キヴォトスのあるオフィス 一部屋は狭くはないが物を多くおいてしまえばすぐに足の踏み場がなくなるような建物をワンフロア丸ごと借りている。
そこで大きなデスクトップのパソコンを触る少女、帰ってくる大きな足音が聞こえてくる
?「フシミ、おかえり」
フシミ「ただいま、ちっと外で遊んできたぜ。」
?「ちょっと火薬の匂いがするね、遊んできたってそういう意味?」
フシミ「バスケで遊んでたのに急に襲撃されたんだ、おそらく公安局の連中(ヴァルキューレ警察学校の対テロ組織みたいなもの、尾刃カンナはここの局長)だな。」
?「フシミの弾は実質3倍の値段がするんだからあまり撃たないでよね。」
フシミ「弾はパクったからまた作ればいい、シェルも回収したしな。」
フシミは空のマグナム装弾のシェル(ノーマルのショットシェルは長さが70(2.3/4インチ)mmが主流、マグナム装弾は(3インチ)76mm以上の大きさ)を並べる、その後普通のシェルを分解し火薬を3つ分紙の上に乗せた後手で圧縮し入れていく、更に同じようにペレットも圧縮した後詰めていく。
フシミ「ネクイ、あとは任せた。」
ネクイ「了解、後でやっておく。」
フシミがうーんと腕を伸ばした後スマホがなる。
フシミ「あ〜〜もしもし、ミマサ、うんうん、ワイルドハント近くのカフェで待ち合わせな、了解。」
短い会話の後ですぐに出かける支度をする。
フシミ「ワイルドハントは遠いから今から出るわ。」
ネクイ「わかったいってらっしゃーい。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ワイルドハント近くのおしゃれなカフェ 野外席
フシミ「久しぶり、ミマサ。」
ミマサ「本当に久しぶりね、あんたもネクイも元気してた。」
フシミ「ああ元気してるぜ、そっちは最近何してんだ?」
ミマサ「やってることは昔とそんなに変わらないわよ、今は公安局所属だし。」
フシミ「犬の犬やってんのかよラハハハー。」
ミマサ「本当はあのときからでも遅くなかったからワイルドハントに入ろうとしてたけど局長直々にお願いされて断れなかったのよ。」
フシミ「選抜組の悲哀だな、私もSRTにいなかったら今頃ゲヘナで生徒会長やってたんだけどなぁ〜。」
ミマサ「それであんたは今なにやってんのよ?あんな事件起こしたあと矯正局から脱走したんでしょ。」
フシミ「今はやりたいことがあるからまぁまぁ大人しくしてるぜ、ヒミルも呼んどけゃよかったのにな、なんだかんだいって仲いいと思ってたんだがなぁ。」
ミマサ「あの子は今ミレニアムにいて結構忙しいみたいよ、モモトークで誤字だらけのお断りメッセージがきたわ。」
フシミ「ああそうか、嫌われてなくてよかったぜ。」
ミマサ「嫌われてたらあんな馬鹿みたいな拳銃喜々として一緒に改造してないわよ。」
フシミ「ああ、あの馬鹿みたいな拳銃?そういえばあれ今どこにあんだろうな、ショットガンの方は矯正局にあったんだがサンダーの方は学校に置いていったからなぁ。
」
ミマサ「知ってるわよ、公安局で追ってるターゲットが持ってる。」
フシミ「気になるな、教えてくれないか。」
ミマサ「あの銃は結局ブラックマーケットに流れてガンマニアのコレクションになったらしいわよ、ブラックマーケットで熱心に集めてるから公安局が監視している要注意人物。怪しい奴らに無許可で銃やら何やらを安価に流してるからそのうちぶっ潰す予定らしいけど早まるならいいんじゃないかしら。」
ミマサ「それと多分コレクションが所蔵されてるこのあたりにいるわ。」
フシミ「準備がいいなぁ、ここの近くかよ。じゃあ取りにいくか、それとミマサ、私についてく気はないか?」
フシミ「ミユもオトギもいいスナイパーだがお前ほどじゃない、お前がいればかなり頼りになるし私について来れば今と違って退屈はしない、どうだ?私の計画について来る気はないか?」
ミマサ「どんな計画だろうとお断りよ、今は少なくとも正義の立場にいるからあんたとはつるむ気はない。」
ミマサ「それに他のSRT生も何人か合流して今は公安局も結構強くなってきてると思うわ、今はただそれだけが楽しい、筆を折ってしまったあの子には申し訳ないけど今は教えることが楽しくて仕方ないのよ。」
ミマサ「そうか……まぁありがとう、コーヒー代は置いていく、また会えるといいな。」
フシミ「そうね、その時にはちゃんと3人で会えるといいわ、あと局長にはちゃんと謝るのよ。」
フシミ「それだけは嫌だな、じゃあまたどこかで。」
フシミは特注の愛銃を手にまた出かけることになった。
半崎フシミ 身長182cm 3年生 17歳
髪の毛は艶のない黒色 頭の左上に甲虫の羽のような形の角が一本はえている、髪の色と同じ色、縦幅30cm横幅約10cm高さ8cm、作戦時は角に50BMGの弾丸を数発巻きつける。
使用する銃は origin12 マガジンは10発入るように改造、特殊改造(耐久力向上や反動を制御しやすくする)のため大きさが1.2倍、重さは1.5倍
彼女は軽々と扱うが他のSRT生曰くめっちゃ使いづらいらしい。
石動ネクイ 元SRT学園所属 現ゲヘナ学園所属(ほぼ不登校)2年生 16歳 SRTでは戦闘はせずオペレーターとして後方支援やハッキング、ドローン操作などをマルチにこなしていた、パソコンの扱いはかなりうまい。
光院ミマサ 元SRT学園所属 現ヴァルキューレ警察学校所属 3年生 17歳 優秀な狙撃技術を持ちながらも活かす気がなくワイルドハント芸術学校に入学するところを選抜によりSRTに入学する羽目になった。水の中で立ち泳ぎしていようが土に下半身埋まっていようが木に片手で掴まっていようが銃を構え、スコープを覗けるなら当てれる才能を持つ、しかし自分が使う銃と自分が完璧にゼロイン調整したスコープのみで同じ型の銃とスコープを用意しても全く当てることができない。
選抜 優秀な技能や戦闘力を持ちながらもSRTを志望しなかった生徒を連邦生徒会長が選抜という名のもとで強引にSRTに編入する名目で作られた制度。引き抜かれた側の反発や一部の連邦生徒会幹部の反対により大々的には行えなかったものの毎年数名を集めていた。
フシミはゲヘナ、ミマサはワイルドハント、ヒミルはミレニアムに入学する予定だった。