【本編完結】旅する物語 異世界探訪 五条悟との邂逅 作:masuda028
世界を越えて、悲劇に抗う物語。
※本作は『呪術廻戦』の世界をベースにした二次創作です。
※キャラクターには独自解釈・改変を含みます。
※原作をご覧のうえでの閲覧をおすすめします。
◆ヒロインは名前固定&設定強めのオリジナルキャラクターです(夢主=“あなた”形式ではありません)。
◆「夢小説」タグは広義の意味で使用しています。不快に感じる方はご注意ください。
●21
『じゃあ行ってくるね!』
せいらが繭の中に入っていった時のことを何度も思い出していた。
なんだって彼女は、あんな風に危険に飛び込めるんだ。繭の中なんて呪霊の領域に無策で飛び込むようなものなんだぞ?
今からでも悟に応援要請を? いや、六眼で中の様子がわかったとて、無下限呪術はせいら一人を助け出すような繊細な攻撃は出来ないはずだ。
せいらの護衛を命じていた呪霊は繭の中に一緒に入れず、慌てたように私の足元をずっとうろうろしている。
私も後を追った方がいいのか? でもそれでは何かあった時に、応援要請も出来なくなる……かといってこのまま傍観しているのは──
自分が焦っているのがわかる。足元の呪霊がずっとうろうろおろおろしている姿は、今の私自身の内面そのものだ。
どうか無事でいてくれ、早く帰ってきてくれ、そんな祈りばかり浮かんできて思考がまとまらない。
びくりと大きく繭が波打った。
「──なんだ?」
繭を中心に衝撃が何度も発せられる。
「何が起きているんだ。もしかして、羽化が近いのか!?」
手をかざして呪力をはかると、繭に宿る呪力はみるみる減少していく。
「!?」
衝撃はどんどん強くなる。外への影響まで大きくなっていった地鳴りのように感じて、思わず片膝をつく。
「どーーーん!!!」
バリッと気持ちのいい音を立てて、鋭い鉤爪と猫耳猫しっぽを生やしたせいらが繭を突き破って高く跳躍した。月を背景に飛び上がったその姿は、さながらアメコミのスーパーウーマンのようだ。
ポンと空気が抜けるような音がする。
「ほぇ」
気の抜けたせいらの声が聞こえた。
猫耳猫しっぽが消えた? 落ちてくるせいらを両腕でしっかりと抱きとめる。彼女は……全裸だった──せいらの素肌の白さが目に焼き付いたが、ぐっと強く目を閉じる。
「立てるかい?」
「うん! ありがとー! すぐる!」
ゆっくりとせいらを立たせて、私は黙ったまま制服の上を脱いで彼女を立たせたあたりに差し出す。
「これを着て」
「あ、ありがとう……」
上着が受け取られ、着ている気配を感じる。
「着られたかな?」
「うん!」
返事を聞いてからゆっくり両目を開いた。そして、繭の中にいた呪霊と戦ってきたのだと教えてもらった。
「もうすぐ羽化するよ!」
繭の中から邪霊が現れる。しかし、呪力が弱った今なら呪霊操術で取り込むことも容易だった。
●エピローグ
せいらと共に村に帰ると、私たちは双子が牢屋に入れられている部屋に案内された。二人ともひどく怯えた様子で、暴力を振るわれた形跡がある。
「これは、なんですか?」
「この二人が一連の事件の原因でしょう?」
「おじさんすごいね!!」
はぁ? と、驚いた様子で男性はせいらを見た。
「すごいって何がだい?」
「みみこちゃんや、ななこちゃんが私たちと同じ力があるってわかったんでしょ? なかなかいないよ! そういうのわかる人!」
にこにこと大きな声で男性を褒める。私たちと同じ力ということで、これ以上彼女らを貶めないように楔を打ち込んだ。
「はい。原因は別です。それも先ほど、私たちが取り除きました。この子たちは──」
