やまとside
「副長。
こちらは
しかし敵の攻撃は空から、J-11が74機。
水上からは、フリゲート3隻。
正直厳しいです。
どうしますか?」
砲雷長の問いかけに上条は答えた。
「厳しいかどうかは分からん。
むしろ楽なくらいだ。」
「どうしてですか?」
「
我々は一人じゃない。
味方はいる。」
「どこにそんな
「もう一つあるじゃないか。
高い金かけて居てもらってるんだ。
きっちり給料分働いてもらわんとな。」
「まさか在日米空軍ですか?
生憎奴さんは動きませんよ。
天に誓っても良い。
奴らは絶対に動かない。」
砲雷長は怒気を強めた。
しかし上条はどこ吹く風だ。
「いや奴らは来るよ。
彼が命令しているだろうしな。
おそらくもうそろそろだね。」
上条が謀ったようにレーダー員から報告が入る。
「本島方面より
本島方面から来ているとは言え、中国空軍の増援部隊だと否定できないからだ。
「ちょっと待ってください。
IFFレスポンス確認。
U.S.A.F、嘉手納、44FS及び67FS。
友軍機です。
あっ空対空ミサイルを発射しました。
J-11を排除していきます。」
レーダー画面を見ていると、J-11の数が徐々に減っていることが分かる。
そして最後の1機がレーダーから消えた。
「副長。
申し訳ありませんでした。
ですが、彼らが来援する事がどうして分かったのですか?」
砲雷長は上条が予言を的中させたことに興味を持ったようだ。
「なあに単純なことだ。
ということは、彼は命令を無視する可能性は高い。
特に無能らしいからな、あの女は。
後は時期だが、あの男は我慢強くないからな。
もうそろそろかなと思っただけだ。」
「なるほど。
ではどうしてそんなにも嘉手納飛行場司令官の事を知っているのですか?」
「奴は私の昔からの友人だ。
ワシントンの防衛駐在官時代からのな。」
「まあ疑問も解決しました。
改めて対水上戦闘用意。
でよろしいですね。」
「うむ。」
やまとside out