魔女が来ている-----------それも
その言葉を聞いた瞬間、響苛の内側にドス黒い感情が唸りを上げて燃え上がる。
あの時、全身を焼き尽くすような蒼い炎に焦がされる感覚と同じ------。
「……連れて行け」
「は?」
「アンタ、その様子じゃ魔女の居場所が分かるんだろ?俺も連れて行け」
いきなり何を言い出すのかと思いきや、無謀を通り越して愚か極まりない事を口走る青年に、やちよが目を見張る。
「貴方正気?回復したばかりの癖に、ケガ人を連れて行ける訳ないでしょッ」
「怪我なら治った」
そう言って、両腕を軽く回して見せる。
「バカじゃないの?死にに行くような物よ」
「アンタの話を全面的に信じるなら、俺は一度死んだんだろ?だったらもう一回くらい生き返るだろ」
余りにもいい加減で、適当な口振りだった。それはまるで、自分の物を含め、この世のあらゆる命を羽毛並みに軽いと信じて疑わない人間の言葉だった。
やちよは絶句した。一度、惨たらしい死を経験し、全身を生きたまま引きちぎられたにも拘らず、彼はそんな事を気にも留めていない。根本的な部分において、価値観も感覚も自分とは大きく異なっていた。
「…よく平然と言えるわね、次も生き返る保障なんてないのよ?貴方の身体の特異性は置いといて、普通はそんな無茶考えないわ」
「知るかよ。他人の価値基準なんか興味ねぇ。俺にとっちゃ、テメェの命より魔女を殺す方が優先だ。死んだら死んだで、それで終わりだ。後の事なんかどうとでもなれってんだ。死んだ俺には関係ないだろ?」
軽薄な笑みを浮かべながら、響苛はそんな事を言ってのける。やちよが何を言った所で、この男にはまったく通じそうになかった。
「……貴方、本当に異常だわ」
「そりゃあ、死んで生き返ればな…」
「貴方の思考回路の方よ。というか死生観からして問題があるわ」
「おいおい、俺がそんなマトモな人間に見えるのか?アンタ」
失笑しながら、響苛は瞳に冷たい色を浮かべる。血の色と同じ赤い瞳だが、そこには温かみの一切ない、どこまでも冷たい『冷血』と言うに相応しい目だった。
説得は無意味と諦めたのか、やちよは小さく溜息を吐くと、表情を冷徹な物へと変える。
「…正直、貴方みたいな得体の知れない人と行動を共にするのはごめんだわ。足手纏いなら、尚更よ」
「誰も助けなんざ求めてねぇよ。アンタは『魔女結界』とやらに案内するだけでいい」
「……死ぬわよ」
やちよの声に恫喝じみた低い響きが混じる。しかし、一向に介した様子もなく、響苛は不敵に笑って見せる。
野獣じみた獰猛で酷薄な笑みは、正に獣のそれだった。
「構わねぇぜ?この身が焼かれようと知った事か……俺には魔女を殺して確かめなきゃならない事があるんだッ…!!」
*
宝崎市の魔法少女、環いろはと黒江は、神浜で対面した強大な魔女を相手に、苦戦を強いられていた。魔法少女としては弱い部類に入る二人の攻撃は、目の前の怪物には効果がない様に見えた。
「くッ…!」
修道女じみた白いフード付きのケープマントを身に包んだ長いピンク髪の少女、環いろはは、左手に備え付けられたボウガンを放ち続けるが、魔女に命中する気配すらない。
彼女は現在、魔女の結界内に囚われている。金魚鉢を思わせる球体状の空間の中では、周囲には工事現場で用いられる足場やら鉄骨やらが渦の様に流れ、自身の周囲を囲んでいる。そこを泳ぐ金魚に似た形をしたのが、今回、神浜行きの電車内で遭遇した魔女だ。
共に乗車していた黒江の姿は見えない。いろははまるで水中にいるかの様に、足場のない不安定な空間で戦うしかなかった。
最初に飛び乗った工場廃材の渦は、縦横無尽に激しく蠢く為、すぐに振り下ろされてしまっている。
体表面が青みがかっており、ナメクジとスライムを合成した様な気色悪い見た目の魔女は、金色に濁った空間内を泳ぐかの様に、いろはの魔弾を悠々と躱していく。
攻撃が当たらない事に歯噛みする中、金色に濁った水の中から、外の景色が薄っすらと透けて見えた。地上の住宅街から上にどんどん離れていき、いろはは空間が移動している事に気付く。
--------これって、結界ごと移動しているの…!?
