雷鳴はいつまでも響く   作:ポスタライズダンク

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キヴォトスの正義は誰が担ってんだ?
準備運動はバスケを


キヴォトスにあるどこかのバスケットコート

?「ドカーーン!!」

体格のいい生徒は全力で跳んだあと170を超えるディフェンスの生徒の上から豪快なダンクをきめる。

(なんだこのフィジカル!!全盛期のシャキール・オニールかよ。)ワンハンドでポスタライズダンクをきめられた少女はそう評価するしかなかった。

 

彼女は6人組のグループに飛び入り参加した選手、3VS3のミニバス、チームワークも面識もないはずなのにボールは集まりたった2分で10得点を決めた。

(確かにいい選手だ……ドリブルもボールを受けるセンスもいい、だけどほぼダンクかレイアップでしか得点を決めてない、ミドルもスリーも打てないならシュートはそこまで得意じゃない…ならハック ア シャックでいこう。)

10対8 2点差の状況でファールの笛がなる、二本のフリースロー 一本目は外した。

しかし二本目をバックボードに放った。

そのボールを放った生徒は空中でキャッチしそのままダンクをきめた。

?「ア ラ ハ,ハ,ハーー!!」

一人アリウープを決めてしまった、もう彼女は止まることはない………

たった10分の試合だったが26対15、大差で決着がついた。

?「楽しかった、ありがとう。」大きな声で敵味方関わらず礼をする姿は憎らしくもいいスポーツウーマンのようだ。

ウーウーウー

試合は終わった、だが水を差すようにサイレンが聞こえ、コートの側に停車しフル武装したヴァルキューレの生徒が10人以上ドカドカと降りてくる。

ヴァルキューレ生徒1「半崎フシミィ!!見つけたぞ!!」

ヴァルキューレ生徒2「抵抗するな、大人しくしろ!!」

目の前の急な出来事に動じないどころかにやりと笑う。

?「準備運動は終わったぁ!!ここからが勝負ゥ!!」

ベンチにおいてあった自前のショットガンを手に躊躇なくぶっ放す。

ヴァルキューレ生徒3「ぶへっ!!」

ヴァルキューレ生徒4「グウッ!!」

ありえないほどの騒音と同時に銃弾一発じゃかすり傷程度も負わないキヴォトス人が次々倒れていく。

生徒1「うるさっ!!あんたどんな弾使ってんだよ!!」

フシミ「あ?うるせぇよ、耳にタンポンでも詰めてろ!!」

「ア ラ ハ,ハ,ハ,ーーー!!」 

豪快な発射音と笑い声を最後にヴァルキューレの生徒の発砲音は止んだ。

フシミ「ま、終わりか。こんなもんだよなぁ。」

あれだけの騒音をあとに欠伸をしだす。

フシミ「じゃあな、迷惑かけた。」

どこかに悠々と去っていった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ヴァルキューレ生徒「局長!!資料をまとめました!!」

カンナは作られたばかりの資料に目を通す、片手でコーヒーを飲みカフェインを接種しても目頭を抑えため息は出る。

カンナ「は〜〜〜、下がっていい。」

七囚人の中でも個人の戦闘力だけならトップのフシミだ、即席の部隊とあの人数で制圧できるとは思ってもいないが報告書から得られる情報が酷すぎる。

ターゲットがバスケ終わりに到着し何もできないまま逆に制圧される……なんとも情けのない話だが自分が出るには時間もない、間に合うはずもない、行ったところで勝てるかどうかも……

カンナ「勝てば官軍といいますが、負け続ける正義は本当に正義なのでしょうか。」

むず痒い思いをするのは一度や二度ではないがやはり慣れない。

カンナ「いつかまた会ってまた話しがしたい……あなたの正義は勝つだけじゃないはずです。」

 

 




シャキール・オニール 愛称はシャック NBAで大活躍した伝説的センター、圧倒的なフィジカルと体格を武器にNBAで大活躍した。 公式戦で最低2回もゴールを破壊している。

ハック ア シャック 前述のシャックを止めるために考案された戦術、フリースローの苦手なシャックに対してわざとファウルをすることで得点されることを防ぐ戦術。 
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