幼馴染が頭ジャスティスな件 作:りりり
ミアレガレットを買いに俺は来た。一部のDG4のメンバーから聖地と呼ばれるカフェ・オトコマエ。まことしなやかに囁かれるがカナリィ本人も来るはずもなくただの概念推しでその店に並ぶ。
「……てか、普通に人気店なんだな」
ため息つきながらスマホロトムを起動。なんか、ムクの限界カナリィポストが見えたから安定のスルー
「あれぇ?いいね!押さないの?」
「はぁ、押した後考えて欲しいよ。カナリィ講座とかほざき始めて6時間拘束されるから」
「ええー、いいじゃん」
「良くねぇよ」
……俺、誰と話してんだ。
後ろを振り向く。白マスクをしてキャップを被った褐色の女がいた……。変装の意味って知ってる?なんでや!カナリィ
「っ……!あ、あれ?」
「あ、分かっちゃう?やっぱ僕ってオーラあるんだな」
「い、いやなんでここに……?」
「んー、それは君が知ってるんじゃない?」
「そうっすね……」
あくまでカナリィさんはプライベート。騒ぐな、慌てるな。
「てか、君カガチじゃないっすか?」
「は?え?な、なんで知ってるんですか?」
背筋にブワーッと冷や汗が出る。なんでだ?俺はどこで自我を出した?配信の名前とポケッターの名前は別々にしているし俺自身と気づかれるような事はしてないはずだ。
「いや、次のランクアップ戦君じゃんか」
「……へ?」
よ、良かったー!!身バレしてねぇし!安心したぁ!
「え?知らんかったん?これ、僕やらかしたっぽい?」
「……確かに知らなかったですけどやるなら全力で頑張ります」
「んー、そうだよねぇ。やらないとちょっとまずいかぁ。僕から声かけちゃったしやらかしたぁ」
「じゃあ、この後でいいですか?」
「はぁ……おっけー!じゃあ、バトルコート行こうか」
ーーー
15分後
「買ってきた!ほら、行くっすよ!配信の時間が迫ってるし!」
「はい」
そうして、バトルコートに向かう。……あ、あのムクさんなんでいるんですか?
「カガチ、絶許。カナリィのプライベートに邪魔するなんてお仕置き」
「ちゃ、ちゃうねん」
額に青筋を浮かべてる。辞めて欲しいです。君がキレた後大体お兄様からの肉体言語によるお説教があるの知ってますよ。
「あれ?君って……カナリィカルトクイズに良くきてくれるリスナーじゃん!どしたの?」
「あ、カナリィ……!生だ!生のカナリィだ!い、いや。あの、そこのボンクラの応援に来たら……」
「あー、もしかして恋人っすか?やるねぇカガチ!」
軽い肘打ちで茶化してくるが本当にやめてください。接触するたびにムクの可愛い顔に青筋が……!血管キレちゃいます!。
「幼馴染なだけですよ」
「カガチ」
「ん?なんだ」
「制裁」
グハァ!!!こ、こいつ無駄に洗練された正拳突きを打ちやがってそ、そんなに推しに接触したのが行けなかったんか!バトル前に正確に鳩尾を貫きやがった。
「デレデレしすぎ、順当」
「あ、ふーーーん。そういう事っすね!」
カナリィがめちゃくちゃ納得した様子。……え、俺このままやるんですか?一回休憩させてください。あ、駄目ですね。分かりました。
次回、ランクアップ戦です。