうだね」

 

「すみませんすみません!」

 

「クフフ、コンコンの呆れた表情が思い浮かぶね♪」

 

ちゃんと出来ていなかった。

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