ギヴォトスに秩序を   作:パーヴェル

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また期間が空いてしまって申し訳ないです……
次の投稿はすぐ出来ると思います

オルディナの説明は最後にあります。


オルディナ・アクア

 

 

外には装甲車の列が止まっていてその近くにカルシオの部下がいた。

彼に気付いた部下は近くへ寄った。

 

懲戒局モブ「お疲れ様です、局長、負傷しているようですが治療しますか?」

 

カルシオ「軽い怪我だ、治療は必要ない」

 

懲戒局モブ「ではオルディナに戻りましょう」

 

カルシオ「そうした方がいいな、災厄の狐が起きて暴れたら面倒だ」

 

カルシオ「まあ災厄の狐はあの状態だと暫く意識があっても動けないだろうが念には念を入れての事だ」

 

懲戒局モブ「承知しました」

 

そう言って装甲車の列の最後尾に乗り出発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カルシオ「何故スピードを落とす?」

 

懲戒局モブ「目の前にヴァルキューレの制服を着た人がいます!その近くで戦闘が起きている様子です」

 

カルシオ「俺が確認してくる、ここで待機してろ」

 

車を降りてヴァルキューレの生徒がいる場所へと向かった。そこには知った顔が居た。

 

カルシオ(あれは……生活安全局の奴らか)

 

???「フブキ!ドーナツ食べてないで早く増援を呼んでください!」

 

???「えぇ〜無理だよ〜連絡しても出ないし」

 

カルシオ「キリノ、増援が必要なら力を貸すぞ」

 

キリノ「あ、あれ?カルシオさんじゃないですか!何でこんな所に居るんですか?」

 

フブキ「先輩じゃん、やっほー、てか何かマスク欠けてない?大丈夫?」

 

カルシオ「大丈夫だ、状況を教えてくれ」

 

キリノ「ちょうどいい所に来てくれましたね!さっき、あのヘルメット団同士が喧嘩になって喧嘩が発展してしまったのを通報を受けて止めようとしたんですよ!」

 

キリノ「でもパトロール中の私とフブキしか近くに居なくて手が出せなかったんです」

 

カルシオ「…わかった」

 

カルシオ「速戦即決だ。すぐ終わらせよう。増援要請の必要は無い」

 

カルシオは部下に連絡した。

 

カルシオ「数名こちらによこせ、すぐに鎮圧するぞ」

 

そう言いアイアンジャッジを構えヘルメット団の方に走り出した。

 

 

 

 

キリノ「ホントにありがとうございました!」

 

キリノ「カルシオさんが居なかったらここら辺が大変な事になる所でした」

 

フブキ「先輩また人間辞めてない?後ろから撃たれた銃弾しゃがんで避けるのはバケモンでしょ」

 

カルシオ「戦闘に慣れたらお前も出来る筈だ。鍛えてやろうか?」

 

フブキ「流石にやめとくよ…まあでも仕事代わりにやってくれてありがとねー」

 

カルシオ「はぁ…サボりも程々にしておけよ?」

 

キリノ「今度、私に射撃の技術教えてくれませんか?」

 

カルシオ「またこっちに寄ってきた時にしよう。今は時間が無い。また時間があったら連絡する」

 

カルシオ「ではこれで失礼する」

 

そう言い車列の最後尾に戻った。

 

懲戒局モブ「早かったですね、20分もかかってませんよ」

 

カルシオ「そこらのゴロツキだからな、むしろもう少し短縮できた」

 

カルシオ「そろそろ懲戒局にもオルディナにも特殊部隊と即応部隊を作るべきだな」

 

カルシオ「予算とかでだいぶ先にはなりそうだが」

 

カルシオ「ヘルメット団レベルならお前らだけでもいいだろうが七囚人やそれより少し下のレベルじゃだいぶ厳しくなって結局俺が単独でやってるから俺の負担がデカすぎる」

 

懲戒局モブ「いい考えだと思いますよ、局長に頼りっきりなのは私達としても不本意ですし」

 

懲戒局モブ「まあ私にはその部隊に入れそうな実力は無いんですけどね……」

 

