1週間は厳しいから2週間にしようと思っています。
翌日、4時半に公安局の近くに到着していた。
カルシオ(ここへ来るのは久しぶりだな、あまり変わった所はないな、確か前回はあいつと飲みに行った時以来だな、あまり無理をしていないといいが)
そんな事を思いながら公安局の受付まで到着した。
カルシオ「すまないが会議室はどこにあるか知ってるか?
公安局モブ「お待ちしておりました、懲戒局長殿、会議室はあちらにあります」
カルシオ「感謝する」
彼は会議室の書かれた所へと入った。中へ入ると目を瞑ったカンナがいた。
カンナ「…」
カルシオ「お疲れのようだな、カンナ、目のクマが凄いぞ」
カンナ「あぁ…来たのか、随分と早いな」
カルシオ「そうか?20分前に来るのは当たり前だろう?」
カンナ「お前は時間にしっかりしてるやつだったな」
カルシオ「最近忙しいのか?人手不足なら数人くらいなら貸せるぞ」
カンナ「残念ながら忙しいな、ただでさえ忙しいのに連邦生徒会長が居なくなってから更に忙しくなってる、お前も忙しいのだろう?」
カルシオ「懲戒局はそこまでだな、七囚人したくらいだ、ただ暴動鎮圧の件数が増えているのはこちらとしても問題だ、まあ何とかなっているがな、」
カンナ「七囚人の事は耳に入っている、シャーレからの抗議も来ているらしいな」
カルシオ「抗議などした所で変わるつもりは毛頭ないがな、奴らにはあれくらいがふさわしい」
カンナ「はぁ、入学した時から変わらないなお前は、まだ鎮圧対象を半殺しにしているのか?もう同じ階級の同期はお前しかいないんだ、クロノスに報道されて辞められたら困るぞ」
カルシオ「変わるつもりは一切ないな、クロノスごときが懲戒局を報道出来る筈がない、こっちには報道を制限出来る権利がある、報道したらオルディナの囚人が増えるだけだ、ただ同期がお前だけになってしまったのは俺も残念だ、殆どが激務で辞めてしまった」
カンナ「雑談もここまでにして会議を始めるとするか」
カンナは会議を始めようとした、
だがカルシオが自分と彼女しか居ないことに気づいた。
カルシオ「おい公安局しか居ないのか?他の奴らは何をしている?」
カンナ「忙しくて来れないそうだ、まあ連邦生徒会長の件で忙しいと言っていた」
カルシオ「忙しい?フッ、仕事が殆ど懲戒局と公安局に投げている奴らがか?随分と舐められているようだな」
カンナ「それについては私も同意見だ、文句を言うくらいしかできんがな」
カルシオ「まあいい、元々アイツらには期待などしていない、要件を言ってくれ」
カンナ「エデン条約の警備についての事だ、連邦生徒会の調停室から警備の要請が公安局に来た」
カンナ「エデン条約の締結まで周辺の警備及び不測の事態に対して対応して欲しいとの事だ、ただ知っている通り公安局には人員不足でそこまで戦力がない」
カンナ「懲戒局の実力は知っている、ヴァルキューレでトップの戦力を保持している、そこで戦力を貸してほしい」
カンナ「無理だと言うのならこちらで何とかはしておくが……」
カルシオ「いや、こちらの人員を貸そう。ただしオルディナから獄卒は出せない、俺がいない間監獄の管理を任せないと行けないからな、だから懲戒局の者だけとなるがいいか?」
カンナ「出してくれるだけで十分だ、感謝する」
カルシオ「装甲車等は数量は手配するがあまり期待しない方がいい、それと部隊配置はどうする?」
カンナ「分かった、部隊配置はそうだな……」
カンナ「懲戒局は会場の外側の安全を確保してもらいたい、我々公安局で会場の内部を警護する」
