幼馴染が頭ジャスティスな件   作:りりり

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平素より、お世話になっております。
びっくりしました。評価が凄いです。嬉しいですが緊張でいっぱいです


幼馴染が推しばっか応援する件

「まぁ、時間もないし3対3でいいっすか?」

 

「フルバトルでもいいですよ」

 

「いや、僕このあと配信枠とってるから」

 

「それなら、しょうがないですね!

 

「カナリィ♡」

 

軽く打ち合わせをしてるがこの幼馴染、いつの間にか団扇を持ってやがる。いや、なんでや!

 

「行ってこい!エレザード!」

 

カナリィが投げたボールから出てきたのは、はつでんポケモンのエレザード。厄介な相手……てか、もうFランクのやつら全員厄介なんだよなぁ。

 

「ゴーゴート!よろしく!」

 

安定の一番手。ゴーゴートパイセンにお願いしよう。

 

「エレザード!スピードスター」

 

「ゴーゴート!耐えてからビルドアップ!」

 

煌めく星たちがゴーゴートを襲う。少しのダメージなら無視だ。ビルドアップで攻撃力と防御を上げておく。

 

「カナリィ、頑張れ!その唐変木をボコボコ!」

 

「おい!てめぇ、俺の応援をしにきたんじゃないのかよ!」

 

「推しが第一。カガチ、南無」

 

「こいつ!!!シローパイセンに言いつけてやる!くっ、ゴーゴートあなをほるだ」

 

「応援ありがとう!エレザード、じならし」

 

じならしで掘ろうとした地面が揺れる。ゴーゴートが姿勢を崩す。

 

「そこ、隙っす!スピードスター!」

 

「ご、ゴー」

 

なすすべなく、ゴーゴートが倒れた。 

 

「ごめんな、ゴーゴート。いけ、ユキノオー」

 

「ユキノオォォォ!」

 

気合十分か。いや、待て。ユキノオー貴様。……お前もカナリィ推しだったな。なんでやねん。こっち向いてカナリィ相手ですか?あ、無理です。みたいに首をふるな。いかんといけんやん!

 

「ユキノオー、ふぶき!」

 

「ユキノオー!」

 

あ!こいつあからさまに逆方向向いてふぶき打ちやがった。おいおい、待てや待ってくれよ!

 

「っ!見えた!エレザードパラポラチャージ!」

 

「ユキノオーーーーーー!♡」

 

こいつ、戦いたくないからって戦闘不能に偽装しやがった。審判があ、れ?旗振っていいの?って困惑してるやないかい!

 

「え、一撃?エレザードやるじゃーん!」

 

「え、エレ?」

 

やってないんすよ!やってないけど、もうコイツ本当に!ユキノオー!まだ、見せれるだろ⁉︎お前は行けるだろ⁉︎

 

「ユキノオーォォ……ガクッ」

 

 

あ、コイツ自分で自分を絞め落としやがった。あ、ふーん。そんな事するんだぁ。いいよ、分かったよ!やってやんよ!

「ユキノオー!戻れ。いけ、ウツボット!」

 

マダツボミの時からのオレの相棒が出てきた。左耳につけてるピアスを触る。幼い頃、ムクがイアリングとして勘違いで買ってきたピアス。

 

『ん、カガチはコレ』拗らせてるっていうなら笑え。キーストーン付きのピアスを買ってきた。学生時代のオレを笑え!

 

「ウツボット!全てを覆い隠せ!全てを侵食しろ!メガシンカ!!」

 

……結論としては勝ちました。ですが、このバトルが流出しました。はい、「外道」・「クズ」・「人の心?」・「最低」・「エンタメを分かってる」など様々なご意見をいただきました。

 

「カガチ?知り合いにそんなのいない」

 

ムクの死んだような目で言われたのは一生忘れません。




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