「素晴らしい仕事ぶりだよ。今後ともよろしく頼むよ?」
「あぁ…長い付き合いになるからこれやるよ。今日は先に戻らせてもらうよ」
「ほう…裏での付き合い方は熟知しているようだね。それではありがたく…」
ドカァァァァァン!!!!!!
「悪徳業者の支部の破壊依頼完了」
「……やっぱり出力が上がってるな」
アリウスの1件から数日経ってあの時に何があったのか確認がてら仕事の依頼をこなしていた
「ルナ、さっきの組織の契約情報をハッキングして全部消しといて」
「分かりました!」
「さて、帰るか」
結局自分に何が起きたのかは分かっていない…分かっているのは能力が強化されているということだけであの時一体何が起きたんだろう…
「纏雷使ったら必ずあった筋肉痛も無くなっている…頻繁に使うようになって体が慣れたのか?筋トレと同じで破壊して治すことで耐えれるようになったんだろうか…」
纏雷も狐火も出力が上がって威力も上がっている…まぁ本物の雷ほどでは無いし熱量も普通の炎レベルでキヴォトス人にはあまり効果がないが…
「それでも十分強くはなっている…これなら最終編も何とか戦えるか…」
それでも最強格には遠く及ばないかもしれないが…
「とりあえずエデン条約編を無事超えれたことで最終編のフラグは立ったとは思うけど…」
エデン条約で表立って動きすぎたせいで妖狐の事が知れ回ってしまったからなぁ
「それでも依頼が絶えないのはキヴォトスクオリティと言ったところか」
この後は最終編まではカルバノグだけだがカルバノグで私が出来ることはほとんどない
「久しぶりにFOX小隊に会いにでも行くかぁ?」
まぁひとまずは事務所に戻って今後の事を考えよう…
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「………なんか見覚えがある4人居るなぁ」
なんであの4人居るの?君たちこれから色んな困難あるけど頑張って生きる感じで私ら送り出したよね?
「………………」
「「「「………………」」」」
なんで私たち無言で見つめあってるんでしょう…
「なんで君たちうちの事務所の前でたむろってるの?」
「妖狐…あの……そのだな…」
「……とにかく中入れ、話はそれからにしよう」
「それで…うちに来てなんの用だ?」
「……単刀直入に言う、私たちを雇ってくれないか!」
「……………………」
「はい?」
「えっと、私たちを雇ってほしいの」
「最悪私の事はいい!だがどうかアツコ達は雇ってくれないか?」
「いやいや待て待て」
「なんでうちなんだ?さすがにトリニティで指名手配されてるから私のとこだと苦労するぞ?」
「私たちはずっとアリウスに居てアリウスの事しか知らない…」
「だから外の事を知る必要があるんだが私たちは何も知らなすぎるんだ」
「それならシャーレの先生に頼れば良かったんじゃないか?」
「確かに先生に頼る選択肢もあった…」
「それでも私たちは妖狐の元で働かせて欲しい」
「これはみんなで話し合って決めた事なの…」
「……だから出来るなら雇ってほしい」
「私たちに出来ることがあるならなんでもやるので見捨てないでくださぁい…」
「…………」
うーん…どうしたものか…
本来はサオリとスクワッドが別れて生活する事になってサオリはバイト生活、スクワッドが逃亡生活だったからうちで働くとなれば原作よりは断然良い
だが問題はさっき言ったように私がトリニティで指名手配されているという事
私の事務所が限られた人しか知らない……はずなんだけどなぁ…なんで事務所知ってる人が増えていってるのかなぁ?
でもこの子達なりに考えて決めた事なら…
「分かった…週休二日・寝る場所は事務所の2階のリビング、そして朝夜に飯が出る程度だがそれでもいいか?」
「!!!あぁそれで構わない!」
「うわぁん!やりましたぁ!」
「………よろしく」
「じゃあこれからよろしくね………社長?」
「社長は被るからやめてくれ」
社長は某便利屋のポジションだからな*1
「じゃあなんて呼べばいい?」
「普通に妖狐ではダメなのか?」
「それはダメ」
「え?別にそれでm「ダメ」はい」
なんでダメなのぉ?別に私気にしないよぉ?
「アツコってあんな圧強かったか?」
「いや…あんな圧出すのは初めて見た」
えぇ…怖ァ
「まぁ…とりあえずお前たちの生活用品とか買いに行くか」
「それなんだが先に済ませたいことがあるんだがいいか?」
「ん?なんだ?別にいいgガシッ…………ん?」
「すまない……妖狐にあったら連れてくるように言われてるんだ」
「おい待てそれってどういう…」
「雇って貰うのにすまない…先に頼まれていたんだ」
「待て待て待てまず誰の指示が先に言えぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
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そうしてスクワッドに拉致された訳ですが私の目の前には…
「やぁ、数日ぶりだね妖狐」
「お久しぶりです妖狐さん」
「妖狐ちゃんやっほ〜♪」
ティーパーティーの3人が居ます……なんで?
