カタコンベにセイアとふたりで突入し絶賛迷子中の我々だが…
「妖狐、次はおそらくこっちだ」
「じゃあ逆だな」
「なんでだい!」
「さっきつけた目印あるからだよ!」
どうやらセイアの直感は間違った方を指すようなのでセイアが指した道の逆を行くことで進めているのか分からないがとりあえずは同じ場所に戻ることは無くなった
「いつの間に目印なんかつけたんだい?」
「何回も同じ場所ぐるぐるしてる気がしたからつけてみたら5回以上同じ目印を見た」
「うっ…そんなにぐるぐるしてたのか」
「見事全部ハズレ引くって逆にすげぇよ」
「そんな褒めても何も出ないよ」
「褒めてねぇよ」
「それはそうと次はこっちだね」
「じゃああっちだな」
「少しは信じてみるとかないのかい!?」
「信じた結果迷子になってんだよバカ」
こうしてしばらくセイアの選んだ逆の道を進んでいくと…
「………ストップ」
「どうしたんだい?」
「誰かいる…アリウスの生徒か?」
「ならカタコンベは抜けれたという事かい?」
「かもな……」
だがこの先アリウスの生徒がいるならベアトリーチェのとこまで行くのは難しそうだ…
「どうやって突破するか…」
「倒していけばいいんじゃないかい?」
「下手に騒ぎ起こして増援が来て体力消耗するのは得策じゃないだろ…」
「確かに…」
(割と脳筋だなこいつ?)
わんぱくFOXだとしても脳筋ではなかったはずだが……何かに影響されたのか?
「うーんどうしたら…」
「妖狐」
「ん?どうした?」
「先程までいたアリウスの生徒が居ない」
「巡回しているなら居なくもなるだろ」
「いや、何やら騒ぎがあって全員で向かったみたいだよ」
アリウスで騒ぎ?となると…
(スクワッドもしくはミカか?ミカが来る理由はないからスクワッドか)
「なら今のうちに進もう…」
ドゴォォォォォォン!!!!!!
「何やらでかい音が聞こえるのだが…」
「気のせいだろ」
「え?だが…」
「気のせいだろ」
「そ、そうか…」
(あの音…まさか…)
ドゴォォォォォォン!!!!!!
「………なんか近づいて来てないかい?」
「……………気のせいだろ」
ドゴォォォォォォン!!!!!!
「絶対に近づいて来てるね!?」
「バレたかもしれん!逃げるぞ!」
ドゴォォォォォォン!!!!!!
「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!絶対来てるぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!」」
「なんでバレてんだよ!?」
「分からないよ!私達は騒ぎを起こしていないからバレる要素は無かったはずだ!」
「とにかく走れ!」
ドゴォォォォォォン!!!!!!!!
「「きゃぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあ!?!?!?!?!?」」
「セイアちゃぁぁぁん?やっと見つけたよぉ?」
「み、ミカ?なぜここに」
「セイアちゃん…あんな書き置きで問題ないと思ってるならセイアちゃんだいぶ馬鹿だよ?」
「なんて書き置きしてきたんだよ…」
「妖狐と一緒にアリウスに行ってくると」
「馬鹿か?大問題じゃねぇか」
「セイアちゃん大馬鹿だよね」
「ふたりして馬鹿とは失礼じゃないかい!?」
「それはまあ置いといて「待ちたまえ」」
「久しぶり…ってほど日にちは空いてないか」
「…………そうだな」
「君と話をしたいとは思ってたけどここで話してる場合じゃないね」
「…………セイアを連れ戻しに来たのか?」
「まあナギちゃんからはそう言われたけど…」
「けど?」
「サオリ達の事も気になるから私も行くね♪」
「…………はぁ?」
────────────────────
ミカが合流して無事カタコンベを抜けアリウス自治区を進んでいると…
「そういえば君ってサオリ達の事知ってるんだっけ?」
「サオリ…スクワッドのリーダーだったか…まぁ知ってるが」
「サオリってさ…私となんか似てるんだ〜」
「そこまで似てるか?」
「ミカほど馬鹿力は持ってないと思うよ」
「セイアちゃん?」
そんな雑談をしながらミカの道案内もあり至聖所まで見つかることなく進むことができたが…
「こいつらが居るってことはベアトリーチェはこの先に居るってことか?」
