兄はアズレン世界に転生したらしい   作:戦艦建造家(?)

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前回、良くわからない世界に来てしまったアリコーン達。
それと同時に反応を探知したEDFは行動を開始する。
一方、アズールレーンの世界では...


アリコーン無き世界では

アリコーンが門内部へ侵入後...

 

―――??? ????内部:メインコンソールルーム

機械「ゲート、ショウシツ。」

???「...フフ。上手く行ったわね」

???「枝を利用した特異点(シンギュラリティ)の封印...これでこの世界は正される」

???「問題は...特異点を消したことによる時間の逆説かしら。」

???「...時間の逆説があるとすれば、それは新たな特異点の発生を意味するわ。」

???「演算の再初期化が必要ね...」

―――数分後

???「...これより特異点消失による演算の矛盾を訂正するための再初期化を行うわ」

機械「初期化ニハ、更二上位ノ個体二ヨル承認ガ必要デス」

???「面倒ね...」

???「...これほど重要な実験が終わったというのに、上は一体何をしているのかしら?」

―――...その直後

(((ビィーーーーッ!ビィーーーーッ!)))

機械「Warning! Warning! Unauthorized access from outside has been detected.」

???「ッ!?こんなすぐに!?」

???「状況を報告なさい!」

機械「本「枝」内ニテ複数ノゲート出現を確認。数ハ増加中。」

???「外部の枝からの接続を全カットなさい!今すぐ!」

機械「カットシステム、機能不全。止メラレマセン」

???「侵入者の詳細を出しなさい!」

―――

:::識別コード「unknown individual」:::

:::危険度「highest」:::

―――

???「データベースに載っていない存在...なんて冗談よ」

機械「データベースnI負Seいアクセs...シsテムを遮d」

(((バチッ!バチバチバチッ!)))

???「この一瞬で...一体何が」

立ち尽くした彼女は、ブラックアウトしたコンソールを見て呟いた。

―――

―――同時刻 重桜本拠地 近海

最初に巻き込まれたのは重桜だった。

彼女たちは鉄血との合同演習のため、演習海域へ向かっていた。

...「アレ」は突然やってきた

―――

(((グォンッ...グォンッ...グォンッ)))

長門「ッ!?各艦散開!」バシュッ!

その号令とともに艦隊は左右に別れた。その瞬間...

(((バッシャァァァァァァァァァァァァンッ!!!!)))