「なんで私ここにいるんだ?」
「私がアリウススクワッドに頼んだからだね」
「…………………私トリニティで指名手配されてるんだが?」
「それならもう解除されましたよ?」
「はい?」
「元々セイアさんを襲撃した犯人として指名手配されてましたがセイアさんが生きていて本人から無実と明言されましたからね。もう指名手配は解除されてますよ」
「いやでも…」
「それにスクワッドからの頼みでもあったからね」
「え?」
「本当の黒幕はマダム…ベアトリーチェだったし…それにボスが無理に罪を被る必要もないでしょ?」
「そうは言ってもなぁ…」
あ、私の呼び方はボスになりました。最初はリーダーになりそうだったけどリーダーはサオリだろとか言ってたら気づいたらボス呼びになってました、ちくせう…
「ぼ、ボス?」
「なんでボス?」
「私たちがボスのところで雇って貰ったからだな」
「それで一番上の人だからボス」
「…………なにそれずるーい!私も妖狐ちゃんのとこで雇って貰おうかな〜」
「ミカさん!?」
「ふむ…なら私も雇って貰おうかな?」
「セイアさん!?」
「マジやめろ収集つかねぇしシャレにならん」
指名手配解除されたとしてもティーパーティーが出入りされたら裏で繋がってたとか噂が流れたからめんどくさい事になるんだよ
「ふふん、羨ましいでしょ?」
「むぅ〜…アツコ、マウント取ってるつもり〜?」
「………なんだかんだ仲良しなんだなミカとアツコ」
「共通の話題があるからじゃないかな」
「共通の話題?」
「………気づいてないのかい?」
「???」
(これは本当に気づいてないみたいだね…頑張れ2人とも、妖狐は手強いぞ)
「そういえばなんだが妖狐」
「ん?なんだ?」
「ベアトリーチェ用の秘密兵器がもうひとつあると言っていたがそれってあの後使ったのかい?」
「あぁ…あれか、結局使わずに終わったな」
「どういったものだったんだい?」
そういうとおもむろに懐から小さな飴のようなものを取り出し…
「これは…飴かい?」
「まぁそうだな口に含ませることで中に入ってる液体が漏れ出て効果が出るって感じだ」
「ふむ…貰ってもいいかい?」
「別にいいが…何する気だ?」
「まぁ見ていたまえ……ミカ」
「ん?どうしたのセイアちゃん」
「喋ってると口が疲れるだろう?飴でもどうだい?」
「わ〜ありがと〜♪」
「あ、おい…」
「アムッん?どうしたの妖狐ちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!?!?!?!?!?」
そこには口に含んだ瞬間顔を真っ赤にしながら悶えるミカの哀れな姿があり先程まで話していたアツコが心配しながらたじろいでいた
「…………あれ中身はなんなんだい?」
「唐辛子と胡椒の辛味を限界まで抽出と濃縮を繰り返した超激辛液入りの飴」
結局口にねじ込む前に化け物形態になったせいでねじ込むこと出来なかったんだよなぁ…さっさとねじ込んでおけばよかった…
「………ミカでもああなるとは…恐ろしいね」
「私はミカに渡したセイアのこの後が恐ろしいよ」
「…………ここから助かるにはどうしたらいいと思う?」
「流石にミカから逃げきれないだろ諦めろ」
「そんな無慈悲な!?」
「もうひとつの秘密兵器を知っていたんだから同じレベルだって言うのは分かっていただろ」
「ゴホッゴホッ……セ〜イ〜ア〜ちゃ〜ん〜?」
「ま、まてミカ…は、話を…」
「問答無用!」
「ま、待てミカ…ナギサ!助けてくれ!」
「残念ですが諦めるべきかと」
「誰も味方がいない!」
「自業自得」
「流石に百合園セイアが悪いと思うぞ」
「覚悟ぉぉぉぉ!!!」
「待ちたまえ!話をぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
「……平和だな」
「そうですね…紅茶飲みますか?」
「……貰えるか?」
「はい♪」
こうして周りが騒がしくもティータイムをティーパーティーとスクワッドのみんなで楽しんだ。セイアが最後埋まっていた事には気にしないで置くとしよう…
「そういえば雇ってもらったってことはみんなは妖狐ちゃんと一緒に暮らしてるの?」
「あぁ…そうだな」
「ご飯も食べさせてもらえるそうです…えへへ」
「この後生活用品買いに行くみたいだけど…」
「なら私たちからも何か贈りましょうか?」
「大丈夫だから止めて?」
「……やっぱり私も雇って貰って…」
「だから待てや」
「なら私たちもたまにお邪魔すればいいんじゃないかい?」
「嘘だろ?」
「セイアちゃん天才!」
「マジか…」
《次の日》
「妖狐ちゃ〜ん?遊びに来たよ〜♪」
「マジで来んのかい!」
こうして妖狐の事務所には新たな従業員4人とたまーに来るお客様が増えたとさめでたしめでたし*2
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「此処は……」
「蜃気楼…いや……百鬼夜行自治区?」
「ふぅむ、懐かしい気配を感じたと思ったが……お客様かの?」
「……!!」
どんどん大所帯になっていくリンドウの事務所…最初は1人だったのにいつの間にか1人2人…今や5人とよく来る2人にたまに来る子達が……多くね?