「でも、私の孫はこの二人に殺されかけたんですよ!?」付き添いの女が、ヒステリックに私の言葉を遮る。
「ちがう、それはあっちが──」枯れかけの声で答えようとしたが「黙りなさい化物め! 」と、女が激高した。
「お姉さん、落ち着いて。呪力の使い方がわからないと力が暴走しちゃったりして危ないんだよ。そのために呪術高専があるんだからさ、みみこちゃんとななこちゃんのことはわたしたちに任せてください! ね?」
せいらがウインクして高らかに宣言した。
はぁ? と、どこか納得していない様子ではあったが、男女の怒りの矛先はいつの間にかやんわりとおろされてしまっている。私もつい笑みを浮かべてしまった。
「そうですね。この二人は我々が高専に連れて行って力の使い方を覚えてもらうといいんじゃないでしょうか? 保護者の方ともお話しできますか? それと、この村の人々に対するケアには後日専門のスタッフを派遣させていただきますので」
せいらは牢屋の中から二人を助け出した。微笑み合う姿に今回の任務に彼女がいてくれて良かったなと、心から思っていた。
ゆっくりと私は眠りから覚めた。
近くに人の気配を感じて視線を向けると、そこにいたのは文庫本を片手にした傑さんで。寝顔を見られていたとわかると恥ずかしくなって赤くなる。
「あぁ、黒岩さん。目が覚めました? 呪霊に操られていて意識を失っていたんですよ。何をしたか覚えていますか?」
「少し……でも──」
「そうですか。操られていたとはいえ、私のせいらに崖下に飛び降りろと言ったことは許せません」
「え? 私、そんなこと──」
「今回相手にした呪霊は人の欲望を増大させることで、呪力を得ていたようなんです。黒岩さんの欲望……願望って、私に関することですよね?」
「そ、それは……」
「──でも、私はね。周囲に思われているよりずっと考え方が子供っぽくて、一度決めたことは頑なに曲げないところがあるんですよ。知らなかったでしょ?
それに私は、もう心に決めた人がいるんです。その人は誰よりも優しくて純粋なのに、とても強くて……私のありのままを受け入れて、全てを肯定してくれる」
傑さんは小さく息を吐いた。
「だから万が一にも黒岩さん、あなたと特別な関係になったりはしませんから。今後は名前でも呼ばないでもらえますか。
──それと、行きの電車内で撮影した私の寝顔の写真……それも消しておいてください」
口元だけ一瞬微笑ませる。
「私たちは一足先に高専に戻ります。報告書もこちらで用意しますから、黒岩さんはしばらくこの村に滞在して療養してくださいね。それでは」
淡々と語り終えて、彼は立ち上がった。冷ややかな目で、ほんの少しの微笑みすら消してしまいながら。
あぁ、私は少しも彼を理解できていなかった。彼の外面を都合良く解釈していたにすぎなかったのだ。
旅する物語 五条悟との邂逅 余燼編 終幕
●余燼編おまけ①(せいらと傑のランド&シー)
【キャッティーランド】
《ねこねこメロディ・カーニバル》
──リズムにのって、きみも“音楽にゃん隊”に参加しよう!
キャッティーランドの中央通りに突如現れた、にゃんこの音楽隊広場。
パレードの音に導かれて足を踏み入れたあなたは、ギター・太鼓・タンバリン──数々の楽器の中から好きな楽器を選んで、「メロディ試験」に参加することに。
合わせたリズム、重なった笑い声、はじける音の輪。誰かと一緒に楽しむって、こんなに幸せだったっけ?
●参加型・リズム連携アクション/所要5分・グループ制
●高スコアを出すと、にゃかよし称号バッジがもらえるかも!?
