TSメスガキ転生者がオタクくんをからかいたかった話   作:ソーラン節

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書いちゃった♡


分からせ

 挑発的かつ小悪魔的というキャラクター性を持ちながら弱さや可愛げも同時に内包している存在、メスガキ。

 

 少女の無垢性と相反する小悪魔性。攻撃的な態度の裏に隠された好意。そして、その後に確約された支配関係の逆転(わからせ)

 メスガキとはつまりギャップ萌えの極地に立つ存在。このコンテンツ飽和社会で煮詰まった欲求が生んだ矛盾存在なのだ。

 

 どこが矛盾しているのかというと、メスガキはシリアスを避けなければならないという点だ。

 メスガキは男をからかう存在だが、同時にそのからかいが「ガチ」になってはいけないのだ。からかいによって上手にイラつかせる必要があるが、悲しませたり嫌われたりしてはいけない。

 

 例えばメスガキが「ざぁこざぁこ、低身長♡ 低収入♡ よわよわ理解力〜♡ そんなんだから低学歴なんじゃない? あっ、片親だから仕方ないか〜笑」とか言いだしたら、全てが立ち行かなくなる。具体的には普通に手が出るし、普通に縁を切る。

 

 今挙げたのは極端な例だが、メスガキはありとあらゆる踏んではいけない()()を避けつつ挑発する必要があるのだ。

 もちろん創作の中のメスガキは人の地雷を踏んだりはしない。しかしそれは、ご都合主義的力がシリアスにならないように働いているからだ。

 それこそ、メスガキと言われるような年端もいかない少女あるいは幼女に、そんな高度な芸当を求めるのは酷だろう。

 

 つまりメスガキとは、相手の精神を見抜き地雷を避け適切な煽りを行う精神的成熟性と、表面的には幼く可憐で子供特有の失礼さのある精神的未熟性を兼ね備えていなければならない矛盾した存在なのだ。

 これを可能にするには、それこそ「成熟した精神が少女の肉体に宿り、敢えてメスガキらしい言動を行う」といった摩訶不思議なことが起きなければならない。

 もっとも、そのようなこと、起こりうるはずもないが……。

 

 

 さて、ここでやっと俺……改め、私の話に移る。「個性」という超常が日常となった不思議な世界に生まれたとある少女の話だ。

 

 ピンク色のツインテール、少しつり目がちな整った幼い顔、幼女ボディ。鏡に映るのは紛うことなき「メスガキ」だ。

 

 私には前世の記憶がある。個性なんて超常が存在しなかった世界の記憶だ。

 前世で超常なんてものは現実になかったが、空想の中にはあった。超能力者にNINJA、特撮怪獣、オタクに優しいギャル。前世の世界で人々は空想の中で超常を愛した。

 メスガキもまた、そんな「超常」と評すべき、愛すべき空想のひとつだった。

 

 前世、冴えない男だった私は、荒んだ日常の癒しをメスガキに求めた。

 メスガキにからかわれたい。メスガキにざぁこざぁこって言われたい。メスガキに煽られたい。キャッキャと笑うその笑顔にイラつきを覚えたい。そして分からせたい!

 そんな夢を抱いて、前世の男は死んだ。

 

 そして超常が現実となった世界に生まれ変わって、幼女になった。

 そう、今の私は可憐な幼女の肉体を持っている。そしてその中身は、成熟した成人男性の精神が入っている。

 精神的成熟性と、表面的な精神的未熟性を兼ね備えた、矛盾した存在。それになる資格を有しているのだ。

 

 メスガキは夢だった。憧れはいつからか同一化願望へと変わった。

 いいだろう、やってやろうじゃないか。

 

「なってやろうじゃん、メスガキに……!」

 

 少し舌っ足らずで鼻にかかった調子の、甲高い弾むような響きの声が私の声帯から出てくる。

 うんうんいいね、かなりメスガキだよこれ。メスガキにしようぜ。

 

 

 私がメスガキを志してから月日は流れ、気がつけば中学に上がっていた。

 メスガキ歴は13年に届く頃だ。メスガキムーブも板につき、私はメスガキのプロフェッショナルを名乗れる完成度に至っていた。

 

「あれ〜オタクくんどうしたの〜?」

「しゅ、修善寺さん!? ち、近っ、近いよ!」

 

 最近の()()()()()は目の前にいるこの子だ。もじゃもじゃの緑髪にそばかす顔の冴えない見た目のヒーローオタク。毎日クラスの隅で本を読んだりノートに何やら書いたりしている、内向的な男子中学生。

 つまり、理想的な()()()()()なのだ!

