街が平和なら……取りあえず良いよね主義(一応忍田派) 作:ノーム
「俺のサイドエフェクト………【高速思考】名前の通り一瞬だけ思考する時間を増やす事が出来る」
「【高速思考】……」
「まぁデメリットは連続では扱え無いことかな?思考した時間だけもう一度発動するのに思考した分だけ再発動出来ない……簡単に言うと【高速思考】を10秒使ったら次使えるまでのインターバルが10秒かかってしまう」
「成る程……強い分それ相応のデメリットが有るんですね」
話を聞いた照屋は深く考えると
「ちなみにチームを組むのは私として問題無いのですが他の人達は?」
「ん?いや照屋さんしか居ないよ」
「…………えっ」
「一応オペレーターには心当たりが有るけどまだ正式に依頼したわけじゃあ無いから…………」
「えっじゃあ…………B級隊員が1人とC級隊員が1人…………そしてオペレーター(仮)ですか?」
「そうだよ」
その言葉に照屋は頭を抱える……実際に戦ってみて目の前の耀太は遥かに格上だがその代わりに……色々と駄目すぎもしかして成績は下なのでは?と考えるが
「あっでも俺の成績は中間の少し上位だからバカじゃあ無いよ」
そう言う問題じゃあ無い!と叫びたかったが照屋は心の中に留め
「……嵐山さん……耀太くんって」
「まぁ見ての通り……色々と抜けているんだ……だから耀太くんにはしっかりした人間が側に居て欲しい訳なんだが」
嵐山は照屋の方を向き
「耀太は決して悪い人じゃあ無い……それに人の嘘にビックリする程引っ掛かったり……残念くんでもあるが」
嵐山は耀太の頭に手を置き
「この子はボーダーで5本の指に入る程強いと俺は思っている」
その言葉に照屋は耀太の方を向く
「俺……残念くんじゃあ無いよ……嵐山さん」
その様子に照屋は少し苦笑いになるが
「まだ私はC級隊員だけどB級に上がったら部隊に入っても良いかな?」
「本当!ありがとうございます!」
耀太は明るく返事をすると照屋は少し照れてしまう
(耀太はいつか年上キラーになりそうだな)
そう思う嵐山であった
数日が経ち耀太は照屋に戦い方をレクチャーをしていた
「耀太くんやっと3500ポイント貯まったよ」
「うんやったね照屋さん」
「これも耀太くんのお陰だだよ」
耀太と照屋は本部の机で話していると
「どうも~耀太くん、照屋さん」
その声に2人は振り返ると1人の女性が居た
「宇井です綾辻先輩に紹介されて来ました~」
「あっ初めまして忍田耀太です」
「初めまして照屋文香ですまだ正式な隊員では無いですけどB級に上がったら入る予定です」
2人は宇井に頭を下げると宇井も頭を下げる
「じゃあ早速書類を作ろっか」
宇井は書類を作成時にいくつか質問していく
「それでポジションは?」
「
その言葉に宇井の手は止まる
「……え?ごめんもう一回言って」
「
その言葉に宇井は驚き照屋は口を開けてしまう
「それって……ボーダーに1人しか居ないA級のレイジさんと同じ?」
「そう……ちなみに俺の師匠はレイジさん、だから俺も
その言葉に宇井、照屋は1つの噂を思い出した
B級には規格外のパーフェクトオールラウンダが居ると言う噂に……そしてその噂の本人に驚きつつも
「まさかそんな人のオペレーターになるなんて思わなかった……」
「私も……そんな凄い人から声をかけられるなんて思わなかった」
そう話して居るうちに話が進み最後の項目になる
「じゃあ隊長は耀太くん……いや忍田隊長って事で良いかな?」
「…………当分それで良いけど……俺どっちかと言うとサポーターもしくは護衛系のスタイルだから……」
耀太は少し考え
「良し最後に(仮)って、付けて」
「それ……大丈夫ですか?」
「んー……一応隊長の名前が部隊の名前として登録するから問題無いかな?」
「なら、それでお願いします宇井さん」
「分かった」
その日ボーダーに新たな部隊が出来た名前は
忍田隊(仮)
隊長 忍田 耀太
オペレーター
宇井 真登華
入隊予定のC級隊員
照屋 文香
これにより正式に部隊が結成するのであった
ボーダー本部の会議室
そこには旧ボーダーの三人が集まっていた
「……どうやら忍田本部長の
城戸司令の言葉に忍田は少し溜め息をつきながら
「えぇそのようで……どうやら姉からの命令らしく」
「フム……なら特に問題無いか……」
「それで……何故今回のランク戦の話だと言うのに何故耀太の話に?」
林道支部長は疑問に思い城戸司令に訪ねると
「今回のランク戦の締め切りが終わったが……ねじ込もうと考えている」
「……耀太はまだ1人の隊員ですが……よろしいので」
「あぁ……耀太に関しては正直B級上位に居てもらわ無いと困るのでな」
「分かりました……では耀太をランク戦参加にねじ込みますが……本人は駄々をこねると思いますがよろしいので?」
「先に姉の方に話をしてみてくれ……彼女からのお願いに耀太は弱いからな」
「……分かりました」
「ではこの後は唐澤くんと話を交えよう」
その後耀太の主、事義理の姉から笑顔で