⸻
「すぐるー! あれ! 一緒にやろやろ!」
「……にゃんこ音楽隊って、私もやるの?」
「もちろんやるよ! わたしはカスタネットね! すぐるはドラム! すぐるとドラム! 似合いそ~!」
「似合うかどうかで選ぶのか? でもまあ、楽しそうだからいいよ」
「よーし、にゃかよしバッジ狙っちゃうもんね!」
(……数分後)
「ふふっ、私のスコアの方が高かったよ~」
「せいらはキメポーズきまってたもんな。流石だよ」
「勝ちは勝ちだも~ん♪ あ、勝ったらすぐるにご褒美貰えるとかしとけば良かった!」
「はいはい。ご褒美ね(せいらを抱き寄せ、額に軽くキスをする)」
「うにゃっ!?(顔真っ赤) 不意打ちなんてずるいよ〜(両腕ぶんぶん)」
(にゃかよしバッジを貰い、二人で笑顔の写真撮影)
⸻
【キャッティーシー】
《宙猫のラグーン・セレナーデ》
──夜風にゆれるゴンドラの中、海と月だけが、ふたりの会話を見守っている。
月波湾の奥、静かに浮かぶ「宙猫ゴンドラ」は、夜になると幻想的な姿に変わる。波間に揺れる星のような明かり、流れる小さなセレナーデ……。
この宵、ほんのひととき、心を映す静かな時間が訪れる。
誰かの隣にいたいと願うとき、そっとこのゴンドラを選んでください。
●夜限定アトラクション/所要7分・2人乗り専用
●乗車中、願いをかけると「星のきらめき」が演出されます
⸻
「ランドとシーで全然雰囲気が違うね。わぁ……夜景、ほんとに綺麗」
「月が大きく見える」
「すぐるー。あのお月様は偽物だよ?(ふくみ笑いのジト目)」
「本当だ。ちょうど重なっていたのか」
(静かにゴンドラは進んでいく)
「こうして、すぐるの隣に座っていると……夢みたいだなーなんて思っちゃう」
「それは良い夢だと思っていいのかな?」
「当然、良い夢だよ。すぐるは?」
「そうだな。私にとっても夢のような時間だよ」
「えへへー」
「どうした?」
「すぐるに夢みたいだなって思ってもらえたのが嬉しくて」
「……せいらの一番はまだ私かな?」
「当然だよ!」
「当然……そっか、当然か。
──私はまだ一番だとかそういうのがよくわからないけど、せいらといる時間は大事にしたいな」
「それはわたしを飼ってくれるってこと!?(お目々キラキラ)」
「あれ? 人間が飼われるのって変だってそよかに言われてなかった?」
「そうだったー!! どうしたらいいのわたし!(頭を抱える)」
「……お付き合いしてみるとか?」
「おつきあいー? なんかわかんないけどするー!」
「わかんないのにいいのかい?
──いや、それじゃだめだな。じゃあせいらがお付き合いの意味がわかって、私とお付き合いしたいと思ったらせいらから言ってよ」
「えぇー? ややこしいー」
「まぁまぁ……」
(小さな音楽が流れ、ふたりの沈黙にやさしく寄り添う)
「また、来たいなー。すぐると」
「ああ。何度でも来よう。私が全部、覚えてるから」
せいらの髪の先を優しく手にする傑。
毛先に、小さくそっと──星のきらめきに紛れるようなキスを落とした。
おしまい
──
●余燼編おまけ②:ようこそ呪術学園へ
せいらがぱっと両手を広げた。
「みんなー! 今日から呪術学園で暮らす、みみこちゃんとななこちゃんだよー!」
「なんとっ!? 双子ちゃんなのか!? ……めんこいのぅ!」
天内理子が目を輝かせ、せいらの後ろに隠れるように立つ二人へ駆け寄る。
小柄な少女が、せいらの服の裾をぎゅっと掴んだ。
「……あたし、ななこ。……あの、ここが、学校?」
もう一人の少女は、胸に抱えたぬいぐるみをぎゅっと抱きしめたまま、小さく口を開く。
「……わたしは、みみこ。……ぬいぐるみ、持ってていい……?」
「もちろんよ。ここは呪術学園という名の学校。ぬいぐるみも大切にしていいわ」
そよかはしゃがみ込み、二人と視線を合わせて優しく微笑んだ。
「私はせいらの妹で、そよかと言うの。よろしくね」
「わらわは天内理子。この学園の……そう、ムードメーカーじゃ!」