眼前には大勢のユスティナ聖徒会のミメシスが進路を塞ぐように立ち塞がっており戦闘は不可避であった
「そうだね、多分この先にいると思うよ」
「なら…ここを越えなければいけないね」
「………………セイアちゃん、妖狐ちゃん」
「なんだい?」
「妖狐ちゃん?」
「ここは私が囮になるから先行って…」
「ミカ…それは」
「大丈夫だよ、サオリ達とも話をしたいかr「それはフラグと言うやつだよ」セイアちゃん?」
セイア…なんかシリアスブレイカーになってきた気がする…今もシリアルにしたし…誰の影響だ?*1
「いいから!2人とも早く行って!」
「……分かった、無理はするなよ」
「ミカ、気をつけるんだよ。いくらゴリラの君でも「セイアちゃん?」」
「漫才してないで行くぞ…」
────────────────────
「夢で見た景色と一緒…間違いないここがバシリカだね」
「ここが…」
「侵入者と聞いていましたがあなた達ですか」
「「!!!!」」
「まさかわざわざここまで来るとは思いませんでしたよ百合園セイア…それに」
「ベアトリーチェ…」
「あなたが妖狐でs「おーまーえーがー」え?」
後に百合園セイアはこう語ったという…
それはもう見事な…
「ベアトリーチェかぁぉぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ドロップキックだったという…
「な、なぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」
ドシャァァァァァァ!!!!
「ふぅスーッとしたぜぇ」
「いきなりドロップキックとは…たまげたね」
「こいつにはまだまだ鬱憤溜まってるからな。まだまだだぞ」
「よくも私を蹴ってくれましたね…許しませんよ…」
「うるせえよ多眼赤肌イキリクソババア」
「多眼!?」
「ブフッwww」
「どこまでバカにして……」
「事実しか言ってねぇだろ」
「黙りなさい!私の計画を尽く邪魔をして……許されることでh「うるせぇビシャ」
ベアトリーチェの語りを中断するように妖狐はいつの間にか手に持っていた水鉄砲でベアトリーチェの目に液体をぶっかけると…
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!?!?!?!?!?」
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!!目が!!!!!目がァァァァァァ!!!!!」
某大佐のセリフを吐きながらいくつもの目を抑えてのたうち回るベアトリーチェに若干引いたセイア…
「…………それが君が言っていた秘密兵器かい?」
「あぁそうだよ」
「あそこまでのたうち回るって…中身はなんだい?」
「レモン・グレープフルーツ・ミカンの果汁を混ぜて濃縮した液体を水に9:1で溶かしたもの」
「……………えげつないね」
「もう一個あるけどまぁそれはお楽しみだな」
「まだあるのかい…」
「ッッッッ……許しません、許しませんよ妖狐!」
「誰がてめぇに許されようと思うんだよ。さっきので目が腫れまくって涙でびしょびしょのくせにイキっても怖くねぇぞ」
「この減らず口がぁぁぁ!!!!!」
「叫ぶなうるさい」
「それに許さねぇのはこっちのセリフだ」
「妖狐?」
「アリウスの奴らを…トリニティやゲヘナを己の欲のために犠牲だのなんだの出しやがって…」
「ただでは済まさねぇぞベアトリーチェ」
「!?!?!?」
(なんだいこれは…ここまで重い殺気をキヴォトスの一生徒が出せるのもなのかい!?)
「いいでしょう……ならば私も本来の姿で相手してあげましょう」
ゴゴゴゴゴゴ
「な、なんだいあれは……あれはまるで…」
「随分醜い怪物だな」
「さぁ!高位の存在となった私の前で跪くのです!」
「…………セイア、サポートだけ頼む」
「君だけでやるつもりかい?」
「おそらくはスクワッドと先生が来るだろうからそれまでだ…別に倒しきる訳じゃない」
「だがそれでも…」
「やつを何とかしなきゃ終わらないんだよ…」
「………分かった、サポートは任せたまえ」
「あぁ頼んだ」
「じゃあ…怪物狩りと行くか」
敵の登場シーンをキャンセルしてでも鬱憤を晴らすために渾身のドロップキック…うーんシリアスがシリアルに…