 

 しかもこのオタクくん、からかうと非常にいい反応をしてくれる。

 背後から近づいて彼が手に持っているプリントを覗き込むと、これまた典型的な「女の子慣れしていない童貞」っぽい反応を返してくれる。

 くぅ〜これだよこれ! やはり彼は私のニーズにいつでも応えてくれる。

 

「あはっ、照れてる♡ 女の子耐性なさすぎ♡ というか下の名前で呼んでって言ったよね? そんなことも覚えてないの? よわよわ記憶力♡」

「あっその、すみません……。ち、ち……ちゆさん」

 

 赤面しながら恐る恐るといった感じでボソボソ名前を呼ぶオタクくん。あ〜助かる。童貞仕草が五臓六腑に染みるね。

 

 ドギマギしている彼の肩に顎を乗せながらプリントを見ると、それは89点と書かれた数学のテストプリントだった。前の授業中に返却されたやつだ。

 真面目なオタクくんのことだから、どこが間違えていたのか、どうして間違えたのかを分析していたのだろう。

 

 ……にしても、89点ね。学年平均と比較すれば十分に高いけど、いつものオタクくんの点数と比較すると結構低いかな。

 さあさあ、これは煽りチャンスだ! ここは絶対に煽らなければならない。

 

 メスガキとして────。

 

「あっれ〜オタクくん、ちょっと点数低くな〜い?」

「う……うん。ちょっと今回は理解が足りなかったかな……」

「ざぁこざぁこ♡ ここの問題とか、基本的性質が分かってればやらないミスしてるよね? 雄英志望なのに恥ずかしくないの〜?」

「えっ、あ、ホントだ……そっか、前の単元の理解が甘かったから連鎖的にミスしちゃってるんだ……というかそうか、ここの問題で言っていることは基本的性質を別視点から組み立て直したもの……! そもそも解釈が間違ってたんだ! 改めて考え直すとここの定義は……」

 

 オタクが何やらブツブツブツブツと分析を始めてしまった。またいつもの癖だ。何か気づきがあると自分の世界に入ってしまう癖。

 ま、数学に限らず解釈違いは許せないものだ。仕方ないね。もうちょっと煽りたかったんだけど、これじゃもう無理かな。

 

「だあああ! うるせぇぞクソデク! そのいちいち口に出す癖、耳障りなんだよ!」

 

 この休み時間中にできるちょっかいはこれで終わりかなぁ、なんて私が思っていると、もう一人の()()()()()が突っかかってきた。

 ……あはっ♡ やっぱりオタクくんに絡んでるとこっちまで釣れるからお得だね♡

 

「そんなおっきぃ声出しちゃってど〜したの? 何かあったの、かっちゃん♡」

「!! てめェ、その呼び方やめろって前も言ったよなァ」

「そうだね♡ 今回のテストの点数で勝負して、かっちゃんが勝ったら呼び名を改めるとも言ってたよね♡」

「あぁそうだよ。ほら」

 

 あはっ♡

 勝己くん、改めかっちゃんはオタクくんと幼なじみらしくて、やたらとオタクくんへの執着が強い。

 たぶん、かっちゃん呼びもオタクくんにしか許してないのかな? オタクくん絡めるとからかいやすくて助かるよね。

 

 さて、律儀に約束を覚えていたらしい「かっちゃん」がテストを見せてくる。そこに書かれていた点数は……98点だった。

 あはっ♡ ほんとからかいがいがあるよ、かっちゃん♡

 

「あれ〜? かっちゃん、そんな所ミスしてるんだ♡ 途中式での小さい減点が2つもあるなんて、注意散漫じゃない?」

「うっせぇ。てめェの点も見せろや」

「はい♡」

 

 かっちゃんの要望に答えて、私はファイルからテストを取り出す。敢えて焦れったくなるような緩慢な動作で取り出したそれに書かれてあるのは……100点。

 かっちゃんの目が見開かれて、見る見るうちに顔が赤くなっていく。あはっ、悔しそ〜♡

 

「……ッ! クソが!!」

「あははっ♡ かっちゃん負けちゃったね? 98点だから勝ったと思っちゃった? もしかして、98点で満足しちゃったの? そんなわけないよね? 98人救えたなら2人くらい見捨ててもいいなんて、オールマイトなら思うわけないもんね♡ 大したミスじゃないけど、その凡ミスが原因で救えない人が出るかもしれないもんね♡ 知ってた? 99点と100点の違いは学力じゃなくて注意力なんだよ♡ かっちゃん、このままだと油断と慢心でチャンス逃しちゃうかもね?」

「……ッ! ……ッッ! ……あああクソが!」

 

 かっちゃんが顔を真っ赤にしてすごすごと自分の席に帰っていく。あっ、こっち睨んできた。ダサっ! かわいい!