懲戒局モブ「局長は休んでいてください、今何徹目ですか?」

 

カルシオ「3だな、なら運転は任せたぞ、少し仮眠をとる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

連邦生徒会にて

 

リン「ここの書類間違えてます。しっかりしてください」

 

先生「うぅ…ごめん」

 

先生「あっ、そうだ」

 

先生「リンちゃんワカモが閉じ込められる所って何処か知らない?」

 

リン「リンちゃんはやめてください…あと懲戒局の監獄の場所は極秘ですので我々連邦生徒会も会長しか知りません」

 

リン「なので連邦生徒会長が失踪した今、あの監獄の情報は懲戒局の人以外はほとんど知りません。諦めてください」

 

先生「ほとんどってことは知ってる人はいるの?」

 

リン「ヴァルキューレに知ってる人は数人いるかもしれません」

 

リン「そんな事聞いてないで、まだまだ直してもらう所は沢山ありますよ」

 

先生「もう無理だって…」

 

先生(後でアロナに調べてってお願いしようかな……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルディナ周辺にて

カルシオは既に起きており資料を見ていた

 

懲戒局モブ「局長殿、着きました」

 

カルシオ「ん?あぁ」

 

懲戒局モブ「何を見てたんですか?」

 

カルシオ「エデン条約の資料だ。締結時に恐らくヴァルキューレに警備の案内が来る」

 

カルシオ「本当は我々には関係ないのだが戦力的に考えたら我々が1番強い」

 

カルシオ「だからどうせこっちに代わりに行けという指示が来る」

 

懲戒局モブ「エデン条約ですか…本当に締結出来るんですかね?」

 

カルシオ「それについては俺も分からない、だが締結出来たらゲヘナとトリニティで少なくとも仕事が減るから、俺個人としてはして欲しいな」

 

カルシオ「無駄話はここまでにしよう」

 

カルシオ「迎えの船は手配したか?」

 

懲戒局モブ「はい!すぐに出発できます!」

 

カルシオ「載せるぞ」

 

懲戒局モブ「分かりました!」

 

そう言って装甲車ごと船に載せ移動を開始した。

 

 

 

 

懲戒局モブ「こんなデカイ湖に建てる必要あったんですかね?」

 

懲戒局モブ「配属された当初ビックリしましたよ」

 

カルシオ「ここに建てれば侵入者や脱獄を試みる愚か者を食い止めれるからな」

 

カルシオ「そんな輩はなかなか居ないだろうけどな」

 

懲戒局モブ「こんなド田舎な場所、位置が分からないと一生見つかりませんよ」

 

カルシオ「まあそうだな」

 

カルシオ「少し風に当たってくる」

 

懲戒局モブ「分かりました」

 

 

 

 

 

カルシオはそう言い船の甲板に出た。

外は風が強く吹き、寒かった。辺りには潮の匂いがする

彼は遠く暗い記憶を思い出しいていた。、

 

カルシオ(この匂いといいこの風…)

 

カルシオ(あの地獄を思い出すな…)

 

カルシオ(泣き叫ぶ者、食料のために人を殺す者、そして俺を憎悪で焼き尽くさんとする者)

 

カルシオ(もう過ぎたことだが昨日のように頭に残る)

 

カルシオ(だがここはそこまで悪くない、むしろ良すぎる)

 

カルシオ(このギヴォトスに秩序はなくてはならない、もうあんな状況はギヴォトスで一度たりとも起こさせない、今度こそ秩序を守り抜いてみせる)

 

カルシオ(あの惨劇を経験するのは俺だけで結構だ、アイツらには経験させたくない)

 

カルシオ(もうそろそろ着くか)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

船は監獄の中へと入り停船所で止まった。迎えには獄卒がいた。

 

カルシオ「お前は先に戻ってろ」

 

懲戒局モブ「了解です!」

 

獄卒「獄長殿、災厄の狐はどうしますか?」

 

カルシオ「そいつは空いている牢屋にぶち込んでおけ」

 

カルシオ「ただし、絶対にアケミとは離して収容しろ」

 

カルシオ「アイツらに結託されたらたまったもんじゃない」

 