その時、泳いでいた魔女が、偶然、自身の正面を通りかかった。今ならやれるとボウガンを構え、照準を付ける。距離からして十分に仕留められる絶好のタイミングだったが、いろははある理由で撃つのを躊躇った。
魔女を倒せば、結界が消滅する。
--------今、魔女の結果が消えたら……下に落ちちゃうッ…!
やがて、みるみる上昇していた魔女結界は、雲の層を突き破ると、突如として落下、急降下を始める。
「キャアアアアアアアアアアッ……!?」
洗濯機に放り込まれた衣服の様に掻き回され、いろはは悲鳴を上げながら地上へと叩き落とされた。
「う……くっ…」
魔法少女故に、常人より遥かに頑丈な体と、痛覚の軽減により、いろははすぐに立ち上がる事ができた。瓦礫を押し除けて這い上がると、時刻はすでに夜を回っているのか、空は暗く、地上からは人工の光が建物の群れから溢れていた。
駅の大型ターミナルに突っ込んだのか、その屋上付近の建物内にいろはは立っていた。街の夜景が一望できる場所から周囲を見渡してみると、駅の広場にあった花の展示エリア内に、いろはとよく似たデザインをした、黒いマントを被った少女が倒れている。黒髪のショートボブが特徴的な魔法少女、黒江だ。
「ッ…!黒江さん!」
腕のボウガンを消して彼女に駆け寄ると、ゆっくりと抱き起こす。
「う…ッ!」
意識はある様だが、かなりのダメージを負っているのか、苦しげな声を漏らす。
その時、駅の奥から先程の魔女結界が現れ、周囲を包み込む。再び結界内に閉じ込められ二人の前に、持ち主の魔女が現れる。さっきと違って体表は黒く染まり、大きなひとつ目を覗かせながら、こちらに迫ってくる。
すぐさまボウガンを構えるいろはだったが、突如、背後から新手の魔女が現れる。
砂の中から出てきたゴスロリ風の人形に似た魔女は、目の前に迫ってくる魔女を無造作に掴むと、両腕で引きちぎってしまう。そこには圧倒的な力の差が窺えた。
最初の魔女よりも格段に強い!瞬時にそう判断したいろははボウガンの照準を変え、新たに出現した魔女に矢を放つが、何発命中しても、その魔女はケロリとしていた。
「ダメ……全然効いてない…!」
魔女が唸り声を上げながら、巨大な顔をこちらに近づけてくる。大きく見開かれたひとつ目に睨まれ、いろはは戦意を喪失した。
「あ………」
腰が抜け、もはやこれまでかと諦めた時、妙な歌声が聞こえてくる。
魔女がそちらに視線を向けると、そこには魔法少女にとって深く関係のある存在、キュウべぇが座っていた。
だが、よく見る姿と異なり、サイズがひと回り小さい、可愛らしい声と外見は大した変わりこそないが、それは、この場では余りにも目立っていた。
高い位置にお座りしていたキュウべぇ目掛けて、魔女が襲い掛かる。それをネコのような軽い足取りで移動し、回避していると、やがていろはの元に跳んでくる。
「あッ……」.