 

 これは最近気づいたことだけど、メスガキムーブをするには人を選ぶ必要がある。

 メンタルや自己肯定感が低い人間に「ざぁこざぁこ」と言っても普通に落ち込まれるだけだったりするし、逆に浅慮な人間に「ざぁこざぁこ」すると直ぐに手を出されたりして面白みに欠ける。

 

 その点、オタクくんとかっちゃんは素晴らしい素質の持ち主だ。

 オタクくんの方は言わずもがな。煽りを受け入れる心の広さと、私の行動に逐一ドギマギしてくれる純情ハートの持ち主。実にからかいがいがある。

 

 そしてかっちゃんの方も、オタクくんとはまた別方向でからかいがいがある。

 プライドが高く短気だが、みみっちい、もといちゃんとした自制心があるから簡単に暴力に訴えかけないのだ。傷害事件なんて起こしたら内申に響くもんね♡

 特に私の場合は、()()()()()()が影響してるかな。有名ヒーローの孫、それも個性学力ともに有望で将来プロヒーローとして活躍する可能性が高い私とトラブルを起こすのはリスクが高いのだ。

 

 そんな訳で、かっちゃんは簡単に私の煽りに乗っかってくれるし、しかし安易に暴力に訴えず盛大にぐぬぬ顔を見せてくれるのだ。

 

 いやあ、中学に上がってからはオタクくんとかっちゃんがいるおかげで毎日退屈しない。私もメスガキとして恥じない活躍を見せているんじゃないかな。

 

 

 今日も今日とてオタクくんとかっちゃんをからかってメスガキムーブを満喫して、私は一日を振り返りながら帰路についた。

 本当は帰り道もあの二人にちょっかいをかけたい所だが、今日は二人とも委員会の用事で放課後居残りだ。

 

 別にメスガキムーブをかますのがあの二人だけというわけではないのだが、メスガキとは一歩間違えたら嫌われて終わるだけの存在。慎重にならざるを得ないのだ。

 オタクくんは多分煽っても深く傷ついたりヘイトを向けたりしてこないし、かっちゃんは負けっぱなしで逃げるなんてダサい真似はしない。だから、心置き無く煽れる。あの二人は貴重なのだ。

 

 そんなわけで、道行く人にこんちは〜♡と挨拶してご近所好感度を稼ぎつつ、私は一人で駅までの道を歩いていた。

 

 そんな中、私は突如として腕を引かれた。

 

「……ッ!?」

 

 引かれた方を見れば、路地裏の方から二人の男が私を引きずり込もうとしていた。咄嗟にカバンに付けていた防犯ブザーの栓を抜くが──鳴らない。

 ブザーが震える振動は手に伝わるが、音が聞こえない。恐らく、無音にする個性なのだろう。

 まずい。とてもまずい。

 

たすけて!! だれか!!」

 

 叫ぶが、声が聞こえない。私から発せられる音が消えているらしかった。

 

「ふへへ、嬢ちゃん叫んでも無駄だぜ」

「うお、結構可愛いじゃん。こりゃ売る前に一回使っとくか」

「おいおいあんま壊すなよ、ふへへへ」

「とか言って、お前もヤるんだろ?」

「そりゃあな」

 

 ゲラゲラと男二人が笑う。こいつらの声は無音にされないのか。

 内容が物騒だ。いや、物騒というか、貞操の危機だ。

 

 ちくしょう。早くヒーローが来てくれれば……。

 

 そこまで考えて、ふと気づく。ヒーローは来ないのではないか。

 だって、誰も私がいないことに気づいていない。人が極端に少ない道というわけではないが、多いわけでもない。人一人消えても誰も気づかないだろう。きっと目撃者もいない。

 数時間帰るのが遅れても、親は遊んでいるだけだと考えるはずだ。

 

 それから大分時間が経って、夜になって異常に気づいて、警察に電話して捜査が始まって、ヴィランが特定されて、ヒーローが到着するまで……何日かかる?

 

やだ。 やだやだやだやだやだ!! おねがい、だれかたすけて……。ヒーローきてよぉ……」

 

 恐怖が口から漏れる。しかし、それも音にならなかった。

 

 前世の男の記憶が性の対象としての私の価値を担保している。

 私の容姿は、匂いは、声は、最悪なことに非常に魅力的なのだ。ロリコン共なら大興奮間違いなしの美少女。

 だから犯される。

 

 ヒーローが来るまでどれくらい? そもそも売られるっていつどこに? それまで私はどれだけ、何をされて何を奪われ何をさせられる?

 

 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!