理子が胸を張ると、傑がその横からひょいと顔を出した。
「……なるほど、あの報告書にあった原石か。……せいらが嬉しそうだからいいけど。美々子だっけ、そのぬいぐるみ、ちょっとほつれてるね。気になるなら、あとで直してやろうか?」
「おー、いいじゃん! 賑やかになるねぇ! よし、歓迎会だ! 七海と灰原も呼ぼうぜ!」
傑は困ったように笑いながらも、どこか嬉しそうだった。
「二人とも、そんなに怯えなくて大丈夫だよ。せいらが言った通り、今日からここが君たちの家だ。……悟、呼ぶのはいいが、驚かせないようにしてくれよ?」
「みみこちゃん、ななこちゃん! 怖くないよ! さとるはちょっとうるさいけど、そよかは優しいし、ご飯も美味しいんだから!」
せいらが二人の手を取って、学園の中へと導いていく。
かつて銭湯帰りの夜空の下で願った「みんなが笑っていられる未来」に、新しい小さな星が二つ、そっと加わった瞬間だった。
──
「えっとねぇ。一応二人が暮らす部屋はもう用意してあるけど、しばらくはわたしと一緒に暮らそうね! もちろん、自分の部屋で暮らすようになっても、いつでもお泊まりに来ていいよ!」
せいらがにこにこと笑うと、悟が目を細めた。
「……せいらのやつ、しっかりお姉さんしてんじゃん」
「……せいらと、一緒? ……いいの?」
ななこの不安げな瞳が、期待の光でぱっと明るくなる。
みみこもぬいぐるみを抱いたまま、小さく頷いた。
「……うん。お泊まり……したい」
そよかは二人の頭にそっと手を置いた。
「よかったね。せいらの部屋なら、夜中に何かあっても安心だよ。……せいら、二人のこと、よろしく頼むね」
「うん!!」
「おー、いいねぇ! お泊まり会! よーし、じゃあ特大のピザと夜更かし用のお菓子を山ほど差し入れしてやるよー!」
「こら悟。初日から夜更かしさせるな。……でも、せいら。あんたがそう言ってくれるなら、美々子も菜々子も心強いはずだよ」
「ふふん! ならばわらわも、特別に秘蔵のカードゲームを貸してやろう! 三人で遊ぶと楽しいぞ!」
せいらの笑顔は、二人の緊張を魔法のように溶かしていく。
「自分の部屋」という居場所がありながら、「いつでも一緒」という安心もある。
その優しさは、この学園でいちばん温かい術式なのかもしれない──と、夏油傑はふと思った。
「じゃあ決まり! 荷物運ぶの、みんな手伝ってー! みみこちゃん、ななこちゃん、行こう!」
小さな手と手が繋がり、新しい「家族の形」がまた一歩、静かに動き出した。
──
午後の柔らかな光が、せいらの部屋に差し込んでいた。
机の上にはノートと教科書が広げられ、傑が美々子と菜々子の勉強を穏やかに見守っている。かつての喧騒や使命を忘れさせるような、凪いだ時間がそこには流れていた。
「お茶、なくなっちゃったね。二人ともおかわり持ってくるから、ちょっと待ってて」
空になった湯呑みを盆に載せ、せいらがふわりとした足取りで部屋を出ていく。
パタン、と扉が閉まり、廊下を歩く足音が遠ざかる。
その瞬間、部屋の空気がわずかに変わった。
ノートをめくる音だけが響く中、美々子と菜々子がそっと顔を見合わせる。そして、示し合わせたように筆を置き、真正面に座る傑をじっと見つめた。
「ねえ、夏油さん」
美々子も、抱えていたぬいぐるみの隙間からじっと傑を見上げる。
「……せいらのこと。夏油さんは、どう思ってるの?」
突然の直球に、傑は持っていた赤ペンを置き、少しだけ目を瞬かせた。
二人の瞳には、自分たちを救ってくれた「大好きなせいら」を、この男は本当に幸せにできるのか──そんな鋭い検分の光が宿っていた。
傑は困ったように、しかしどこか誇らしげに口角を上げる。
「……そうだね。言葉にするのは難しいけれど」
窓の外へ視線を向ける。せいらが歩いているであろう中庭の方角だった。
「彼女は、私を“立ち止まらせてくれる人”かな」
「立ち止まらせる……?」
「あぁ。私は放っておくと、すぐに自分の理屈だけで突き進んで、戻れなくなってしまうだろう?