慌ててその個体をキャッチする。刹那、全てが繋がるような感覚と共に、いろはに"ある記憶"が流れ込んでくる。
それは、実の妹である環ういの存在の記憶であった。
「ッ……環さんッ…」
同時に、フラフラしながらもなんとか立ち上がった黒江がこちらに歩いてくる。
「あ……あ…!」
目を見開いて硬直し、何事か呟こうと唇を震わせながら声を漏らす。
「環さん……?環さん、しっかりして!」
黒江が必死に呼びかけるが、いろはは茫然としたままだ。キュウべぇを狙っていた魔女が、砂に潜りながらこちらに近づいてくる。
「ッ…!!」
再び砂から這い出た瞬間、二人の目の前に立ちはだかる。絶対絶命の状況の中、黒江が己の敗北と死を連想したその時--------。
「---------おい!遊ぼうぜッ!!」
突然、背後から蛮勇じみた威勢のいい大声がする。
魔女が背後を振り向き、黒江も声がした方を向いて驚きに目を見張る。
背の高い人殺し顔の男が、あえて目立つ様両手を掲げて立っていたのだ。
「な……!?」
見た感じ魔女に操られている様子はない。ならば何故、魔法少女でもない、一般人にしか見えない彼が結界内にいるのか、いや、そもそもどうして魔女が見えているッ?
結界内に迷い込んだにしろ、彼のやってる事は常軌を逸していた。まさか異形の怪物を直視した余り、恐怖で錯乱してしまったのだろうか。
「ダメッ!逃げて!!」
黒江が叫ぶも間に合う筈がなく、魔女が男に襲い掛かる。何を考えているのか、男は口元に期待に似た笑みを浮かべていた--------。
直後、何者かに放たれた槍が、魔女の片腕を吹き飛ばした。
『Gaaaaaaaaaaaaaa!!』
魔女が悲鳴を上げると、いつの間にか槍を構えていた20代手前の女性が、新たに槍を数本生成、追撃の準備に入っていた。月の巫女を思わせる、青く神秘的な姿の魔法少女だった。
「おい、やちよ!何してやがるッ!!」
「コッチの台詞よ!」
男が噛みつきそうな表情で女に怒鳴ると、女も同じ様に怒鳴り返す。
女は大量の槍を足場に上に駆け上がると、魔女の頭上目掛けて槍を突き刺し、粉砕した。
斃れた魔女は砂とかし、女はグリーフシードを2つ拾い上げた。
*
戦闘が終結すると、消滅した結界から4人は放り出される。魔法少女衣装が消失され、元の服装に戻ったいろはと黒江は、同じく私服姿に戻った女と向き合う。
「…ハッ」
手元を見てみると、手にしていた子供のキュウべぇは、いなかった。
女から振り向き様に冷たい瞳で睨まれる。
「貴女達、どこから来たの?」
「あ、あの……宝崎から来ました。助けてくれてありがとう--------」
「ここは神浜西のテリトリーよ。他の魔法少女のテリトリーで勝手に魔女を狩るのは敵対行為になるって、キュウべぇに教えて貰わなかった?」
「す、すいません…!そういうつもりじゃ…」
詰問され、思わず謝ってしまう。すると、代わりに黒江が進み出る。
「神浜へ来れば、魔法少女は救われるって、そう聞いたから…」
「……」
いろはは相手の逆鱗に触れるのではないかと不安そうにしていたが、女は何か心当たりがあるのか、しばし沈黙を返す。
「…その噂なら、私も聞いた事があるわ……でもこれで思い知ったでしょ。
「…………」
黒江はどこか納得してなさそうな顔をしていた。
「これは貴女達にあげる。分かったら、もう神浜には近寄らない事ね」
冷たく突き放すような口調で告げる女---------七海やちよは、手に入れた2つのグリーフシードを魔法で宙に浮かせると、そのまま二人の少女に投げ渡す。
いろはと黒江はそれを受け取るが、いろははオズオズと小さく手を挙げる。