カルシオ「何かあったら知らせろ。俺は執務室にいる」

 

獄卒「承知しました」

 

そう言って執務室の方に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼は執務室で書類を処理しながら考え事をしていた

 

カルシオ(部隊メンバーは誰を選ぶのがいいのだろうか……)

 

カルシオ(とりあえず功績のある奴を見るか)

 

カルシオ(河駒風ラブか……あの時の瓶の蓋も開けられないような奴が成長したな…)

 

カルシオ(功績は目まぐるしい、後で呼び出して本人に入りたいかどうか聞くか)

 

カルシオ(あとは新たに人員要請するのもアリだな)

 

カルシオ(ただ上が許可してくれるのかは怪しいな、他学園からヘッドハンティングするのもいいかもしれない)

 

カルシオ(まあまず無理だろうな、この事はまた今度考えるとしよう)

 

カルシオ(ひとまず仕事を終わらせるか)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事を終えカルシオはカレンダーを見ていた。

 

カルシオ(明後日は2ヶ月ぶりの休暇か、遠いが久しぶりにあのラーメン屋に行くか)

 

カルシオ(大将に顔を見せないとな、あとあのバイトの子にもな)

 

 

そんな事を考えていたらプルルルル、プルルルと電話がなった

 

カルシオ「こちら懲戒局局長の黒羽だ、何か用か?」

 

カンナ「カルシオか、こちら公安局局長の尾形だ」

 

カルシオ「どうした?何かこちらに用があるのか?」

 

カンナ「今度のエデン条約についての会議がこちらである。懲戒局代表として明日の17時にこちらに来て貰いたい」

 

カルシオ「承知した」

 

そう言い電話を切った。そして今度は内線をかけた。

 

獄卒「獄長、何かありましたか?」

 

カルシオ「明日と明後日はそれぞれ公安局での会談と休暇で監獄を留守にする」

 

カルシオ「もし七囚人が暴動を起こしたら直ちに知らせろ、すぐに向かうが恐らく時間がかかる」

 

カルシオ「もし突破されそうならばリフトの電源を切るか破壊しろ、絶対に奴らを外に出してはならない」

 

カルシオ「上に上がれる方法はリフトしかない、恐らくそれで止めれる」

 

獄卒「承知しました、では失礼します」

 

カルシオ「ああ」

 

そう言って内線を切り、支度をして出発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルディナ・アクア

 

オルディナと呼ばれている懲戒局管轄の監獄と表向きはそうなっているが、実際は懲戒局と監獄で別れている。トップはどちらもカルシオなのでそこまで変わらない。

この世界ではヴァルキューレに収監所は収監するのは軽犯罪者のみで重犯罪者全てオルディナに収監されている。

オルディナはDUから遠く離れた巨大な湖の上の人工島に立っている。

オルディナの情報は懲戒局やヴァルキューレの一部の人以外には連邦生徒会長しか知らず極秘となっている。

監獄は地上1階か20mの地下2階まである。

 

第一区画(地上階1階):サンクタム区画

主に獄長や懲戒局職員、獄卒の居住区であり事務作業や来賓の接待なども行われている。装飾はゴシック様式となっていて監獄の顔としての働きをしている。

 

第二区画(地下1階):ディシプリナ区画

ここで囚人が集団で収監されている。東と西で別れていて東は集団生活を行っていて西では問題を起こした者が独房行きとなっている。暴動が起きる事はあるが回数は少ない。ここへ来る唯一の手段は中央にあるリフトのみである。

 

第三区画(地下2階)

ここには名前は付いていない。獄長のみが入る事を許された場所で、入口も存在も一部の者しか知らず、何があるのかは彼以外誰も分かっていない。噂にはとあるモノが保管されているらしい。

 

 




如何でしたでしょうか
第三区画については後ほどストーリーで出す予定です。
カルシオの過去も後でカルシオ視点で掘り下げをしていく予定です

因みにカルシオには元ネタとなるキャラクターがいます
ヒントとしてあるFPSのボスモチーフです
見た目と武器をモチーフにしてあとは全部自分の妄想です
正解は次発表します!
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