「1人でも耀太ならB級上位に入れるよね?」
と笑顔で言われて耀太は駄々をこねる前に逃げ道を塞がれ義理の父親の忍田を睨むのであった
新しく出来た部隊には部屋が用意される
そひて今日忍田隊(仮)に部屋が用意され耀太と宇井は2人は部屋の事よりも話し合いをしていた
「えーーじゃあ、明日の昼からランク戦に参加するの?」
「……そうなった」
突然の報告に宇井は驚き報告した耀太は机で潰れていた
「やだなーお嬢に『B級上位に入りなさい』って言われた~」
「デビュー仕立てでB級上位を目指す……しかも耀太くん1人で……」
宇井は耀太の強さは知っているが難しいと考えていると
「まぁ取りあえず最初は位下の部隊だから………作戦とかどうする?」
耀太は少し資料を見ながら
「ん~合計四つの部隊だから乱戦に持ち込めば点を多く取れるかな?一応資料を集めてみようか」
「分かった~」
耀太と宇井はマップ権もあり作戦を考えるのであった
「所で照屋さんは?」
「ランク戦の話をしたらブースに行って4000ポイント速く貯めるって」
「あちゃー照屋ちゃん真面目だからね~」
宇井は頑張ろうと資料と情報収集するのであった
翌日B級ランク戦初日
ボーダーのランク戦が始まる初日耀太は色々と考えたが
「市街地Bにしようかな?」
「その理由は?」
「相手が慣れているから合流しやすくする」
「それって……1対3をあえて望むの?」
「そう……下位の部隊は基本合流してから戦うから合流するまでの間に……集まった所から仕留めます!」
「随分と自信あるようね」
「まぁこれでもそこそこ強い自信は有るので」
「そこそこって」
しかし耀太は実際実力を知っている宇井は
「けど今回はチーム戦個人戦とはちょと違うから気をつけてね」
「はーい」
耀太はトリガーを起動すると170センチの体になり
「じゃあ宇井さん少し勝ってくるよ」
「支援任せてね」
「頼りにしてますよ宇井さん」
耀太は初のランク戦に参加する
今回のランク戦では茶野隊、吉里隊、間宮隊、そして忍田隊(仮)の4チームの四つ巴の戦い
(確か吉里隊にはゾエさんの弟と月美さんの妹さんが居たな……全員年上で名前しか知らないけど)
耀太はそんな事を考えながら移動していると
『2人が合流している隊がこっちに向かっている恐らく茶野隊』
「了解宇井さん」
耀太は射手のバイパーを起動し角を曲がると
「敵発見」
(茶野隊だった)
「蜂の巣にしてやる!」
2人は拳銃のトリガーで攻撃するが
(バイパー)
耀太は射手を放ちそのまま撃つが茶野隊は直ぐに建物の角に身を隠すが飛ばしたバイパーは斜め後方に飛びそのまま茶野隊2人のトリオン機関を破壊した
『茶野トリオン供給機関破壊ベイルアウト』
『藤沢トリオン供給機関破壊ベイルアウト』
2人同時倒されされそのまま戦場から離脱した
「まずは一つ目次はどこが近い?」
『右側かな?どうやらさっきのベイルアウトで互いに距離を取ってるみたいだし……恐らくだけど片方に行ったら挟み撃ちするつもりじゃあ無いかな?』
「……成る程……互いの距離は?」
『約250メートル』
「成る程……20秒で片付けます、左側が移動したら教えて下さい」
『了解』
耀太は直ぐに左側の方に最短最速で向かう為に射線を無視し建物の上を移動すると部隊の上から銃手だと確認した瞬間
(バイパー)
耀太は即座に射撃をする
「「「シールド!!」」」
全員はシールドで防御し弾をやり過ごす
「今だ撃て!!」
隊長と思われる男が命令すると2人は射撃1人はこちらに突っ込んで来る
(……)
耀太は直ぐに右からメテオラを出し細かく割り
(メテオラ)
「「「シールド!!」」」
しかしそれを読んでた如くシールドで防ぐが
後方から多数の弾が三人に被弾する
その理由は弾を散らばしどこに居ても一発は当たるように広範囲に攻撃し一瞬だけ後方の攻撃を食らい間宮隊の攻撃かと勘違いする
「敵を目の前でよそ見は駄目ですよ先輩」
その一瞬の隙を付き耀太はメテオラは三人のシールドをヒビが入れ程度の威力で押しきった
『『『戦闘体活動限界ベイルアウト』』』
三人はそのまま離脱すると
「残った間宮隊は?」
『あまり動いてないよ……どうやら待ち伏せを狙っているみたい』
「了解」
耀太はゆっくりと間宮隊に向かって歩く
間宮隊……彼らは全員が射手……特に追尾弾嵐(ハウンドストーム)を使う事が多いいが……
「面白くない……攻撃」
耀太はゆっくりと歩き間宮隊に近づくと上空からサラマンダーが飛んでくるが
「二宮さんより小さい……」
耀太はバイパーを起動しそのまま全ての爆撃を撃ち落とし……
「もう少し成長して欲しい所です……先輩」
耀太はもう一度バイパーとメテオラを起動すると
「吹き飛べ」
3人が居る建物を塵にするのであった
ランク戦結果
茶野隊 0
吉里隊 0
間宮隊 0
忍田隊(仮) 10 生存点2点追加
これにより派手なデビュー戦になるのであった
尚この事を後から知った照屋は少し困り
「これ……私要ります?」
と考えるのであった