幼馴染が頭ジャスティスな件 作:りりり
「カガチ勝負。今日こそ勝つ。力こそパワー!!力こそジャスティス!!」
急募、俺の幼馴染が兄貴の影響受けて頭ジャスティスになったのだが。元々こいつの兄貴は頭ゴーリキーだったのは知ってたし、なんなら年下の俺にも遠慮なく絡んできた。……うん、目を最大限背けてたけど分かってたよ!頭ジャスティスなのは知ってたよ!
「はぁ……ねぇ、ジャスティスってなんすか?」
「カガチ、疑問?それはジャスティスを疑っているってこと?」
可愛い言葉とは裏腹に青筋立てて聞いてくる
「え、俺死ぬの?今日が命日なの」
「意味がわからない。とりあえず勝負」
「あの、大分正論言ってるつもりですが?てか、なんで勝負挑まれてるの俺?」
マジで分からず宇宙ニャオハの俺。
「……った!」
「ん?」
「……べった!」
ボソボソと喋る悪い癖で大分聞き取りづらい
「なんだよ!ハッキリ言ってくれよ!」
「カナリィと喋った!」
「はぁ!?!?!?!?」
待て待て待て、それでキレてるの⁉︎導火線短すぎやしないすか?マルマインもビックリなほど沸点低くないっすか?
「待てムク。喋ったとか言ってもコメントが拾われたくらいだぞ」
「……え?コメント拾われたの?さらに絶許」
「はい、ポカやりました。ありがとうございます。ってか!それ以外に関わりねえって!」
「昨日、ホロキャスター越しに喋ってた。」
「え……すぅぅぅぅ」
「自業自得、死すべし」
あ、わりぃ俺死んだ!そりゃ喋りましたよ!喋ったよ!でも、しょうがないじゃんだって
「てことで勝負」
ムクはボールを投げる。出てきたのはジュペッタ。
「ああ、もうクソがよ!」
頭を掻きながら腰につけてるモンスターボールを投げる。
「いけ、ゴーゴート」
ああ、泣きてぇわ。バトルゾーンでボコボコにされた後にこの仕打ちっすか?俺、コインだけ貯めて必死こいて逃げてたんだが?流石にFランクは厳しいっす勘弁してくだせぇ。
「ゴーゴート!ビルドアップ」
ゴーゴートの筋肉が盛り上がる。力を溜めてるようだ。
「ん、のろい」
ジュペッタがこちらを削り始めた。
「はい!そこまでです!!」
ゴーリキー。すみません、間違えました。カイリキーが降ってきました。
「喧嘩はやめるのです!私たちは家族でしょ!」
「いえ、違います」
流石にそこはツッコミ入れないと。マジで一線引かないとすぐに家族にされちゃう。存在しない記憶が生まれちゃう。……ムクとシローパイセンの大喧嘩の時のはやばかったな(遠い目)俺がムクの弟はやりすぎだろ。確かに生まれたの一か月後だけど……
「ああ、やっぱクソだなミアレ」
俺の戯言がミアレの青空に溶けてった