「あ、あの…」
「まだ何かあるの?」
ギロリと睨まれ、「ヒッ…!」と小さく悲鳴を上げるが、いろはは勇気を振り絞って問う。
「あ、あの!神浜には子供のキュウべぇがいるんですか?このくらい……このくらいの大きさの…!」
いろはは胸の前で手を使い、大きさを表す。野球ボール3つ分位だ。やちよはそれを眺めて、少し考える間を取る。
「子供のキュウべぇ………そんなに小さいやつは見た事ないわ。それに今、神浜にはキュウべぇがいないのよ」
「いない…?」
キュウべぇは魔法少女が使用したグリーフシードの回収を行う上で欠かせない存在だ。それがいないとはどういう事だろうか。
「どういう訳か知らないし……使い終わったグリーフシードは他で回収して貰ってるから、いなきゃいないで別にいいんだけど……その子供キュウべぇがどうかしたの?」
「あの……さっき結界の中でそのキュウべぇに助けてもらって…」
いろはは小さな声で言う。
「…そう……じゃあもし見つけたら、私の方からお礼でも伝えておくわ」
「あの……えぇと…」
なんだか一方的に会話を打ち切られ、何も言えなくなってしまったいろはは、「よ、よろしくお願いします…」とお辞儀だけした。
すると、今度は黒江が口を開く。
「私からも、最後にいいですか?貴女の後ろにいる男の人………一体何者なんです?魔法少女……ではないですよね?」
黒江の視線の先には、モッズコートのポケットに両手を突っ込んだ目付きの悪い男が立っている。先程結界内で魔女を挑発した男だ。目が合うと擦れた瞳で睨まれ、慌てて視線を逸らす。
「彼は………そうね、一応知り合いよ。多分魔女の結界に迷い込んだのよ。一般人でも偶にそういうのがあるらしいから…」
それらしい理由を説明すると、黒江は一瞬、男の方に視線をずらしたが、やがてペコリとお辞儀をして、ピンク髪の少女と共に背中を向けて去ろうとする。
「--------ちょっと待って」
そんな二人の背中を、今度はやちよが呼び止めた。
「神浜に来れば魔法少女は救われるって噂……貴女はどこで聞いたの?」
「…夢で、見たんです」
黒江は短く答える。
「夢?」
「他の子達も夢で見たらしくて、みんな……同じ夢を見たんです」
再び沈黙の間が空く。
「……悪いけど、他の子達にも伝えておいて、神浜では魔法少女をこれ以上増やすつもりはないし、勝手に入ってきたら、敵と見做すって…」
それだけ言うと、やちよは男の手を掴み、どこかへと去っていった。
*
人気のない路地裏に響苛を連れ込むと、壁ドンして顔を近付ける。
「一体何を考えているのッ!!」
鬼の形相で睨まれるも、響苛の表情は涼しかった。
「俺はあの日、一度死んだ事によってあの力を得たんだ。だったらもう一度、同じ状況で魔女に殺されれば、力を発現できるかもしれないだろ?その実験さ」
飄々と言ってのける響苛に、やちよは今度こそ、言葉を失った。
「貴方……本当にどうかしているわ!そんな事の為に死のうとするなんて……後ろで大人しくしてなさいって言ったじゃないッ」
「黙れよ」
やちよの細い腕を掴むと、強過ぎる力に思わず顔を顰める。気付けば、恐ろしい顔をした響苛がこちらを至近距離から睨んでいた。悪辣な笑みを浮かべながら、瞳は狂気の色に染まっている。
「俺は4年間……ずっとこの瞬間を待ち続けていたんだ。今回の件で確信した。ようやく俺の目的に近づいたんだ。それに必要な力も手に入った……こんな所で死んでたまるかよ」
「だったら…!」
「安全な所で隠れてろってか?フンッ!冗談じゃねえよ。こんな所で、あの程度の相手にいちいちくたばっていたら、この先一生懸けても答えなんか見つからねぇよ!」
