百花繚乱のお狐様   作:お狐コンコン

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FOX可愛いね!
オトギが百鬼夜行出身説出てきてFOXみんな百鬼夜行出身の可能性出てきて大興奮です。


新たな依頼人と襲撃者

エデン条約が始まりそうなので色々準備しなければならないのだが…

 

「どの段階で介入するかなぁ…」

 

補習授業部はさすがに介入は無理だな。介入するとしたらもっと前からトリニティに編入でもしないと確実に不審人物扱いだし*1

 

「最初に本格的に介入できるとすればミカの黒幕発言の時か…」

 

そうなると結構時間に猶予はあるな…それまでに撒ける餌は撒いとくか

 

「えーっと水族館にゴールドマグロがいる情報広めて……この期間のうちに戦闘訓練もしとくか」

 

今までとは比較にならないくらいエデン条約は戦闘になる事が多いだろうからなぁ。アリウスやトリニティ…調印式の時ならゲヘナも敵になりうるからな。

 

大きい戦闘が覚えてる限りだとナギサ襲撃に調印式、ベアトリーチェに非エロ…じゃねぇやヒロエニムスもだったかな?

 

てか調印式当日ミサイル飛ぶの阻止出来ねぇかな?あのヒナがボロボロになってたはずだし……あのヒナがボロボロに?

 

「ヒナの硬さを実際に知ってる身からすると信じられねぇよなぁ…あのヒナだよ?」

 

前に数回ヒナと模擬戦した事あるけどいくら能力使ってないとはいえヒナが硬いのなんの…

 

クソ硬い広範囲攻撃キャラとか敵にしたくねぇよ…模擬戦の時、私逃げ回ってたからね?

 

そんでヒナが逃げ回る私を見てニコニコしながら撃って来るんだよ?普通に怖いよ?*2煙幕とかお構いなしに広範囲攻撃してくるから最終的には正面の撃ち合いなのにヒナ硬いせいで全負けするし…

 

そのヒナがボロボロになるってエデン条約やべぇなぁ…アビドス3章でもそんなヒナに勝てるホシノもどうなってんだ?

 

確かホシノも何処かで一時参戦したよな……どうすっかなぁ

 

「介入する時期を見極めなきゃいけないからなぁ…」

 

とは言ってもトリニティは正義実現委員会の警備が厳しいから侵入するのも大変だしなぁ

 

「マスターマスター!」

 

「ん?どうしたのルナ」

 

「トリニティから仕事の依頼が来てます!」

 

トリニティから?エデン条約が近いのにトリニティから依頼が来るなんて珍しいな。

 

「というかなんかこの流れ前にもあったような?」

 

────────────────────

 

トリニティ自治区内のどこかにあるセーフティーハウスにて優雅に紅茶を飲みながら何かを考えている少女がいた

 

「出した依頼、届いているでしょうか?そろそろのはずですが…」

 

まるでもうすぐ誰かと会う約束をしているかのように時計を気にしているのは自由になれる時間が少ないのか少女は少しそわそわし始めた

 

ガタン!

 

「!!!………焦りすぎですね」

 

「そうだな、そわそわし過ぎだ」

 

「!?!?」

 

「君が依頼主で間違いないか?」

 

「はい、そうです……妖狐さん、でよろしいのですよね?」

 

「あぁ、私が妖狐だ」

 

「初めまして妖狐さん。トリニティティーパーティーのホスト、桐藤ナギサと申します」

 

「ふむ、ティーパーティーのホスト様がエデン条約の前に部外者に何を依頼しようと言うのかな?」

 

「………さすが噂通りの情報屋ですね。今回依頼したいのは部外者であるあなたであるからこそお願いしたいのです」

 

「………聞こうじゃないか」

 

まさかナギサからの依頼とはね〜…リオと全く同じパターンですねこれ。補習授業部ができる前から私に依頼って事は…

 

「エデン条約を確実に締結させるためにトリニティ内にいるであろう裏切り者を探す為、候補者をまとめた補習授業部というものを作ります。」

 

「そして妖狐さんには補習授業部を監視して裏切り者と思われる人を探して欲しいのです」

 

やっぱりねぇ…先生以外にも裏切り者を探る目を持とうとしてる訳ね。まあ私からすればストーリーに介入しやすくなるしタイミングとか把握しやすいから受けない手は無いけど

 

「いいだろう。では後ほど連絡手段を用意しよう…君の場合は普通の連絡手段じゃない方がバレにくくて助かるだろう?」

 

「お気遣いありがとうございます。それではよろしくお願いします。」

 

「あぁ、それでは失礼するよ」

 

 

 

「………これでより確実に裏切り者を見つけられるはず」

 

────────────────────

 

「……補習授業部の監視かぁ」

 

補習授業部にはアズサが居るからなぁ…下手な監視だと勘付かれてしまうからなぁ…

 

「とりあえずは千里眼使って遠目からの監視かなぁ……ん?」

 

自分の事務所に帰ってからドアに手をかけ開けようとした瞬間感じた違和感…本来は感じない部屋からの人の気配

 

最近はホシノやシロコが来る事もあるため勘違いの可能性もあるが今感じるのはいつもよりも多い気配を感じる為何か異変である事は確かである

 

「………鬼が出るか蛇が出るか」

 