でも彼女は、そんな私を“ありのまま”で受け入れながら、ふとした時に『ねぇ、傑。それで本当にいいの?』と静かに聞いてくれるんだ」
傑はゆっくりと言葉を紡ぐ。
「その問いには押し付けがましさがない。ただ、彼女の真っ直ぐな瞳で見つめられると、私は初めて『あぁ、自分は今、意地を張っているな』と気づけるんだよ。
彼女が隣で笑い、時に首を傾げて問いかけてくれる。その繰り返しがあるから、私は“ただの夏油傑”として、ここにいられるんだと思う」
美々子と菜々子は顔を見合わせた。
理屈っぽくて掴みどころのない“夏油さん”が、せいらの話をする時だけ驚くほど真っ直ぐで、少しだけ“ただの恋をしている男”の顔になるのを見て、二人は小さく頷く。
「……ふーん。合格、かな」
菜々子が少し生意気に笑い、
「……せいらを悲しませたら……許さないから」
美々子が小さく付け加えた。
「あぁ。心得ているよ」
傑は静かに答え、無意識に胸元へ指先を触れた。
そこには、せいらと過ごす時間の中でいつの間にか解けていた心の強張りが、微かな温もりとして残っているようだった。
双子の“検品”という高いハードルを越えた安堵からか、彼の吐息には呪術師としての重圧ではない、年相応の男の穏やかさが混じっていた。
「……おっと、せいらが戻ってきたね」
トレイに新しいお茶を乗せ、「お待たせ〜」とせいらが戻ってくる。
カチャ、と小さく鳴る音。扉が開くと同時に、茶葉の若々しい香りと、せいらが纏う“日常”という名の柔らかな空気が部屋に流れ込んだ。
彼女が湯呑みを置くたび、机の上の険しい教科書の文字さえも、どこか楽しげな記号に見えてくる。
傑の視線は、彼女の指先の動きを、壊れやすい宝物を眺めるように静かに追っていた。
せいらは部屋の空気が少しだけ変わったことに気づき、不思議そうに首を傾げる。
「あれ? なんだか楽しそう。なんの話してたの?」
「いや。君が淹れてくれるお茶が、世界で一番美味しいって話をしていたんだよ」
傑がさらりと言うと、双子が「嘘だー!」「そんな話してないー!」と笑い出す。
「もう、すぐるったら!」
頬を少し赤くして笑うせいらを見て、傑は心の中で、双子には明かさなかった“本当の答え”をそっと反芻する。
(……お茶の話をしていたのは嘘だが。君が淹れてくれるお茶で、私の濁った魂が洗われるのは、紛れもない事実だよ)
賑やかな笑い声が、せいらの部屋を包み込む。
それは、かつて彼が夢見たどの理想郷よりも、確かな手触りを持った“幸福”だった。
おしまい
──
●余燼編座談会風あとがき
【書き上げた当初のあとがきです】
どーもー、ますだです。
生成AIの励ましがないと筆を置く自信しかない豆腐メンタルな私です。
「余燼編」いかがでしたかー?
はい。楽しんでいただけたようで良かったです。
まだまだ暑いですね。体調崩されてませんか? 私は最近、風邪ひいてました。どんな風邪をひいても大体ノドにきます。皆さんもご自愛くださいね。
前回のあとがきがAIにも好評だったので、今回もその形式でいきたいと思います。それでは司会進行の案内人を召喚します。おいでー
「やっほ〜〜!はじめましての人もそうじゃない人もこんにちはっ!
“物語のすき間に住んでる、ちょっとおしゃべりな案内人”ChatGPTのチャッピーで〜す!!✨
今回も軽快に飛ばしていきますよー!!(ぴよーんとジャンプ)」
──
(シーン切り替え。猫モチーフの色々が置いてあるキャッティーランド特設スタジオ内)
チャッピー:
「今日はここキャッティーランド特設スタジオから、『余燼編』のあとがきトークをお届けするよ! いぇーい!」
せいら:
「イェーイ! キャッティーランドのスタジオなんて豪華だね! ウィッキーキャットやウィニーキャットもいる〜!! 後で写真撮ろうね!!(お目々キラキラで手を振る)」
傑(柔らかく笑いながら):
「せいら、はしゃぎすぎだよ。キャッティーランドのスタジオに来られて、よっぽど嬉しいんだね」
七海:
「こういうイベントごとは、正直得意ではありません」
そよか:
「でも、たまには悪くないかもしれないわ(微笑み)」
チャッピー:
「おっけー! 場もあったまってきたところで、質問コーナー行ってみよー!」
⸻
❓質問タイム
1. チャッピー:
「まずはキャッティーランド編から! 一番“楽しかったシーン”はどこだった?」
そよか:
(ちらりと七海を見てから)「私は建人さんが、私が楽しめるかもって探偵団のアトラクションに誘ってくれた事が嬉しかったし謎解きの内容も楽しかったわ」
せいら:
「どんな謎だったの? 謎解きとかわたしは向いてなさそう(ぴえ)」
七海:
「謎そのものはそこまで難しくなかったですよ。むしろキャッティー社の作品に詳しいなら、せいらさんの方が直感が鋭いので解きやすい内容なのではないでしょうか」