カルシオ「いいだろう、だが会場内で何か起きた際の為に俺は会場近くにいる、外部は俺の部下だけでいいだろう」
カンナ「承知した」
カンナ「では細かい位置を決めよう」
カルシオ「ああ」
2人はエデン条約の警備の場所を1人ずつ決めていった。少し意見が割れて時間が掛かったが2人は会議を終えた。
カンナ「とりあえずこれで決定にしよう、何か変えたい時があるのなら連絡してくれ」
カンナ「それと今回来て貰ったのはこれを渡すためだ」
カルシオ「ん?あぁ、もう出来たのか?」
カンナはカルシオにとある物を渡した。
カンナ「お前が欲しがっていた対ギヴォトス人用の弾丸だ、3千発ある、試作らしいから結果が欲しいとの事だ」
カルシオ「感謝する、これが無いと硬い奴に白兵戦を挑むしか無いからな、コレで奴らの鎮圧が楽になる」
カンナ「一般生徒には使うなよ?普通の弾丸とは訳が違う、体の弱い者に打ったら死ぬかもしれないんだぞ」
カルシオ「そんな事分かっている、死人は出したくない」
カルシオ「ん?もうこんな時間か」
カンナ「8時か…」
カルシオ「一緒に飯でもどうだ?今日は俺が奢ってやるぞ?」
カンナ「奢ってくれるのか?なら甘えさせてもらうぞ」
2人は公安局から出て近くの居酒屋に入った。
店員「いらっしゃいませー!何名様ですか?」
カンナ「2人です」
店員「すいません今空いているテーブル席がないのでカウンターでもよろしいですか?」
カルシオ「問題ない、案内してくれ」
店員「こちらにどうぞー」
2人はカウンターに座って少ししてから店員がメニュー表とおしぼりとお茶を持ってきた。
店員「こちらどうぞ、当店のおすすめの日本酒はいかがですか?」
カンナ「あっ…」(前にも何回かあったな)
カルシオ「……」(またか……)
店員「どうされましたか……?」
カンナ「2人ともまだ学生です……」
店員「あっ、失礼しましたー!」
店員(めっちゃ社会人みたいな見た目なのに……学生なのは分からないって……)
店員は持ってきた物を置いて逃げるようにその場を立ち去った。
2人は注文し終わって雑談をしていた。
カルシオ「前にもこんな事何回かあったな、もう慣れたが」
カンナ「なぜ間違えられるんだろうな……制服なのに…」
カルシオ「制服が学生の見た目してないから仕方ないな、特に俺とお前の服だと余計学生じゃないだろ」
カンナは自分の学生の欠片もない服とカルシオの裏社会にしか見えない服を見てため息をついた。
カンナ「はぁ、学生だというのに何故こんな社会人みたいな事をしているんだろうか……」
カルシオ「ギヴォトスが平和だったらこんなブラックじゃないな、それに俺たちがこんなクソみたいな仕事をしているおかげで救われる奴だっているんだ、文句を言っていても意味が無い」
カルシオ「まあだが、辛い時があるのは否定できないな」
店員「お待たせしましたー」
カルシオ「感謝する」
注文した物が届き、カルシオはマスクを取った。
カンナ「マスク外した姿を見るのは久しぶりだな、そう言えばなんでマスクを付けているんだ?」
カルシオ「仕事の時は基本付けているからな、感情は顔に1番出る、だから俺は感情を分からせないようにマスクを付けている、相手に感情がバレるのは面倒だからな」
カンナ「肌荒れしていないようだがそんな長時間マスクを付けて、肌荒れしないようケアしてるのか?」
カルシオ「ケア?一度もやった事ないな、強いて言うなら起きた時に水で少し洗っているだけだ」
カンナ「それ、私以外に言うんじゃないぞ……、普通の奴に言ったら銃弾を食らう事になるぞ」
カルシオ「どういう事だ……?全くわからんな」