 

「はいはい、暴れないでねお嬢ちゃん……おい」

「あいよ。おいガキ、いい加減諦めろ……よッ!」

「ッッぐぁ!?」

「うお汚ねぇ。吐くなよ」

 

 全力で暴れるが男の手から逃れることはできず、みぞおちを殴られて力が抜ける。痛い苦しい気持ち悪い。私は反射的に吐いていた。

 個性を使って傷を()()()抵抗を続けるが、結局男共から逃げだすことは叶わず、縄のようなもので手足を縛られていく。

 こんなことなら、もっと戦闘向きの個性の方がよかったな。

 

「オラッ! 暴れんなつってんだろ!」

「ッッぐふぅ!?」

「こいつやけに丈夫だな。そういう個性か?」

「いや、骨を折ってる感覚はあるんだが」

「おいおい壊すなよ」

 

 怪我を治す個性だよバーカ。丈夫なんじゃなくて壊れても治ってるだけだ。

 

 手足を縄で縛られていよいよ抵抗すらできなくなり、私は男二人になされるがままに引きずられる。

 路地の先には車が停めてあった。恐らくここのトランクに詰め込まれるのだろう。

 

 嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ。

 

 気づけば私はぽろぽろと涙を零していた。

 私は、こんなことで純潔を散らすのか。華やかしいヒーローの活躍と派手なヴィランの被害が溢れるこの世界の中、こんなあっさり地味な個性犯罪の被害者の一人として、テレビで行方不明報道されて世間に同情されて終わりか。

 

「ふへへ、泣いてるぜこの子」

「あらら〜可哀想でちゅね〜。今から君は、僕らにぶち犯されるんだよッ! ギャハハハ!」

「ふへへへへ──ぶべ!?」

 

 ──その時、私の絶望を切り裂くように一人の少年が現れた。

 

 男の顔にカバンが飛んできて、その笑い声が途切れた。

 

 「ぇ……なん、で……」

 

 何事かと思ってカバンが飛んで来た方を見れば、そこにいたのは、あの「オタクくん」だった。

 

「う、うあああああああ!!」

 

 オタクくんが叫びながら男達に突っ込んでいく。

 

「な、なんだコイツ!?」

「誰かあああ!! 助けてくださあああああい!!」

「ちょ、馬鹿やめろ!!」

 

 オタクくんの大声が裏路地に響き渡った。ヴィランの個性で音を消す条件を満たしていなかったのか、それとも単純に不意をつかれて個性使用が遅れたのか。

 なんにせよ、オタクくんは大声で助けを求めた。きっとこれなら、周囲に声が聞こえて人が集まり、ヒーローが呼ばれるだろう。

 

 急いで私を車に乗せ発進しようとするヴィラン相手に、オタクくんは果敢に立ち向かった。

 腰の入っていないパンチをして、殴られて蹴られ、だけど立ち上がって、ヴィランにしがみついてその行動を止めた。

 

 縄に縛られて身動きの取れない私は、私のためにボロボロになって戦い続ける彼をただ見ていることしかできなかった。

 

 その後は、オタクくんの声を聞いて集まって来た人が通報や加勢をしてくれて、最終的にヒーローがやって来てヴィランを倒してくれた。

 私は直ぐに救助された。縄は解かれ声も出るようになり、何も被害は残らなかった。

 

「……ねぇ、なんで助けてくれたの」

 

 その場で簡易的な警察による事情聴取が行われた後、私は私を助けてくれたもじゃもじゃ髪の冴えないヒーローにその疑問を投げかけた。

 

 私は彼をメスガキムーブでからかいこそすれど、助けるようなことはしていない。彼にとって私は迷惑をかけるだけの嫌なやつだったはずだ。

 いやそれ以前に、自分の身の危険を顧みず人を助けるという時点で、変だ。

 

 この至極当然の疑問に、彼はあっさりとこう答えた。

 

「君が、助けを求める顔してた」

 

 出久くんは、ただそう答えてニカッと笑った。

 瞬間、何かが脳裏で弾けた。あるいは、何かが下腹部の奥に響いた。

 

 あっあっあっ……。しゅきぃ……。

 

 頬が、からだが熱くなる。その緑色の瞳に見つめ返されるだけで心の臓がきゅんと痛くなる。

 

「ねぇ出久くん。……怪我、してるね♡」

「え、うん……って、修善寺さん!?」

治優(ちゆ)、ね♡」

「ちょ、ちょっと、うわああ!?」

 

 近づく私から身を引く出久くんの腕を取って、青黒く変色してしまった打撲痕に()()()()()。すると、キスした部分の怪我がみるみるうちに塞がっていく。

 これが私の個性「治癒」。触れた怪我を治す個性だ。ちなみに、個性の効き具合と燃費は相手への好感度によって変わる。つまり、好きな人の怪我程早く効率よく治せる。

 

「あはっ♡ 思った通り♡ すっごい早く治るね♡」

「す……すごい。これが、修善寺さんの個性……!」

「名前で呼んで、出久くん」

「はっはい! ち、治優さん」

 

 ……ふふふふ♡ これから楽しくなりそう♡

 

 あ、言い忘れてたけどこれは、リカバリーガールの孫でメスガキで緑谷出久のファンガールな修善寺治優(しゅうぜんじ ちゆ)が出久くんのお嫁さんになるまでの話だよ。

 

 

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