────────────────────

 

【数十分前…】

 

妖狐がトリニティへ仕事の確認に行ってる間、4つの人影が妖狐事務所の前にあった

 

「………ここだ」

 

「リーダー、ここがそうなの?」

 

「こ、ここがマダムが言ってた人が居るんですか?」

 

「……」スッスッスッ

 

「あぁ、情報が間違ってなければここにいるはずだ」

 

4人はそのまま事務所の中へと入っていき

 

「扉の鍵はかかっているな…留守か」

 

「リーダー、ポストの裏側に鍵あったよ」

 

「よし、入るぞ」

 

見つけた鍵を使って中に入り辺りを物色しようとしたが真新しいものと思えるファイルがしまってある棚には鍵がかかっており中を見ることができなかった

 

「鍵が付いてないものの中身は古い情報みたいだな…」

 

「でも十分使える情報だと思うけどね…」

 

「………り、リーダー…こ、これ」

 

「どうし…た…」

 

リーダーと呼ばれる少女が呼びかけてきた少女の持っていたファイルにはアリウス分校と書かれていた

 

「何故…アリウスの事をこいつが…」

 

「リーダー…どうする?」

 

「こいつには話を聞く必要がある…マダムの指示もあるからな」

 

ガチャ

 

「「「「!!!!」」」」

 

(リーダー!)

 

(待て!音を立てるな。扉を開けた瞬間を狙う!)

 

沈黙を保ったままの数秒…その沈黙を破るかのようにドアの隙間から何かが投げ込まれた

 

(あれは…ダイナマイト!?)

 

投げ込まれたのはキヴォトスでも古いタイプの着火式の爆弾、ダイナマイトだった

 

予測していた物と少し違うことで全員が動揺したのか少し反応が遅れ短い導火線が無くなり起爆に対して十分な防御体勢が出来なかった

 

ボフン!

 

(なっ、煙幕!?)

 

だが導火線が無くなると同時に起きたのは爆発ではなく煙幕が巻き起こり室内なのもあって視界が完全に塞がれる事となった

 

(これでは何も見えない!メンバーの位置も掴めない!)

 

(だがこれだけ濃い煙は向こうも見えないはず…ガタンそこか!)

 

リーダーと呼ばれる少女はそう考えていたが物音がした方を見ると己の視界に入ったのは自身を掴もうとする手のひらが視界いっぱいに見えていた

 

(なっ!?何故こちらの居場所を!?)

 

「悪いが…少し寝てな」

 

(くっ……s………)

 

少女が抵抗しようとするも顔を掴まれた状態で床に組み伏せられ少女の意識は手放されたのだった

 

「リーダー!ガッ……」

 

「ミサキさん!?ひぃドゴッn」

 

「!!!」

 

煙で見えなくなったところで予想外の連続により完全に後手に回され周りの味方の声も聞こえなくなったことで最後の少女は自分だけしか残っていないことを理解した

 

ジャキ「動くな…お前まで眠りたくはないだろ」

 

「………」

 

「そのまま応えろ…どこの差し金だ」

 

「…………」

 

リンドウが問いかけるも目の前の少女は喋る様子が一切ないが抵抗する意思も感じられず4人組である事でひとつの仮説を立てた

 

「手を挙げた状態でこっちを向け」

 

そういうと少女はゆっくりとこちらを向きお互いが面をしていて顔が分からない状態になった

 

(……仮説があってるなら、これで)

 

抵抗する様子もないのでスマホを取りだしメモを開き文字を入力して目の前の少女に見せた

 

[喋れない状態なら首を縦に違うなら横に振れ]

 

コクン

 

スマホの画面を見せると首を縦に振ったので目の前の少女は喋る事が出来ない状態にある事が確認できた。そして続けて新しい文字を入力して少女に見せた

 

[これ以上交戦を続ける気はあるか?]

 

ブンブン

 

首を横に振ったことで少女には既に戦闘の意思はなく抵抗する気もないのでお互い銃を降ろす事にした

 

[話し合いには応じてやる。ただ銃はこちらで預かる。いいな?]

 

コクン

 

少女は頷くと先に気絶させた仲間の方へ特に大きな怪我が無いことを確認すると仲間の銃を集めリンドウの前に差し出した。

 

[話し合いはお仲間が起きてからだ。それまでは待ってろ。飲み物も出してやる]

 

画面を見せた後にリンドウは台所へ行きお茶を淹れ始めた

 

「…………」

 

少女は少し困惑していた。先程、圧倒的な実力を見せられ自身の身もここまでかと覚悟しようとした瞬間に自身が喋れないことを悟りすぐに対応策を考えた相手が今はお茶を淹れている事に頭の理解が追いついていないのだ。

 

仲間の3人もまだ目を覚ます様子もなくお互い仮面をつけたもの同士が先程まで殺伐としていたのに今はお互いお茶を飲むという状況の変わりっぷりに少女は考えるのを諦めお茶を飲むのだった。

*1
今の状態も十分不審人物である

*2
ヒナ「リンドウがすごい挙動しながら逃げるから楽しくなっちゃって…」




リンドウの狐火ってダイナマイトには着火出来るんですよね。着火のタイミング選べるダイナマイトって強いと思うんですよ、特に罠としては…
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