ギシギシと骨が軋む音がする。このままでは身体に異常が出るかもしれない。ダメージ自体は魔法少女にとって屁でもないが、痛い物は痛いので、力づくで振り解く。
この瞬間、やちよは確信した。
この男は狂っている。マトモな人間としてはどうしようもなく壊れているのだ。何が理由かは知らないし、動機も不明だが、兎に角、危険な存在である事に変わりはない。
自分の命も他人の命も、この男にとっては塵芥ほどの価値しかない様だ。
これ以上の糾弾に意味はない、そう悟ったやちよは落ち着いて深呼吸をする。乱れた心が落ち着いてくると、ゆっくりと響苛を見据える。
「ひとつだけ答えて……貴方の目的は何?」
「アンタが知る必要あるのか?」
「貴方の存在も、行動も、力も、全てが未知数で不確定なのよ。既に貴方はこちら側の世界に十分干渉してしまった……もはや放置できる存在じゃないわ」
やちよは槍を一本生成し、その切先を響苛の喉元に突き付ける。鋭い視線を向けながら、やちよは殺意を込めて告げる。
「答えなさい。回答しだいでは、貴方は私達……魔法少女の敵になるわ」
「………」
響苛はしばし沈黙を返していたが、やがて、ゆっくりと両手を挙げる。
「おいおい、少し落ち着けよ。そんなおっかねぇ顔しなくても、俺に拒否権がない事くらい分かってるんだ。不死身つっても、四肢をバラされてドラム缶にでも詰め込まれたりした暁には、流石に詰みだ…」
「………」
やちよは槍を下ろす。とりあえず、話を聞いてはもらえる様だ。
「それで?何から聞きたい」
「最初から、全てよ」
「…………」
響苛は懐から携帯端末を取り出すと、画面を操作して、一枚の画像を呼び寄せ、それをやちよに見せつける。そこには、中学生くらいの少女が写っていた。陸上競技用のセパレート型ユニフォームを着ており、元気と可愛らしさが溢れる笑顔をこちら側に向けている。
「この子は?」
やちよの質問を無視して、響苛は淡々と語り始める。
「今から四年前、ある少女が殺された。名前は
「……!」
恋人が殺された、という言葉に少なからず衝撃を受けるやちよだったが、響苛は構わず続ける。
「その少女は、全く関係のない場所で何者かに殺されていた。犯人は不明、殺害目的も不明、殺害手段も使われた凶器も不明ッ、犯人が単独か複数かも分からないまま、時間だけが流れ、やがて捜査は打ち切られた………俺は泣き寝入りを強いられ、一時期はそれを受け入れていた。だが……今から7ヶ月前、陸上自衛官として勤務していた駐屯地で、正体不明の存在から襲撃を受けた--------」
あの時、自分が目にしたそれは、この世の常識では計り知れない存在だった。
「この世の理からはみ出た不条理な連中がこの世界には存在する……ならば、衣理奈を殺した犯人が、そいつらと同じ存在だったら?常識の外側から人間を捻り殺せるヤツだ。奴らが関わっているなら、衣里奈の不可解な死にも説明がつくッ」
「……だから、神浜市立大学に?」
「そうだ。そして、あらゆる手段を用いて調査を始めてから今月、ようやくマトモな情報を得た。それが、『魔女』の存在だ」
昨夜、その巣窟に乗り込み、やちよと会い、死にかけ、実際に死んで--------生き返った。
「衣里奈の死は理不尽だ……だが、魔法なんて物はもっと理不尽だ。それに関わってる奴らがどうなろうが知った事じゃないが、俺の女を奪った野郎を、生かしておく気は微塵もねぇッ!!」
復讐に満ちた声で咆哮する。
「この世がどうなろうが知った事か………同じ魔法に縋ろうが、魔女や魔法少女に揉まれようが、俺は必ず犯人を見つけて、この手で引き裂いてやるッ!!」