落下してきたのはセイレーンの艦船「だった」もの。

赤城「セイレーン?何故こんな所に...」

加賀「姉様、あれを」

―――赤城は加賀が指している方向を見た。

赤城「セイレーンの新技術...には見えないわね」

視線の方向には出現するゲートとそこから出てくる異形の怪物の姿が写っていた。

長門(無線)「全艦に達する。事態急変により演習は中止となる。」

長門(無線)「無闇な発砲は厳禁とする。急ぎ帰還せよ」

―――

加賀「帰還!?この状況でですか!」

長門「仕方あるまい。我々が持ってきているのは演習弾のみ。それで何かできるのか?」

加賀「お言葉ですが、演習弾だとしても傷を与えて足を止める程度のことは可能かと」

赤城「...落ち着きなさい、加賀。第一この数で挑むのは無謀よ」

赤城「そもそも相手が敵かどうかさえまだ判明していないのよ」

加賀「ッ!?」

加賀「...」

赤城「分かったなら今にも発艦しそうな艦載機を収めなさい」

加賀「...承知いたしました」

長門「...話は終わったようだな。我々も帰還するぞ」

―――数十分後 重桜本拠地

長門「...奴らの正体は分かったのか?」

赤城「現在も偵察を行っていますが、目下不明のままですわ」

長門「...そうか。一体奴らは何が目的でここに...」

加賀「それについてなのですが...先程偵察機から奴らに動きがあったとの通信が入りました」

長門「ふむ。詳細を頼めるか?」

加賀「10分ほど前から通信は途絶しておりますが...それでも構いませんか?」

長門「うむ。」

加賀「承知いたしました。」

加賀「十分程前、奴らが密集隊形になっていることが判明しました。理由は不明ですが、備える必要は十分にあるかと」

長門「分かった。重桜本島周辺の警備を増やすことにしよう」

加賀「感謝いたします」

長門「では今後の方針だが...」

―――重桜本拠地 近海

V-III「ツイニ...ツイ二ジツゲンスル!」

暴走個体「「「ウォォォォォォォォォォォォンッ!!!」」」

V-III「ワタシノ、オモイエガイタシンカイセイカンノリソウキョウガッ!」

V-III「トハイッテモ、マズハテキタイセイリョクノハイジョカラダナ」

V-III「ボウソウコタイドモ!シュウイノジンコウブツ、セイメイタイノスベテヲハカイシロッ!」

暴走個体「「「ウォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!」」」

―――同時刻 重桜本拠地

長門「...ふむ。であれば奴らは今後世界へ影響を拡大する可能性もあると」

赤城「はい。偵察情報によると奴らはこの短時間で我が方(レッドアクシズ)の総合戦力を越えようとしていますわ」

長門「...どうにかして止めねばならんな」

赤城(にしても、妙ですわね。ここまでの規模の戦力で何もしてこないはずは...)

タッタッタッタ...

((ガチャンッ!))

赤城「...随分と急いでいるようね。何かあったのかしら?」

蒼龍「はい。緊急入電です」ハァッ...ハァッ...ハァッ...

赤城「...」

蒼龍「内容は、「ワレ、不明目標からの発光を確認」です!」

長門「奴らは一体何を起こす気なのだ...?」

蒼龍「目的は不明ですが...恐らく一種の攻撃を起こす可能性もあります」

赤城「...長門様、いかが致しましょうか?」

長門「...今いる艦隊全てを戦闘可能状態にさせ、港で待機させておいてほしい。頼めるか?」

赤城「承知いたしました。...蒼龍、貴方も戦闘準備をなさい。」

蒼龍「了解いたしました。...それでは、失礼します」

(ガチャッ!)

赤城「加賀、私たちも行きましょう」

加賀「はっ。姉様」

赤城「では、長門様。失礼いたしますわ」

(ガチャン!)

長門「...余も根回しを始めるかの。納得してくれるかは微妙だが」

―――重桜本拠地 出撃ドック内

武装待機命令の出された重桜出撃ドックでは、実弾の装填などの作業で大慌ての状態になっていた。

「装備換装急げ!換装が終わった艦から順次出港!」

「ああ分かってるよ急げば良いんだろ急げば!」

「戦艦の砲弾が何トンあるか知らんのか!」

「やかましいッ!口じゃなくて手を動かしやがれ!」

「戦艦は後回しだ!駆逐艦と空母を先に行かせろ!」

「おいおい正気か?」

「仕方ないだろ!戦艦の装備換装にどんだけかかると思ってんだ!」

「それで良い!空母と防空駆逐艦を最優先だ!」

「だってよ!」

「偉いさんが言うなら仕方ねぇ!」

―――数分後

次々とドックから出撃していく艦船。その全てが湾内に集結していく。

それはまるで前世の大日本帝国海軍を思わせる。

しかし、彼女たちの行動は裏目に出てしまうことになる。

―――同時刻 ゲート周辺

V-III「ジュンビハデキタヨウダナ」

V-IIIの見つめる先には巨大な砲台を携えた暴走個体が砲撃体制に入っている姿が見えた。

V-III「ワザワザシュツゲキシテドックノバショヲオシエテクレルトハ」

V-III「オロカナヤツラダ...」

V-III「ホウゲキヲカイシシロ!」

―――ガチンッ!ギュィィィィン...

(((ガッシュゥゥゥゥゥゥン!!!!!)))




とりあえず今回はここまでです!
次回はこれの続きになりそうです。
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