カンナ「はぁ……これだからお前は…」
カルシオ「そんな事より、コノカを見なかったが元気にしているのか?」
カンナ「コノカか?嫌という程元気だぞ…」
カルシオ「それならいい、まあアイツの事だ、どうせフブキと同じく緩くやってる」
カンナ「こっちとしては真面目に取り組んで欲しいんだがな、そう言えばキリノとフブキを助けたそうじゃないか、昨日2人に会った時お前の事を話していたぞ」
カルシオ「ただのチンピラの制圧だ、だがアイツら2人にも出来たと思うんだがな」
カンナ「みんなお前みたいな化け物じゃないんだ、私だってヘルメット団に囲まれたら制圧できるか分からないぞ…」
カルシオ「誰だって鍛えれば出来る、訓練したいのなら相手になるぞ?」
カンナ「もうお前とはやりたくないな、撃ってもお前に当たらないし格闘でも勝てない、確か前回お前にアサルトライフルで挑んだ時銃を捻じ曲げられたな、誰がお前に勝てるんだ?」
カルシオ「俺だって無敵じゃない、ゲヘナの風紀委員長に勝てるかと言ったら怪しいぞ」
カンナ「どうだかな……」
カルシオ「そろそろ会計しに行ってくる」
2人は食べ終えカルシオが会計して店を出た。店の外でカルシオは泊まる場所がない事に気づいた。
カルシオ「すまんカンナ、泊まる場所が無い、公安局で1泊していってもいいか?」
カンナ「泊まる場所を確保するくらいの計画性はないのか……?まあ別に泊まっても問題ないが」
カルシオ「申し訳ないな…感謝する」
2人は公安局に戻った。公安局に戻ってきた2人にコノカが声をかけた。
コノカ「あっ!姉御と…カルシオさんじゃないすっか!どっかに行ってたんすか?」
カルシオ「ん?コノカか、2人でメシに行って帰ってきた所だ」
カンナ「案件は終わったのか?」
コノカ「はい!終わりましたよ!ていうかカルシオさん今日どうされたんすか?公安局に来るなんて珍しいっすね」
カルシオ「コイツと会議があってな、それで今日こっちに来た、まあ泊まる場所がないからここで泊まることになったがな」
コノカ「あー、エデン条約の件すか、面倒臭いっすよねー、私もさっきトリニティから帰ってきたばっかりですし」
カルシオ「では俺はこれで失礼するぞ」
カンナ「わかった」コノカ「はーい」
カルシオは空いている部屋に向かっていきその場にはカンナとコノカの2人が残された。
コノカがカンナに悪顔で問いかけた。
コノカ「どこまで行ったんですか?姉御?」
カンナ「なっ、何を言っているんだお前は!」
コノカ「えー?笑、2人でご飯まで行って何も無いはないっすよねー」
カンナ「ある訳が無いだろう!あいつは懲戒局長だぞ!」
コノカ「本当っすかねー笑、実は付き合っていたり……」
カンナ「えぇい!貴様仕事を増やすぞ!今すぐに資料の整備をして来い!」
コノカ「はーい笑、何があったら教えてくださいねー?」
一方その頃カルシオは……
カルシオ(明日はアビドスに行くとしよう、アビドスに行ったら…まあそのままオルディナに戻ればいいな)
そんな事を思いつつ彼は装備の手入れをしていた。そんな彼に警棒に刻まれた薔薇の模様が目に入る
カルシオ(オルディア…あの頃は良かった…父と小麦畑で駆け回ったな…あの腐ったゴミ共がいなかったら……)
カルシオ(……こんな事を考えるのはやめよう、そろそろ寝るか)
カルシオは電気を消し眠りに入った……。
カルシオくんのモデルはデルタフォースというFPSゲームのタイトプリズンっていうマップに出てくるボス グロースをモチーフにしています!普通にカッコ良すぎ案件
カンナは今のところヒロインにする予定はないです。