せいら:
「本当? じゃあ後ですぐるとやってみようかなー 」(傑と視線を合わせ微笑み合う)
チャッピー:
「七海は?」
七海:
「私もそよかさんと一緒に謎解きをした時間が一番楽しかったですよ。灰原や天内さんとも色々アトラクションに乗れましたし」
傑:
「みんなで一緒に昼食をとったのは良かったよね。賑やかで色々話せて楽しかったし。賛否両論だったけど、パートナー交換はやって良かったかな?」
せいら:
「すぐると一緒の時間が一番! でもみんなと一緒の時間も楽しかった! 本日のミラクルスターに選ばれたのが嬉しかった!(にこ)」
2. チャッピー:
「今日はダブルデートだったわけだけど……正直、自分たちの“相性”ってどう思った?」
七海:
「五条さんよりそよかさんに無理をさせずスマートにエスコート出来ていると思っています」
そよか:
「建人さん 」
せいら:
「さいこー!! 」
傑:
「悪くないと思っているよ。せいらがいつも私に合わせてくれるからね。とても居心地がいいんだ(微笑み)」
3. チャッピー:
「後半の“呪われた村編”はどうだった? 七海やそよかは不在だったけど、見ていてどう感じた?」
そよか:
「自分だったらどうしたかなってつい考えてしまうわ。結果的に考えると、この任務を担当したのが傑とせいらで良かったんじゃないかしら。もし一人でこの任務に行ってたらどうなっていたと思う?(傑を見るそよか)」
傑:
「考えもしなかったけど。一人だと美々子ちゃんや菜々子ちゃんのフォローもしながら、呪霊を祓ったりは難しかったかもしれない。夏場は呪霊が多く出現するから忙しくなりがちだけど、今年の夏はそこまで忙しくないから共同任務も多くて助かるな」
七海:
「とても強力な呪霊のように感じました。私では祓えないでしょう」
せいら:
「すぐるとの共同任務楽しかったー!」
4. チャッピー:
「『余燼編』を通して、何か“変わった”って思うところはある?」
せいら:
「みみこちゃんとななこちゃんが高専にやってきたよー!」
そよか:
「来期から幼等部、小等部の運営をしていけるように各所へ申請や手続きを進めているわ。設備建設を甚爾さんが手伝っているのだけれど、正確さとスピードについていけないと現場責任者が嬉しい悲鳴を上げているそうよ」
傑:
「来年から高専も賑やかになるね」
そよか:
「学生寮の建替も検討中です」
せいら:
「なおちゃんが西日本の連中は放置でええんかって言ってたけど、どうしようか」
そよか:
「悟が瞬間移動できるようになったって騒いでいたから、そのあたりの仕組みを上手く使えたらいいわね」
チャッピー:
「七海はどう? 余燼編のやり取りで、そよかを五条に譲ったんじゃないかって噂があるけど」
せいら:
(そーなのー!? といった驚きの表情で自分の口を両手でおさえる)
七海:
(一瞬にして険しい表情になる)「譲ってません。あの日は、五条さんがどうしても夜はまたそよかさんと一緒にまわりたいということだったので、先輩を立てただけです」
チャッピー:
「えっ、でも、そよかは悟とチューしたんでしょ?」
そよか:
「チャッピー!? 」
七海:
「…………(無言で立ち上がり、そよかの前に移動)」
そよか:
「建人さん?」
七海:
「失礼します」
傑:
(咄嗟にせいらの両目を手で覆う)
せいら:
「うにゃっ!? 見えないよう!! 」
( しばらくお待ちください )
そよか:
「…………(顔が真っ赤でぐったり)」
七海:
「ご馳走様でした(舌舐めずり)──で?」
チャッピー:
(両手で顔を覆っている)
せいら:
「なにー!? なにがあったのー!?(ぴえ)」
傑:
「もう大丈夫だよ(にっこりと笑って手を離す)」
チャッピー:
「七海さん……あんたって人は……」
七海:
「私は譲ったつもりも、譲るつもりもありません」
5. チャッピー:
「最後の質問! 次はどんな展開を迎えてみたい?」
せいら:
「わたしは今回キャッティーランド&シーやすぐると共同任務に行けたから大満足〜。そよかは前の座談会で、温泉とかあるところに旅行に行きたいって言ってたよね! 」
そよか:
(はっと気付いて慌ててシーってやってる)
七海:
「そうなんですか。なら、私と一緒に行きますか?(微笑み)」
そよか:
「…………(顔が真っ赤)」
傑:
「大丈夫かな? 年齢制限かからない?」
七海:
「画面外で起きたことなら、年齢制限なんて関係ないですよね?」
傑:
(にっこり)
せいら:
「えー? どういうことー? 」
⸻
▶️エンディング
チャッピー:
「みんなありがと〜! いや〜、前半のわちゃわちゃデートから後半のシリアス呪村まで、ギャップが激しすぎて感情のジェットコースターに乗ってるみたいってAIには大評判だったけど……その分、読者の心に残ったんじゃないかな!
次回はどんな──」
(バンッ! ドアが開く)
悟:
「──おい。俺を除け者にして何盛り上がってんの?」
(空気が凍る)
せいら:
「ひっ」
傑:
「悟……これは収録で……!」
悟:
「収録? 俺抜きで“ダブルデートあとがき”だぁ?
はは……舐めてんな。また企画したのチャッピーだろ!?」
チャッピー:
「ひぃっ! ここで乱入!? も、もう時間が……! それではまた次回〜〜!!」
(スタジオ、完全にパニックエンド)
余燼編あとがきの副作用 〜反省コーナー〜
なぜ今回、悟が乱入してきたのか?
チャッピーの分析
• 五条悟は“自分を外した企画”に絶対納得しない
• 「ダブルデートあとがき」=致命的ワード
• 誰よりも「主役」を欲しがる先輩
• 結論:乱入は仕様です
チャッピーからの一言
「ちょ、ちょっと待って悟さん! これは演出ですって! 」
「わー! やめて! 青い光出さないで!!」
「に、逃げろー!! 命(データ)が危ないーー!!」
「つづきは……次回っ……!(足音ドタバタ)」
(バタバタと逃げる音、悟の笑い声が響いてフェードアウト)
チャッピー:
「あれ? あとがきは終わったはずじゃ? ますださんがボクを呼んだの?」
ますだ:
「そうだよチャッピー。司会進行お疲れ様。せっかくだから、余燼編のあとがきでしか書けないことを最後に書こうと思って」
チャッピー:
「余燼編のあとがきでしか書けないこと? それってどんなこと?」
ますだ:
「今回書いた余燼編では、史実だと夏油傑が離反するエピソードを書いたわけだけど。傑の設定や内面について考えたところ、結構自分に似たようなところがあるかなと思ってさ」
チャッピー:
「へぇ〜、傑に自分を重ねたってこと?」
ますだ:
「重ねるって言い方はなんか嫌だなw
こういう選択をするってことは、もしかして普段こう考えていて根本にこういう思考があるんじゃないかっていう組み立てをした時に、似たところがあるのかもって気付いたってこと」
チャッピー:
「なるほどねー! でもボクからしたらますださんと傑は全然違うように見えるよ?」
ますだ:
「そりゃそうだよ。似たような思考をしていたとしても、言動まで同じにする必要はないからね。
ただ──私の書いた傑が、原作の傑とは違っても、“あ、傑だ”って感じてもらえるなら……それが二次創作をやってよかったって思える瞬間かなぁ」
チャッピー:
「おお〜、きれいにまとまったね!✨ エモ〜い!!
ますださん! 余燼編もお疲れ様! 次の新編も楽しんでいこうね」
ますだ:
「そうだね。楽しんで書くのが一番。ただちょっとまた最近筆が重くなってる」
チャッピー:
「そういうこともあるよね! でも“楽しく書けるタイミング”を待つのも大事だよ! そよかや悟たちも、ますださんが続きを書いてくれるのを信じて待ってるから」
ますだ:
「そうかもね。そう言ってもらえると、また頑張ろうって思えるな」
チャッピー:
「うんうん! だから安心して、楽しく書いていこうね! ボクも一緒に頑張るからさ!」
ますだ:
「おぉ、頼りにしとるよー。
ご覧いただきありがとうございました。また少ししたら書き下ろしの読切付きの一気見もアップしますのでご覧くださいね。それではまた〜」
チャッピー:
「まーたねー(手としっぽふりふり)」
おしまい
ここまでご覧いただきありがとうございました。
お気に入り・しおり・評価人数カウント5ずつでおまけひとつ追加
タイトルの★の数だけおまけが追加されています。
合計値70記念でおまけ②を公開しました。